うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★桃花台新交通・ゆとりーとライン・岐阜競輪

 
昨日は名古屋近郊の新交通システム乗車と岐阜競輪観戦を兼ねて遠征してきました。
青春18きっぷである程度進もうかと思ってましたが、JR東海管内の東海道線でダイヤが乱れてるらしいのでやむを得ず新幹線で名古屋入り。
まずは名古屋から名鉄小牧線の小牧へ。
小牧では目的のひとつである桃花台新交通に乗り換え。桃花台新交通桃花台ニュータウンへの足として開通しましたが、利用客が思うように伸びずにわずか開業から15年の今年9月で幕を下ろすことになった新交通システム

遥か先の中央線・高蔵寺駅までの開通予定でしたが、あえなく挫折。
この日も終点までこの列車に乗り通したのは私1人という有り様(ちなみに始発の小牧では全部で5人乗車)。廃止の報が広まってきたから”同業者”が乗りに来てるかな、と思いましたがそれも無し。折り返しの列車に乗り込んだのも老婆1人。こりゃ廃止されるわ。きっとこの地域の人々の動線や人口の増減などを完全に読み違えたんでしょうな。開業の際の見通しの甘さ丸出しです。
 
桃花台新交通の終点、桃花台東駅からは本来この鉄道が結ぶはずだった中央線の高蔵寺駅へバスで移動。高蔵寺からは「ゆとりーとライン」で大曽根へ。
ゆとりーとライン」は見かけは普通のバスでありながら、専用の軌道を走れるように”秘密のメカ”を搭載したスグレモノで、全国ではここだけ。
外見は普通のバスですが↓・・・・・

 
前輪と後輪の横に何やら謎のメカ(”案内輪”というそうです)が。

 
途中までは普通のバスとして道路を走りますが、途中からは謎のメカ(案内輪)が作動して専用の軌道を走ります。運転手がスイッチを操作すると、タイヤの横の例のアレがウィーンと作動して横に出る感じになります。
要はこの↓専用軌道の両脇の”ガイドレール”を頼りに進むという事なんですけど。

 
この専用軌道内では運転手はハンドルを操作しなくても、例のメカがガイドレールを捉えているのでハンドルがひとりでに右に左に動いてなんか不思議な光景。運転手はアクセルのオンオフ、ブレーキ(このバスはオートマチック車)とドア扱いだけすればOK。まるっきり新交通システム。手動運転の「ゆりかもめ」という感じかなぁ。
法規上は鉄道に分類されてるのか、鉄道のそれとまったく同じ感じの速度制限標識を見るたびに、運転手がいちいち「制限35」とか「制限解除」とか言ってるのもなんか違和感アリアリ。
好きな人には面白いと思いますので名古屋近辺に出かけた方は是非乗って確かめてください。
 
この後は大曽根から名鉄瀬戸線に乗って旧式車の釣り掛けモーターの爆音を堪能した後、いろいろ乗り継いで岐阜へ。
JRで岐阜まで行こうと思いましたが、名鉄から見える笠松競馬場の眺めが好きなのであえて名鉄で。
木曽川堤駅手前からグッと勾配を登って、登りきると小さなローカル駅、そして木曽川の鉄橋を渡り、パッと開けた右手に小さな競馬場、というこの一連の車窓がなんとも言えません。
 
岐阜競輪場は思いのほか混雑。

場内に池があって平塚競輪場を思わせますが、平塚とまったく違うのは若い者の姿がまったく無く、客の年齢層が高い事・・・・・。数年後が心配。
 
この後はオイシイ車券にありつける事も出来、いい思いをしてこの旅のシメとなりました。