カルロス・クライバー

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者で、2004/07/13に亡くなった(http://www.asahi.com/culture/update/0720/004.html)。ぐぐってみるとgoogle:カルロス・クライバー、いくらでもサイトが出てくる。ちらちらと拾い読みすると、かなりすごい指揮者であったらしい。
森薫氏が御自身のサイト(http://pine.zero.ad.jp/~zad98677/f-index.htm)の日記で言及していたことで、その名を知る。
クラシックは微妙に興味はあったが、積極的には聴いてこなかった身としては、指揮者の違いはよく分からない。名前を知っているのは、カラヤン小沢征爾くらいで、演奏の区別がつくわけでもない。しいて言えば、カラヤン指揮のベートーヴェン第5交響曲「運命」は、軽すぎてあまり好きではないくらい。
持っているクラシックのCDといえば、カラヤン指揮のベートーヴェン第9交響曲「合唱」のみで、これだって、『ダイ・ハード』の金庫が開くシーンのBGMが気に入って買ったのだ。
そこで、学生時代に先輩が言っていた言葉を思い出す。
「悪い酒ばっかり飲んでると、酒の味は分からない。いつもいい酒を飲むようにしていたら、わかるようになる」
よーし分かった。では、いいと言われるクライバー指揮の曲をいろいろ聴いてみよう。
まず、前述のサイトでお薦めだった「1992年 ニューイヤー・コンサート」を買う。薦められていたのは、実はDVDなのだけど、iPodに移せないというのと、そもそも売っていなかったというので、CD/SACDハイブリッドディスクを買う。
これがまた、あまり知らない曲ばかりだったので、ほかとは比べられないのだけど、聴いてみた感想としては、「楽しい」。曲によっては、かなりノリノリになる。これがクライバーの力なのかは私には分からない。選曲のせいかもしれないし、そもそもクラシックというのは楽しいものなのかもしれない。まあでも楽しかったので、今度はほかのクライバーのCDを買おう。
ちなみに、ライナーノートを読んでいると、全身を使って踊るように指揮するらしい。これは、ぜひDVDも観なくては、なんて思うのだけど、Amazonにも在庫がないのだ。


2004/10/06 修正
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者」と書いてましたが、間違いでした。
ウィーン・フィルで指揮することは多かったようですが、専属ではありませんでした。
嘘書いて申し訳ありませんでした。