平野啓一郎「葬送」

2002年8月に出版された「葬送」
葬送〈第1部〉 葬送〈第2部〉
の文庫化がようやく始まった。まだ第一部(上・下)だけだが、一・二ヶ月の間に第二部も文庫化されよう。有難い。単行本は装丁も美しく素晴らしいのだが、何せ重くて、旅に持っていくことができなかったからだ。
葬送 第一部(上) (新潮文庫) 葬送 第一部(下) (新潮文庫)
「葬送」は、ここ数年に出た日本の小説の中で、最も多く再読した。2,500枚という厖大な量の文章の一部を再読するたびに、得ることが多かった。
塩野七生の絶賛ぶりが凄い
http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/426003-7/shiono.html
けれど、「葬送」を何度も何度も読むと、その意味が少しずつだがわかる気がする。
参考リンク
http://www1.e-hon.ne.jp/content/sp_0031_hirano.html