My Life Between Silicon Valley and Japan このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-09-05

[] Googleはどんな会社を買収するのか

IPOから1年が経ち、Googleはさらに市場から4,000億円以上の資金を調達する。

何にそんな金を使うの?

当然、買収でしょ。

と、まぁ、そんな話がいろいろなところで出ているが、深く考えていない記事や論考が多い。

Googleのこれからについて予測することほど難しいことはないのだが、Googleという会社は、Yahooをはじめとする普通の「ベンチャー出身の大企業」とは全く異質な会社なので、買収する会社タイプが違う。僕の観察を以下に簡単に書いてみる。

Google内部の変質も急激だ」という説もあるから、大はずれになる可能性もあるが、参考になればと思う。

たとえば「Skypeはどうだろう」なんていう思考実験をしてみると面白いわけだが、たぶんGoogleSkypeを買うという発想ははなから持たない会社だという気がする。

またYahooFlickrを買ったし、Ask JeevesはBloglinesを買った。けれどGoogleは、そういう会社を買うことはたぶん一度も考えたことがないだろう。そんなもの、必要なら自分たちですぐに作れると思っているし(たぶん作っているだろうし)、そうすべきだと考えているに違いないからだ。だからGoogleTechnoratidel.icio.usを欲しいとは思わない。電通なら欲しいと思うかもしれない。そういうことだ。

なーんてね。一応言い切ってみました。

明日、この予想に反する発表があったりすると大恥をかくが、もしそうだったらそのときまた「なぜか」を考え始めることにしよう。

ネットサービス系の小さいベンチャーの買収が絶対ないとは言えないが、その場合は技術者獲得という意味が大きいはずで、ネット上での市場シェアを買う(早期参入による成功のご褒美)という発想はないと思う。よって仮に買収話が展開しても、Google側の買収想定金額は、売却側の市場シェアを勘案した高値よりも、たぶんずっと低いものとなる。それで折り合えば、Google側としては上記第二ルールの買収として、Goがかけられる。でも折り合うケースは少ないだろう。Yahooをはじめとする競合には、市場シェアを買うという発想があるゆえプレミアムがつくからである。ただ株式交換の買収の場合「Google株が今後さらにどれだけ急上昇していくかの期待」という要素があり、売却側ベンチャーの創業者がそこをもの凄く強く信じている場合には、折り合うこともあるかもしれない。ただ売却側が既にベンチャーキャピタル(VC)から資金調達をしていてボードをVCが牛耳っている場合には、なかなかそんな不確実な期待というファクターではYESと言わない。そんな諸々を総合的に判断すると、やはりネットサービス系の小さいベンチャーの買収は、第二ルールの買収の範囲内ではないかという結論に達するのだ。

kuippakuippa 2005/09/06 10:36 Googleが次に狙うとしたらテッド・ターナー路線だとか思ったり。リアルメディアをインデックス化とか考えそうなことじゃないですかぃな?ふふ。

山崎牧雄山崎牧雄 2005/09/22 14:52 現在、世界には『Globalization 3.0』が到来している。
つまり、世界はネットワークでつながっている。
果たして何が可能になるのか、どういった効果が実現するのか、疑問を抱く人が多いだろう。自分もその中の一人だ。
いま、もし、皆さんがこのコメントを読んでいるとしたならば、視線を左、そして、右に向けて見てほしい。
おそらく、携帯電話で話している人や、携帯メールに向かっているひと、また、さらにゲームに挑戦している姿が目に入ってくるに違いない。
ひと昔まえだったならば、これらコンテンツやサービス、アプリケーションを提供できた企業は、所謂、通信会社であったり、携帯電話会社やゲームソフト会社など、大企業だからこそ可能であったと思われる。
ところが、世界はすべてネットワークでつながってしまった。大抵、Googleは検索エンジンを提供してくれる企業と考えてしまう。われわれはネットワークを毎日使う、いやネットワークは無線を含め使われるべきものとして存在している。しかし、本当に自分たちはネットワークを使いこなしていると言えるのだろうか。
Googleのコア・コンピタンスは、コンテンツ自身ではなく、人と人が有効な手段で、リアルタイムに、グローバル規模で、有線・無線に関係なく、コミュニケーションやコラボレーションを実現することにあるだろう。
そこで、あたまに浮かんでくるのが、かつての『Disruptive Technology』、電話の出現である。
当時は、まだ、ウェスタン・エレクトロニクスが提供している電報が通信手段の主流であった。ところが、多くの人が電話技術の将来可能性について懐疑的であったという。
もしかすると、Googleは通信サービス提供における現代版『Disruptive Technology』に挑戦しているのかもしれない・・・。その施策とは・・・。

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