My Life Between Silicon Valley and Japan このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-05-05

[] ゴードンベル(Gordon Bell)「ハイテクベンチャーを始めるプログラム」の和訳

デジタル広告たち」というブログの「ゴードン・ベル(Gordon Bell)「ハイテク・ベンチャーを始めるプログラム」の和訳」にご注目。

ウェブ時代 5つの定理」冒頭でご紹介したゴードンの「人生プログラム」の詳細版の日本語訳を読むことができます。

【 詳細版: ハイテクベンチャーを始めるプログラム 】 

if 技術/製品/サービス会社アイデアがある

and フラストレーション > 現在仕事の計画での報酬

and 欲 > スタートアップの失敗の痛み

and スタートアップへの財務的・情緒的サポートがある then

begin

I. Concept stage:

exit(仕事); find(チーム);

get(スプレッドシート・ツール); write(計画); find(投資家);

if 計画がローリスク then

go to Product development stage;

II. Seed stage:

・・・・・・

ゴードンはこの「ハイテクベンチャーを始めるプログラム」を1991年に書き、シリコンバレー起業家に絶大な影響を与えました。

ゴードン豊富な経験をもとに、ハイテクベンチャーの成長段階モデルを構築し、成長段階ごとに、違うタイプの人材と、違いタイプマネジメントと、違う判断基準に基づく意思決定が必要なことを、明確に後進たちに伝えるべく「High Tech Ventures」という本を書きました。このプログラムに出てくる「5つのステージ」がそれです。

  • I. Concept stage:
  • II. Seed stage:
  • III. Product development stage:
  • Iv. Market development stage:
  • V. Steady-state stage: /* Exit and cash in */

ゴードンが技術開発に専心没頭することから、後進への指導・啓蒙活動やエンジェル投資に、活動の重点を少しうつはじめた頃のことです。

この詳細版を読んでわかるとおり、1991年当時といえば、インターネット時代到来の前、PCワークステーションオープンシステムの時代なので、ハードウェアベンチャーが想定事業になっているので、現代に応用して読む必要がありますが、本質はまったく変わっていない、ある種の「定理」になっています。

ゴードンのこの本は、すべてこの目次からネット上で読むことができます。詳細版のプログラムの中身を、言葉でさらに具体的に詳しく解説したものが、この大部の本の中身です。

また、さらにゴードンがこの考え方を、大企業社内ベンチャーや、ハイテクベンチャーの診断手法へとarticulateしたのが、「THE BELL-MASON FRAMEWORK」です。興味のある方は、これらのサイトを読むと面白いと思います。

shibataismの日記」で、「ハイテクベンチャーを始めるプログラム」への感想として、

これを見ていて思うのは、やるべきことは非常にシンプルなんだなぁということです。

シンプルが故に難しいということはあるんでしょうが、こうして定理になっていると迷いそうになったときにいいかも、と思いました。

と書かれていますが、まったくその通りだと思います。

ただ1991年当時には、どうしていいのかまだよくわからなかったベンチャー創造のプロセスが、こういう「非常にシンプル」な形で表現されたゆえに、アメリカの多くの若者たちを魅了し、こうすればいいのか、よしやってみよう、と思わせる力を持っていたのでした。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証