My Life Between Silicon Valley and Japan このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-06-06

[] 米国でPerfect Child(17歳)を育てるのにかかるコスト

Wired誌の記事はたいていネット上で読めるのだが、なぜかこの「The Price of a Perfect Child」(2005年6月号)という記事だけが見つからない。

半分冗談のように思える記事であるが、「米国で、0歳から17歳までの18年間、完璧子供を求めてカネを使うと80万ドル強かかる」というものだ。米国富裕層を間近で見ていると、この記事が冗談ではないことが実感できる。18年間で80万ドル強だから1年平均500万円くらいである。もっと湯水の如く子供にカネをかけている親も多い。記事によれば、

  • 0歳から4歳で219,876ドル。最初の5年間での最も大きな支出はバイリンガル・ナニーを2年間雇っての84,000ドル。
  • 5歳から11歳で240,0723ドル。次の7年間での最も大きな支出は私立小学校7年間で113,150ドル。1年あたり16,000ドル強。成長ホルモンが20,000ドル。
  • 12歳から13歳で134,197ドル。うち私立中学2年間が33,550ドル。成長ホルモンが40,000ドル。
  • 14歳から17歳で205,299ドル。うち私立高校4年間が124,640ドル。1年あたり31,160ドル。

こうしてふんだんにカネをかけて育った富裕層子供たちが、アイビー・リーグに行くわけである。

2005-05-16

[] Class

ニューヨークタイムズ紙の「Class Matters」という特集連載が始まった。

http://www.nytimes.com/indexes/2005/05/15/national/class/index.html

けっこう力の入った特集連載記事で、アメリカに興味のある人にはお薦めである。読むとアメリカの今がよくわかる。これからしばらく続くらしいので、その間は無料で読めるのではないかと思う。

1988年社会の五階層が10年後の1998年にどう移動したかのグラフ

http://www.nytimes.com/packages/html/national/20050515_CLASS_GRAPHIC/index_03.html

もある。実際の統計数字では年々階層の固定化傾向が進んでいるが、自助努力によってこの階層を上っていくことができるという考え方がアメリカには根強い。

Most Americans remain upbeat about their prospects for getting ahead. A recent New York Times poll on class found that 40 percent of Americans believed that the chance of moving up from one class to another had risen over the last 30 years, a period in which the new research shows that it has not. Thirty-five percent said it had not changed, and only 23 percent said it had dropped.

More Americans than 20 years ago believe it possible to start out poor, work hard and become rich. They say hard work and a good education are more important to getting ahead than connections or a wealthy background.

キーワードは「ハードワーク」と「教育」だ。

2005-02-06

[] 革命家ジョージ・W・ブッシュ by 谷口智彦

日経ビジネス購読者向けサイトより

 ブッシュ氏について、何事か断定的に物を言うのはいかにも早い。しかしここは多少のリスクを覚悟のうえ、同氏についてもレーガン氏に関してと同様、米国内外のインテリ達がこぞって反省する日はじき来ると言っておきたい。

 なるほどブッシュ氏は、本人自身認める通り、言語操作能力に長けているとは言えない。まさにこの能力で勝ち上がってきたインテリたちに、ブッシュ氏は一言で言うと無能に見える。これはちょうど、学がないといってレーガン氏を小馬鹿にしたがったのに似た心理の働きだ。

 この先まず米国で、ブッシュ氏は見かけほどデクノボウではなかったと、見直しが始まるだろう。

 内政の急所は年金改革である。年金の問題は、2018年になってようやく本格的に噴出すると言われている。ブッシュ氏が任期を終えて後、2度の大統領選挙を経てようやくあらわになる問題に過ぎない。だから放置しようとする立場があり得るだろうに、選挙を気にしないでいい自分にこそ取り組ませてくれと、ブッシュ氏はそう言いたいようだ。他方外政は、パレスチナ和平と中東の民主化である。

 内政、外政で急所とされた両者に共通するのは、第一にいずれも「超」のつく難題であること、だから第二に、あえて取り上げなくても非難がましいことは言われないだろうこと、にもかかわらずこれを正面の課題に据えることによって第三に、利他的行為に政治生命を賭そうとしていることを鮮明にしたところである。

 人間とは変わらぬものであると考えるのが保守思想の精髄とすれば、いや変われる、変えることができると考えるのは進歩思想であって、その極端な形態が革命思想である。ブッシュ氏を革命家と呼ぶのは、そのような意味においてだ。

2005-02-05

[] Innovate America

On December 15th, 2004, the Council hosts a National Innovation Summit in Washington, DC to release the NII's final report, Innovate America: Thriving in a World of Challenge and Change. Download National Innovation Initiative Final Report: Innovate America

http://www.compete.org/pdf/NII_Final_Report.pdf

RIETI 1/25/05 イノベーション指向の産業政策を! by 玉田俊平太

http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0158.html

2005-01-17

[] サウスウェスト

コロラド川とリオグランデ川の流域に囲まれた乾燥した土地、アメリカ南西部(サウスウェスト) (p17)

フェニックス・グランドキャニオン・セドナ・サンタフェ・タオス・エルパソ・ツーソン。サウスウェストを車でひたすら走った六年前の旅は、これまでで最も印象に残る旅の一つだった。今年は久しぶりにサウスウェストに出かけることにしよう。