My Life Between Silicon Valley and Japan このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-05-08

[] 「ウェブ時代 5つの定理」のアップデート(2)

第二回はグーグル創業者ラリー・ページのこの言葉

Even when we started Google, we thought, "Oh, we might fail," and we almost didn't do it. The reason we started is that Stanford said, "You guys can come back and finish your Ph.D.s if you don't succeed." Probably that one decision caused Google to be created.

(僕たちがグーグルを始めたときでさえ、「ああ、失敗するかもなあ」と思った。ほとんどやめようと思ったときもあった。僕たちがグーグルを始めたのは「君たち、成功しなかったら、戻ってきて、博士課程を終えたらいいじゃないか」とスタンフォード大学が言ったからだ。たぶんこの一つの決定ゆえに、グーグルが創られたと言っていい。)

これは最近彼のインタビュー記事「Larry Page on how to change the world」の中の言葉です。

第一定理「アントレプレナーシップ」のP51あたり、「カジュアル起業できる時代の到来」という節の最後に挿入したいところです。

大学博士課程の学生たちに起業をすすめ、「君たち、失うものなんか何もないじゃないか。いつでも帰ってくればいいんだから」と言う。この気分はシリコンバレー人にはごくごく当たり前の感覚なのですが、全米の一流大学の中でもスタンフォードは、こんな雰囲気が充満した特異な環境だと言えます。

[] 「ウェブ時代 5つの定理」のアップデート(1)

不定期になりますが、「ウェブ時代 5つの定理」に追加すべきだと思うような名言や金言に出合ったときは、このブログアップデートすることにします。

第一回は、Dan Bricklin(Visicalc開発者)のこの言葉

The most important lesson every entrepreneur must learn is this: You are not your business. On those darkest days when things aren’t going so well ― and trust me, you will have them ― try to remember that your company’s failures don’t make you an awful person. Likewise, your company’s success don’t make you a genius or superhuman.

(すべての起業家が絶対に学ばなければならないいちばん重要なことは、君自身と、君のビジネスはまったく別、ということだ。物事がうまくいかなくて、暗闇に入り込んでしまったと思うときは、――想像できないかもしれないけれど必ずそういうときがあるんだよ――、君の会社が失敗しても君自身がだめなやつになってしまうわけじゃない、ということを思い出してほしい。でも同様に、君の会社の成功は、君自身を天才や超人にするわけでもない。)

I tell you from experience, business failure is not the end of the world.

(経験を踏まえて言うよ。ビジネスの失敗は、世界の終わりなんかではないんだ。)

Harvard Business Review2001年9月号に掲載された、Dan Bricklinの「Natural-Born Entrepreneur」という論文の中からの言葉です。

第一定理「アントレプレナーシップ」のP55あたり、「失敗といっても「スポーツで負けるくらい」のこと」という節の最後に挿入したいところです。