今更!? Intel iMacの選び方。

M1 Macが登場してから丸3年以上経過してますが、今更ながらオススメのIntel iMacはどれなのか!ということでやって行きます。
(※基本的に新品購入はまず無理なので、中古を購入する事になります。)
モデルは2015年以降のIntel iMac 27インチから(21.5インチもありますが今回は省きます)。
以下各モデルの主なスペックです。

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iMac(Retina 5K, 27-inch, Mid2015)
CPUパフォーマンス:3.3GHz:1089(Single-Core) 2976(Multi-Core)
ストレージ:1 or 3TB(7200-rpm SATA), 1 or 3TB Fusion Drive, or 256, 512, or 1TB flash storage
付属品:Apple Wireless Keyboard, Magic Mouse or Magic Trackpad
最終OS:macOS 11 Big Sur
サンダーボルト:Thunderbolt 2(up to 20Gbps)
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iMac(Retina 5K, 27-inch, Late2015)
CPUパフォーマンス:3.2GHz:1154(Single-Core) 3220(Multi-Core)
CPUパフォーマンス:3.3GHz:1242(Single-Core) 3436(Multi-Core)
CPUパフォーマンス:4.0GHz:1330(Single-Core) 4364(Multi-Core)
ストレージ:1 or 3TB(7200-rpm SATA), 1, 2, or 3TB Fusion Drive, or 256, 512 GB, or 1TB flash storage
付属品:Magic Keyboard, Magic Mouse 2 or Magic Trackpad 2
最終OS:macOS 12 Monterey
サンダーボルト:Thunderbolt 2(up to 20Gbps)
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iMac(Retina 5K, 27-inch, 2017)
CPUパフォーマンス:3.4GHz:1201(Single-Core) 3423(Multi-Core)
CPUパフォーマンス:3.5GHz:1299(Single-Core) 3671(Multi-Core)
CPUパフォーマンス:3.8GHz:1327(Single-Core) 3741(Multi-Core)
CPUパフォーマンス:4.2GHz:1462(Single-Core) 4843(Multi-Core)
ストレージ:1, 2, or 3TB Fusion Drive, or 256, 512GB, 1, or 2TB flash storage
付属品:Magic Keyboard or Magic Keyboard with Numeric Keypad, Magic Mouse 2 or Magic Trackpad 2
最終OS:macOS 13 Ventura
サンダーボルト:Thunderbolt 3(up to 40Gbps)
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iMac(Retina 5K, 27-inch, 2019)
CPUパフォーマンス:3.0GHz:1336(Single-Core) 5013(Multi-Core)
CPUパフォーマンス:3.1GHz:1402(Single-Core) 5214(Multi-Core)
CPUパフォーマンス:3.7GHz:1478(Single-Core) 5440(Multi-Core)
CPUパフォーマンス:3.6GHz:1610(Single-Core) 7612(Multi-Core)
ストレージ:1, 2, or 3TB Fusion Drive, or 256, 512GB, 1, or 2TB flash storage
付属品:Magic Keyboard or Magic Keyboard with Numeric Keypad, Magic Mouse 2 or Magic Trackpad 2
最終OS:Latest release of macOS(24年3月現在最新macOS対応・恐らくmacOS 14、もしくは15が最終)
サンダーボルト:Thunderbolt 3(up to 40Gbps)
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iMac(Retina 5K, 27-inch, 2020)
CPUパフォーマンス:3.1GHz:1495(Single-Core) 6080(Multi-Core)
CPUパフォーマンス:3.3GHz:1567(Single-Core) 6267(Multi-Core)
CPUパフォーマンス:3.8GHz:1639(Single-Core) 7660(Multi-Core)
CPUパフォーマンス:3.6GHz:1655(Single-Core) 8204(Multi-Core)
ストレージ:256, 512GB, 1, 2, 4, or 8TB flash storage
付属品:Magic Keyboard or Magic Keyboard with Numeric Keypad, Magic Mouse 2 or Magic Trackpad 2
最終OS:Latest release of macOS(24年3月現在最新macOS対応・恐らくmacOS 15、もしくは16が最終)
サンダーボルト:Thunderbolt 3(up to 40Gbps)
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参考(M1チップ搭載型)
iMac(24-inch, M1, 2021)
CPUパフォーマンス:3.2GHz:3053(Single-Core) 8320(Multi-Core)
ストレージ:256, 512GB, 1, or 2TB flash storage
付属品:Magic Keyboard, Magic Keyboard with Touch ID, or Magic Keyboard with Touch ID and Numeric Keypad, Magic Mouse 2 or Magic Trackpad 2
最終OS:Latest release of macOS(24年3月現在最新macOS対応)
サンダーボルト:Thunderbolt 3(up to 40Gbps)
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まず結論から言うと、2019年以降のSSDモデルが一番のオススメモデルとなります。
理由としては2019モデルからCPUパフォーマンスが一気に上がる事(最下位モデルでも2017の最上位フルカスタムモデルより高性能)、また、24年3月現在の最新macOSに対応しているからです。
SSDモデルとしているのは、単純にHDDは煩くて遅いので。特にFusion Drive(小容量SSDと大容量HDDのハイブリッドドライブ)は大して速くもないのに故障リスクは増大するという困ったちゃんなので絶対にオススメしません。もし内蔵HDDが故障して交換する必要が出た場合、これらのiMacはユーザーによる分解を考慮した設計になっていないので、非常に面倒な事になります。
しかしそうは言ってもSSDモデルは同価格帯のHDDモデルと比べると容量がかなり少なくなり、かと言って大容量SSDモデルは高価過ぎます。
ではどうするか。
Thunderbolt 3(サンダーボルト3)で外付けSSDストレージを接続するのがコスパ的に最適解となります。
2017年以降のiMacにはThunderbolt 3(up to 40Gbps)端子があるので、ここに高速ストレージを接続する事で安価に大容量のSSDを利用できるのです。
Thunderbolt 3に対応したNvme M.2 SSDケース(1万円程度)に、1TB NVMe SSD(1万円程度)を内蔵すれば、合計2万円程度で1TBを増設できます。外付けですが、Thunderbolt 3なら内蔵SSDと遜色無い速度が出るので、パフォーマンスに影響は出ません。
Apple価格では、256GB SSDストレージを1TB SSDストレージに変更するのにプラス6万円(24年3月現在)掛かるので、そのコスパの良さが分かると思います。
※2020年モデルを中古で購入する場合、絶対にアクティベーションロックが掛かっていない事を確認して下さい。

結論が済んだとことろで、次は付属品の観点から説明したいと思います。
付属品というのは、キーボードとマウス or トラックパッドです。

Mid2015モデル以前の付属品は「Apple Wireless Keyboard, Magic Mouse or Magic Trackpad」で、
Late2015モデル以降の付属品は「Magic Keyboard, Magic Mouse 2 or Magic Trackpad 2」となっています。
正直言って、Mid2015モデル以前のiMacは絶対にオススメしません。
iMac Late2009〜Mid2015モデルに付属するワイヤレスキーボードとマウス or トラックパッドは「乾電池」式です。今時乾電池式は本当に不便しますので絶対に避けるべきです。
悪いこと言わないからLate2015モデル以降にしましょう。本当に。


次に拡張性の観点から。
Late2015モデルまでの高速拡張ポートはThunderbolt 2(up to 20Gbps)、
2017以降の高速拡張ポートはThunderbolt 3(up to 40Gbps)となっています。
Thunderbolt 2とThunderbolt 3は端子の形状から違うので互換性はほぼありません(変換ケーブルは存在しますがクソ高いです)。
Thunderbolt 2でも速度的にはまあ速いと言えますが、今時Thunderbolt 2接続の周辺機器なんてほとんど売って無いので使い道無いです。
Thunderbolt 3は現在主流の接続端子であるUSB-Cと互換性があるので、豊富な周辺機器を利用可能です。
なのでiMacに何かしら接続する気があるのなら、2017モデル以降にするべきです。


最後にストレージについて。
2020モデルのストレージはSSDのみですが、2019以前のモデルはHDDが標準で、SSDは基本的にカスタムモデルとなっています。
HDDは先の結論部分で述べた通り、SSDとは比較にならない程に低速でレスポンスが格段に劣ります(Fusion Driveである程度はマシになりますが、ふとした瞬間に遅くなります)。
ノート型Macの場合、MacBook Proは2012年のRetina液晶搭載モデル以降、MacBook Airは2011モデル以降HDDは廃止しSSDモデルのみになっていますが、iMacは2019までHDDを搭載し続けていました。
AppleiMacをデジタルハブ(古い…)の旗艦モデルと位置付けていたので、写真・動画・音楽などを大量に保存することを想定しており、加えて価格を抑えるためにHDDを採用し続けたのでしょう。
ところが時代は変わって動画や音楽は配信が主流となり、iPhoneで撮影した写真や動画の保存はiCloudストレージへということで、2020年以降のiMac基本モデルはノートマシン同様に低容量な256GB SSDになったわけです。

なので中古に流れているiMacの大半はHDD(もしくはFusion Drive)搭載モデルで、SSDモデルはかなり少なくなっています。
そのSSDモデルの中で最も多いのはやはりエントリーの256GBモデルで、価格的にもHDDモデルと大差は無いので、狙うならば256GBモデルがオススメです。
ストレージが足らない場合は先に説明した通り、USBやThunderboltで増設するべきです。もちろん金に糸目を付けないという事なら大容量モデル一択ですが。


以下は上記AmazonリンクのThunderbolt 3ストレージケースと、その中に入れたWestern Digital製1TB SSDベンチマークです。

こちらはiMac2019の内蔵256GB SSDベンチマークです。

以上の様に、Thunderbolt 3で接続したストレージは内蔵SSDと遜色無い性能が発揮されている事が分かって頂けると思います。
私はこのThunderbolt 3ストレージにMacOSをインストールし、Thunderbolt 3ストレージから起動して使っています。
内蔵256GBストレージは現状はParallels Desktop仮想マシンのバックアップストレージに使っています。100GB以上のデータが1〜2分程度でバックアップ出来て快適です。

ノートマシンの場合は外付けストレージを常時接続して使うのはとても不便ですが、デスクトップマシンの場合はデメリットが一切無いのでオススメです。

これはiMacに限らずMac miniMac Studio、Mac Proの場合でも同様です。

Parallels Desktopの仮想マシンはTime Machineでバックアップできない!?

結論から言うと、Time Machineでバックアップはできる。が、オススメはできない。
仮想マシンのサイズが小さいなら気にせずTime Machineでバックアップしていいが、数十GB、数百GB以上のサイズの場合は、とんでもないバックアップ容量が必要になるのでオススメしない。


実際に120GB弱の仮想マシンを使っていてTime Machineバックアップが短期間で機能しなくなってしまったので、以下に解説する。

 

実際にバックアップする容量は、Macのシステム10GB強と仮想マシン120GB弱の合計約130GBで、それをTime Capsuleの3TB HDDにバックアップするのだが、このTime Capsuleは他のマシンのバックアップも取っているので、このマシンのバックアップだけで容量を使い潰しては良くないと思い最初の設定では使用領域を1TBに設定していた。


そうして使っていて1ヶ月ほど経った頃、Macのシステムから「〇〇日以上バックアップが取れていない」というダイアログが出てきた。
なんか調子が悪いのか?と手動でバックアップ処理を開始させてみてもバックアップに失敗し、Time Capsuleの電源を入れ直しても同様だった。


Time Machineの進行状況を見ると、確保された1TBの容量中、残容量は60GB程度となっていたが、普通それだけ残っていればバックアップできる筈だし、そもそもTime Machineバックアップというのは残容量が不足した場合は古いバックアップを削除する仕組みなので、容量不足という状況にはならない筈なのだ。

 

このままバックアップ無しで使い続けるわけにはいかないので、バックアップを一旦削除し、新たにバックアップを取り直す事にした。


初回バックアップは約130GBで完了。ここである事を試した。初回バックアップの完了直後に仮想マシンを起動し、仮想マシン上でとても小さいファイルを複製し、仮想マシンを終了した。そして手動でTime Machineの「今すぐバックアップを作成」を開始すると、


とてつもない容量(120GB弱)のバックアップを開始した・・・


そのバックアップが完了するとバックアップファイルのサイズは250GBとなっていた・・・

初回バックアップ完了後に仮想マシンをほんの少し弄るだけで大量のデータがバックアップされてます

そりゃこれじゃあ1TBなんて一瞬で埋まっちゃうわな。Time Machineは24時間分のバックアップを1時間毎に取るんだから仮想マシンで作業してたら数時間分で1TBに達してしまう。

 

Time Machineバックアップは本来は効率的にバックアップされる仕組みなんだけど、Parallelsで作成した仮想マシンはどんなに大きくても「ひとつのファイル」という扱いになるので、些細な変更でも丸ごとバックアップされてしまう。


Parallels Desktop仮想マシンはTime Machineでバックアップできない」というのはこういう理屈である。

 

とりあえずParallels仮想マシンはTime Machineのバックアップ対象から除外しなければならないだろう。

Time Machineの除外項目にParallelsフォルダを設定すると、Parallels側でも認識してくれます

では仮想マシンのバックアップはどうやって取るべきなのか?
Parallels Desktopには仮想マシンのバックアップ方法が2つある。
ひとつはTime Machineによるバックアップだがこれは使えない。
もうひとつはParallels Desktopにある「スナップショットの保存」という機能だ。


だがこれも私の場合は使えなかった。なぜなら私が使っている仮想マシンは「MacOS」だから。

macOS仮想マシンではスナップショットがサポートされていません。

無常である。

 

最終手段はもう手動でバックアップするしか方法が無い。
定期的に別のストレージを接続して仮想マシンを丸ごとコピーするしか方法が無いだろう。
私の場合は現在仮想マシンを運用しているiMac2019の内蔵SSDが手付かずだったので、ここに放り込む事にした。
なぜ内蔵SSDが手付かずだったのかはまた別の機会に書こうと思う。


話は変わって今熱いアニメの話。
戦国妖狐」は良いぞ。原作ファンしか観てないんじゃないかって雰囲気だが。
アニメ開始前はある事情により期待値を下げていたけど、そんな事する必要無かったと思える程しっかりしたアニメになっていました。
アニメスタッフさん声優さん本当にありがとう。Blu-ray予約させて頂きました。

Parallels Desktop 19 for MacはMacOSX10.5〜10.8の仮想マシンがサポートされる最終バージョンとなります

2024.3.11にParallels Desktop 19 for Macのバージョン19.3.0 (54924)アップデートが配信されましたが、多数の改善に加えて大規模な「機能削除」が発表されました。その内容は、

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Parallels Desktop で廃止または削除される機能
Parallels カスタマーエクスペリエスプログラムに参加しているユーザーの統計によれば、製品機能の中には、ほとんどまたはまったく使用されていないものもあります。当社は、これらの機能のサポートを停止するか、または Parallels Desktop から完全に削除して、より頻繁に使用される機能の強化に専念することにしました。

以下は、バージョン 19.3.0ではなく、Parallels Desktop for Mac の次期メジャーバージョンでサポートが終了し、削除される予定の機能のリストです。これらの機能は、ビジネスにおける重要度が低いため、この変更が実際のワークフローに与える影響は非常に軽微であるか、まったく影響がないものと考えらます。

すべてのMac コンピューターで、以下の機能のサポートは終了します。
・トラベルモード
Mac の起動時に仮想マシンを起動するオプション
Parallels 仮想化 SDK (see details here)
Windows および Linux 用の 32 ビット版 Parallels Tools
仮想マシンの最適化設定タブにあるリソース使用量スライダー
Parallels Desktop 環境設定パネルから Parallels Access をダウンロードするオプション

Intel プロセッサーを搭載するMac コンピューターで、以下の機能のサポートは終了します。
仮想マシンのCPUおよびメモリ>詳細設定 タブにある[メモリの上限を拡張]オプション
・リソースモニター
macOS 10.5から 10.8までの仮想マシンをサポート
・リモートデバッグVisual Studio プラグインのサポート
macOS 仮想マシンのネットワーク起動
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となっており、最も重大な機能削除は「macOS 10.5から 10.8までの仮想マシンをサポート」で、対応OSの縮小という実際に利用している人にとっては重大な変更となっています。
上記の文中に「以下は、バージョン 19.3.0ではなく、Parallels Desktop for Mac の次期メジャーバージョンでサポートが終了し、削除される予定の機能のリストです。」とある通り、次期バージョン20以降に変更される予定の内容なので、バージョン19を使い続ける限りMacOSX10.5〜10.8の仮想マシンを継続利用できる筈です。
つまり、MacOSX10.5~10.8の仮想マシンを今後もできるだけ長く利用したい場合は「Parallels Desktop 19 for Mac」を確保しておく必要があります。

Parallelsの公式オンラインストアでは最新バージョンしか購入できないようなので、バージョン20が発売されると公式ストアからは購入できなくなるので、その場合は販売店の在庫やメルカリ等から入手する必要があるので、必要な場合は早めに入手しておくことをお勧めします。

Parallelsの公式オンラインストアでは現バージョン固定の永続ライセンス版と、年契約のサブスクリプション版を販売していますが、バージョン19を使い続けたい場合購入するのは当然現バージョン固定の永続ライセンスです。

まあ予定なのでもしかしたら次のバージョン20でもサポート継続される可能性はありますが。

AppleTV(第一世代)の不調解消法

さて前回はAppleTV(第一世代)の内蔵ストレージを交換する方法でしたが、今回はシステムの不調解消法です。

 

というのも私のAppleTV(第一世代)はここ最近不調で前回内蔵ストレージを交換したのも不調を解消するためだったのですが、原因はストレージではありませんでした。

 

その不調というのは、ここ最近になって「それまで問題なく再生されていたビデオファイル」がコマ落ち、音声の途切れなどで実用不可能な状態になっていました。

 

そこで新たなストレージを用意し交換したものの、症状は再発。

 

そのため原因はハードの故障ではないかと考え、ヤフオクで代替機を購入し、OSを最終バージョンにアップデートした後、ビデオファイルを入れてみるもやはり同じ症状。

 

原因はビデオファイルでも、ハードの故障でもない、となると、残るはOSということになる。

 

次に取った手段は、ヤフオクで手に入れた代替機を工場出荷状態に初期化し、OSを最終バージョンにアップデートせずに(つまり何もせずに)ビデオファイルを入れてみた。

 

何の問題もなく再生できるじゃあ〜りませんか。

 

そしてその代替機を、再生できたビデオファイルを入れたまま、OSを最終バージョンにアップデートすると、やっぱり再生不可に。

 

確定です。

 

原因はOSです。

 

原因が判明したので、後は簡単ですね。

 

ヤフオクで手に入れた代替機からHDDを取り出し、リカバリーデータをコピーしてから、前回の記事の手順で交換用HDDをセッティングします。

 

なぜこの手順が必要かというと、今回新たに手に入れた代替機はOSバージョン2.2搭載機だったのです。

 

私がこれまで使っていたAppleTVは最初期型で搭載OSバージョンは1。アップデートすると最終バージョンの3.0.2になるため、中間の2.2にする方法はありませんでした。

 

OS 2.2はメニュー画面がシンプルで、OS 3.0.2と比べて反応も速く使いやすいのです。

 

さてこれでやっとAppleTVのメンテナンスが完了しました。

 

長かった・・・。

 

 

 

さて今回の事態についてハッキリしていないことがあります。

 

そもそもAppleTV(第一世代)はなぜ突然不調になったのか。

 

第一世代はとうの昔にサポート終了し、OSアップデートも何年も前に終了しています。

 

なにも変更されていないはずなのに不調になった原因は何なのか。

 

おそらく原因はコレ。

 

www.itmedia.co.jp

 

「第1世代のApple TVでは、2018年5月25日以降、コンテンツ配信サービスの「iTunes Store」が使用できなくなる」

 

この記事執筆時点及び、AppleTV(第一世代)が不調になった時期は2018年5月25日よりもかなり前なのだが、既にメニュー画面にiTunes Storeレンタルビデオタイトルなどが表示されなくなっており、iTunes Storeとの断絶が前倒しされているようだ。

 

そしてiTunes Storeが使用できなくなることによるAppleTV(第一世代)のOSアップデート(システムメンテナンス)は恐らく無い。

 

つまり具体的な不調の原因は

iTunes Storeと接続不可となったことを知らないAppleTV(第一世代)が、iTunes Storeと接続しようと無限に試行を繰り返すことによる処理能力の低下」

というのが有力だと思われる。

 

iTunes Storeに繋がらなくなってレンタルビデオタイトルとかが表示されなくなったのを正直喜んでいたのだが、まさかこんな落とし穴があったとは。

 

今回原因を突き止められたのは、ヤフオクで購入したAppleTV(第一世代)がたまたまOS 2.2初期搭載モデルだったから。

 

AppleTV(第一世代)をまだ使い続けたい方は、OS 2.2初期搭載モデルを何としても手に入れて下さい。

 

 

 

 

 

.

AppleTV(第一世代)の内蔵HDD交換の備忘録

AppleTV(第一世代)の内蔵HDDを換装するのはこれで通算3回目なのだが、またしても躓いてしまったので記憶に焼き付けるべく記録を残すことにする。
換装履歴は初期搭載HDD40GB→SSD240GB→SSD960GB→HDD2TB
途中SSDを挟んでいるのは、AppleTV(第一世代)はHDDの接続インターフェースがIDEなため、SATAIDE変換コネクタを挟まなければならず、内部スペースに余裕が無いのでSSDの殻を剥いて無理やり内蔵していたため、なのだが、今回お手頃になってきた2.5インチ2TB HDDを取り寄せてみると7mm厚のスリムタイプで変換コネクタを使っても内部スペースに収めることができた。ちょっと無理矢理ではあるが。

 

さてAppleTV(第一世代)の内蔵HDDを換装するにはただ交換するだけではダメで、AppleTV(第一世代)のための特殊なフォーマット作業をしないといけない。
特殊と言っても特殊な機器とかは不要なのだが。
Macと交換用HDD、交換用HDDをMacと接続するための装置(HDDケースなど)があればいい。

 

まず交換用HDDをMacと接続し、ディスクユーティリティを起動。
交換用HDDをパーティション1、GUIDパーティションマップ、MacOS拡張(ジャーナリング)でフォーマット。

 

そしてターミナルを起動し「df」を実行するとボリュームのリストが表示される。

 

※以下赤字はターミナルでユーザーが実行する文字列、青字はシステムが返してくる文字列です。error や faild などが返ってきたら失敗です。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ df

Filesystem    512-blocks      Used  Available Capacity iused      ifree %iused  Mounted on

/dev/disk0s2   332305536 301906944   29886592    91%  850055 4294117224    0%   /

devfs                368       368          0   100%     638          0  100%   /dev

map -hosts             0         0          0   100%       0          0  100%   /net

map auto_home          0         0          0   100%       0          0  100%   /home

/dev/disk1s2  3906357344   1665040 3904692304     1%      73 4294967206    0%   /Volumes/名称未設定

 

上記「名称未設定」がAppleTVに新たに内蔵する予定のHDD。
その列の左のほう、「disk1s2」がこのHDDのパーティション番号。
「disk1」がこのHDD自体の番号、「s2」がこのHDDの何番目のパーティションかを表す。
HDDの番号を確認したところでAppleTVに内蔵するためのフォーマット作業を開始します。
※以下HDD番号はすべて「disk1」として記述。HDD番号は作業しているマシンの環境によって変わります。

 

「diskutil unmountDisk /dev/disk1」を実行しボリュームをアンマウント

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ diskutil unmountDisk /dev/disk1

Unmount of all volumes on disk1 was successful

 

successful、成功です。
このコマンドは何度も使いますが、ターミナルでは矢印キー上下で実行履歴を参照できるのでそれで再利用しましょう。

 

「sudo gpt destroy /dev/disk1」を実行
「sudo gpt create /dev/disk1」を実行

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo gpt destroy /dev/disk1

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo gpt create /dev/disk1

 

ここは実行してもシステムから何の反応も来ないが、処理は行われています。
「diskutil unmountDisk /dev/disk1」でボリュームを再度アンマウント。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ diskutil unmountDisk /dev/disk1

Unmount of all volumes on disk1 was successful

 

「sudo gpt add -b 40 -i 1 -s 69632 -t efi /dev/disk1」で第1パーティションを作成。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo gpt add -b 40 -i 1 -s 69632 -t efi /dev/disk1

/dev/disk1s1 added

 

added、追加できたようです。
「diskutil unmountDisk /dev/disk1」でボリュームを再度アンマウント。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ diskutil unmountDisk /dev/disk1

Unmount of all volumes on disk1 was successful

 

「sudo gpt add -b 69672 -i 2 -s 819200 -t 5265636F-7665-11AA-AA11-00306543ECAC /dev/disk1」で第2パーティションを作成。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo gpt add -b 69672 -i 2 -s 819200 -t 5265636F-7665-11AA-AA11-00306543ECAC /dev/disk1

/dev/disk1s2 added

 

「diskutil unmountDisk /dev/disk1」でボリュームを再度アンマウント。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ diskutil unmountDisk /dev/disk1

Unmount of all volumes on disk1 was successful

 

「sudo gpt add -b 888872 -i 3 -s 1843200 -t hfs /dev/disk1」で第3パーティションを作成。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo gpt add -b 888872 -i 3 -s 1843200 -t hfs /dev/disk1

/dev/disk1s3 added

 

「diskutil unmountDisk /dev/disk1」でボリュームを再度アンマウント。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ diskutil unmountDisk /dev/disk1

Unmount of all volumes on disk1 was successful

 

「sudo gpt show /dev/disk1」で現在のパーティション構成を確認します。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo gpt show /dev/disk1

       start        size  index  contents

           0           1         PMBR

           1           1         Pri GPT header

           2          32         Pri GPT table

          34           6         

          40       69632      1  GPT part - C12A7328-F81F-11D2-BA4B-00A0C93EC93B

       69672      819200      2  GPT part - 5265636F-7665-11AA-AA11-00306543ECAC

      888872     1843200      3  GPT part - 48465300-0000-11AA-AA11-00306543ECAC

     2732072  3904297063         

  3907029135          32         Sec GPT table

  3907029167           1         Sec GPT header

 

重要なのは「2732072 3904297063」この行。
「2732072」までの数値はどんなHDD容量でも同じになります。
「3904297063」以降はHDD容量によって変わります。

 

「diskutil unmountDisk /dev/disk1」でボリュームを再度アンマウント。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ diskutil unmountDisk /dev/disk1

Unmount of all volumes on disk1 was successful

 

「sudo gpt add -b 2732072 -i 4 -s 3904297056 -t hfs /dev/disk1」で第4パーティションを作成。
「3904297056」は前出の「3904297063」から「7」マイナスした数値になります。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo gpt add -b 2732072 -i 4 -s 3904297056 -t hfs /dev/disk1

/dev/disk1s4 added

 

「diskutil unmountDisk /dev/disk1」でボリュームを再度アンマウント。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ diskutil unmountDisk /dev/disk1

Unmount of all volumes on disk1 was successful

 

「sudo newfs_hfs -v "OSBoot" /dev/disk1s3」で第3パーティションに「OSBoot」と名前を付けます。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo newfs_hfs -v "OSBoot" /dev/disk1s3

Initialized /dev/rdisk1s3 as a 900 MB case-insensitive HFS Plus volume

 

「sudo newfs_hfs -v "Media" /dev/disk1s4」で第4パーティションに「Media」と名前をつけます。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo newfs_hfs -v "Media" /dev/disk1s4

Initialized /dev/rdisk1s4 as a 2 TB case-insensitive HFS Plus volume

 

「sudo gpt show /dev/disk1」で再度、現在のパーティション構成を確認します。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo gpt show /dev/disk1

       start        size  index  contents

           0           1         PMBR

           1           1         Pri GPT header

           2          32         Pri GPT table

          34           6         

          40       69632      1  GPT part - C12A7328-F81F-11D2-BA4B-00A0C93EC93B

       69672      819200      2  GPT part - 5265636F-7665-11AA-AA11-00306543ECAC

      888872     1843200      3  GPT part - 48465300-0000-11AA-AA11-00306543ECAC

     2732072  3904297056      4  GPT part - 48465300-0000-11AA-AA11-00306543ECAC

  3907029128           7         

  3907029135          32         Sec GPT table

  3907029167           1         Sec GPT header

 

上記のようになっていればオーケーな筈です。

 

「diskutil unmountDisk /dev/disk1」でボリュームを再度アンマウント。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ diskutil unmountDisk /dev/disk1

Unmount of all volumes on disk1 was successful

 

 

そして最後の仕上げ。
なのですが肝心なことを忘れてました。
私はもう何度もやってきたことなのですっ飛ばしてしまいましたが、すべての作業の前にやっておかなければならないことがありました。
もともとAppleTVに入っていたHDDの第2パーティション部分のリカバリーデータのコピーが必要なのです。


順序が後になってしまいましたが、説明します。
まず交換用HDDをMacから外します。アンマウント状態な筈なので外してもオーケーです。
そしてもともとAppleTVに入っていたHDDをMacに繋ぎます。接続インターフェースがIDEですが、AppleTV(第一世代)のHDDを交換しようなんて考える人ならそれくらい持ってますよね?


最初の方でやった「df」でHDD番号を確認

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ df

Filesystem    512-blocks      Used Available Capacity iused      ifree %iused  Mounted on

/dev/disk0s2   332305536 301075832  30717704    91%  849955 4294117324    0%   /

devfs                374       374         0   100%     649          0  100%   /dev

map -hosts             0         0         0   100%       0          0  100%   /net

map auto_home          0         0         0   100%       0          0  100%   /home

/dev/disk1s4    75146000    253632  74892368     1%     525 4294966754    0%   /Volumes/Media

/dev/disk1s3     1843192    799584   1043608    44%    8203 4294959076    0%   /Volumes/OSBoot

 

上記「Media」「OSBoot」の「disk1」が対象のボリュームです。


sudo dd if=/dev/disk1s2 of=./recovery.dmg bs=1m」でリカバリーデータを「recovery.dmg」として保存します。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo dd if=/dev/disk1s2 of=./recovery.dmg bs=1m

399+1 records in

399+1 records out

419405824 bytes transferred in 53.004325 secs (7912672 bytes/sec)


上記システムメッセージが返ってくるのを待ってからユーザーフォルダ直下を見ると「recovery.dmg」がある筈です。
それではもともとAppleTVに入っていたHDDをアンマウントし接続解除、交換用HDDを繋ぎます。

 

 

そして今度こそ最後の仕上げ。
「sudo dd if=/Users/MacBook_Air/recovery.dmg of=/dev/disk1s2 bs=1m」で第2パーティションリカバリーデータを書き込みます。
「sudo dd if=」まで入力して、「/Users/MacBook_Air/recovery.dmg」部分は「recovery.dmg」の場所を示すものなので手入力でもいいですが、実際に「recovery.dmg」をドラッグ・アンド・ドロップしたほうが楽だし間違いがありません。
ドラッグ・アンド・ドロップしたら、続きの「 of=/dev/disk1s2 bs=1m」を入力して実行すればオーケー。

 

MacBook-Air:~ MacBook_Air$ sudo dd if=/Users/MacBook_Air/recovery.dmg of=/dev/disk1s2 bs=1m

399+1 records in

399+1 records out

419430400 bytes transferred in 51.828887 secs (8092599 bytes/sec)

 

1分ほど待って上記の反応が来れば完成です!
アンマウントし外してAppleTVに内蔵させましょう。

 

AppleTVに電源を入れればリカバリーモードで起動し、言語選択後、出荷状態への復元を促される筈です。
復元が成功し再起動してもまた言語選択が出ますが正常な動作なので焦らないように。
正常に起動したらiTunesとの同期は後回しにしてまずOSアップデートを優先。
AppleTV(第一世代)は既にオンラインサービスも打ち切られ、OSアップデートがいつまでサポートされるのか不明です。もしAppleにアップデータを削除されればAppleTV(第一世代)のOSアップデートは絶望的になります。自力でのOSアップデートはまず不可能なので、AppleTV(第一世代)は現在使っている状態が最終形態だと思っておいたほうがいいかもしれない。

※OSアップデートをしてはいけません。詳細は次の記事を参照。

 

以上、AppleTV(第一世代)の内蔵HDD交換手順でした。
本件では成功事例だけを記述してますが、最初に言ったように私は何度も躓いてます。
他の方の情報を参考にやってたのだが、何故か上手くいかないのでアレンジせざるを得なかったのです。
もしかしたら私と同じようにやってもうまくいかない人も居るかもしれませんが、がんばって下さい。
日本にまだAppleTV(第一世代)を使っている人がどれほど残っているのか分かりませんが。

 

 

 

 

 

 

 

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任天堂NXコンセプト

任天堂NXが据置機なのか携帯機なのか、はたまたそれらのカテゴリーとは違うものなのか、依然明らかになっていませんが、こうなったらいいなあというのをまた性懲りもなく予想してみましたよ。

任天堂は据置機と携帯機の開発環境を統合するというようなことを言っていましたが、それならもう据置機と携帯機を同じものにしちゃえばいいじゃんというのが今回のコンセプト。

最新のモバイル端末ではWii U並の性能を持つものも出てきており、PSやXBOXに対抗した大型据置機ではなく、モバイルベースとしたほうが携帯機に強い任天堂の強みを活かせると思う。

f:id:umikaoru:20160711144719p:plain

まずは据置NX

Wii U失敗の原因は画面付きゲームパッドのために本体性能の割には価格が高くなりすぎたというのが大部分だと思います(画面付きゲームパッドのコストが全体の35%を占めるというのは無理がありました)。なので今回はとにかく低価格で勝負するべき。

コントローラーも画面の無い一般的なものに戻し、電池やバッテリー駆動ではなく有線接続とする。

ストレージも標準搭載はSSDを32GB程度で、HDDを増設するかどうかはユーザーに委ねる。

価格を¥10,000〜¥14,000、コントローラー、ソフトと合わせて¥20,000程度にすることができれば相当な価格競争力となる(Wii Uはソフトと合わせると¥40,000近い)。

f:id:umikaoru:20160711144729p:plain

次に携帯NX

基本的な性能は上記据置NXと同等であり、ソフトも共通のゲームカートリッジとなる。

画面を1画面としたのは据置機と携帯機でソフトを共通にするためには必然。

それでも折り畳み形状としたのは、これまでのイメージを継続させるためでもあるが、PSVitaなどのスレート型とくらべて設計上の利点が多い為。

スレート型の場合、画面とコントローラーが同一平面上に配置されるため画面の大きさとコントローラーの操作性がトレードオフとなり、両方を取ると過剰に大きくなってしまう。

折り畳み形状ならばコントローラーのスペースを充分に取りつつ、過剰に大きくせずに済む。またCPUやバッテリーのためのスペースも多く確保できる。

据置NXと同等性能ながら単体でのTV出力を無しにしたのは、TV出力するにはHDMI端子が必要になるが、据置NXとの接続端子1本に絞るのがコスト削減には最善だろう。

価格は¥16,000〜¥20,000。3DSは¥25,000スタートで大失敗したので、¥20,000を超えるのは絶対に避けたい。

 

 

 

そして最後に据置NXと携帯NXの連携による新たなコンセプト

f:id:umikaoru:20160711144738p:plain

PSやXBOXなどの他陣営は次機新モデルで4Kへの対応を果たすらしいが、現状でも実際の解像度はフルHD(1920*1080)未満のソフトが多数あり、ハードが4Kに対応したところで実際にフルで4K解像度を使うソフトが出てくるとは限らない状況。

これはそれらとは異なるアプローチとなり、1台で高解像度映像を出力するのではなく、多数の携帯NXの映像を統合して4Kモニターに高画質出力する。

これならば高度な演算性能は必要ない。

この仕組みならば将来的には8Kモニターに携帯機16台のフルHD映像を出力することも可能(イベント等で高価な機材を使わずに行えるので重宝されるだろう)。

携帯機で対戦レースゲームをする場合は自分の画面しか見ることが出来ないが、据置機で対戦する場合は大型TVを画面分割するのが一般的。

そのどちらが白熱して盛り上がるかといえば、当然後者の画面分割。やはり全員が同じ画面を見ているというのは楽しさを共有することにおいては最重要となる。

ただしこの方式には問題もある。

そもそも据置NXと携帯NXの基本的な性能が同一でソフトも共通ということは、言い換えれば据置NXには画面分割対戦をする機能が無いということ(厳密には出来ないわけではないが、出来るようにしてしまっては結局据置NXと携帯NXそれぞれの動作モードを作成しなければならず、ソフトを共通にして開発コストを削減するという基本概念が無意味になる)。

とにかく携帯NXを普及させないことには始まらないということ。

なので基本的には携帯NXがメインとなり、据置NXはTVでもプレイしたいユーザーのためのサブ的ポジションとなる。

 

 

 

こんなトコロですか。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドがWii Uゲームパッドを活用しない完全な1画面仕様となったことから、任天堂NXは1画面に回帰するのが確実となったために、以前の予想とはガラッと変わった。

当然Wii U3DSとの互換性は微塵も無いだろう。

携帯NX任天堂の投入するスマホゲーム(ファイアーエムブレムどうぶつの森など)にも対応するだろうから、画面はタッチパネルになるだろうし、もしかすると画面を裏返してタッチパネルのみのスマホモードも搭載されるかもしれない。

 

 

 

最後に、任天堂には同一IDの複数端末への登録やDLソフトの個別移動、DLソフトの複数購入、セーブデータのクラウド化などを実現してほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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懲りずにまた第三次蒼穹作戦MADを作成

 

蒼穹のファフナー EXODUS 放送終了から5ヶ月以上経過しましたが、今更「第三次蒼穹作戦」MADを新たに作成しました。

 

前回作成した「実時間戦闘」MADは、2月半ばにファフナー関連MADが大量削除された際いっしょに削除されてしまいました。

 

リベンジというわけではないですが、そのうち実時間戦闘とは違うコンセプトのMADは作りたいと思っていたので。

 

 

今回作成した「第三次蒼穹作戦 Dead or alive and go」のコンセプトは、実時間戦闘のネタ路線ではなく映像作品としての完成度を重視することです。

 

以前、第20話「戦士の帰還」について演出がグダグダだとこき下ろしましたが、それを(勝手に)解決しようという自己満足動画です。

 

手順としては、

第19話と第20話の蒼穹作戦部分を繋げ、音声を抜き出し、セリフだけを分離。

映像はそのままだと20分以上になり長過ぎるので、まずパイロット描写、ミールとの精神会話描写をすべてカット(ごく一部どうしても必要なシーンがあり残してますが)。

春日井甲洋も喋らせるとテンポが悪くなるので喋らせないことに。

医務室もカットです。その他ちょいちょいカットシーンあり。

流れが不自然にならないようにカットの順番を変えたりしつつ、切り出しておいたセリフを乗せていき、ファフナーが喋っているような感じにします。

最後にBGM、DEAD OR ALIVE を乗せ、調整して終了、てな感じです。

乗せたBGMでオリジナルのBGMを誤魔化しきれない部分ではSEも完全に消えてしまうため大変残念な感じになってます(特に冒頭からのBGMはおとなし目な曲調のためオリジナルBGMをほとんど誤魔化せずMAD動画としては大変に掴みが悪い・・・)。

 

 

オリジナル演出のグダグダ感を解消するため、後半では演出を大幅に変更しています。

オリジナル演出では、

1、彗&里奈コンビの砲撃に敵ミールが多重シールドを展開し砲撃を回避

2、敵ミールがシールドを展開したため、代償にウォーカーのシールドが消滅しマークフィアーに腕ちょんぱ

3、アルヘノテルス型が降下開始

4、美三香のシールドが綻び、彗&里奈がグレンデル型に侵食され行動不能

5、零央がアルヘノテルス型を3体撃破

6、芹ちゃんがリヴァイアサン型の牙を同化

7、アルヴィスがリヴァイアサン型の拘束から脱出

8、リヴァイアサン型撃破

9、咲良が倒れる

10、戦闘機部隊の支援攻撃と零央のエンヤコラ攻撃

11、美三香結晶化

12、アルヘノテルス型一網打尽

13、里奈の砲撃

14、敵ミールをウォーカーが庇い、マークフィアーの斬撃で撃退

 

という流れになっていますが、大きな問題点は2つ。

1、リヴァイアサン戦がダラダラしてて長い。

2、だいぶ前に腕ちょんぱされたウォーカーが最後にいきなり出てくる。

 

これを解決するためには、リヴァイアサン戦は短縮、配置換えし、ウォーカー腕ちょんぱを終盤に配置する必要がある。

今回のMADでは、

1、零央がアルヘノテルス型のシールドを突破

2、芹ちゃんがリヴァイアサン型の牙を同化(捕食された直後と2度めの同化シーンを合体)

3、アルヴィスがリヴァイアサン型の拘束から脱出(残存火力を放て!のシーンはカット)

4、彗&里奈コンビが敵ミールを引き寄せ(砲撃はしない)

5、アルヘノテルス型が降下開始

6、美三香のシールドが綻び、彗&里奈がグレンデル型に侵食され行動不能

7、咲良が倒れる

8、零央がアルヘノテルス型を3体撃破(戦闘機部隊の支援攻撃と零央のエンヤコラ攻撃はカット)

9、リヴァイアサン型撃破(ワームスフィアーは早送り、水中ツヴォルフはカット)

10、美三香結晶化(ここはパイロット描写あり、タメシーンは短縮)

11、アルヘノテルス型一網打尽

12、里奈の砲撃

13、敵ミールが多重シールドを展開し里奈のビームと拮抗する

14、敵ミールがシールドを展開したため、代償にウォーカーのシールドが消滅しマークフィアーに腕ちょんぱ

15、里奈の砲撃が敵ミールの最後のシールドを破った瞬間、ウォーカーが庇いに来る

16、マークフィアーの斬撃で撃退

 

以上で、違和感の少ない流れになったかと思います。

ノープランで開始した割には予想外にハマって自分で驚いていたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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