◆ 夏はラスベガスへ行く予定

目が悪くなるクマ〜今期とっている講義の中で唯一面白くない授業があるのですが、その時間はすでに読書タイムとなっている海獺です。でも、今までは板書がなかったのでプリントを受け取るだけでよかったのですが、今日は書き始めたのでノートとらないといけませんでしたよ。まあ、とらんでもよさそうですが小心者の私には不安が残ってしまうので。……みん就の各大学の授業評価を参考にして講義を組めばよかった〜。
夕食は肉、肉、肉っ! ホットペッパーを駆使するとですが、ステーキが五百円で食べれるなんて素敵な世の中になったもんです。ちょっとタレをかけすぎてしまいましたが、まあおいしかったので無問題。
さてさて、こうしてはてなに毎日感想をのっけてるわけですが、活字離れが叫ばれている中でこの読書量はやっぱり普通(平均)じゃないですよね。大学だとすでに関係性が薄れてきているのでよいですが、中学・高校とかでこうも本と接していたら変な目で見られてたでしょうね。それは、小説の中の学生も同じようで。

先を読むのが待ち遠しいような怖いようなSFxシリアス


新城カズマサマー/タイム/トラベラー (1) (ハヤカワ文庫JA)早川書房,2005


私は未読ですが、ロバート・A・ハインラインさんの『夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))』を念頭に置いた作品だとか。主人公たちが集まる喫茶店のような場所の名前も「夏への扉」ですし。このお店にはやたらと本があるようで、また主人公たちが読書家でもあるのでやたらと本や作者の名前が登場します。タイムリープものでもたくさんの作品が挙げられており、分類分けを行った分布表もあります。高畑京一郎さんや北村薫さんくらいしか分からんかったな(ρw-).。o○ 何作か読んでみようと企んでいます。
話戻って。主な登場人物はシニカルな視点を持った主人公・タクト、幼なじみでタイムリーパーである(ことが発覚する)悠有、リーダー的存在でお嬢様な饗子、饗子を慕いギャルゲーやってることを素直に告白してしまう涼くん、そしてコージン。この五人が、非建設的な努力を続けるという遊び「プロジェクト」の対象に、消えて突然現れたという証言から悠有の次元跳躍能力を選び検証を始めます。夏への扉
何やら伏線が多く張られているように感じました。主人公たちの頭がいいので追いつけない部分もあり、なおさら分からないことばかりです。さらには所々に現れる後悔の文なんかを見ていると先行きが不安になります。嫌な、想像したくな将来が待っているのが確定されているのでしょうか。
『πはこの宇宙のどこでも一定』という当然の事実に感動できる女の子」の未来はどんなものになのかな?


③ ALL YOU NEED IS KILL② スキップ
この小説が好きな人にお勧めする③
高畑京一郎さんの『タイム・リープ―あしたはきのう (上) (電撃文庫 (0146))時をかける少女を主人公に据え、映画にもなった秀作。第一回電撃大賞受賞後の第一作目。
北村薫さんの『スキップ (新潮文庫)』いつの間にか時を跳躍してしまった少女の哀しみ。時を扱ったシリーズ全三作の一作目。
桜坂洋さんの『ALL YOU NEED IS KILL』繰り返される戦場で過ごす男の日々。→感想