◆ ギャップが大切か

ブログの女王こと眞鍋かをりさんのブログを見てたり。うん、言われてるだけあってやっぱり面白かった。きれいなかたなのに時々ドラクエとかドラゴンボールのネタが入ってるし……印象で決め付けちゃだめですね〜。
読みながら話あってたのですが、もてる女の条件に漫画の教養は必要なのかな。もちろんオタっぽいのではなく、市民権を獲得してるようなやつ。例えば、今読み直してるスラダンとか。野球やサッカーのスポーツ関連もわりと男の好む話題としてありますが、最近は漫画も共通語化しているような感じがします。漫画を読むとバカになるなんて風潮でもありませんし。
そんなわけで、「まわりくどい性格の少女の少女と面倒くさい性格の男」も漫画を話題に徐々に距離を近づけていく……なんてことはありませんでして。

巻末の設定資料集も楽しいですシリアスxラブ


壁井ユカコキーリ〈9〉死者たちは荒野に永眠る〈下〉 (電撃文庫)メディアワークス,2006   類似検索


シリーズ最終巻。第六話と第七話がありますが、六話で周りの話をまとめて七話以降は魅力的な脇役達も最終的には退いてゆき、物語は二人+一個に収束していきます。ハーヴェイが約束を果たす当たりなんて、物語序盤ではまったく予想もつかない雰囲気になってますよ。久しぶりにキーリのスカート姿なんてのもあります。民族衣装を着たりもしますしね。
ハーヴェイの過去だとか教会内部の話だとかもありますが、七話以降の余韻を残した進みかたが好きです。これ以上ない落としどころだと思う。イラストと同じくストーリーも変化してきたけど、最初は開けた始まり方をしつつも徐々に閉じてゆく構成はキーリらしいといえば、らしい。新シリーズにも期待しちゃいます。ってか、その前に単行本の作品も読みたいな〜。