誤植についてあれこれ

本日分の感想を書いた「ほうかご百物語」の6巻で、目次に誤植を発見。補話のところに、正式タイトルの上に「傷」の文字が。なんでだろう。
これは「傷物語」とのなんらかの関係をほのめかしているのでしょうか。あちらさんも「佰物語」があることだし。

オリジナルドラマCD 佰物語 (講談社BOX)

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ほうかご百物語 6

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コミカル4萌え3癒し3
峰守ひろかずほうかご百物語〈6〉 (電撃文庫)アスキーメディアワークス,2009
シリーズ感想
峰守ひろかずさんの作品感想
最初の語りが妙に居心地が悪いなと思っていましたが、やっぱり経島先輩じゃないと落ち着かないですね〜。そんな妖怪退治シリーズ6巻目。
メインは画家のニコが真一を弟子にしたいと言う話。趣味で描いてきた絵が、プロの人に褒められるなんて嬉しかっただろうなー。


イタチさんへの愛の言葉が溢れ出てくる真一には、フォローのしようがないけど、イタチさんのデレそぶりを見る限りフォローの必要はないかも。
イタチさんはオープンにデレるわけじゃないけど、2人っきりになったときには踏み込んでくるようになった印象。しかし、落下中にスカートの中を冷静に鑑賞されたり、愛の証の刃にはまだまだ悶えるようです。


非日常な経験の最中に、誤って本音をポロリと漏らしてしまうパターンが多かったですね。みんなバカっぷるしてます。そういえば、経島先輩が江戸橋を照れさせる時は、内容が分からないことが多いからムズムズしますね。
かき混ぜドタバタ妖怪博士要員の経島先輩ですが、意外な一面を見せられると途端に転んでしまいたくなります。いつも軽やかに流しますが、弱点みたいなものってないのかな。気になるところ。


新井さんが縛られて吊るされているポーズはドキドキしましたね。粂神さんことユーリのロケット的な暴走には笑いました。なにこのノリのよさ。以前の面影はなく……遠いところに行ってしまわれたようです。
キャラをみんな好きになれるのでお気に入りです。あと、不意打ちだった狼と香辛料ネタには吹きました。ラフ画集も収録されていて満足満足。