シービスケット
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2004/08/18
- メディア: DVD
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1930年代、不況の真っただ中のアメリカで、1頭のサラブレッドの活躍が国民に勇気を与える─。実話をもとにした感動のドラマ。騎手ジョニーが乗る「シービスケット」は、西海岸での競馬レースで連勝。しかし、東海岸の王者からの挑戦を受け、レースを目前に控えたとき、ジョニーが半身不随の重傷を負ってしまう。 ???騎手の目線でとらえたレースや、暴れ馬を臨場感たっぷりにとらえた場面など映像の迫力に圧倒される。すっきりと痩せたトビー・マグワイアが演じる主人公の騎手に、馬のオーナー、調教師、そして馬自身も含め、主要なキャラはみな一度、挫折し、そこから第2のチャンスにかける。その構図に素直に感動できるのも、演じる俳優たちが(もちろん馬も!)名演技を見せるから。1930年代を再現したファッションや美術も見どころで、小道具を使ってユーモラスにレースを実況するアナウンサーなどのサイドストーリーも楽しめる。馬の走る姿が、人間のアドレナリンを上昇させる理由が、本作を観ると分かる気がする。(斉藤博昭)
原作になったローラ・ヒレンブランドのノンフィクションは単行本で翻訳が出た年に
読んでいてこの年のベストと言っていいぐらい躍動感があって良い本だった。
本があまりに良かったので映画は無理に見ないでいいかと思っていたので今まで
見ていなかったけど、本当に無理に見るまでもない出来だった。ぶっちゃけ凡作。
前半の馬主、調教師、騎手の三人が出会うまでの展開がくるくる変わって無駄に
わかりにくいのがいきなりマイナス。シービスケットが登場してから腰が座って
見れるようにはなったけど、当時の競走馬や騎手の過酷さみたいなのがほとんど
描かれないからなんだか天才馬を見つけて走らせたら勝ちまくる、みたいな都合の
いい話になっちゃいましたな。
レースシーンの撮影は実に素晴らしいし、良い役者がいい演技をしていて面白く
なりそうな要素はたくさんあるのにどうにも心が弾まない。そこにいたるまでの
ドラマとデティールが浅いと盛り上がりませんなー。無理に感動させるような演出を
しないのは好感が持てるんだけど、全体的に話が抑揚なく急に時間経過するのも
人物に感情移入しにくい。エピソードも心温まるようなものばかりチョイスしすぎで
綺麗事じみてしまい悪いところで実話に寄っかかりな気がします。
肝心のシービスケットや対抗馬たちの個性ももっと突っ込んで描いてもらえれば
レースの場面もエキサイトしたんじゃないかな。
- 作者: ローラヒレンブランド,Laura Hillenbrand,奥田祐士
- 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
- 発売日: 2003/07
- メディア: 単行本
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良すぎたのかも知れんですねー。原作本はもう文庫になってますな。
映画の5倍は面白いので映画を見た方も一読おすすめします。
深夜の焼そばUFO
- 出版社/メーカー: 日清食品
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いや本当に最近生活リズム狂っちゃて本当に困ってるんだって。でもって一人で
湯そそいで3分待って、もくもくと食べてるとわびしくって泣けてくる。
しかも湯がちゃんと沸騰してなかったようで今夜のUFOは生がたくて美味しくない。
悲しい。