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04年07月29日 木曜日

[] 06:00

ダレンシャン 外伝

ダレンシャン 外伝

書店のレヴュー

ダレン以外の登場人物を主役にした短編集。作者のコメント写真イラストが多数。短編は、本編の補足的な意味合いもあるので、9巻まで読んでからお読みになるのが良いでしょう。「シャンタクロース」は、3巻のクリスマスイブの時の話。なかなか良いです。イラストと作者自身が写っていない写真は、イメージを膨らませるのにうってつけ。だが。作者の写真が多すぎて、かなりマイナス。気の良さそうな人ではあるけど、なんだかな〜。04/07/29★★

04年07月28日 水曜日

[] 06:00

書店のレヴュー

蹴りたい背中

蹴りたい背中

友達グループに入れない女子高生ハツと、同じく誰とも交流しない「にな川君」の話。にな川君の、アイドル「オリチャン」へののめり込み具合は、ほとんど現実逃避ですね。しかし最後でやっと現実に戻ってきた様子。きっと立派な大人になる事でしょう。一方ハツも発展途上。こんな感じって、そういえば昔あったなっと思いました。対人関係で失敗することを恐れるあまり、コミュニケーション自体を避けてしまっている。「蹴りたい」というのは、友人や恋人と付き合いたい、というより、人とちゃんと向き合いたいということなのかな。04/07/28★★★

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04年07月26日 月曜日

[]

ラッシュライフ (新潮文庫)

ラッシュライフ (新潮文庫)

書店のレヴュー

仙台舞台に、5組の登場人物のそれぞれのストーリーが、パズルピタッと決まるように繋がり合って行くミステリー時間差攻撃(笑)もあって始めの内は混乱しましたが、結末でスッキリ。この気持ちよさは伊坂さん独特ですね。多数の伏線を確認するため、何度も後戻りしながら読みました。表紙のエッシャーの絵に対する登場人物それぞれの捉え方も面白い。それに、オーデュボンの伊藤君がチラチラ出てきたり、「神様のレシピ」のフレーズも使われていたり、伊坂ファンならば嬉しくなるところ。早く文庫化しますように。04/07/26 ★★★

04年07月24日 土曜日

[]

自転車少年記

自転車少年記

初めて自転車に乗れたときから大人になるまで、少年たちの成長を描いた話。自転車を通じて広がっていく世界。全編通して溢れる爽快感部活恋愛就職結婚。出会いや別れや挫折など経験しながら大人になっていく過程が丁寧に書かれている。主人公の二人、昇平と草太や、二人を取り巻く人々も皆前向きに生きていて、自転車競技で優勝したとかいう様な、派手な出来事があるわけではないけれど、それぞれの達成感が気持ちいい。自転車に乗って、遠くの海に行ってみたくなった。是非是非お勧め。04/07/24★★★★

藍色藍色 2010/06/24 12:12 テンポの良い語り口、爽快でよかったです。

uminokanatauminokanata 2010/06/25 05:56 とってもすがすがしい読後感、読み終わるまであっという間でした。

04年07月20日 火曜日

[] 06:00

禁じられた楽園

禁じられた楽園

書店のレヴュー

天才アーティスト烏山響一に導かれるように、4人の若者たちが熊野の山中にある巨大インスタレーションに足を踏み入れる・・・。恩田作品初読みでした。確かに怖いです。恐怖がドンドンと押し寄せて来る感覚。それは大変良かったのですが、ラスト10P程のこの展開はちょっと???。聖なるものに浄化されるイメージでしょうが、物足りない。最後まで、緊張感を持続させて欲しかった。他の作品はどうなのでしょう?あともう少し読んでみようか。04/07/20★★

04年07月16日 金曜日

[]

鳶がクルリと (新潮文庫)

鳶がクルリと (新潮文庫)

書店のレヴュー

一流企業の総合職だった主人公貴奈子は、その生活に疑問を感じて退職し、叔父が経営する鳶会社日本晴れ」に転職する事に。自分が知らなかった世界を体感する面白さ、だけではなく、現代サラリーマン社会の批判や対アメリカ政策まで、いろんなものを詰め込んだ、正にエンターテイメントに仕上がっています。テンポがよくって、わかりやすくて、久々に面白い本に出会いました。鳶少女ツミちゃんが良い味出してますね。終盤彼女が恐怖のあまり泣く場面で、一緒に涙が出そうに。読後感も最高気持ちよかった。続編「アムステルダム日本晴れ」も読むことにしましょう。◆2005年10月映画公開。原作とはストーリーがかなり違っているようです。04/07/16★★★ 

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04年07月14日 水曜日

[]小川洋子ブラフマンの埋葬」。

ブラフマンの埋葬

ブラフマンの埋葬

書店のレヴュー

迷い込んだ謎の生き物「ブラフマン」(カワウソ?)と過ごした夏の思い出。タイトルから、ブラフマンが死ぬのだということがわかっていて、読み進めるうち、逃れられない死に囚われたような感覚になった。ブラフマン愛情を注ぐ主人公「僕」は、一方で雑貨屋の娘に対する嫉妬心に苛まれている。無関心を装う「僕」は、その悪意を押し隠すためにブラフマンを愛したのだろうか?が結局「僕」は嫉妬心を抑える事が出来ない。ブラフマンは、雑貨屋の娘にそれ以上言ってはいけません、と「僕」に教えるために車の前に飛び出したような気がした。美しくて悲しい。泉鏡花文学賞受賞。04/07/14★★★★

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04年07月12日 月曜日

[] 06:00

ニシノユキヒコの恋と冒険

ニシノユキヒコの恋と冒険

書店のレヴュー

女性をきちんと愛する事が出来ないニシノユキヒコ君の恋愛遍歴を、相手の女性10人が語る短編連作集。ニシノ君は優しいし、カッコいいし、女の扱いに慣れていて、なのにどうして成就できないのか?高校生時代の心の傷に起因しているらしいが、最期まで手が届かなかった事はちょっと悲しい。シルヴァスタイン「ぼくを探しに」を思い出しました。ピッタリ合った時でも手放してしまい、永遠に探し続けているのか。最終話でニシノ君がトイレで泣く場面が印象的。この世界はやっぱりとめども無く、外側には何も無いんだろうな。04/07/12★★★

04年07月09日 金曜日

[] 06:00

私が語りはじめた彼は

私が語りはじめた彼は

書店のレヴュー

愛を求め続ける歴史教授村川融の周辺の人々が語る、悲しい愛の話。短編連作集。村川先生本人の事は殆ど語られないのですが、周囲の人々は猜疑心に満ち、愛など信用していないという共通点を持っている様。村川先生は不幸を撒き散らしているのだ。読んでいてひどく疲れたし、読後感も悪い。でも★5つ。心が元気な時に読みましょう。純愛小説は耐えられない人にお奨め。6編の中で、村川に去られた息子が語る「予言」が、唯一救いか。彼は新しい世界で生きるために、幸せだった頃の記憶を、心の奥底に閉じ込めてしまった。こういうことって誰しも抱えているのでは?04/07/09★★★

04年07月08日 木曜日

[] 06:00

書店のレヴュー

名探偵夢水清志郎事件ノート外伝、だそうで、もうネタ切れだったのでしょうか、いつものメンバーはそのままに、時代が幕末になっています。序章は短い3つの事件から成り、坂本竜馬のような人が登場、なかなか楽しい大江戸編外伝では、大入道が出現する謎を、人と自然の関係を織り交ぜ解決します。時代考証は全然しなかったそうですが、中途半端より気持ちがいいし、かえって解りやすい。これを読んで幕末に興味をもつ子どももいる・・・かな?何より面白く、短く区切られているので、小学生高学年の朝の読書にいかがですか。04/07/08★★★

04年07月06日 火曜日

[] 11:07

イン・ザ・プール

イン・ザ・プール

書店レビュー

マザコンコスプレ好きで注射フェチで小太りの神経科医、伊良部先生は、訪れる患者の立場になって下さいます。って、全然治療していないのに、何故かみんな元気を取り戻す、爆笑短編連作集。伊良部先生はガマンを知らないので、ストレスがありません。本当にこんな医者に会ったら、かなりイヤ!気持ち悪いっしょ。「空中ブランコ」の前にこちらを読んでみましたが、かなり笑えます。途中でやめられなくなり、私も依存症になったかと思ってしまいました。お気に入りは「いてもたっても」。結局症状は改善されたのかどうかわからないけど、まあいっか、と思える、エンディングが爽やか。04/07/06★★★★

04年07月04日 日曜日

[] 06:00

卵の緒

卵の緒

書店のレヴュー

自分は捨て子ではないかと思っている育生君の話「卵の緒」。亡くなった父の愛人の子七生君と急に同居することになった高校生七子の話「7′s blood」の2編。どちらもテーマ家族の絆。前者は、全く血のつながりがなくとも固く結ばれている親子、後者は、一緒に暮らした時間は短くとも、つながっていることを確信する腹違いの姉弟。要するに、血のつながりや時間は関係なく、愛し合う家族幸せである、ということか。育生君も七生君も、複雑な身の上からか相手を思いやる心が過剰で、今時の小学生じゃいないでしょ?と思うものの、結末ではジーンとすると共に、爽やかな気持ちになった。04/07/04 ★★★★

藍色藍色 2009/09/11 16:48 デビュー作から、この持ち味なのですね。
確かに小学生にしては優しすぎる気もします。
いい意味で早熟ってことにしておきましょう。

uminokanatauminokanata 2009/09/14 12:42 藍色さん、こんにちは。
「卵の緒」デビュー作からこんな優しい話なんですよね〜瀬尾さんは。なかなか常人にはできない行為で驚いた記憶があります。

04年07月02日 金曜日

[] 06:00

GOTH―リストカット事件

GOTH―リストカット事件

書店のレヴュー

高校生主人公「僕」と友人森野夜はGOTH友達。自ら猟奇的事件に巻き込まれていく、短編連作集。個人的に乙一作品中NO.1。全体的に「暗黒系」ですが、作者あとがきによると、最初の2作を書いた後「失敗だ」と思ったそうで、中盤以降は割りと「せつな系」にしたのかな?しかし、犯人はかなり壊れた人ばかりなので、血とか痛いのが駄目な人は注意してください。お気に入りは「記憶」と「声」。結末の意外さで、してやられました。ミステリーとして、よく出来ていると思います。続編を書くなら、森野には、マトモな恋でもさせて欲しいけど、それじゃ乙一じゃない?04/07/02★★★

04年07月01日 木曜日

[] 06:00

家守綺譚

家守綺譚

書店のレヴュー

精神労働者」として細々と物書きをしている綿貫が、亡くなった友人の家を守り生活する様を書き綴った短編連作。個々に植物名が付けられていて、登場するのは河童・龍・子鬼など異形の者と死んだはずの友人高堂など。穏やかな民話のような、御伽噺のような雰囲気で、此方と彼方が混じりながら話が進められていく。お気に入りは「ふきのとう」と「セツブンソウ」。最終話「葡萄」で綿貫の決意のようなものが見えて、漠然とした話がスッキリまとまった感じがした。梨木さんが煮詰まった時に書いているそうですから、ファンとして続編を希望しない方がいいのかな〜?でも「希望」。04/07/01 ★★★★★

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