「夕凪の街 桜の国」こうの史代 追加。

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)感想を書くのはむずかしい。とりあえずここを見た人は買って読みなさい、と言っておきます。

書店のレヴュー

被爆国である日本に住みながら、そのことについて考えたことはほとんどない、という人が大方ではないだろうか。この本は、原爆から10年、被爆した人々の日常を淡々と描いた「夕凪の街」と、現在でも影を落とし続けている「現実」があることを告げる「桜の国(一)・(二)」の三部構成になっている。感動したとか涙が出た、という言葉では表したくない。いま心に去来したものを忘れないでいたいと思う。コミックなんて、と敬遠する人もいるかもしれないが、文字だけではないからこその物があるので、是非多くの方に手にとって読んでもらいたい。★★★★★

昨日、本屋さんをはしごして「夕凪〜」を買ってきて読んだのだった。なんと心に突き刺さった事でしょう。私は数年前まで広島のそばに住んでいたため、多少知っていた方かもしれないので、あとがきを読んでコタエました。これを踏んで訪れる人が多くて驚きますが、感想は上の「こちら」を押してください。出来たら他人の感想などを読まずに作品を手にとって貰いたいな。