中島たい子「そろそろくる」。
- 作者: 中島たい子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/03/03
- メディア: 単行本
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私は何せ黄体ホルモン不全なので、残念ながら全然全くそういったことはありません(関係ないかもしれないけど)。いいんだか悪いんだか。
そんなこといっても、誰でも落ち込んだりイライラする時はあるわけで、このお話の中でも「俺もPMSかも」と彼氏に言わせてたりしてる。
それって「機嫌が悪い時は、多少世間も大目に見てくれてもいいんじゃない?」ってことかな〜と思わないでもない。
この主人公は、何でもかんでもPMSのせいにして、ちょっと安心してしまっているふしあり。なんだか皮肉っぽくなってしまったけど、ま、原因は何でも寛容は大事だし、PMSは本当に辛そうだ。
でもさ、「私、PMSなんです」と申告してくれれば周囲の理解は得られれても、ま、普通職場なんかでは毎月毎月なんか言えないだろうし。でもって「今生理?」などと男に言われれば、セクハラだ、ってなるから、これは難しい問題だね。「言わずともわかれよ」ってこと?となると、この本は、男こそが読むべきだ、ということかな?ブツブツ。