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09年03月27日 金曜日

[]「チェーン・ポイズン本多孝好

チェーン・ポイズン (100周年書き下ろし)

チェーン・ポイズン (100周年書き下ろし)

2つの話が交互に語られる作り。

一つ目。生きていくのに疲れ死にたいと考えはじめたOLの前に現れた人は、一年間頑張って生きたらご褒美に楽に死ねる薬をくれる、という。

二つ目。服毒自殺をしたOLの死に興味を持った記者彼女の生前の行動を調べ、毒の入手方法を突き止めようとする。


大変面白かったです!

これの感想ネタバレなしで書くのは難しい…。

結末で2つの話が実は○○である、というのが明かされる叙述トリック、まんまと騙されました。

しかし、それがなくとも、一つ目の話だけでとてもよい話でした…感涙。死ぬ気になれば何でも出来る、とよく言われますけれども、死ぬ覚悟のおかげでどんどんよい方向に変わっていく主人公の姿に心打たれました。


一方で、二つ目の話をからませて「死ぬ気になったところで必ずしもいい方向にいくわけではない」と突き放す冷たさも。


死ぬ覚悟はなくとも、自分で変わろうとする意思があれば、なんでも出来そうですが。もうすぐ4月だし、新しく何か始めるのにはいい季節だな〜と思ったのでした、マル。

edonohimawariedonohimawari 2009/04/05 21:59 銀魂ベストほしいかも・・・。
にゃ、火曜だよね?

藍色藍色 2009/08/05 16:09 全く念頭になかったので、トリックにすっかり騙されてしまいました。
でもとても面白かったです。
主人公の再生が心地よかったです。

uminokanatauminokanata 2009/08/17 05:38 私もまんまと騙されました。トリックの見事さもさることながら、ヒロインの心境が前向きにどんどん変わっていくところが良かったですね。涙出ました。

09年03月24日 火曜日

[]「彼女の知らない彼女里見蘭。

彼女の知らない彼女

彼女の知らない彼女

第20回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。

「もしも」の世界に行くことができたら…違う世界で違う自分を生きられたら…のパラレルワールド青春スポーツ物のお話

うん、面白かった!努力して何かしらを得る話は好き。


…とはいうものの、何といいますかね。。。ちょっと文章書くのがうまい人が、あっちこっちからネタ貰ってきて継ぎ接ぎしました的な素人っぽさは否めず。なので「あれ?これならワシでも書けるんじゃね?」とか思っちゃいましたよ!←ビックマウスでスイマセン。

あともうひとひねりあれば良かったかな〜

colocolo45colocolo45 2009/03/25 13:04 さ…寒いじょ〜

uminokanatauminokanata 2009/03/26 10:24 うに〜今日もまだ寒いニョ。着るもんとか布団とか、何選ぶか迷って挙句風邪引きそうになるさぁ。気をつけねば!

edonohimawariedonohimawari 2009/03/26 18:48 コーラサワー生存説ってけっこうあるね。癒し系なのか?
で、シトって明日?

uminokanatauminokanata 2009/03/27 05:51 いいよん。

藍色藍色 2009/08/05 16:01 なかなか楽しく読めました。
組み合わせの面白さと読みやすさもありました。
主人公の成長がよかったです。

uminokanatauminokanata 2009/08/17 04:49 これはとてもよかった〜感動しました。やはり主人公が成長する話は好きです。
でもやっぱり安易に感じてしまう私だったのでした。

09年03月23日 月曜日

[]「金魚生活」楊逸

金魚生活

金魚生活

楊さん初読み。芥川賞受賞作も読んでいないけれど、タイトルに引かれて手に取った次第。金魚生活…私も金魚を飼っていたことがあって、愛着がある。金魚がいる生活もオツです。


さて。

主人公の玉玲は、中国東北の町に住み、飲食店で働いている。夫を突然の事故で失い、一人娘は大学を出た後日本留学就職結婚家族ぐるみで付き合っていた男周彬に言い寄られ、意に沿わなかったけれどもつい寂しさに耐えかねて同棲中。そんなおり、娘の出産の手伝いのため日本へ行くことに。

金魚」は中国語の「金余(金が余る)」と読みが同じで、縁起がいいらしい。玉玲の働く店でも巨大水槽金魚を飼っており、玉玲はその飼育係。そして家でも1匹の金魚飼育中。

玉玲の生活は、派手ではないけれどもそこそこの生活レベルであり、それもこれも計算づく、というと表現は悪いけれども、常によい選択を考えてきた結果でとても合理的な生き方だった。

それが日本に来て変わっていったのだろうか(そう思いたい)、最後の最後で思わぬ展開…。

日本人としてはちょっと残念な結末ですが(笑)、情を重んじる日本人に感銘するストーリーであったな〜と思うのですが、どうでしょう

それにしても娘が自分本位過ぎる。それって世界共通か。

日本で暮らす中国の方々の悲喜交々がなかなかに興味深かった。日本は優しい国ではないのかな〜日本に住んでいいことあるのかな…とか色々。酷い日本人は登場しないのは、楊さんの気遣いかもしれないね。

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09年03月22日 日曜日

[]「短劇」坂木司

短劇

短劇

短編、というかショートショート作品が…26こ。

いつもの坂木さんらしいちょっと心温まるいい話が2、3個続いたと思ったら、その後一変!ダークな世界突入…こういう一面も持っているんですね、坂木さん。むしろダークな部分を知っているからこそ、ハートフルな話を書けるのかもしれません。私は黒坂木、好きです。中・長編でも是非チャレンジしてもらいたい。

以下メモ

印象に残ったお気に入りは、

『MM』…掲示板で明かされている私の秘密。書き込んだのは…。ま、こういうことは意外と本当にあるかも。

ゴミ掃除』…ふと芽生えた暴力衝動を抑えるためのゴミ掃除

物件案内』…お客様の本当の希望に応える不動産屋さん。

『秘祭』…村の秘祭の秘密!もういや〜。これは立ち直れん。

藍色藍色 2009/08/05 15:53 これまでにないダークな作風にビックリでした。
中・長編は読みたいような、怖いような。
『物件案内』が温かで、よかったです。

uminokanatauminokanata 2009/08/17 03:59 まるで坂木さんの作品ではないような読みごこちでした。これはこれでなかなかヨカッタです。

09年03月21日 土曜日

[]「ネコソギラジカル(上)」西尾維新

ネコソギラジカル(上) 十三階段 (講談社文庫)

ネコソギラジカル(上) 十三階段 (講談社文庫)

いよいよまんま言葉通り「物語の終わり」に近づいてきました。…まだ上巻しか読んでいないのですが、続きは当分読めそうもなく歯噛みしております。返却期限がせまる本を先に読まないと。それにしても、こんなに楽しく戯言シリーズが読めるとはオモワナンダ。

世界は変わり終わらない、という展開ではないかと思っているわけですが。まあ、来月のお楽しみ。

edonohimawariedonohimawari 2009/03/22 20:57 えっと24はOKなんだよにゃ?

uminokanatauminokanata 2009/03/23 09:36 okにょ。

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09年03月17日 火曜日

[]「天才探偵Sen〈2〉オルゴール屋敷の罠」大崎梢

賢い小学生渋井千くんの名探偵ぶりが爽快なシリーズの2作目。今回も千くんと、バンビ少女香奈王子様ふう少年信太郎は元気。

転校生のヨコミーこと横道麻美ちゃんが住む町外れの洋館で起こっている怪現象…深夜にオルゴールの音が聞こえる謎を解くストーリー

からくりやしかけがいっぱいで動きが激しい、スリル満点、子どもらが大活躍、等々楽しい出来あがり。小学生高学年から中学生向きかな。

それにしても、大人が不甲斐なさすぎ。長く生きたら色々背負っちゃって。子どもがみたら大人っていやらしい、と思ったりしないかな?ま、いつまでも純真無垢ではいられないんだけどさ。

藍色藍色 2009/07/27 17:26 屋敷にまつわる謎、豊富な仕掛け、飽きずに読めました。
進め方が上手でしたね。
児童書なので、たぶん大人にならないままかもです。

uminokanatauminokanata 2009/08/03 12:49 仕掛けがいっぱいで楽しめました。児童書は悲惨なことが起きないので安心して読めていいです。
そうですね〜大人になったら完結ですね。

09年03月16日 月曜日

[]「火村英生に捧げる犯罪有栖川有栖

火村英生に捧げる犯罪

火村英生に捧げる犯罪

火村シリーズ短編集。ごく短い作品とちょい長めの作品が入り混じり、アイディアも色々、軽い気持ちで飽きずにさくさく読めました。

火村シリーズは、他は「ロシア紅茶の謎」しか読んだことがなく記憶も薄いんですが、火村准教授って意外と冷たいんですね…そう感じるのは、東野圭吾の湯川先生と混ざり気味だからかもしれないか。


以下メモお気に入りを上げとくと、、、

「鸚鵡返し」オウムがね…どれぐらい言葉覚えるものなんでしょう?飼ってみたい。

「火村英生に捧げる犯罪アリス大活躍?わかってしまえばバカな犯人だけれども。

雷雨の庭で」隣人とのトラブルは避けたいものです…。

藍色藍色 2009/07/18 15:14 ワンアイディアで趣向を凝らしていて、よかったです。
企画モノのおもしろさ、っていう気がしました。

uminokanatauminokanata 2009/07/24 04:37 色々あって、趣向が凝らされてましたね。ハズレがない短編集だったと思います。

09年03月15日 日曜日

[]「草祭」恒川光太郎

草祭

草祭

美奥という町が舞台の連作短編集。「美奥物語」とでも言うような美奥のいわれや現象、異界の扉に関わってしまった人たちのお話が5つ。面白かった!今までの恒川作品も大変好きだったが、これもなかなかよかった。

心の闇が深い人に異界の扉が反応するのだろうか…どれも幸せな展開ではないように感じたけれども「救い」だったんだろうな〜多分。


以下メモ

「けものはら」

行方不明になった同級生の春を捜して、子どもの頃に迷い込んだけものはらにたどり着いた雄也。春は元の世界には戻れない、という…。春と彼の母親が背負った業が悲しい。

屋根猩猩」

学校いじめに悩まされていた藤岡美和は、ある日不思議な少年タカヒロと出会った。タカヒロの住む尾根崎地区の家には屋根に猩猩の置物があって…。欲や業からの解放人間性を奪うことに思われてしまうのだった。

「くさのゆめがたり」

町が美奥といわれるようになった始まりの話。毒に魅入られた少年テンの悲話。

「天化の宿」

心に苦しみが根を張ってしまった人には「苦解き」が必要だという…。あえて「苦」からの解放を選ばない道もあるのも人としての生き方なのだな〜「天化」というゲームの作りが見事。やってみたい。

「朝の朧町」

空想の町の入り口は本当にあって…。しかるべきときに現れるという美奥行きのトロッコ電車に乗ってしまうことあるかもしれないな。

藍色藍色 2009/07/18 15:02 まさに美奥物語でしたね。
転生の秘薬クサナギが怖かったです。
「天化」、やってみたいですよね。人生ゲ−ムの一種とは思いますけど。

uminokanatauminokanata 2009/07/24 04:30 怖いのに魅了されてしまう、罠にはまったような感じでしょうか、面白かったです。

09年03月10日 火曜日

[]「活字狂想曲」倉阪鬼一郎

活字狂想曲 (幻冬舎文庫)

活字狂想曲 (幻冬舎文庫)

ユーコちゃんちから持ち帰って、ちまちま読んでいたのだった。

この方、申し訳ないのだけれど、今まで著作を読んだことがないばかりか、名前も存じ上げなかったのですが、ホラー作家さんなんですね?その倉阪さんのエッセー会社員時代のお話

もう、なんだかくだらな過ぎて面白かった!大人気ないにも程がある。

とにかく、会社辞めてよかったっすね。それしか言えん。

他人事だから面白かったですむけれど、実際こんな度々キレる人が会社にいたら、わたしゃ怖くて出社できません^^;

今は結婚して子どももいるとか。世の中わからんね〜。

一連のQCの話はよかった。私がいた会社も同じで、QC大会のためのQCでした。今考えても、実にしょーもなー。

edonohimawariedonohimawari 2009/03/09 21:59 わたしゃ、自分のキャラを考えると彼のように極限状態で働いてたらキレるな。
「バカにバカと言って何が悪いんだ。バカ。」ってちょっと言ってみたい。
んでは、シトよろしくですぅ。

uminokanatauminokanata 2009/03/10 04:20 うん、でもそれを言っちゃ〜おしまい、ってのが悲しいかな実情なわけで。

colocolocolocolo 2009/03/11 16:28 ぶるぶるっ寒いですね〜

uminokanatauminokanata 2009/03/12 05:15 最近暖かかったから、これしきでも応えるよね〜って、なんだ文字列って?しかも読めないし。前からあった?

colocolocolocolo 2009/03/12 19:23 うん、ずっとあるよ。

uminokanatauminokanata 2009/03/12 19:55 そーなんだー。どうもお手数おかけしてます。今朝ログアウトしてた時にお返事書こうとして、自分のブログなのに書けなかった(・。・;
そういえば今日も寒かったね〜またインフル流行っているそうなので、お気をつけて。

colocolocolocolo 2009/03/13 20:58 ほ〜い、どもですっ。文字列読み解くの、おもろいよ。

edonohimawariedonohimawari 2009/03/15 17:54 コーラサワー!!!
立ち直れねぇ。世の中の総てがヤダ・・・。

uminokanatauminokanata 2009/03/16 05:57 おいおい、大丈夫か?

edonohimawariedonohimawari 2009/03/16 07:56 ツンツンしたら草間君に「ちゃんとしろ」って言われちった。
ちゃんとしまあす♪

uminokanatauminokanata 2009/03/16 19:50 おう!ちゃんと明日?

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09年03月09日 月曜日

[]「猫を抱いて象と泳ぐ」小川洋子

猫を抱いて象と泳ぐ

猫を抱いて象と泳ぐ

美しい小説でした。リトル・アリョーヒン、伝説チェスプレーヤー奇跡

主人公の少年の出生から始まり、チェスを覚え、やがてリトル・アリョーヒンと呼ばれるまで。アリョーヒンとは実在のチェスプレーヤーで、彼を模して作られたチェス指しからくり人形の名前がリトル・アリョーヒン。少年はその人形の中に入ってチェスを指し続けた人。

とにかく美しく静かで穏やか。悲しい場面もあったけれど静謐。

何といっても対局の場面が素晴らしい。

私はチェスのことは全然わからない。なのに、この作品の中で繰り広げられるチェスの一局一局、一手一手の見事さが頭の中を埋め尽くすように伝わってくる。この感じは「博士〜」を読んだときの感覚に似ている。これが小川さんの才能なんですね。

藍色藍色 2009/07/18 14:45 素敵でしたよね。
ビジュアルが浮かんできて、メロディが流れるような。
静謐なひとときを楽しみました。

uminokanatauminokanata 2009/07/24 04:19 素敵な作品でした。
棋譜が美しい模様のように溢れてくる感覚が忘れられません。

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09年03月08日 日曜日

[]「ヒトクイマジカル西尾維新

ヒトクイマジカル<殺戮奇術の匂宮兄妹> (講談社文庫)

ヒトクイマジカル<殺戮奇術の匂宮兄妹> (講談社文庫)

戯言シリーズ第5弾。

これはインパクト大でありましたよ。2,3日後引きました。

死んだように生きていたいーちゃんの変わりようが顕著になって、、、これぞ青春物語っすね。今までも普通に「酷いこと」が散々あったけれど、いーちゃんの受け止め方次第で、酷さ度も変わって見える不思議。それを成長の証にしてるんでしょうか。毎度毎度めっさ人殺してばかりの話じゃ、つまんないもんな。

それにしても。

みいこさん、かっこいいな〜。わしもかっこいい大人の女になって青少年救いたいわ。…ま、まず我の息子からだけれどもさ。

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09年03月03日 火曜日

[]「サイコロジカル(上)(下)」西尾維新

サイコロジカル 上 (講談社文庫 に 32-4 西尾維新文庫)

サイコロジカル 上 (講談社文庫 に 32-4 西尾維新文庫)

サイコロジカル 下 (講談社文庫 に 32-5 西尾維新文庫)

サイコロジカル 下 (講談社文庫 に 32-5 西尾維新文庫)

シリーズ4作目。やってきました折り返し。

『きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?』

今回はいーちゃんの痛められっぷりがすごかったな〜身も心も。精神的な方が大ですが。ここまで痛めつけられながらもよくしのいだ。偉い。

本当にしのいでるのかどうかは、まだ先読まないとわからないのだけれど。

結局このシリーズって、ミステリというよりいーちゃん精神的成長ぶりを書いてんね。…と思いたい。

ちょっとだけ触れられた過去の話、後々明らかになるのかな。。。。

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