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能登のうみやまブシ(西山郷史)

2014年-09月-02日-Tue

西のぼるー燭光展ー

8月31日白山市松任千代女の里俳句館で見てきた。
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この館には、思い出がある。
著名な千代女の句
蜻蛉釣り今日はどこまで行ったやら」。
真蹟が見つかっていないと言うことで、
千代尼の里では真偽不詳としているようで、
俳句館で販売している松任市立博物館が出した「千代女生誕三百年祭記念」誌
にも、蜻蛉釣りには一言も触れていない。


が、別のコーナーで伝千代尼に「蜻蛉釣り」があることが紹介されていたので、
どこから「蜻蛉釣り…」の句を引用したのか、電話で問い合わせたことがある。
担当の方は、小林一茶だとおっしゃった。
確かに小林一茶の「おらが春」に千代女の句として引用しているが、
「どこまで行ったやら」ではなく、「どこまで行たことか」になっている。
それを指摘したはずだった。


今度、俳句館へ行ったので、そのことを思い出して、
今はどういう返事をなさるのか受け付けの方に質問した。
なんと、その頃生まれていませんので分かりません…とおっしゃった。
感じのいい人で、冗談めいておっしゃったのだろうが
ちょいと驚いた。


昔々、能都町調査の際、あるお寺で、「一遍」と書いてある人物画を見つけ、写真を撮り、五来重先生にお見せした。
その時、先生は、一遍上人ではないが、誰かとなれば、会ったことが無いので分からない…とおっしゃった。
五来先生が分からないとおっしゃれば、誰も分からないということだ。
なんと、気の利いた答え方をなさるのか…と感心したことがあるが、
今度の場合は違う。
一茶の引用句「行たことか」ではなく、
「いったやら」としているのだから、何を典拠にしているのか調べなさいよ。
となる。


館を出てからは、千代尼が吉崎御坊まで訪ねた折の、所々を訪ねた。

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