パソコン・メモメモ備忘録

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3D ステレオカメラの小型化

XBox360Kinect にも使われているような距離画像を得られるカメラを使えば、単眼でもステレオ動画が撮影(単眼で撮影した動画をステレオ動画に変換する)できるのではないかと思われる。構造的には、動画を撮影するセンサと距離測定用のセンサへの光を同じレンズを通して、プリズムで分離、とかするんだろうか。ただ、いくつか解決すべき問題はあるかと思われる。

一つは、距離画像カメラの精度・解像度。フル HD も撮影できる動画撮影に対して距離画像は解像度低そうだ。ここは、画像処理を駆使して、動画を参考に距離画像を超解像する必要があるだろう。まぁ、センサの高性能化にも期待。

もう一つは、視差の関係で見えない(撮影されていない)部分をどう復元するか、という問題。単眼画像をステレオ化するさいに、必ずそういう部分が出てくる。これも画像処理で、手前のものほど少し大きくして(広角レンズを使ったような効果?)見えない部分をできるだけ排除するのがいいんじゃないだろうか。後は、前後フレームから見つけるとか(内部に3Dモデルを構築しないと駄目だろうか)、それらしい画像を生成して埋めてしまうとか。

色々難しそうだなぁ。以前、家庭用ビデオカメラでは、縦型、というのが一時はやっていたが(最近新製品でないな。Canon さん出さないのかな)、3Dステレオ時代は、両眼用のレンズが両端についた横型、というのが出そう。両眼用のレンズの光軸は基本、平行にして、手振れ防止用のレンズシフトやセンサシフトを応用して、輻輳角をコントロールすればなかなかいい感じになるはず。液晶画面は、二つのレンズ間にあって、コンパクトよろしく上に開く感じになるだろうか。垂直に立てれば、水平回転して自分撮りにも使えるとか。

もうすぐしたら双眼鏡型の 3D ステレオカメラが出てくるに違いない、という妄想。ていうか調べてみたら既に売られているような...