陶芸家菊地智子さんの作陶展が明日(12日)から、松本中町・藏シック館ギャラリーで...


 取材他を通した7、8年来の友人知人、筑北村工房ととかの菊地智子さん(写真・左)の作陶展が明日から18日まで、松本中町・藏シック館ギャラリーで開かれる。取材他を通して知り合ったアーティスト・クラフトマンが何人かいるが、その交遊が実に楽しい。私に出来ることは展示会のPRくらいだが。

 写真は去年春の展示会で撮ったものを案内用ポストカードに。右はアンクル。菊地さんの作品は、時には置物・オブジェ風の小動物や花器などを作ることもあるというが、身近な生活に結びついた食器が中心。作風も実にオースドックス、斬新さ派手さはあまり見られないが、落ち着いた堅実な感じ。なによりくらしに溶け込み、手になじむ器つくりをめざしている。

 渋い色合いと趣きの皿、釉薬にりんごの果樹灰などを工夫。県南の飯田出身、今は中信・筑北村に窯を構えるが、若い頃、香港や栃木県は益子焼きの陶工の元で修行したという。片口や粉引きの器も多い。

 菊地さんとその作品を紹介した私のホームページ。
 http://uncletell.web.fc2.com/yosie0805.html