雪の城、乗鞍岳健在...

 一昨日、あまりの好天に標高1500mの乗鞍高原へ。同じ松本市内だが、クルマで1時間半近くかかる。往復100キロちょっと。時間的にも北の白馬村へ行くのと同じくらいだ。残念、高原へ着く頃には薄雲が広がって来た。上高地へ向かう158号線を前川渡で別れ、乗鞍高原へ向け高度を上げる。

 やがて、林間に雪の乗鞍岳が姿をあらわす。いつものとおり、わお〜とつい声が出る感動的、圧倒的な山容だ。まだ雪にすっぽり覆われ、”雪の城”健在だ。でも高原ではあたり、雪解けが進んでいる。標高が低い猪谷スキー場はもう閉鎖の感じ。

 高原のあちこちをまわって乗鞍岳の雄姿をカメラに治める。鈴蘭のスキー場はまだオープンしていたが、春休み中というのスロープに人影は見えず寂しい限り。高原へ来たときは立ち寄るベルグハウスに、ママは不在で娘さんだけがいた。最後は、市営の銀山荘の湯に浸かり帰途に。ここの浴室からの乗鞍岳の眺めも抜群。取材、2013年3月26日。

 いがやスキー場・フィッシングパークから乗鞍岳を望む。

 スロープにはスキーヤー・ボーダーの人影は見えない、鈴蘭の乗鞍高原温泉スキー場。

 高原は雪解けがはじまっている。