信州・千曲市森のアンズの花満開(UP中)

 あんず(杏)の花で全国に知られた信州・千曲市森のアンズの花が見頃と、友人数人で出掛ける。桜と同じバラ科の花であるが、遠くからちょっと見るとかわらないが、趣はだいぶ異なる。一目10万本といわれ、実を取るために栽培されているものだが、その花もみごとで、花の時期には全国から大勢の観光客・カメラマンが訪れる。開花時期は桜とほぼ同じである。

 遠くには残雪のアルプスや戸隠山も望め、特に小高い展望台からのながめは格別である。栽培されるようになったのは、古く江戸時代中期、四国宇和島藩のお姫様が松代藩に嫁入りする際、故郷を忍び杏の種を持って来て植えたという話も伝わっている。




[
取材、2013年4月10日。