片翼切断のコハクチョウ1羽、安曇野に残留!

 安曇野へ飛来越冬したコハクチョウは、今シーズン1088羽、その北帰行は去る4月11日に完了したが、片翼骨折、切断したコハクチョウが1羽残された。2月上旬、高圧線に引っかかったのだろう、片翼を大きく骨折した7ケ月ほどの幼鳥が保護され、動物病院で切断手術を受けた。

 その傷が癒え、白鳥湖西湖に4月2日放されたもの。アルプス白鳥の会で毎朝餌を呉れ保護観察している。そのコハクチョウは発見者の名をとってのぶちゃんと命名されとか。なお、先に安曇野で夏を過ごしたコハクチョウ1羽のその後の消息はわからないという。写真は白鳥湖西湖の”のぶちゃん”。24日撮影。