信州・大峰高原、カミツレ(カモミール)の里にて...

 信州北安・池田町広津、いわゆる東山の山中に広がるハーブのカモミール畑の白い花が見頃を迎え、辺り一面良い香りが漂っている。このカモミール畑は、カモミール(和名:カミツレ)の入浴剤・シャンプー・乳液などを研究・製造販売をしているカミツレ研究所が耕作しているもの。薄日の下、白い花と緑のコントラストが美しい。

 研究所周辺に広がるカモミール畑で、第25回を数える「いけだまち広津カミツレ花祭り」が行われ、花摘み取り無料サービス。同じハープのラベンダーなどとはまた別なシンプルな美しさがある。

 満開のカモミール、ここは標高700m〜800mの高原。年々栽培面積が広がっている模様。カモミール、キク科、Wikipediaによれば、4千年以上前アラブ地域で薬草として用いられていたされ、ヨーロッパで最も歴史のある民間薬。日本には江戸時代中期にオランダから渡来。