ときどき、無性に食べたくなるものの一つ、味噌パン

  誰しもあるだろうが、私がその独特の食感で、ときどき無性に食べたくなるものの一つが味噌パンだ。テレビを見ていたら、栃木県だったか茨城県だったか、祝いパンというのが登場していた。慶事とか行事の時、配られ食べられるものである。私のいる信州は松本界隈、かって二枚重ねで薄いハトロン紙に入った味噌パンがその役割をしていたことがあったと思う。そういう意味合いで思い出のパンでもある。

 味噌パンのことは、私のメールマガジン「郷愁の食物誌」で何回か書いてきたが、どうも各地にあり態様はいろいろだが、我が信州松本在も味噌パン文化(?)の一つの中心地であるようだ。味噌パンといっても、そういわれば味噌の風合い、その味と香りもするかなという程度のものであるが、一度食べたら忘れられない味ではある。写真は、昨日某スーパーで買ってきた味噌パン。250円。