「南下するアサギマダラに会えうれし」

 9月17日〜18日、友人たちと信州は、旧奈川村白樺峠へ。サシバ、ハチクマなどタカ類の渡りを観察するためである。北アルプス乗鞍岳を間近に望む標高1600mの峠、ここは国内有数のタカ類の渡りの観察ポイントである。

 この白樺峠で渡りのする蝶として有名なアサギマダラの群れに会ったのである。うれしかった。この蝶は春〜秋口、国内の高原帯に棲息する。17日にはアサギマダラはいっぱいいたが、翌18日には1羽も見えなかった。南下していったのだろうか。蝶がとまっている花はマツムシソウである。