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muneo house information

2005-10-31 (Monday)

ネットワーク社会 ムネオハウスに触れる2002年の論文が掲載

今月発行の一冊。学習院大学教授・遠藤薫氏が2002年8月に執筆した論文「コンピュータ・メディアに媒介された小公共圏群と間メディア性の分析 ― 小泉政局においてネット「世論」と既存マスメディアはどのように相互参照したか」が収録されていました。

タイトルの通り、2002年1月からの田中真紀子外相更迭に始まる一連の流れを分析したものですが、同時期に書かれ、2003年に書籍に採録された「テクノ・エクリチュール − −コンピュータ=ネットを媒介とした音楽における身体性と共同性の非在/所在」と同様に、この論文でもムネオハウスの話題が登場しています。出現場所は最後の締め。

ネットワーク公共圏のもう1つの問題

本章で見てきたように、2002年1月29日の真紀子解任劇の際、ネットワーク小公共圏では沸騰現象が生じた。沸騰のなかで、当然のように、首相官邸あるいは国会周辺えのデモ行動が呼びかけられ、ネット上での議論を見ている限り、いままさにネットの向こう側にいる無数の匿名者たちが実体として姿を現そうとしているやに感じられた。けれども、実際には、何らの具体的行動もされなかったのである。ネットワーク小公共圏への参加者達は、あくまで無身体の状態に留まったのである。

この後にネット上の小公共圏から生じた興味深いムーブメントして「ムネオハウス」が挙げられる。2002年2月半ばから、2ちゃんねるを中心に、鈴木宗男氏に関するTV報道(インタビュー、記者会見、国会中継、ワイドショー)のサンプリングによるハウスミュージックがネット上に公開され始めた。多くは匿名の作者によるもので、ダウンロード可能な状態で掲載された。その数は急激に増大し、専用のサイトも多数開設された。まもなく、音楽にとどまらず、ジャケットや動画も作成されるようになった。3月4日には、ネット上の呼びかけに応えて、都内でイベントが開催され、1000人以上の参加者が集った。この出来事はマスメディアでも再三紹介された。同様のイベントはその後も繰り返された。

なぜデモ行動は行われず、ムネオハウスには多くの人が集まったのか。今日のネットワーク小公共圏を考える上で、この問題は一種の鍵であるかもしれない。(5)

*付記 本稿は2002年に書かれたものである。刊行が遅れたため、その後の展開についての筆者自身の議論が先に公刊されたものも多い。

遠藤薫 (2002) 「コンピュータ・メディアに媒介された小公共圏群と間メディア性の分析― 小泉政局においてネット「世論」と既存マスメディアはどのように相互参照したか」 『ネットワーク社会』 (ミネルヴァ書房 2005) p.99

2003年3月に行われたNHK放送文化研究所での遠藤先生講演の下敷きはこの論文だったのかなという印象ですね。

なお注記には

(5) この問題に関しては遠藤(2003a)参照。また、本章の後に書かれた遠藤(2004)も参照いただきたい。

遠藤, 前掲, p.100

とあり、参考文献一覧から、ムネオハウス自体を主題とした上記の論文が採録された『電子メディア文化の深層』(2003)と、付記にあるようにその後書かれ、ぼんやり消えていったところまで触れている『インターネットと<世論>形成』 (2004)を挙げています。

備考

記事起稿日 : 2011年12月9日

引用に当たり、数字表記を変更しました。

2005-10-12 (Wednesday)

ムネオハウス垂れ流し@ニュース速報(VIP)

ニュー速VIPのスクエニ垂れ流しラジオのアドレスで放送。

2005-10-07 (Friday)

鈴木宗男 外務省に徹底抗戦の構え

騒動の火種は、9月29日に共同通信がその存在を報じた外務省の“ムネオ対応マニュアル”。

以前、同省に強い影響力を持っていた鈴木氏が国政復帰したことで、同省が幹部職員に「積極的に説明に行かない」「会食など事務的な説明を超える接触は行わない」といった内容のマル秘の交際心得を配布したというもの。

この報道に対し、鈴木氏は即座に「特定の国会議員を忌避するということは、全国民の代表者である国会議員を軽視すること」という怒りの反論コメントを発表。さらに6日になって、同省の塩尻孝二郎官房長に対し、マニュアル存在の有無や存在する場合の配布対象を問う内容証明郵便を国会内郵便局から送付した。 36時間以内の返答期限を付け、文書発送の事実をメディアに公表する徹底ぶりだ。

鈴木氏を恐れるあまり、先手を打って防御線を張ったはずの外務省だが、その気配りが自らの首を絞める皮肉な結果となってしまった。

鈴木宗男vs外務省の戦いが始まる。

2005-10-06 (Thursday)

辻元清美 イベントで大人のおもちゃにサイン

「アダルトショップ」主催イベントで講演した辻元センセイ

「じゃあ、オークションを開始しまーす。5000円からでーす!」と、声を張り上げた女性司会者に、「5500円!」と、たちまち女性客の一人が応じたのが初値。女性司会者が、「元々、これは定価6000円の商品なんですよー」と、断りを入れると、即座に、「6000円!」「6500円!」「7000 円!」と、値がグングン、つりあがって行く。

10月1日、午後8時30分。

渋谷区のライブハウスで行われていた女性限定のイベント「女祭」での一幕である。休憩時間のオークションに出品されたのは、鮮やかなパープルの色合いをした巨大なバイブレーターだった・・・・。

しかもこのイベントのメインゲスト、辻元清美代議士が油性マジックで書いた「直筆サイン入り」という大変な希少価値をもつ素晴らしい一品だったのだ。

本日発売の週刊新潮に掲載。経緯については以下のブログを参照のこと。

2005-10-03 (Monday)

外務省 ムネオ対応マニュアルでコメント

谷内正太郎外務事務次官は3日の記者会見で、鈴木宗男衆院議員(新党大地)に対する“対応マニュアル”を同省が内密に作っていたことについて「(鈴木氏を)忌避する気持ちはない。かつていろいろなことを言われたこともあるから、適正な関係を保っていきたい」と述べた。

これに関連し鈴木氏は3日までにコメントを発表し「外務官僚が自己保身のため特定の国会議員を優遇する、あるいは逆に特定の議員を忌避することは、国会議員の軽視だ」と批判した。

2005-10-02 (Sunday)

鈴木宗男 10kmマラソン完走

宗男氏、完走!!新党大地・鈴木宗男衆院議員(57)が2日、「第30回札幌マラソン」(報知新聞社主催)の男子10キロ50歳代の部に出場した。浪人時代の昨年も出場した宗男氏は、49分台での完走に「50分台が目標だった。選挙が終わってちょうど3週間。疲れが残っていたな」と言いながら余裕の表情。マラソン終了後は車に飛び乗り、あいさつ回りに出向くなど無尽蔵のスタミナをみせていた。