山崎拓 引退報道 → 否定の上「公認なければ離党」と表明

昨年の衆院選福岡2区で落選した自民党山崎拓元副総裁(73)が政界を引退する意向を固め、周囲に伝えたことが24日、分かった。複数の関係者が明らかにした。今夏の参院選比例代表への立候補を目指していたが、党の公認を得られない見通しになったため決断したとみられる。 関係者によると、山崎氏は23日、地元の有力支援者と協議。党公認は厳しいとの認識になったという。新党の結成も検討していたが、自民党への愛着や支援者の反対もあり、見送った。

自民党山崎拓前副総裁は25日、福岡市内の事務所で記者会見し、党執行部に求めている参院選比例代表への自らの擁立に関し「今週中に執行部の判断を聞いて最終的に決着をつけたい。公認を得られなかったら離党する」と述べ、谷垣禎一総裁らに週内の会談を求める意向を示した。
地元紙が同日付で政界引退の意向と報じたことに対し「政界引退のつもりはない」と強調。離党を選択した場合の対応については「(参院選に)別の政党から出るか、新しい党から出るかの判断を週内につけるのは難しい」と述べた。

引退は否定。