新党「大地・真民主党」が新党「新党大地・真民主」に党名変更 / 政党助成金を拒否するのか?と夕刊フジ 他

松木氏「「例えば新党大地・真民主
新党の名前は早くも変更?――。松木謙公衆院議員(道12区)は4日の北見市での街頭演説で、鈴木宗男衆院議員が昨年末に結成し、松木氏も参加する新党「大地・真民主党」の党名を変えることを検討していると話した。
松木氏は演説で「党名がわかりづらいという声がある」として、「例えば『新党大地・真民主』というのが韻を踏んで分かりやすい」と、鈴木氏と話し合っているという。

前フリ。

鈴木宗男衆院議員を代表とする大地・真民主党は5日、政党名を「新党大地・真民主」に変更すると総務省に届け出た。鈴木氏は変更理由について「新党大地の方が分かりやすい」と記者団に述べ、新党結成前から率いている地域政党の名称が一定程度浸透しているためと説明した。
鈴木氏は同日夕、民主党輿石東幹事長と国会内で会談、「与党でやらせてもらう」として、衆院での統一会派を継続したい意向を伝えた。新党大地・真民主には、民主党を離党した石川知裕氏と、同党を除籍処分となった松木謙公氏が含まれていることから、輿石氏は「少し時間がほしい」と留保した。 
会談後、鈴木氏は記者団に、民主党に離党届を出した内山晃氏らでつくる新党きづなとの連携について「初めから公党同士が組むのは野合だ」と否定した。きづなが野党志向を鮮明にしているためとみられる。(2012/01/05-20:20)

鈴木宗男衆院議員が代表となる新党「大地・真民主党」が6日、札幌市内で結党会見を開く。国会議員5人を集め、政党助成金の対象となるが、鈴木氏はもともと「政党助成金廃止」が持論。同日の会見で、受け取り拒否を明言できるかが注目されている。
新党は、松木謙公石川知裕、浅野貴博の3衆院議員と、横峯良郎平山誠の両参院議員が参加。昨年12月28日に総務相に届け出たため、助成金を受け取る資格はある。
しかし、鈴木氏は同党の前身となる「新党大地」の2009年衆院選マニフェストで「国民の税金から約320億円、国会議員1人あたり約4600万円支給されている政党助成金を廃止します」と明記している。「大地・真民主党」が助成金を受け取れば、鈴木氏の政治信念に疑問符が付けられかねない。
鈴木氏周辺も「助成金を受け取れる要件を満たしても拒否すれば、他党との差別化ができるのでは」と話している。

明日のポイント。

新党大地代表の鈴木宗男衆院議員が結成した新党「大地・真民主党」入りした石川知裕衆院議員(道11区)=無所属=は29日、帯広市内で北海道新聞の取材に応じ、「政権交代の原点に返るため、無所属で活動するよりも政治力の発信を高めることができる」と熟慮の末の決断だったと述べた。(12月30日朝刊 とかち帯広版掲載)

動画ニュース。

鈴木宗男衆院議員(63)らと新党「大地・真民主党」を結成することを表明した松木謙公衆院議員(52)=無所属、道12区=が4日、年末の表明後初めて北見市で街頭演説した。松木議員は「民主党にうらみはないが、あまりにも変わってしまった」と現在の民主党を批判。別に新たに結成された「新党きづな」とも連携していくと述べた。松木議員は昨年6月、菅直人内閣の不信任案に賛成し、民主党を除名された。
街頭演説で松木議員は「食料自給率は下がる一方。食は守れるのか」と野田佳彦首相が交渉参加を決めたTPP(環太平洋パートナーシップ協定)を批判。地域の医療過疎の問題にも取り組むとし、「新党は『新』ではなく、『真』の党」と訴えた。【渡部宏人】

参加各位の訴え。