野田首相 プーチン発言を歓迎

野田佳彦首相は3日、首相官邸で欧米や中国などの外国メディアの共同インタビューに応じ、北方領土問題に「終止符を打ちたい」と表明したプーチン・ロシア首相の発言について、「問題を解決していこうという意欲を感じた」と評価した。その上で「(発言の)真意は直接お尋ねしなければならないが、さまざまな議論を深めていきたい」と述べ、4日投開票のロシア大統領選で当選が確実視されているプーチン氏と早期に会談したいとの意向を示した。 
河村たかし名古屋市長が旧日本軍による南京事件を否定し、中国側が反発している問題については「名古屋市と南京市との間で早急に解決されることを期待する」と語った。
一方、月内に提出する方針の消費増税関連法案について、首相は「(野党と)腹を割って議論し、政局でなく大局に立てば、必ず理解し合える」として、協力を求めていく姿勢を強調。衆院解散に関しては「引き続き丁寧な対話を呼び掛けていきたいので、今すぐ解散うんぬんに言及することは控えたい」と述べた。(2012/03/04-05:17)

震災から一年を前にしたCNN他米中露18社による共同インタビューだそうです。