山根外務副大臣 ロシア訪問へ

政府は16日、山根隆治外務副大臣を24〜27日の日程でロシアに派遣する方針を固めた。プーチン新政権が発足して初の政務三役の公式訪問で、野田佳彦首相や玄葉光一郎外相の訪ロに向けた調整に入る。首相は訪ロを通じて領土交渉を打開したい考えだが、北方四島の帰属問題を巡り、日本とロシアの溝はなお深い。
山根副大臣は23日にパリで開幕する経済協力開発機構OECD)閣僚理事会に出席した後、ロシアに入る。実質2日間のモスクワ滞在中、ロシア政府関係者と相次ぎ面談し、首相が訪ロした場合の日程や議題、成果について協議する。(後略)<<