野田首相 ロシア首相の国後島訪問は「遺憾」/ 国後島沖漁船拿捕 通訳のロシア人一名根室に戻る

野田佳彦首相は11日、北方領土の元島民らでつくる「千島歯舞諸島居住者連盟」の小泉敏夫理事長と官邸で会い、北方領土視察について「適切な時期に行きたい」と述べた。小泉氏が視察のため北海道根室市への訪問を要請したのに対して答えた。
ロシアのメドベージェフ首相による3日の国後島訪問に関しては「遺憾だ」と語った。
小泉氏が「ロシアとの平和条約締結のため、まず北方領土の帰属問題の解決が必要だ」と指摘すると、首相は「認識は共有している」と応じた。(共同)
[2012年7月11日20時22分]

当然ですが「適切な時期に行きたい」は前から言ってますね。

北方領土国後島沖で日本人2人を含む4人が乗った船がロシア国境警備局に拿捕(だほ)された事件で、拘束されていたとみられる北海道根室市在住のロシア人男性が根室に戻っていたことが分かり、道警根室署が10日、任意で事情を聴いた。
ロシア人男性は根室にある水産物輸入会社の役員で、日本の永住権を持つ。乾燥ナマコを買い付けるため、6月25日に斜里町のウトロ港をプレジャーボートで出港。26日未明、国後島北端のルルイ岳の西方沖でロシア国境警備局に拿捕された。
男性は通訳などとして乗り込んでいたとみられ、国境侵犯などの疑いでロシア国境警備局の取り調べを受けていた。日本人2人は今週中にも釈放されるとの情報もあるが、10日時点で釈放は確認されていない。【本間浩昭】<<