松山千春 北海道9区から出馬か / 鳩山由紀夫 党に留まり立て直す / ロシアメディア「日本の反発は"形式的"」

藤本:民主党に残った鳩山氏はどうなりますか。選挙区は北海道で、自民党は元スピードスケート選手の堀井学氏(40)を刺客に立てました。
上杉:私がレギュラー出演している北海道のテレビ番組「U型テレビ」(UHB)のアンケートでは、鳩山氏を評価するが110人、しないが2000人近くいました。
宗男:鳩山さんの9区には新党大地から松山千春さん(56)なら相手に不足はないと思う。千春さんも鳩山さんの所から出たいと言っている。

このインタビュー記事を発端として松山千春=鳩山由紀夫への刺客説が浮上。

民主党北海道第9区総支部の常任幹事会が14日、室蘭市内で開かれた。総支部代表の鳩山由紀夫元首相が出席し、一部で報じられた自身の離党や新党構想を否定。次期衆院選に向け、鳩山氏が党公認を受ける前提で一丸となって取り組んでいくことを確認した。
常任幹事17人が参加。この中で鳩山氏は、消費増税関連法案に反対したことに、「(増税しないとした)マニフェスト政権公約)を守る立場で、経済も低迷しており、国民のために政治があるとの思いで、反対票を投じた。当然処分を覚悟の上での行動。どんな処分も甘んじて受ける」と説明。一部メディアが鳩山氏の離党や新党構想を報じたことについて、「党にとどまって立て直さなければならない」として否定し、「党が国民の期待と別の方向に向かっていることが残念だが、だからこそ国民の声が届く政権をつくり得るのか、試すことが重要」と強調した。
会議では次期衆院選に向けて鳩山氏の公認を前提に戦っていくことを改めて確認。鳩山氏の党員資格停止処分中の3カ月間は、滝口信喜代表代行が代表実務を担うこととした。

ロシアのメドベージェフ首相が7月3日に北方領土国後島を訪問した問題で、ロシア・メディアは日本の反発を「形式的なもの」とし、軽視する論調が目立った。プーチン大統領再任で、領土交渉が進展するとの期待が日本国内で浮上していることも、日本の抗議が軽んじられる要因となっている。
「これは“歌舞伎”政治劇場だ」
露ラジオ局コメルサントFM(電子版)は3日、系列紙のストロカーン解説委員の分析を紹介し、両国の批判の応酬は、形式的な政治ショーに過ぎないと指摘した。
ストロカーン氏は「(領土)交渉は発展せず、いわば“仮死状態”にある」と分析。一方で「両国の貿易・経済関係は拡大する」と述べ、「これは領土問題の解決抜きに経済関係を強化したいロシア政府の意向に沿っている」と、ロシアの“望み通り”の状況になっていると解説した。
またロシア政治情勢センターのミヘーブ代表も「(日本側の)反応は義務的なもの。両国の関係は、悪くも、良くもならない」と述べ、首相の国後島訪問が両国関係に与える影響は限定的との考えを示した。
ミヘーブ氏はさらに、日本の領土返還要求は「法的に何ら根拠がなく、もっぱら歴史的な背景によるものだ」と主張。「ロシア政府は(日本による北方領土への)投資や共同計画、さらには、おそらく共同開発すら、話し合う用意があるが、領土を譲渡するなどということはあり得ない」と持論を展開した。
(後略)

ツラツラとロシア側の冷ややかな反応が掲載されています。