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muneo house information

2017-08-21 (Monday)

「BUBBLE-B・m1dyのこれ、食えますか?」159回目

26分50秒頃からBUBBLE-Bさんのいつもの「批判のために政治家の失言をサンプリングして作られたものはナードコアじゃない」の話が繰り返されていました。

2017-06-23 (Friday)

豊田真由子議員の「暴言リミックスMAD」動画の投稿相次ぐ クラブミュージックやダブステップ調のものも

過去の同様の流れとしてムネオハウスと2014年の野々村竜太郎・元兵庫県議会議員の件が挙げられていまいた。

(前略)

以前にも、政治家の発言を素材にした動画が投稿されたことはあった。2002年に北方領土にある、いわゆる「ムネオハウス」に関する疑惑が取り沙汰されたときには、鈴木宗男氏の音声や辻本清美議員の国会答弁などをサンプリングした音MADが多数投稿された。2014年に当時兵庫県議員だった野々村竜太郎氏が号泣会見を行ったときも同様の現象が起こっていた。

議員のおかしな言動をMADにするのはもはやインターネット文化の一部となっている。ツイッターでも、「MADが作られそう」と期待する声が出ていた。

(後略)

豊田真由子議員の「暴言リミックスMAD」動画の投稿相次ぐ クラブミュージックやダブステップ調のものも | キャリコネニュース

2017-05-05 (Friday)

KAI-YOU連載「新世紀の音楽たちへ」第8回

安倉儀たたた氏の連載。ネットでの「協同作業を通じて作品を作りあげる」例としてYouTubeのムネオハウスPVと共に掲載されていました。

ネットからリアルへ ボイドラサークルの変化と即売会の役割

f:id:underdefinition:20170506162723j:image:right:w160 なぜボイスドラマサークルさんがネットからリアルに進出したのか、というと、それは制作に携わった方々との「オフ」会という側面があるように思います。ボイスドラマは制作が大変難しくしかも話数が多くてスケジュールが決まっているため、プロジェクトの管理能力が高くないと作品が完結しない、ということがしばしば起こるのだそうです。そこで、ある時期以降、正確に作品を完結させられる企画者の方々や的確に声を当ててデータを送ってくれる声優さんたちなどが固定化していき、ある種の「顔なじみ」がネット上に生まれてきます。

ネット上において、協同作業を通じて作品を作りあげるということ自体は珍しいことではありません、ちょっと昔なら「ムネオハウス」なんていうムーブメントがありましたし、ネット上でのラップバトルなんかもあります。ただ、これらが最終的に(そして定期的に)オフ会をするか、というと微妙なところかなあという気はします。

(動画省略)

ボイドラはネット上の協同であると同時に、作品制作への誠意を持った仲間たちとの信頼感を生み出すカルチャーでした。

同じ作品を作った「仲間」と出会える場所。そこがボイスドラマにとっての即売会(M3)だったのです。その仲間はいま新しいボイスドラマの聞き専たちを生み出しつつある、という状況になっていますが、その話はまた今度。

インターネットによって加速したボイスドラマの広がりは、即売会や同人のそれだけではありません。ある種のアプリゲーなどでは普通にボイスドラマをサービスコンテンツとして配信していますし、以前からあった版権もののドラマCDだけではなく、ドラマCDだけで展開するコンテンツもゼロ年代に入ってから増えています。音声劇の空間は動画時代になってなお、新しい広がりを見せているのです。

新世紀の音楽たちへ 第8回「ボイスドラマの変化と『即売会』の役割」 - KAI-YOU.net

2017-05-03 (Wednesday)

ITmediaねとらぼ「かーずSPのインターネット回顧録」

タイトルにも乗っているように、2001年〜2002年末頃のFlashの話題の中でピックアップされていました。

2002年2月25日「ムネオハウス」きれいな核兵器

f:id:underdefinition:20170503164625j:image:right:w240

(動画省略)

 デジタル音楽の1ジャンルである「ハウス(アシッドハウス)」と 「ムネオハウス」(鈴木宗男氏の証人喚問での答弁をサンプリングした楽曲)の名称を引っ掛けた、駄じゃれから生まれたパロディ。事件が起こると面白がってネタにするパターンの1つで、Yahoo!のカテゴリが作られるほどインターネットで定着しました。

- 「Hatten」「ゴノレゴ」「ムネオハウス」――“Flash黄金時代”が生み出したもの - ねとらぼ

スクリーンショットの通り、記事中に使われている動画は田代まさしファン倶楽部さん作のいわゆるムネオハウスのPVですが、きれいな核兵器のまろやかさ氏が2002年2月25日に公開したのはIntroのPVの方です。

追記

f:id:underdefinition:20170504223233j:image:right:w240 同記事がニコニコニュースで配信された際の見出しはムネオハウスだけになっていました。

2016-03-15 (Tuesday)

早すぎたチルウェイヴ、そしてムネオハウス的政治テクノ

2002年当時にはAllAboutでムネオハウスで記事を上げていた四方宏明氏のブログ記事。政治家の声ネタサンプリング作品の紹介で引き合いに出されていました。

(前略)

ソ連崩壊後ですが、大変興味深い作品『Виагра для Путина - проект Полит. Техно(プーチンのためのバイアグラ - プロジェクト政治テクノ)』(2003 年)があります。プーチン、エリツィン、ゴルバチョフなどの歴代大統領、ソ連に亡命した元日本共産党員の袴田陸奥男を父に持つ有能女性政治家として知られるイリーナ・ハカマダなどのボイスをサンプリングし、政治テクノをコンセプトとしています。日本でのムネオハウスが2002年の現象であっただけに、そのシンクロ具合に驚きます。ヴィシュニャがムネオハウスを知っていたのか、偶然なのかは謎です。

早すぎたチルウェイヴ、そしてムネオハウス的政治テクノ - 四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

2015-12-18 (Friday)

ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門

過去に同人誌として頒布されていた『ボカロビギナーズ!』シリーズが一冊にまとめられ、インプレスから商業流通向けにリリースされました。Vol.2に掲載されていた動画サイト以前時代の説明がここにも使われたため、ムネオハウスの記述が残っています。

■動画サイト登場以前のDTM、ネット音楽

(前略)

さらにパソコンの性能やインターネット回線の速度が向上すると、音楽だけではなく動画を一般の方が公開し、視聴するという環境が整ってきました。当時、動画はMacromedia社(現在はAdobe社が買収)の「Flash」というソフトウェアで制作し、個人サイトやアップローダーなどで公開するというのが一般的でした。

Flashは、当時の「2ちゃんねる」(http://www.2ch.net/、以下2ch)文化と強く結びつき、数々の名作を生み出しました。2chの設立は1999年であり、当時はまだSNSもなかった時代に、今で言うところの「○○クラスタ」が集まる貴重な場でした。その中で育った文化の成果物などを動画として公開する手段として、Flashが重宝されました。

そのFlash動画で使用される音楽にも、注目が集まることが多くありました。洋楽の空耳などのネタも多くありましたが、中にはmuzieで公開されている同人音楽がBGMとして起用されることもありました。

例えば403氏の「Southern Cross」という曲は、2004年末のイベントで公開された「Nightmare City」というFlash動画の「主題歌」として使用され、muzieでのダウンロード数が6桁を記録するという、当時のネット音楽としては前人未到のヒットを打ち立てました。こうして、同人音楽という存在が徐々に知れ渡っていくことになります。

また、同じく2chから始まったものですが、当時のネット音楽で話題となった現象に、2002年の「ムネオハウス」ムーブメントがあげられます。これは、当時衆議院議員だった鈴木宗男氏の国会での証人喚問がテレビのワイドショーで大々的に報道された際、その声を録音して音素材として活用(サンプリング)し、音楽ジャンルの「ハウス」と引っ掛けて曲を作った人が現れたことをきっかけに、続々と有志によって曲がアップされ、アルバムが20枚以上も制作されるほどのムーブメントとなったという出来事です。

そして2005年2月の「YouTube」誕生、2006年12月「ニコニコ動画(仮)」誕生に伴い、動画の発表の場は個人サイトから徐々に動画投稿サイトに軸足を移していくことになります。

アンメルツP『1-6 DTMとVOCALOIDの歴史』「ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門」(2015)

備考

記事公開日: 2016年2月28日

初版の段階ではGoogle Booksで表示される範囲のみしか確認出来ていません。追々書籍版を確認する予定です。

2015-10-25 (Sunday)

非実在性芸音科学ぷち研究その1 「同人音楽は政治に一発カマせるか? ~MUNEO HOUSE・初音ミク・SEALDs~」

本日開催されたM3 2015秋でサークル「非実在性芸音科学」さんが頒布した無料誌。

f:id:underdefinition:20151028194747j:image:w160:right同人音楽が政治に直結する可能性なんて、皆様考えたことがないかと思います。そして繋げる意義も考えない、むしろ「同人に政治を持ち込むなよ…」と思うことでしょう(僕も若干そう思う)。

ところがかつて、同人音楽が政治にモロ直結しかけたことがあります。アラサーの方はご存知かもしれませんが、かつて鈴木宗男元衆議院議員が汚職事件で注目された時に、ネット上で「ムネオハウス(以下 MH)」というテクノ音楽が話題になりました。これは2ちゃんねらーにより作られた、鈴木宗男の発言をサンプリングしたハウスミュージックのことです。TV ニュースでも取り上げられたようで、ボカロ現象には及ばないものの、結構な影響力を持ちました。今回はこれを軸に「同人音楽が政治や社会を変えうるか」「それに意義があるのか」「同人は非政治的であるべきではないのか」などの問題について簡単に述べていきたいと思います。

aoiiiin 『<ぷち論考>同人音楽は政治に一発カマせるか?~MUNEO HOUSE・初音ミク・SEALDs~』「非実在性芸音科学ぷち研究その1」 (2015) p.1 *画像は表紙

f:id:underdefinition:20151028194746j:image:w160:rightという冒頭の一節から始まる4ページほどのお話。ムネオハウスについては定番の遠藤薫先生の過去の論文をベースに話を進めていらっしゃいました。またカタログのサークルカットにも「ムネオハウス」の記述が残っていました(右図参照)。

当方が記憶している限りムネオハウスが「同人」音楽として語られたケースは今まで無く、また遠藤先生の一連の著作の中でもムネオハウスは日本のウェブにおけるインターネットファッド、あるいは英語圏ではもっぱらInternet Meme(インターネットミーム、単にmeme/ミームとも)と称されるもの、の初期事例として紹介されており、所謂同人文化の文脈で取り上げられたものではありませんでした。

果たしてこのテーマへの導入部にムネオハウスを採用するのは有効だったのでしょうか。当方としては少々疑問が残りました。

追記 (2015年12月25日)

ブログにて全文公開されました。

備考

記事公開日: 2015年10月29日