タブブラウザ開発日記

タブブラウザunDonutに関する話題が中心の日記です。 開発ページはここ

2004-11-19

Sleipnirの件について

なんともお気の毒な話です。奪われたものが作者氏の下へ無事戻ってくることを願って止みません。

Sleipnirは今のところ総合的に最も優れたタブブラウザだと私は思っています。私が初めて使ったタブブラウザも確かSleipnirだったと思います。unDonutの開発においてもいろいろ参考にさせていただいてました。どこをどう参考にしたかはもう覚えてないんですが。しかしそんな優れた作品がこのような形で終わりを迎えるかもしれないというのはあまりに残念なことです。

ソースバックアップについて言えば、まあ確かに外部メディアバックアップがないというのは不思議な気もしますが、PC故障と盗難を比較してみれば当然HDDが飛んだとかの方が身近ですし、私もこの件が起こるまでPCごと盗まれるというのは頭から抜けてました。ハードウェア的なセキュリティももちろん必要ということを心に留めておくことにします。

そう、これはどうでもいい話なんですが、ファイルのパーミッションにはやたらと気を遣うくせにログイン時のパスワードを紙にメモっておくとかありえません。某友人。しかも5文字ですか。

あ、unDonutソースは二ヶ月おきにCD-Rに、一ヶ月おきにサーバーバックアップしてるので一応大丈夫です。だれも気にしてないと思いますが。

unDonut開発日記(11/19)

ここ数日IEコンポーネントの検索ダイアログをのっとっていろいろ出来たらいいなとか画策してたんですが結局失敗して海の藻屑と化しました。というのも、検索ダイアログのコントロールボタンとか)がIEコンポーネントと同様で標準のボタンではなかったんです。標準のボタンならタスクバーだろうがメッセージボックスボタンだろうが無理矢理操ることも可能なんですが、IEコンポーネントは画面にボタンイメージレンダリングするだけなので勝手が違うみたいです。検索ダイアログの中身はInternet Explorer_Serverというクラス名を持っていて、IEコンポーネントと同じだったので、これを操作するのと同じ手順でいけるかなと思って試したんですがダメでした。最後の手段は自分で作った検索ダイアログを標準のと置き換えるというものですが、もうくたびれたのでここで中止。あーあ、随分と時間を使ってしまった。

(追記)http://www.codeproject.com/wtl/wtldockingwindows.asp

これを組み込んでみたい衝動にかられてます。でも多分プログラムサイズが100〜200KBぐらい増えそうな気もするので微妙なところです。

Sleipnirについて技術的なこと

ソースが無いにしてもプラグイン機能が備わっているのである程度のことは出来ると思います。プラグインは多分DLLの形式をとってSleipnirと同じプロセスに組み込まれるはずで、同一プロセスであればウィンドウなどの操作はほぼ自由に出来るはずです。私は以前DonutPツールバープラグインから操作してツールバーを固定するプログラムを書いたことがありますし、2chブラウザのかちゅーしゃの拡張ソフトkageもまた同様にDLLから本体の動作を制御しています。Sleipnirの場合はBCGControlBarというやたら高機能なライブラリを使っていて、ライブラリが行う標準の動作を妨げておかしくなることもありうるのでどれだけ問題なく制御できるかはわかりませんが、ソースが無くても多少の変更は効くかもしれませんということです。ただしこの方法でGecko対応とかは無理でしょうし、リソースの追加とかも効かないんで、結局のところはソースが戻ってくるのを祈るしかないかなぁ。