食品安全情報blog RSSフィード

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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2016-05-27

[]動物と食品の残留動物用医薬品についての最近のデータ

Recent data on veterinary drug residues in animals and food

25 May 2016

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/160525

動物と動物由来食品に検出される様々な動物用医薬品、未承認物質、汚染物質のEU残留基準の順守率を含むEFSAのデータ報告書は、2014年以降の監視データを要約している。

28のEU加盟国から―2013年のデータについての昨年の報告書の100万強より少ない、―全部で730,000件が2014年には報告された。

2014年には対象サンプルの法令違反の量は(例えば不法使用が検出されたり最大量違反サンプル)―過去7年間の0.25%-0.34%と比較して0.37%と―わずかに増加した。 

レゾルシル酸ラクトン(菌類由来や人工のホルモン活性化合物)や金属やマイコトキシン(菌類が生産した毒)のような汚染物質の法令違反はわずかに増加した。

概要データは全体として高い割合で法令が順守されていることを示し、EU監視システムの強さと消費者保護への寄与を証明している。 

  • 生きた動物と動物製品の残留動物用医薬品とその他の物質の監視結果についての2014年の報告書

Report for 2014 on the results from the monitoring of veterinary medicinal product residues and other substances in live animals and animal products

EFSA-Q-2015-00031

17 December 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/923e

[]意見

  • 幼い子供の特定医療目的で食品にベタニン(E 162)の使用拡大を提案する安全性

Safety of the proposed extension of use of beetroot red (E 162) in foods for special medical purposes in young children

EFSA Journal 2016;14(5):4487 [13 pp.]. 26 May 2016

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4487

1〜3歳の幼い子供の最終的に希釈された特定医療目的用食品に提案された量20 mg/Lで、提案されたベタニン(E162)の使用拡大は安全上の懸念を生じない。

  • 食品添加物としてのスクロース酢酸イソブチル(E 444)の再評価

Re-evaluation of sucrose acetate isobutyrate (E 444) as a food additive

EFSA Journal 2016;14(5):4489 [39 pp.]. 25 May 2016

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4489

SCFが1994年に定めた許容一日摂取量(ADI) 10 mg/kgを20 mg/kgに見直した。すべての年齢集団でADIが超過しないことを考慮し、食品添加物としてのスクロース酢酸イソブチル(E 444)の使用は報告された使用と使用量では安全上の懸念を生じないとした。

  • ポリデキストロースと通常の排便の維持:健康強調表示評価

Polydextrose and maintenance of normal defecation: evaluation of a health claim pursuant to Article 13(5) of Regulation (EC) No 1924/2006

EFSA Journal 2016;14(5):4480 [12 pp.]. 25 May 2016

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4480

因果関係は立証されなかった。

  • Feedway Europe NVから提出された申請に基づく全ての動物種用のEscherichia coli CGMCC 7.57の発酵により生産されたL-リジン塩酸塩の安全性

Safety of l-lysine monohydrochloride produced by fermentation with Escherichia coli CGMCC 7.57 for all animal species based on a dossier submitted by Feedway Europe NV

EFSA Journal 2016;14(5):4471 [9 pp.]. 23 May 2016

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4471

この遺伝子組換え製品系統に関して、対象種、消費者、使用者、環境への安全性の懸念は生じない。この製品に存在するエンドトキシン量とその飛散性は使用者の健康リスクとはならない。

  • Feedway Europe NVから提出された申請に基づく全ての動物種用のEscherichia coli CGMCC 7.58の発酵により生産されたL-スレオニン技術的純品の安全性

Safety of L-threonine, technically pure, produced by fermentation with Escherichia coli CGMCC 7.58 for all animal species based on a dossier submitted by Feedway Europe NV

EFSA Journal 2016;14(5):4470 [11 pp.]. 23 May 2016

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4470

この遺伝子組換え製品系統に関して、対象種、消費者、使用者、環境への安全性の懸念は生じない。この添加物の取扱者にはエンドトキシンに対する暴露リスクが予期される。皮膚感作の可能性の懸念が残る。

  • アバメクチンの農薬リスク評価ピアレビュー

Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance abamectin

EFSA Journal 2016;14(5):4491 [24 pp.]. 24 May 2016

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4491

情報不足と懸念が確認された。

  • カボチャの種のフルアジポップ-Pの既存MRLs改訂

Modification of the existing maximum residue levels for fluazifop-P in pumpkin seeds

EFSA Journal 2016;14(5):4486 [14 pp.]. 24 May 2016

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4486

提案された5 mg/kgは消費者の健康リスクを引き起こしそうもない。

[]食品と飼料としての昆虫―未来の食べ物?

Insects as Food and Feed - Food of the Future?

24.05.2016

http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2016/16/insects_as_food_and_feed___food_of_the_future_-197552.html

食品と飼料としての昆虫が引き起こす健康リスクの可能性についてさらなる研究を行う必要がある。このため、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2016年5月24日にベルリンで「食品と飼料としての昆虫―未来の食べ物?」というBfRシンポジウムを計画している。「食品源としての昆虫について一般市民の関心がますます高まっている」とBfR副長官Reiner Wittkowski博士は述べた。「それだけに、それらの新しい食品がどの程度安全かを明確にすることがいっそう重要である。」今日まで、昆虫の毒性学的及び微生物学的安全性に関する研究はほとんどない。環境にやさしくコストがかからず生理学的倫理学的にメリットがあり、肉を上回る価値があると主張されているため、昆虫は画期的で持続可能な食品源であると議論されている。最新のBfR代表調査によると、ドイツ人の大多数は昆虫摂取は健康リスクを引き起こさないと考えているが、昆虫を進んで食べる前にもう少し情報を得たいと考えている。

[]FVO査察報告書

  • デンマーク―水産物

DK Denmark - Fishery products

24/05/2016

http://ec.europa.eu/food/fvo/audit_reports/details.cfm?rep_id=3620

2015年6月23日〜7月2日にデンマークで実施された水産物の公的管理実施評価に関する査察。市販されている水産物は全段階においておおむねEUの要求に従って実行されている。だが、食品企業の管理者による実情検査の確証が得られず管理システムの効果に影響が出ている。

[]意見募集の結果 飲料水規制:放射性物質のモニタリングを含める

Drinking Water Regulations: changes to include monitoring for radioactive substances

26 May 2016

https://www.gov.uk/government/consultations/drinking-water-regulations-changes-to-include-monitoring-for-radioactive-substances

59件の意見を受け取った。議会で検討された後DWIから更新ガイドラインが発表される予定

[]豆の力:トップシェフがカラフルな新しい本で豆料理の秘密を教える

Power of the pulse: Top chefs share secrets of bean cuisine in colorful new book

26 May 2016

http://www.fao.org/news/story/en/item/416320/icode/

国際豆年の特別大使に英国人のフードブロガー

FAOが「豆、持続可能な未来のために栄養のある種子」を発表した。世界の豆の歴史や育て方、料理のしかたまで説明している。また英国の食品ライターでブロガーのJenny Chandlerを国際豆年欧州地域特別大使に任命した。

(ちなみにアジア太平洋地域は西オーストラリア大学の豆の研究者Kadambot Siddique)

http://www.fao.org/3/a-i5528e.pdf

ファイル重いけどとてもスタイリッシュな作りになっている

(日本の記述がスーパーマリオブラザーズのbeanbean王国と小豆だけ。確かに日本の場合大豆のみに偏っているけれど)

[]放射線リカバリーガイダンスとツール:ユーザーガイド

Radiation recovery guidance and tools: user guide

26 May 2016

https://www.gov.uk/government/publications/radiation-recovery-guidance-and-tools-user-guide

放射線リカバリーナビゲーションツール(RRNT)とそれに付随する放射線リカバリー記録様式(RRRF)の使用方法ガイド。

[]タバコ製品の包装

Packaging of tobacco products

20 May 2016

https://www.gov.uk/government/publications/packaging-of-tobacco-products

2016年5月20日から発効したタバコの包装に関する新しい規則についての企業向けガイド。

[]ナトリウム警告表示への裁判所の決定についてのNYC保健コミッショナーの声明

NYC Health Commissioner’s Statement on Sodium Warning Rule Court Decision

May 2016

http://www1.nyc.gov/site/doh/about/press/statements-from-the-health-commissioner.page

本日の上訴審での決定は、ニューヨーカーに食事と健康について情報を与えられた上でのより良い決定を可能にする。市全体のレストランチェーンは既にメニューへの塩警告表示を始めており、ニューヨーカーが塩に注意するのに役立っている。

NYC Health Commissioner’s Statement on Sodium Warning Rule Court Decision

May 26, 2016

http://www1.nyc.gov/assets/doh/downloads/pdf/press/stmt-sodium-rule-05262016.pdf

塩の警告規則の実施保留を解除。2300mg以上のナトリウムを含む商品にはナトリウムアイコンを使って警告する。

(タバコと塩は日本人の健康にとって最も優先的に対策すべきこと。機能性食品で健康になんかならないのにそんなことばっかりやってて、トータルでみたら悪影響のほうが大きい)

[]鉛、水−米国:(第8報)(ニューヨーク)学校

Lead, water - USA: (08) (NY) schools

2016-05-26

http://www.promedmail.org/post/4245596

Date: 25 May 2016 Source: Water Online [edited]

フリントに続いて、ニューヨークのLong Islandの半ダース以上の学校で水の鉛濃度が高いことがわかった。少なくとも32の学校が検査計画を開始したが、エンジニアが不足しているため待たなければならない。問題の学校区の代表によると鉛の原因は内部の配管によると考えられるので交換を検討している。

[]世界保健総会は女性、こども、青少年、健康的な加齢についての決議を採択

World Health Assembly agrees resolutions on women, children and adolescents, and healthy ageing

http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2016/wha69-26-may-2016/en/

全ての人が健康で長生きできる世界へ

[]FDAは最終食品防御規制を発表

FDA Issues Final Food Defense Regulation

May 26, 2016

http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm502600.htm

FDAは食品安全近代化法のもとで、食品供給への国際的異物混入を予防するために米国や海外の企業の大規模公衆衛生危害予防に役立つ新しい食品安全性規則を最終化した。そのような事例は確率は低いが、新しい規則では食品供給をさらに守るための緩和戦略についても言及している。

新しい規則では国内および海外の食品施設両方で、初めて、広範な公衆衛生への危害を与えようという意図がある意図的異物混入への脆弱性を評価した食品防御計画文書を作成し維持することを求められる。施設はこれらの脆弱性への対応を同定し緩和戦略を実施し食品防御モニタリング方法と修正法を確立し、システムが稼働しているかどうか認証し、脆弱性のある分野に訓練された担当者を任命し確実な記録を残す必要がある。

この最終規則の重要点については2016年6月21日にウェブセミナーを行う予定である。

以下リンク

FSMA Final Rule for Mitigation Strategies to Protect Food Against Intentional Adulteration

http://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/FSMA/ucm378628.htm

[]論文

  • カナダにおける15-49才の直腸結腸がんの率と関連するライフスタイルリスク要因の傾向、1969-2010

Trends in colorectal cancer incidence and related lifestyle risk factors in 15–49-year-olds in Canada, 1969–2010

Parth Patel, Prithwish De

June 2016Volume 42, Pages 90–100

http://www.cancerepidemiology.net/article/S1877-7821%2816%2930034-0/fulltext

年齢調整有病率が両性合計で15–29才は6.7%/year (1997–2010) 、30–39才は 2.4%/year (1996–2010) 、40–49才が0.8%/year (1997–2010) と若い人のほうが増加率が高い。この間にリスク要因として増えたのは体重増加、野菜や果物の摂取は僅かに増加、運動不足率は低下、飲酒は変わらす喫煙は減っている。

(ちょっと説明がつかないので話題になっている)

その他

  • インドがもうすぐGMマスタードを食卓に上らせる

India nears putting GM mustard on the table

Priyanka Pulla

Science 27 May 2016:Vol. 352, Issue 6289, pp. 1043

遺伝子組換え食用作物の栽培認可を撤回してから6年、インド政府は再び試みている。しかしGMマスタードは厳しい逆風に出会っている。環境保護主義者は反対し続けているがインドの環境大臣Prakash JavadekarがGM技術に対して扉を開くことを決定した。GM技術は食糧安全保証に役立つ可能性があり、それを拒否することは科学に「ノー」を言うことだと。政府はGM品種の野外試験を認め、GMマスタードについての決定は夏に予想されている。

インドはもう何年もGM綿を栽培しているが食用ではない。2010年に活動家がGMナスの商用栽培阻止に成功した。GMフリーインド同盟のような反対派はGMマスタードが遺伝子を拡散させて何世紀も栽培してきた品種が消失するといった主張をしている。

(何故インドや中国やハワイのように既にGM作物が栽培されて出回っているところで「GMフリー」などと活動できるのか謎)

  • 濃縮サトウキビジュース?単純に砂糖と言ってくれませんか、とFDAは言う

Evaporated Cane Juice? Puh-leeze. Just Call It Sugar, FDA Says

May 26, 2016·2:16 PM ET

http://www.npr.org/sections/thesalt/2016/05/26/479494486/evaporated-cane-juice-puh-leeze-just-call-it-sugar-fda-says

約25年前に出現した、健康そうなイメージを装った企業が特に使ってきた「濃縮サトウキビジュース」という成分名に、FDAが砂糖と言えと言った。

FDAは2009年に「濃縮サトウキビジュース」を使わないよう助言することを提案していた。代わりに「乾燥サトウキビシロップ」を提案していたが何年にも渡る意見聴取の結果、これら全ては「砂糖」と呼ぶよう指示した。

(「濃縮サトウキビジュース」を使っていたのは主にオーガニックとか健康に良いイメージで売ってきた人たちで、彼らの「健康によい」の中身は消費者を騙すことであることがよくわかる事例。)

  • 「1日1回」の日焼け止めは避けること、とWhich?がいう

Stay away from ‘once-a-day’ sun creams, says Which?

27 May 2016

http://www.which.co.uk/news/2016/05/stay-away-from-once-a-day-sun-creams-says-which-443607/

そしてSPF検査に失格した日焼け止めクリームを発表

Which?が有名ブランドの「1日1回」の日焼け止めの宣伝内容を調べ、主張するほどの長時間の保護作用はないことを発見した。

4つの製品のSPFを調べ、6-8時間後には平均74%減少することを発見した。つまりSPFが30の製品ならSPFは8に低下するということである。

(普通にもたないと思うけど)

  • ベビーパウダーで卵巣がんになったとして集団訴訟

Class-action lawsuit filed after ovarian cancer linked to baby powder

Posted May 26, 2016 4

http://www.citynews.ca/2016/05/26/class-action-lawsuit-filed-after-ovarian-cancer-linked-to-baby-powder/

トロントの弁護士がベビーパウダーを使ったことに関連する卵巣がんの女性の代理で集団訴訟を開始した。米国でJohnson & Johnsonに対していくつかの賠償金支払い命令が出されたため。生検スライドにタルクが見つかった場合にはベビーパウダーとがんの因果関係が確認されるという。カナダ人女性10人程度が訴訟に参加。

(タルク入り手袋使ってたら・・・)

  • セラノス:訴訟に至る

Theranos: The Lawsuits Have Arrived

Thursday, May 26:

http://ww2.kqed.org/futureofyou/2016/05/26/theranos-from-all-angles/

北カリフォルニアで水曜日に最初の、今日木曜日には二つ目の集団訴訟。二つ目の訴訟ではCasey Jonesという男性が2015年9月に「生殖系の健康」と定期血液検査を受けた。セラノスは指先を刺したほんのちょっとの血液で検査ができると宣伝していてメディアが大々的に宣伝していたのでセラノスの検査を受けることにしたのだが、実際行ってみたら宣伝内容とは大きく異なっていて大量の血を採られた。他の検査機関と同じくらい。そして説明されなかった。裁判では同時にセラノスの詐欺的広告や不正なビジネスのやりかたについても非難する。

  • ナンセンスを止めよ:ホメオパシーは医学に居場所はない

Deutsche Welle

Stop the nonsense: homeopathy has no place in medicine

25.05.2016

http://www.dw.com/en/stop-the-nonsense-homeopathy-has-no-place-in-medicine/a-19281851

木曜日に第165回年次ホメオパシー医学会がブレーメンで開催され、500人以上のドクターが参加する。医療の専門家がこんな迷信にまだしがみついているのはスキャンダルである、とDeutsche Welle のFabian Schmidtが言う。

(ドイツのニュース)

2016-05-26

[]原因不明の病気 コロンビア:(クンディナマルカ)致死、防かび剤疑い

Undiagnosed illness - Colombia: (CU) fatal, fungicide suspected

2016-05-25

http://www.promedmail.org/post/4241004

Date: Mon 23 May 2015 Source: Fresh Plaza, La Razón report [edited]

クンディナマルカ消防省によると、2016年5月18日、San Rafaelの村でジャガイモへの防カビ剤の無責任な使用により1人死亡19人中毒になった。クンディナマルカ緊急事態規制センター長Carlos Arturo Maria JulioがCaracolラジオのインタビューに答えて語ったところによると適切な防護対策をしないで防カビ剤を誤用したことが原因という。当局はどの薬剤か確認していないがME-8(テトラコナゾール)を疑っている

編集者の注でテトラコナゾールはそれほど急性毒性は高くないので疑わしいとしている。別の情報では使ったのはdithane (マンコゼブ), curaxil M8 (m8 シモキサニルマンコゼブcymoxanil mancozeb), curzate (シモキサニル),および pegal (農業用アジュバント)の混合物と報じられている。これらの毒性もそれほど強くなく、症状をおこす可能性があるのはジネブではないかと言っているがさらなる情報が必要。

[]世界保健総会は新しい健康危機計画に合意

World Health Assembly agrees new Health Emergencies Programme

25 MAY 2016

http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2016/wha69-25-may-2016/en/

あらゆる種類のヒト健康ハザードへの準備や回復を包括的にサポートする健康危機計画Health Emergencies Programmeを作ることに合意した。2016-2017年にこの計画のための予算4億9400万米ドルを計上。

[]安全な食べ物で、国民の幸せを導いていきます! - 食品医薬品安全庁の第15回食品安全の日のイベント開催 –

食品政策調整課 2016-05-13

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=31655&cmd=v

食品医薬品安全処は第15回食品安全の日を迎えて‘安全な食品、元気な国民、幸せな社会’をテーマに食品安全を再確認する記念式典を5月13日ソウルで開催する。

この日の記念式典では食品安全と不良食品根絶などのために努力した方々に対する表彰、食品安全再確認行事などが行われる

[]黒い異物が発生したツナ缶製品の暫定流通・販売禁止の措置 

食品管理総括課 2016-05-12

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=3&seq=31631&cmd=v

食品医薬品安全処は食品製造・加工会社三振物産が製造したツナ缶製品を暫定流通・販売禁止する。今回の措置は最近該当製品に黒い異物があるという不良食品申告電話(1399)が急増しているため、最終の調査結果が出る前でもリスクを解消するための事前予防措置である。添付ファイルに製品の写真

[]訪問しないで相談して下さい。食医薬品安全処がより身近になります - 「政府3.0リモート動画で相談」サービスの実施 –

顧客サポート担当官 2016-05-24

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=31773&cmd=v

食品医薬品安全処は申請者の便宜のために行政自治部が運営する政府請願ポータル‘請願24’を通じて全世界どこからでも映像で相談することができる‘政府3.0遠隔映像請願相談’サービスを来る5月25日から実施する。

※ 政府3.0遠隔映像請願相談: インターネットであらかじめ相談予約して全世界どこからでもインターネット映像通話でお互いに資料を見て請願を解決することができる遠距離映像相談サービス

今回のサービスは既存とは違い資料のみならず動画まで共有が可能であり、それぞれ他の場所で人員制限なしに同時に遠隔映像相談ができる。

またインターネットを利用しにくい人の場合にもソウル、光州、済州3ヶ市・道の10区役所の国民の請願室に設置されたPCを通じて相談することができるし、全国市・区役所に徐々に拡大・運営する。

[]日本産輸入食品の放射能検査の結果

検査実査課/輸入食品政策課

  • 2016-05-20

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&seq=31732

2016.5.13∼2016.5.19

  • 2016-05-13

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&seq=31661

2016.4.29∼2016.5.12

[]釈明資料(MBC「水のようで水ではない水、炭酸市場`ふつふつ`」報道関連)食品政策調整課/食品基準課 2016-05-24 添付ファイルあり(2)

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&seq=31772

MBCが5月23日報道した『水のようなのに水ではない水、炭酸水市場‘沸騰’』報道内容に対して次のように説明する。

食品医薬品安全処は国内で製造・販売される炭酸水は飲料水管理法と食品衛生法により水(原料)と完成品が安全管理されていることをお知らせする。

「食品衛生法」により炭酸水を製造するのに使われる水(原水)は環境省の「飲料水管理法」による一般生水の水質基準と等しく管理された飲用の水のみを使っている。

炭酸水製造に使う水(原水)は飲用水水質基準に相応しいのか「飲料水管理法」同様6ヶ月ごとに検査しなければならない。

また製造・加工中に発生する可能性のあるリスクを解消するために完成品に対しても重金属、保存料など規格項目*を追加で検査している。

*鉛、カドミウム、細菌数、大腸菌群、保存料、炭酸ガス含量など

炭酸水生産量は「食品衛生法」により毎年生産実績の報告を受けていて食薬処ホームページに公開している。

*ホームページ(www.mfds.go.kr>法令・資料>統計資料)で‘食品及び食品添加物生産実績’確認可能

[]FDAは食品表示用語「蒸発させたサトウキビジュース」に関する最終ガイダンスを発表

FDA Releases Final Guidance Regarding the Food Labeling Term “Evaporated Cane Juice”

May 25, 2016

http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm502680.htm

FDAは本日サトウキビ由来甘味料は食品に「蒸発させたサトウキビジュース」と表示すべきではないというFDAの見解を述べた最終企業向けガイダンスを発表した。FDAの見解は、「蒸発させたサトウキビジュース」という用語は、この甘味料が野菜または果物あるいはそのジュースからできたものであるという虚偽または誤解を招き、砂糖としての基本的性質を明らかにしないものであるというものである。

現在「蒸発させたサトウキビジュース」と表示してある製品は「砂糖」という単語を使って、任意で追加の誤解を招かない他のサトウキビ由来甘味料との成分の違いについての説明を加えることを薦める。

Guidance for Industry: Ingredients Declared as Evaporated Cane Juice Ingredients Declared as Evaporated Cane Juice

http://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/GuidanceDocumentsRegulatoryInformation/ucm181491.htm

[]論文

  • The Lancet:新しい研究によると世界経済危機は26万の追加のがん死亡と関連する

The Lancet: Global economic crisis linked to over 260000 additional cancer deaths, according to new study

25-May-2016

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-05/tl-tlg052416.php

2008年の世界経済危機後の失業と公的部門の医療費削減ががん死亡率増加に関連する。Lancetの新しい研究では経済危機はOECD諸国での2010年までに26万の追加のがんと関連し、そのうち16万がEUである。失業の増加はがんによる死亡の増加と関連するが、国民皆保険はこの影響を防ぐ効果がある。特に治療可能ながんである乳がん、前立腺がん、直腸結腸がんでそうである。1990年から2010年の20年にわたる傾向を調べた研究。

(皆保険ではない場合医療保険が雇用とセットになっているので失業の影響が大きい)

Women cooking with biomass fuels more likely to have cataracts

25-May-2016

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-05/lsoh-wcw052516.php

Environmental Health Perspectivesに発表された新しい研究によると、木材や作物残渣、乾燥糞などのような燃料を使って調理をするインドの女性はよりクリーンな燃料を使う女性より視覚に障害をもたらす核性白内障になりやすい。男性では関連は見られない。多分調理は女性のみが行っているからだろう。

その他

  • 労働安全性と健康

食肉家禽業界の継続するハザード対応にはさらなるデータが必要

会計検査院

Workplace Safety and Health:

Additional Data Needed to Address Continued Hazards in the Meat and Poultry Industry

GAO-16-337: Published: Apr 25, 2016. Publicly Released: May 25, 2016.

http://www.gao.gov/products/GAO-16-337

食肉家禽の屠殺と処理業界の病気や傷害率は2004年から2013年の間に減少したもののまだ危険性が残る。製造業全体より高い。

(グラフあり)

(食べものをつくるのってそれなりにリスクがある。何の問題もなく食べられて当然、ではない)

  • 働いていて中毒:タバコ農場で病気になった数百人の中の13才

Poisoned at work: 13-year-old among hundreds sickened on tobacco farms

May 25, 2016 - Jewel Topsfield

http://www.smh.com.au/world/poisoned-at-work-13yearold-among-hundreds-sickened-on-tobacco-farms-20160525-gp37qc.html

13才のAyu(匿名)はWest JavaのGarut近くの彼女の家の畑でタバコを収穫する時に毎年吐く。Ayuは2015年と2014年にインタビューしたインドネシアのタバコ農場の132人の子ども達のうちの1人である。約半分の子どもが吐き気、嘔吐、めまい、頭痛などの症状を報告している。これはニコチン中毒の症状であると考えている、と子どもの権利の研究者Margaret Wurthは言う。インドネシアは世界で5番目のタバコの生産量で約1/4が輸出されて有名ブランドのタバコになる。Human Rights Watchは数千人の子ども達がニコチンや農薬や激しい暑さに晒されているという。多くの子どもにニコチンの経皮吸収による中毒である「グリーンタバコ病」」の症状がある。

Human Rights Watchは5月25日、新しい報告書The Harvest is in my Bloodでインドネシア政府に子どもに直接タバコに触れるような仕事を禁止するよう要請している。

208年にはブラジルが18才以下の子どもにタバコに関する労働を禁止した。

  • 大麻が退役軍人の医薬品への支払いの22%に増加

Cannabis makes up 22% of veteran drug payments

By Redmond Shannon, CBC News Posted: May 25, 2016

http://www.cbc.ca/news/canada/new-brunswick/cannabis-veterans-drug-payments-1.3598954

退役軍人の薬物予算は全体としては減ってきたが最近大麻のため増加している

グラフ有り。2013-14年は0.5%だったのが2015-16年は20%超と急増。

PTSDと痛み用に認められてから急増。推進側はお金で計ることのできないQOLが上がったと主張しているようだが薬物で多幸感を得るのはQOLが上がると評価していいのか?)

  • ダイエタリーサプリメントを使用する前に問うべきこと

Questions to ask before taking a dietary supplement

05/16/2016 | ConsumerAffairs

https://www.consumeraffairs.com/news/questions-to-ask-before-taking-a-dietary-supplement-051616.html

それは安全か、それは必要か、そして他の医薬品と相互作用しないか?

ダイエタリーサプリメントには議論がある。一部の人は毎日一種類以上を摂っている。お金の無駄で有害な可能性があると考える人もいる。誰が正しいのか?

ダイエタリーサプリメントは薬ではない。薬は販売される前に安全性と有効性を調べられる。食品は有害であることがわかった場合だけFDAが対応する。

消費者はダイエタリーサプリメントがほとんど規制されていないことを知るべきである。表示されているものは入っていないかもしれないし成分の量は製品により大きく違う。特定の健康強調表示があるものは警告信号である。Mayo Clinicの職員はサプリメントを食事の代わりにしてはいけないと助言する。健康的な食生活をしているならサプリメントは必要ないであろう。ただし妊娠する可能性のある女性の葉酸は必要かもしれない

  • コンシューマーリポート:いかにして膝の痛みと闘わないか

Consumer Reports: How not to fight knee pain

May 19, 2016

http://www.wxyz.com/money/consumer/dont-waste-your-money/consumer-reports-how-to-fight-knee-pain-without-dietary-supplements-that-could-pose-other-risks

多くの人が関節炎で膝が痛くなる。多くの人が痛みを和らげようとしてグルコサミンやコンドロイチン硫酸を含むダイエタリーサプリメントを試す。しかしコンシューマーリポートの医学アドバイザーOrly Avitzur博士はこれらが関節の痛みを和らげるという根拠はほとんどないという。そしてグルコサミンとコンドロイチンは血糖を上げたりワルファリンのような血液凝固抑制剤と一緒に使用すると出血リスクが高くなったりする。さらに高血圧を悪化させ不整脈の引き金となったりする。

コンシューマーリポートと米国整形外科医師会は膝が痛い人は医師に相談するように薦めるChoosing Wisely報告を発表している

Choosing Wisely

変形性関節症にサプリメント

Supplements for Osteoarthritis (AAOS)

http://consumerhealthchoices.org/catalog/supplements-osteoarthritis-aaos/

変形性関節症のある多くの人が膝が痛い。彼らはしばしば市販のコンドロイチン硫酸やグルコサミンを試そうとする。しかしこれら人気のあるサプリメントは効果がない。多くの研究がグルコサミンとコンドロイチン硫酸が関節炎の膝を緩和するのに役にたたないことを示している。

  • 米国は大きな化学物質安全性見直しを承認する構え

Scienceニュース

United States poised to approve major chemical safety overhaul

By Puneet KolliparaMay. 25, 2016

http://www.sciencemag.org/news/2016/05/united-states-poised-approve-major-chemical-safety-overhaul

米国上院はTSCA改定案を承認すると予想される。

  • なぜ米国の化学物質規制を拡大する歴史的締結が問題なのか

Natureニュース

Why the historic deal to expand US chemical regulation matters

Jeff Tollefson 25 May 2016

http://www.nature.com/news/why-the-historic-deal-to-expand-us-chemical-regulation-matters-1.19973

企業とホワイトハウスが認めた、滅多にない超党派の妥協案が米国政府に化学物質の安全性を確保する新しい権限を与える

10年以上の議論を経て、1976年の有害物質管理法(TSCA)の更新案が議会で承認されようとしている。Natureがその歴史的法案の意味を考える

何故現行法を改正するのか?

EPAはどのくらいの化合物を規制しているのか?

何が変わる?

この法案はどうやってできたか?

次は?

  • 1,500人の科学者が再現性を暴露する

1,500 scientists lift the lid on reproducibility

Monya Baker 25 May 2016

http://www.nature.com/news/1-500-scientists-lift-the-lid-on-reproducibility-1.19970

調査は研究を揺るがす「危機」を明らかにする

研究者の70%以上が他の科学者の行った実験を再現しようとして失敗していて、半分以上は自分の実験も再現できない。Natureの行った1576人の研究者のオンラインアンケート調査からわかったことの一部である。データからはいくつかの矛盾した態度も見られる。52%が再現性の相当な「危機」があるとしながら再現できないことが結果が間違っている可能性が高いと考える人は31%以下である。

再現できない理由としてあげられたのは論文を発表するプレッシャーと選択的報告である

(こういうものなので、論文一報くらいで「効果が証明された」などと思わないこと)

2016-05-25

[]欧州の新興リスクを検出する早期警戒システム

Early warning systems to detect new and emerging risks in Europe

2016-05-24

http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2016/mei/Early_warning_systems_to_detect_new_and_emerging_risks_in_Europe

オランダ社会問題雇用省は労働者の発がん物質暴露を減らしたい。そのため発がん性のある物質や労働をできる限り早く検出することが重要である。欧州ではいわゆる早期警報システムへの関心が高いが国により制度は異なる。RIVMは51のリストを作った。

7ヶ国は時に他の国と共同で信号伝達システムを開発している。このようなツールを用いて医師が健康影響を報告し、専門家が因果関係の可能性を評価する。ほかの10ヶ国のシステムでは特に新興リスクを同定するための特別なデザインはないがそのような使い方はできる。信号通知システム以外に、有害物質と健康影響についてのデータベースがある。これらは発がん性物質候補を同定するの使われ、ここでも専門家グループが評価において基本的役割を果たす。

労働者の労働関連健康影響を調査し因果関係を評価するには国のセンターが必須の役割を果たす。もし新しいリスクが同定されたら、そのリスクを管理する対策がとられる。この報告では可能な選択肢の概要も記した

[]「蚊避けバンド」の製造業者がFTCと和解して30万ドルを支払い誤解を招く害虫管理宣伝を禁止される

Marketers of “Mosquito Shield Bands” to Pay $300,000, Barred from Making Misleading Pest-Control Claims under Settlement with FTC

May 24, 2016

https://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2016/05/marketers-mosquito-shield-bands-pay-300000-barred-making

Viatekブランドの蚊シールドバンドの詐欺的宣伝について。

Zikaウイルスなどのような蚊の媒介する病気がニュースになり、蚊避け製品を求める消費者の懸念を悪用して何の根拠もない製品を販売した。

残留農薬だとどんなに僅かでもひたすら嫌いなのに虫除けシールドとか、おかしいよね)

[]警告文書

Warning Letters

  • Rocky Fork Formulas Inc 5/13/16

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2016/ucm501556.htm

ダイエタリーサプリメントの副腎機能不全に、グルコサミンとコンドロイチンが関節炎に、EPAが心疾患を予防、などの各種宣伝が未承認新規医薬品、未承認新規医薬品でなくともダイエタリーサプリメントCGMP違反。他表示違反等多数

  • Beauty & Health International Inc. 2/5/16

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2016/ucm502275.htm

ダイエタリーサプリメントを含む各種製品のティーツリーオイルに抗菌作用、シアバターが皮膚を紫外線から守る、などの各種宣伝が未承認新規医薬品、未承認新規医薬品でなくともダイエタリーサプリメントCGMP違反。他表示違反等多数

  • David Bridgewater 5/16/16

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2016/ucm502320.htm

食用として販売された牛の残留シプロフロキサシン(残留指標エンロフロキサシン)

[]FDAは第5回年次報告対象食品登録報告書を発表

FDA Announces the 5th Annual Reportable Food Registry Report

May 24, 2016

http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm502549.htm

FDAは、報告対象食品による公衆衛生リスクの可能性についての早期警告となりFDAや州や地域の関係者や企業が汚染食品を市場から速やかに排除する助けとなるツールである第5回年次報告対象食品登録報告書(RFR)を発表した。2009年9月8日から2014年9月7日までの最初の5年間のデータをまとめた報告書である。

FDAはRFRの情報を他のデータと一緒に用いて公衆衛生対策の標的となる重要な作物のリスクポイントを同定する。対策には査察の計画や優先順位決定、ガイダンスの作成、サンプリング対象の設定、輸入警告などが含まれる。例えばこの期間の報告からリステリア汚染によるすぐ食べられるサラダ製品の全国自主回収につながり、3社に輸入警告を発し、輸入麺の鉛と輸入チョコレートの表示されていないミルクの輸入検査の強化につながった。

RFR報告の主な原因となる表示されていないアレルゲンはRFR報告の約半分を占める。多くはベーカリー製品である。アレルゲンの取り扱いの間違いは企業により概ね避けることが可能で、しばしば誤表示による。

以下リンク

Reportable Food Registry Annual Report

http://www.fda.gov/Food/ComplianceEnforcement/RFR/ucm200958.htm

5年間の1081件の一次報告のうちの949件、88%がサルモネラ、リステリア、表示されていないアレルゲンであった

残りが栄養バランス、表示されていない亜硫酸塩、大腸菌、薬物混入、鉛

[]世界保健総会が健康のための多分野に渡る対応の重要性を強調

World Health Assembly highlights importance of multisectoral action on health

24 MAY 2016

http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2016/WHA69-importance-of-multisectoral-action/en/

気候変動の健康への影響、持続可能開発目標

[]論文

  • 塩の摂取量の多さは慢性腎疾患患者のCVDリスクを増やす

Higher salt intake may increase risk of CVD among patients with chronic kidney disease

24-May-2016

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-05/tjnj-hsi052016.php

JAMAの5月24/31日号に発表された研究で、3500人以上の慢性腎疾患患者の尿中ナトリウム排泄量と臨床的CVDイベントを検討した。各種リスク要因とは独立して、尿中ナトリウム排泄量の多いことがCVDリスクの増加と関連することを発見した。

  • 胸から直接授乳された赤ちゃんは耳の感染リスクが低い

Babies fed directly from breast may be at less risk for ear infections

24-May-2016

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-05/nch-bfd052416.php

Journal of Pediatricsに先週発表された全国子ども病院研究所のSarah Keim博士らの研究によると、直接授乳の方が搾乳したものをボトルに入れて与えるより耳の感染リスクが少ないかもしれず、調整ミルクに比べて母乳は下痢リスクを減らすかもしれない。491人の母親の調査。ミルクのみで育てる意向の母親はこの研究には含まれない。4人中3人は最初の12ヶ月間、直接授乳、搾乳、ミルクの混合。一ヶ月の直接授乳は耳の感染オッズの4%削減、6ヶ月の直接授乳は17%削減。母乳のみを与えられている乳児のうち、搾乳したものを1ヶ月与えられていると約14%の耳の感染増加、6ヶ月だと115%。下痢については6ヶ月どちらかの方法で母乳を与えられていると25%、直接授乳で26%のリスク削減

この研究では授乳パターンに大きな社会経済的違いがあることを明らかにした。母乳を与えている母親はミルクを与えている母親より社会経済的地位が高い。母乳でもミルクでもほ乳瓶を使っている女性は直接授乳している人より社会経済的地位が低い。

(今度は直接授乳がベスト、一番豊かな人たちがそうだからだって?どんな思いで職場で搾乳していると思っているんだろう?そんなちっぽけなメリット(?)のために負荷の多い人たちにさらに負荷をかけてどうする?母乳研究の世界ってどうしてこうなんだろう。仕事するならミルクでいいよ、大した問題ではない。)

  • ソーシャルメディアでのZika陰謀論が脆弱な人々をリスクに晒す

Zika conspiracy theories on social media putting vulnerable people at risk

24-May-2016

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-05/e-zct052416.php

Vaccineに発表された米国でのソーシャルメディアのリアルタイム解析。小頭症はMMRワクチンのせいで製薬会社がZikaワクチンを売るためにZikaウイルスのせいにしているのだといった疑似科学的主張がTwitterで見られ、そうした情報に影響を受けやすいのは事実にアクセスできない最も脆弱なコミュニティーである。

  • 注意して焼くように:バーベキューブラシのワイヤーの剛毛が重大な傷害の原因となりうる

Grill with caution: Wire bristles from barbecue brushes can cause serious injuries

24-May-2016

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-05/uom-gwc052416.php

メモリアル・デーの週末から夏のバーベキューシーズンが始まると多くの人が考えるが、ワイヤブラシで掃除したグリルを使って調理した食品を食べるときには注意。ミズーリ大学医学部の研究によると2002年以降ワイヤブラシによる傷害が1600件以上報告されている。掃除の時に抜け落ちたブラシの毛が食品についてそれを食べて口や喉に怪我をする。

Otolaryngology-Head and Neck Surgeryに発表。

  • 抗生物質は牛にガスを与え気候変動に寄与するかもしれない

Scienceニュース

Antibiotics may give cows gas, contribute to climate change

By Sid PerkinsMay. 24, 2016

http://www.sciencemag.org/news/2016/05/antibiotics-may-give-cows-gas-contribute-climate-change

研究者らが牛にテトラサイクリンを3日与えた場合の糞尿からのメタン産生への影響について調べたところ、投薬していない牛の堆肥に比べて80%多いことをProceedings of the Royal Society Bに発表した。これは抗生物質に感受性の高い菌が抑制されてメタン産生菌が相対的に増えたためであろうと研究者らは考えている

その他

  • 専門家に聞こう プロバイオティクスの前にプレバイオティクス?

Ask the Experts

Before Probiotics, Prebiotics?

by Berkeley Wellness | May 24, 2016

http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/nutrition/article/probiotics-prebiotics

Q:プロバイオティクスについてはたくさん聞いたことがあるが、最近プレバイオティクスという用語を聞いた。これは何?

A: プレバイオティクスはプロバイオティクスの栄養になる成分のことを指す。典型的には私達が消化吸収できないが腸内細菌は消化できる、繊維やある種の糖で、それにより最近の増殖や活動を促進する。フルクトオリゴ糖やガラクトオリゴ糖、ラクツロース、イヌリンなどがある。

プレバイオティクスは天然に多くの炭水化物を含む食品に少量含まれる。最近ますます食品に添加されるようになった。またダイエタリーサプリメントとしても販売されている。

プロバイオティクスのようにプレバイオティクスも腸内の細菌のバランスを変える。お腹の調子などのようなプロバイオティクス同様の多くの健康上のメリットが宣伝されているが、ほとんどの研究は動物や試験管である。ヒトでの僅かな試験でカルシウムやマグネシウムの吸収を促進するという報告がある。

基本:プレバイオティクスは安全だとみなされているのでヨーグルトやその他の食品に加えられたものを食べるのは大丈夫。少なくとも食物繊維にはなる。しかしプロバイオティクス同様、どの状態にとって何が良いのかは明確ではない。大量に摂ると腹痛や下痢などが起こる可能性がある。天然にオートミールや大麦やアスパラガスなどに含まれている。サプリメントは薦めない。

  • 命名ゲーム:如何にして非倫理的な環境団体や有害な狂信者があなたを単語で怖がらせるか

The Name Game: How Unethical Environmental Groups and Toxic Fanatics Scare You With Words

Paperback – May 17, 2016

by Josh Bloom Ph.D. (Author)

http://www.amazon.com/Name-Game-Unethical-Environmental-Fanatics/dp/0991005570/

もともと中立の意味だった科学の用語が恐怖とパニックを引き起こす単語に操作されていることを記した本。オーガニックとか農薬とか

  • 残念ながら、朝食にはそんな魔法の力はない

Sorry, There’s Nothing Magical About Breakfast

Aaron E. Carroll

THE NEW HEALTH CARE MAY 23, 2016

http://www.nytimes.com/2016/05/24/upshot/sorry-theres-nothing-magical-about-breakfast.html?_r=0

私は朝食を食べない。嫌いなわけではない、朝だろうと昼だろうと私は卵やワッフルを食べる。単に仕事に出掛ける朝7:30にはお腹が空いていないというだけの理由だ。

実際昼までに空腹感を覚えないので、朝のコーヒー以外はあまり食べない。この習慣のせいでこれまで何度も私がいかに自分を傷つけているかを聞かされてきた。一日のうちで最も重要な食事を抜くなんて馬鹿じゃないか、と。

多くの栄養に関する助言と同様、我々の朝食のパワーへの信念はバイアスのある研究と間違った提示に基づく。多くの朝食研究は因果関係ではなく関連を示すものである。さらに出版バイアスがある。栄養研究者らは朝食を抜くと太るという研究を発表したがる。他の研究の引用においても不適切な言葉を使い、朝食を抜くのは悪いことだと信じたがっている。数少ないRCTでは朝食の必要性を支持していない。

多くの研究には食品企業からのお金が出ているが、広く引用されている朝食シリアルを食べることは痩せていることと関連するという研究はケロッグがお金を出している。オートミールやフロストコーンフレークを朝食べることが体重とコレステロールを減らすという研究はQuaker Oatsがお金を出している。

朝食が重要だという根拠には混乱がある。お腹が空いているなら食べればいい。しかし抜いたからといって罪悪感を感じる必要はない。朝食に神秘のパワーはない。

  • 糖尿病が手術適用に−専門家の反応

SMC NZ

Diabetes goes under the knife – Expert reaction

May 25th, 2016.

http://www.sciencemediacentre.co.nz/2016/05/25/diabetes-goes-under-the-knife-expert-reaction/

新しいガイドラインは2型糖尿病の肥満患者に外科手術を薦めるが、研究者らはニュージーランドには手術を標準治療とするためのリソースと能力がない、という。

(BMI40以上の人ってそんなにいるんだろうか)

  • 医学研究:糖尿病について考え方を変えるとき

Nature

Medical research: Time to think differently about diabetes

Francesco Rubino 24 May 2016

http://www.nature.com/news/medical-research-time-to-think-differently-about-diabetes-1.19955

2型糖尿病の手術による治療の新しいガイドラインは完治への希望を支えるが、長年にわたる先入観を捨てなければならない、とFrancesco Rubinoは書く

今週Diabetes Careに発表された2型糖尿病の臨床ガイドラインはほぼ1世紀にわたる治療の歴史の中で最も劇的な変更があった。適用患者に対して胃または消化管の手術を標準治療法として提案している。これは多数の臨床試験で手術がライフスタイルの変更や薬物治療より血糖を改善することが示されてきたためである。

(いかにもアメリカっぽい。日本人にはあまりあてはまらないんだろうけど)

  • 遺伝子組換え(GM)植物:Q & A

英国王立学会

Genetically modified (GM) plants: questions and answers

May 2016

https://royalsociety.org/topics-policy/projects/gm-plants/

社会が新しい技術や科学的方法を利用するかどうか理性的に議論するためには、関係者全てに信頼できる情報が入手できることが必要である。

英国人の半分はGMについて十分な情報が与えられているとは思っていない。GMに関する議論は科学的根拠に基づかないものがある。全ての質問に答えがあるわけではないが、わかっていることもたくさんある。

以下説明

図や写真がたくさん。食品に遺伝子が含まれるか、といった質問からあつかっている

BBCがこれを報道して

王立学会が欧州のGM禁止を見直すよう求める

Royal Society calls for review of European GM ban

24 May 2016

http://www.bbc.com/news/science-environment-36359682

学会長のVenki Ramakrishnan教授が技術を丸ごと禁止にするのは不適切、という

米国科学アカデミーの報告も結論は同じ。

ただしSoil Associationは学会が偏っていると主張。

  • 親愛なるチャールズ皇太子:ある化学者からホメオパシーについての公開文書

Dear Prince Charles: an open letter about homeopathy from a chemist

May 13, 2016 Mark Lorch教授

http://theconversation.com/dear-prince-charles-an-open-letter-about-homeopathy-from-a-chemist-59412

殿下

あなたは最近抗生物質の過剰使用を解決するためにホメオパシーを使おうと提案する演説をしました。あなたのスピーチは国際的科学者や政府の役人を集めて行ったものであることから、あなたは自分がホメオパシーの長所を説明する資格がある者だとみなしていることは明らかです。

ですから私の質問に答えて下さい。

(以下いつもの指摘なので略

ロンドン王立学会で開催された抗生物質耐性サミットでスピーチをしたらしい。所有する有機農場の家畜にはホメオパシーを使っているし、ついでに「我慢すれば」回復するヒトの軽い感染症には抗生物質使用禁止と言ったらしい。誰だよ呼んだの)

  • 環境団体が一部の日焼け止めの危険性を警告、他の団体が反論

Environmental group warns of danger in some sunscreen, others protest

Denver Channel

May 24, 2016

http://www.thedenverchannel.com/lifestyle/health/environmental-group-warns-of-danger-in-some-sunscreen-others-protest

EWGが恒例の日焼け止めガイドを火曜日に発表した。750の製品について調べて3/4が日光からの保護が不適切だったり有害化合物を含むとして不適切としている。EWGが分類した理由はいろいろである。これに対して、昨年も間違いを指摘した皮膚がん財団がこれらの化合物の安全性は研究されていて、危険性があるのは普通でない高用量に暴露された時だけである、という。アメリカ皮膚科学会の広報担当で皮膚科医のJoel Cohenは、「あなたが自分の使っているものを知ることは重要だが、EWGの研究には信頼性に疑問がある」、という。一部のデータは非常に古い時代の齧歯類の研究である。このような発表が、日焼け止めを使わないことにつながるのを心配している。日焼けは悪性黒色腫リスクがある。

大事なことは、適切な成分の日焼け止めは安全で有効である。二時間ごとに塗り直すことと相当量を塗ることが重要である。

(EWGのリストなんか使っても安全性は高まらないけど)