食品安全情報blog RSSフィード

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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2016-08-26

[]遺伝子組換え生物:EFSAの仕事を説明する

Genetically modified organisms: EFSA’s work explained

23 August 2016

https://www.efsa.europa.eu/en/press/news/160823

GMOに関する話題をまとめたサイトを作った

Genetically Modified Organisms

https://www.efsa.europa.eu/en/topics/topic/gmo

[]コリンの食事摂取基準

Dietary Reference Values for choline

EFSA Journal 2016;14(8):4484 [70 pp.]. 17 August 2016

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4484

欧州委員会の要請に従い、EFSAの食品・栄養・アレルギーに関する科学パネル(NDA)はコリンの食事摂取基準(DRVs)を導出した。この意見では、パネルはコリン化合物(例えば、グリセロホスホコリン、ホスホコリン、ホスファチジルコリン、スフィンゴミエリン)を含む食事からのコリンを検討する。パネルはコリン摂取量のバイオマーカーやステータスはコリンのDRVsを導出するのにふさわしくないと考えた。パネルは成人、乳児、子供にコリンの平均必要量と集団別参照摂取量を導出できず、そのため目安量(AIs)を定義した。すべての成人に、枯渇/ 補充研究の臓器機能不全の症状を示す枯渇被験者の約70%を回復するのに必要なコリンの量を考慮して、EUの健康的な集団で観察されたコリンの平均摂取量に基づきAI 400 mg/日を設定した。誕生から6か月まで母乳のみで育てた乳児の概算コリン摂取量からの上方外挿に基づき、すべての7-11か月の乳児にはAI 160 mg/日を提案した。すべての1-17歳の子供には、成長要因を適用し、成人のAIから下方外挿に基づきAIsを提案した。これらのAIは140 mg/日 (1–3歳) から 400 mg/日 (15–17歳)の範囲である。妊婦には、妊娠していない女性のAIから外挿し、妊娠による体重増加の平均と計算してAI 480mg/日を導出した。授乳中の女性には母乳のみで育てている最初の6か月間に母乳に分泌される一日当たりのコリンの量を授乳していない女性のAIに加算し、AI 520mg/日が設定された。

  • コリンの食事摂取基準に関するEFSAの食品・栄養・アレルギーに関する科学パネル(NDA)の科学的意見案についての意見募集結果

Outcome of a public consultation on the Draft Scientific Opinion of the EFSA Panel on Dietetic Products, Nutrition and Allergies (NDA) on Dietary Reference Values for choline

EFSA-Q-2015-00670

17 August 2016

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1036e

NDAパネルは受け取ったコメントを考慮してコリンの食事摂取基準に関する科学的意見の改訂版を準備した。その意見は議論され2016年4月21日の会議で採択された。

[]意見等

  • 殺虫剤、ダニ駆除剤、防カビ剤として農薬に使用されるUrtica spp.の基本物質申請について加盟国とEFSAの意見募集結果

Outcome of the consultation with Member States and EFSA on the basic substance applications for Urtica spp. for use in plant protection as insecticide, acaricide and fungicide

EFSA-Q-2016-00233 EFSA-Q-2016-00341

16 August 2016

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1075e

EFSAが概要をまとめ、個別に受け取ったコメントに関するEFSAの科学的見解を提示している。

  • 小キュウリ(ガーキン)のアセキノシルの既存MRL改訂

Modification of the existing maximum residue level for acequinocyl in gherkins

EFSA Journal 2016;14(8):4568 [13 pp.]. 16 August 2016

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4568

提案された0.04 mg/kgは消費者の健康リスクを引き起こしそうもない。

  • 確証データを踏まえたトリアゾキシドの農薬リスク評価に関する加盟国、申請者、EFSAの意見募集結果

Outcome of the consultation with Member States, the applicant and EFSA on the pesticide risk assessment for triazoxide in light of confirmatory data

EFSA-Q-2016-00451

16 August 2016

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1079e

英国が概要をまとめ、個別に受け取ったコメントに関するEFSAの科学的見解と結論を提示している。

[]FVO査察報告書

  • ベトナム―生きた二枚貝と水産物

VN Viet Nam - Bivalve molluscs and fishery products

03/08/2016

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3654

2015年10月20〜29日にベトナム実施された、前回2014年の査察の勧告に応える保証と修正活動の程度を確認するための査察。当局が開発し実行した公的管理システムはEUの輸出健康証明書の要求を保証することを目的とした方法と規則に基づいている。管理システムの構成要素の多くは保証を提供し、考慮すべき改善は達成されている。だがこのシステムは、EUに輸出する製品に公衆衛生リスクをもたらす恐れのある衛生状態、追跡可能性、コールドチェーンの実施についてまだいくつか欠点がある。

  • 管理団体―オーガニック生産―ペルー

XC Control Body - Organic production - Peru

03/08/2016

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3655

2015年3月2〜13日にペルーの管理団体が適用するオーガニック生産基準と管理方法の妥当性を評価するための査察。ペルーでの査察は管理団体本部での机上調査で補完された。管理団体は適用手段による変更や認定機関による活動の定期監視査察を受けることを委員会に通知した。様々な手段が講じられているが欠点も多く、管理方法の実現を強化するために管理団体に多くの勧告を行った。

  • アイルランド―遺伝子組換え作物

IE Ireland - Genetically modified organisms

03/08/2016

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3651

2016年1月25日までアイルランドで実施された、環境への故意の放出を含む、遺伝子組み換え作物(GMOs)を含む、から成る、から生産された、食品、飼料、種子の公的管理システムを評価するための査察。アイルランドではよく組織立ったGMOs公的管理システムが実施されている。主な欠点は、実践上、分析可能なサンプル数を制限する研究所の処理能力である。食品や飼料の遺伝子組換えイベントの存在に気付かずに市販されるリスクをひき起こす。

  • カナダ―オーガニック栽培

CA Canada - Organic Farming

03/08/2016

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3656

2015年9月21日〜10月2日までカナダで実施された、有効に適用された生産規則が欧州委員会(COM)に伝えられ、その管理システムが効果的に実行されていることを確認するための査察。カナダは明確に役割と責任を与えた第三者管理認定システムを設定した。異なるレベルでの管理監視活動が国家規則の求める頻度で広く実施されている。EUに輸出されるオーガニック製品がカナダのオーガニック基準に従い、それらの製品と原料がカナダで育てられたことを、適切な輸出認証システムが十分保証している。だがオーガニックの資格が疑われている場合、証明書が保留されキャンセルされるまで管理者は製品を販売し続けられるので、管理団体の不十分な強制措置で管理システムの効果は弱められている。

  • マケドニア、旧ユーゴスラビア共和国―生きた動物及び動物製品の、動物用医薬品を含む残留物質及び汚染物質の管理評価

MK Macedonia, The former Yugoslav Republic of - evaluate the control of residues and contaminants in live animals and animal products including controls on veterinary medicinal products

10/08/2016

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3647

2016年4月5〜13日にマケドニア、旧ユーゴスラビア共和国で実施された、生きた動物及び動物製品の、動物用医薬品を含む残留物質及び汚染物質の管理を評価するための査察。概して最近の動物由来食品の残留物管理システムはEUが承認する残留物監視計画(RMP)が規定した保証を大部分守っているが、計画やサンプルの実施に欠点があり効果が弱められている。

  • ドイツ―EUに飼料を輸出する第三国機関の代表への要求の実施

DE Germany - Implementation of the requirements for representatives of third country establishments that export feed to the EU

12/08/2016

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3659

ドイツで2015年11月23〜27日に実施された、動物に由来しない飼料の暫定輸入手段と、非EU国から輸入された飼料が安全でEU規則に合うものかを評価するための査察。概して、EUに飼料を輸出する非EU機関の認可や登録とリストには適切な協定がある。EUの要求に合う品を保証する検査は実行されており信頼できる。これを利用して懸念されるバッチを発見し取り除くのに利用している。機関が果たす役割は当局と飼料企業での議論中に承認されたが、暫定手段を終えるかどうか意見がまとまっていない。変化が飼料供給を混乱させないよう注意する必要がある。

[]化粧品中のデカメチルシクロペンタシロキサン(シクロペンタシロキサン,D5)についての最終意見

SCCS - Final Opinion on Decamethylcyclopentasiloxane (cyclopentasiloxane, D5) in cosmetic products

http://ec.europa.eu/health/scientific_committees/consumer_safety/docs/sccs_o_174.pdf

ヘアスタイリングエアロゾルと日焼け止めスプレー製品以外への使用での報告されている濃度では安全。オーラルケア製品には適用しない。

不純物として含まれる可能性のあるシクロテトラシロキサン(D4)は生殖毒性と分類されているので可能な限り少なくすべき。

[]IARCは過体重と肥満に関連するさらに8つのがん部位を同定

IARC identifies eight additional cancer sites linked to overweight and obesity

25 August 2016

http://www.iarc.fr/en/media-centre/pr/2016/pdfs/pr247_E.pdf

IARCのがん予防ハンドブック計画の行った新しい評価が、過体重/肥満はこれまでわかっているより多くのがん部位のリスク要因であると結論した。要約を本日The New England Journal of Medicineに発表。

21人の国際的専門家が1000以上の研究を評価した。

専門家らは2002年に発表されたIARCハンドブック第6巻の結果を確認した:過剰な体脂肪がないことは、直腸、結腸、食道(腺がん)、腎臓(腎細胞がん)、閉経後女性の乳がん、子宮内膜のがんリスクを減らす。

さらに過剰な体脂肪がないことは、胃噴門、肝臓、胆嚢、膵臓、卵巣、甲状腺、髄膜腫、多発性骨髄腫のがんリスクを減らすという十分な根拠sufficient evidenceがある。また致死的前立腺がん、男性の乳がん、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫のリスクを減らすという限定的根拠limited evidenceがある。

体脂肪の多さは主にBMIで評価され、成人では25以上が過体重、30以上が肥満と定義される。世界では2014年の肥満成人は6億4000万人で、推定年齢調整肥満率は男性10.8%女性14.9%である。2013年の世界中での450万人の死亡が肥満と過体重が原因だと推定されている。今回の新しい肥満関連がん部位は肥満が原因となる死亡者の数をさらに増やすだろう。

  • Body Fatness and Cancer — Viewpoint of the IARC Working Group

Béatrice Lauby-Secretan et al.,

N Engl J Med 2016; 375:794-798August 25, 2016

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMsr1606602

  • Q & A

Questions and Answers on IARC Handbooks Volume 16: Body Fatness.

http://www.iarc.fr/en/media-centre/iarcnews/2016/handbook16_iarc2016.php

[]体脂肪の多さはいまや13の異なるがんと関連

Behind the headlines

Excess body fat now linked to 13 different types of cancer

Thursday August 25 2016

http://www.nhs.uk/news/2016/08August/Pages/Excess-body-fat-now-linked-to-13-different-types-of-cancer.aspx

Daily Mailが「専門家が肥満や過体重と関連するがんをさらに8つ増やし、5から13に3倍近くになった」と報道した。これはIARCの最新の知見である。

以下解説

(あまり異論はない)

[]日本産輸入食品の放射能検査の結果

検査実査課/輸入食品政策課

  • 2016-08-19

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&seq=33061

2016.8.12.~2016.8.18

  • 2016-08-12

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&seq=32975

2016.8.5.∼2016.8.11.

[]残留農薬基準を超過した穀類加工品製品の回収措置 

食品管理総括課 2016-08-23

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=33091&cmd=v

食品医薬品安全処は京畿道の輸入業者が輸入・販売したQuaker Quick Oats製品(食品類型:穀類加工品)から残留農薬グリホサートが基準(0.05mg/?)を超えて検出されたため該当の製品を販売中断及び回収する。

回収対象は流通期限が2017年7月26日、2017年7月15日の製品である。

また不適製品確認過程で輸入業者名、内容量表示に間違った部分があり追加の違法可否を確認中である。

[]食品に使用禁止された「センナ葉」を使用した製品の回収措置 

危害師範中央調査団/高度な解析チーム2016-08-19

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=33050&cmd=v

食品医薬品安全処は食品製造・加工会社2社が食品に使うことができない‘センナ葉’を使った製品(웰빙환と장조은)を製造・販売した事実を摘発して該当の製品を販売中断及び回収措置すると発表した。

[]塩辛メーカーなどの衛生水準が大幅に向上 

不良食品根絶推進団 2016-08-16 

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=32987&cmd=v

食品医薬品安全処は去る6月と7月海洋水産省(国立水産物品質管理院)、警察庁及び地方自治体と合同で塩辛製造業社及び販売会社931ヶ所を取り締まった結果、「食品衛生法」など関連法令に違反した36ヶ所を摘発した。

○ 今回取り締まりは多消費食品の一つである塩辛の衛生的製造と原産地表示遵守義務を定着させて塩辛に関する国民の心配を解消するために実施した。

○ 取り締まり対象は5大塩辛専門市場の製造業社88ヶ所及び販売会社356ヶ所、過去マスコミに指摘された事がある地域や最近取り締まりを受けていない製造業社241ヶ所及び販売会社246ヶ所であった。

○ 主要摘発内容は▲衛生的取り扱い基準違反(13ヶ所)▲自主品質検査未実施(10ヶ所)▲無登録営業(1ヶ所)▲施設基準違反(2ヶ所)▲生産記録未作成(4ヶ所)▲その他(6ヶ所)などであった。

今回摘発された36会社に対しては今年中に改善可否確認のための追加取り締まりを実施し、改善意志がなかったり重大な違反行為を繰り返す会社に対しては営業登録取り消しなど退出措置を取る予定である。

食薬処は今回取り締まりを通じて中小塩辛会社も在来式塩辛熟成タンクを改良したり害虫流入を遮断するための設備を補強するなど製造環境を整備し、定期的な掃除をするなど業界の努力が可視化されて塩辛衛生水準が改善していることを確認したと発表した。

※ 塩辛会社衛生法規違反率: (’14)10.9%(339ヶ所点検、37ヶ所摘発)→(’15)5.3%(740ヶ所点検、39ヶ所摘発)→(’16)3.9%(931ヶ所占拠、36ヶ所摘発)

食薬処は今後とも塩辛製造業社及び販売会社の衛生水準向上のために営業者に対する指導・教育を強化して、持続的な取り締まりを通じて非衛生的な塩辛製造・販売行為を根絶していくと発表した。

[]'15年の健康機能食品の生産実績1.8兆ウォン、前年比12%増加 

健康機能食品政策課 2016-08-11 

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=32955&cmd=v

食品医薬品安全処は去年の健康機能食品生産実績は1兆8,230億ウォンで’14年(1兆6,310億ウォン)に比べて11.8%増加し、健康機能食品生産は’11年以後年平均成長率7.4%を記録し持続的に成長していると発表した。

※ 生産実績(億ウォン): 13,682(’11)→14,091(’12)→14,820(’13)→16,310(’14)→18,230(’15)

○特に、去年はにせ物事件にもかかわらず健康管理への関心増加で免疫機能改善製品やビタミンなどのような栄養補充用製品に対する需要が増加したのが生産増加の主要要因と分析される。

○ ’15年国内健康機能食品市場規模は2兆3,291億ウォンで’14年(2兆52億ウォン)に比べて16.2%増加し、’11年以後持続的に成長している。

※ 国内市場規模: 生産+輸入-輸出

※国内市場規模(億ウォン): 16,855(’11)→17,039(’12)→17,920(’13)→20,052(’14)→23,291(’15)-輸出は904億ウォンで’14年(670億ウォン)より34.9%増加したが、輸入も5,965億ウォンで’14年(4,412億ウォン)より35.2%増加して貿易赤字規模が5,061億ウォンで‘14年(3,742億ウォン)に比べて大きく増加した。

□去年の健康機能食品生産実績を分析した結果、主要特徴は▲健康機能食品生産持続的増加▲免疫機能改善製品とビタミン及びミネラル製品の生産大幅上昇▲多様化する個別認定型製品販売などであった。

〈健康機能食品生産持続的増加〉

○ ’15年国内製造業GDPの前年対比成長率は2.3%、それに比べて健康機能食品生産は11.8%増加して成長中。

※ 2015年国内製造業GDP2.3%成長[韓国銀行経済統計システム、2016.7]

○品目別では紅参製品の生産実績が6,943億ウォンで全体生産実績(1兆8,230億ウォン)の38.1%を占めて一番高いシェアを見せたが、‘11年以来シェアが徐々に減少している。

※紅参製品シェア:(’11)7,191億ウォン(52.6%)→(’12)6,484億ウォン(46%)→(’13)5,869億ウォン(39.6%)→(’14)6,330億ウォン(38.8%)→(’15)6,943億ウォン(38.1%)-

紅参製品の次は個別認定型17.5%(3,195億ウォン)、ビタミン・ミネラル11.4%(2,079億ウォン)、プロバイオティクス8.7%(1,579億ウォン)、の順序。

○ 会社別では?韓国人参公社(5,229億ウォン)が’04年から’15年までずっと1位を維持し、次いで?韓国ヤクルト(871億ウォン)である。

○ 健康機能食品製造業社数は487ヶ所で’14年(460ヶ所)から6%増加し、このうちGMP指定会社は’14年208ヶ所から去年216ヶ所でに増え、全体生産額(1兆8,230億ウォン)のうち91.9%の1兆6,751億ウォンを生産した。

〈免疫機能改善製品とビタミン及びミネラル製品の生産大幅上昇〉

○ 去年は免疫機能改善製品の需要が増加して’11年以後減少傾向であった紅参製品の生産実績が6,943億ウォンと’14年(6,330億ウォン)に比べて9.7%増加した。特に個別認定型原料である当帰混合抽出物の生産実績は’14年396億ウォンから’15年714億ウォンと80%急増した。

また、栄養素補充などのためのビタミン及びミネラル製品に対する需要増加で該当製品の生産実績が’14年1,415億ウォンから’15年2,079億ウォンに47%増加した。

○ このような増加傾向は健康管理への関心が増加して免疫機能改善製品と栄養補充用製品に対する需要が多くなったためと考えられる。

○ ビタミン及びミネラル製品に対する需要増加は輸入にも現われて、ビタミン及びミネラル製品の’15年輸入額は2,791億ウォンで’14年(1,945億ウォン)に比べて43.5%増加し全体健康機能食品輸入額の46.8%を占めた。

〈多様な個別認定型製品販売〉

○ 去年個別認定型製品の生産は3,195億ウォンで’14年(3,177億ウォン)に比べて0.6%増加にとどまった。

これは去年にせ物白首烏事件で白首烏等複合抽出物の生産実績が380億ウォンと’14年(1,193億ウォン)に比べて急減したことによったよる。

※ 個別認定型生産額(%は前年比増加率): (’11)1,433億ウォン→(’12)1,807億ウォン(26%)→(’13)2,324億ウォン(29%)→(’14)3,177億ウォン(37%)→(’15)3,195億ウォン(0.6%)○去年生産実績のうち個別認定型健康機能食品は当帰混合抽出物(免疫機能)が714億ウォンで1位(22.3%)を占めたし、白首烏等複合抽出物(更年期女性健康)380億(11.9%)、(中略)、わかめなど複合抽出物(体脂肪減少)183億(5.7%)などの順序であった。

個別認定型製品上位5製品の比重は56.3%(1,799億ウォン)で’14年上位5個製品が70%を占めたことに比べて大幅に減少した。

○ ’15年計89種類の個別認定型製品が販売されて’14年77種類、’13年78種類に比べて多様な個別認定型製品が生産・販売された。消費者の関心が多様な製品(機能性)に分散していることが分かった。

特に、’15年から販売されたオウギ抽出物等複合物(身長が伸びる、266億)、ワイルドマンゴー種子抽出物(体脂肪減少、173億)が上位10製品に含まれた。

わかめなど複合抽出物(体脂肪減少)が190%(’14年63億→’15年183億)、果菜由来乳酸菌(肌健康)が96%(’14年57億→’15年112億)、当帰混合抽出物(免疫機能改善)が80%(’14年396億→’15年714億)生産実績が急成長した。

食薬処は所得増加による健康重視型消費増加で健康機能食品市場の成長につながるため、今後健康機能食品産業発展のために機能性評価体系改善、機能性原料開発テクニカルサポートなどを持続的に推進して行くと発表した。

(身長が伸びるとか、本当に効果があったらいやな予感しかしないけど。産業育成と安全確保を同じ組織でやることの問題が出てるようだ。韓国人参公社は1999年に民営化したもと公社とのこと)

[]残留農薬が基準を超過して検出された輸入「キウイ」の回収措置 

農水産物安全課 2016-08-10

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=32949&cmd=v

食品医薬品安全処はソウルの輸入食品会社が輸入・販売したチリ産‘キウイ’から残留農薬(イプロジオン)が基準値(5.0mg/kg)超過検出(6.2mg/kg)されたため該当の製品を回収・廃棄措置している。回収対象は輸入日付けが2016年7月21日の製品である。

[]FDAは食品企業が食中毒を予防するのに役立つガイダンスを準備中

FDA Is Preparing Guidances that Will Help Food Companies Prevent Foodborne Illness

Posted on August 24, 2016 by FDA Voice

By: Susan Mayne, Ph.D., and Tracey Forfa, J.D.

http://blogs.fda.gov/fdavoice/index.php/2016/08/fda-is-preparing-guidances-that-will-help-food-companies-prevent-foodborne-illness/

我々はFSMAの履行規則案を作りパブリックコメントを募集している時、企業が新しい要求を理解しそれを満たすのに役立つことは何でもすると約束した。それは「規制を行う前と実施中に教育をする」という意味で、これらの新しい基準は究極的にはこの国の食品安全システムを変える(transform)ものだからである。

今月我々は、最終版になったときには国内や海外の食品施設が2015年9月に最終化された予防的管理の基準を満たすのに役立つだろう3つのガイダンス案を発表することでその約束を果たすための重要なステップを踏んだ。

これらの規則はヒトや動物用食品の加工、放送、貯蔵施設に置いてハザード予防行動を求めるものである。FSMAは製造業者が食品安全計画をもち、それを実施し、効果的に機能していることを検証し、そうでない場合には修正対応をする責任があるという枠組みを作った。大規模業者のコンプライアンスの日時はまもなくやってくる。ヒト用食品施設は予防的管理とCGMPsに、動物用食品施設はCGMPsに、2016年9月19日までに適合しなければならない(小規模施設では追加の1年またはそれ以上の猶予がある)。

ガイダンス案の一つはヒト用食品の規則の必要とされる予防的管理にどうやって従うかをカバーする。現在5章しかないが最終的には14章になる。

(中略)

他の二つのガイダンス案は、国内と外国の施設が飼料やペットフードを含む全ての動物用食品をカバーする動物食品の予防的管理規則に従うのに役立つだろう。

(以下略)

  • FDAは動物用食品と農場や施設での活動の分類についてのFDA食品安全近代化法のもとでのガイダンス案を発表

FDA Issues Draft Guidances under the FDA Food Safety Modernization Act for Animal Foods and the Classification of Activities for Farms and Facilities

August 24, 2016

http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm502698.htm

8月25日から意見募集開始

[]消費者向け情報 搾乳機を買ったり使用したりする時に知っておくべきこと

What to Know When Buying or Using a Breast Pump

Updated: August 24, 2016

http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm335261.htm

搾乳機はFDAが規制している医療機器である。搾乳機は女性の母乳の出の維持や増加、母乳で堅くなった胸や詰まったミルクを解放したり扁平や陥没乳頭を赤ちゃんが吸いやすいように引っ張ったりするのに使われる。

種類

手動、電動(バッテリーや電気)

搾乳機を貸したり共有するのは安全?

複数人で使用するようには設計されていないので危険

など

[]ICCVAM 2014-2015隔年進行状況報告書

ICCVAM 2014-2015 Biennial Progress Report

http://ntp.niehs.nih.gov/iccvamreport/2015/index.html

2014年1月から2015年12月までの活動についての報告書

(代替法妥当性評価のための機関横断調整委員会)

その他

  • 子どものコレステロールスクリーニングが議論に(再び)

Cholesterol screening for kids sparks debate (again)

Jennifer Couzin-Frankel

Science 26 Aug 2016:Vol. 353, Issue 6302, pp. 855

米国の学童が高コレステロールかどうかの検査をすべきかどうかについての長くくすぶっていた議論が今月初め再び噴出した。国の専門委員会がそのようなスクリーニングには根拠が不十分だと言った。約5年前、米国小児科学会(AAP)が国立心臓肺血液研究所による小児科医は9-11才の全ての子どもの血液を採取してコレステロール濃度を調べるよう助言したことを承認した。AAPは90パーセンタイル以上(130以上)のLDL濃度が高い子どもにはライフスタイルの変更を提供すべきと示唆していた。

何人かの医師はUSPSTFの結論を歓迎しAAPを批判している。

(以下略)

両サイドが同意する点はある:もっと根拠が必要だ、特に高コレステロールの子どもで、家族が異なる治療アプローチをとった場合の追跡が。

  • 母乳を与える:その利益が誇張されてきた?

Breastfeeding: Have the Benefits Been Overblown?

by Jeanine Barone | August 24, 2016

http://www.berkeleywellness.com/healthy-community/health-care-policy/article/breastfeeding-have-benefits-been-overblown

もしあなたが新米ママで赤ちゃんをミルクで育てようと決めているなら、あなたは多分それを公言するのは憚られるだろう。あなただけではない。誰もが授乳については意見があってそれは栄養の範疇を超える。推進者は子どものアレルギーや糖尿病などいろいろな病気が予防できる、母親にとっても健康によいと主張する。一部のサークルでは母乳を与えないことは悪い親の兆候である。しかし経済状態やきれいな水が入手可能かどうか、医療の質、親の全体的健康などの他の全ての要因が同じなら、母乳は本当にベストなのだろうか?根拠はあなたが思うよりもっと曖昧である。

以下長い説明略

基本

母乳を与えることは赤ちゃんと母親にとって健康的で楽しい経験であり得るし幾分かの科学的に妥当性のある根拠もある。水が汚染されている途上国で母乳を薦めることは素晴らしいことである。しかし先進国では万能薬ではない。もし女性が母乳を与えることができてそうしたいと思うなら、そうすべきである。もしできなくても恥ずべきではない。母乳を与えるかどうか、それに成功するかどうかは個人的なもので、最大でも子どもの発育や将来の健康に影響を与えるかもしれない多くの要因の中のたったひとつでしかない。他の多くの親としての決定同様、新米ママやそのパートナーは選択肢を検討して彼らとその家族にとって最良のことをすべきである。

囲み記事

母乳を与えることとは?

普通母乳を与えるというのは母親の乳首から与えることを意味するが、米国では搾乳がよくある。搾乳した場合と直接与えた場合を比較した研究はほとんどない。さらに研究の際には母乳のみとミルクとの混合を区別すべきだが多くの研究はこれらを一緒くたにしている。

(わりと健康至上っぽいところがあるberkeleywellnessにすら母乳原理主義はおかしいらしい)

2016-08-24

[]“Just Drink- Milk Tea” (纯萃喝)リコール

Recall of “Just Drink- Milk Tea” (纯萃喝)

On 23 August 2016

http://www.ava.gov.sg/docs/default-source/default-document-library/23082016_food-alert_recall-of-just-drink--milk-tea-(纯萃喝).pdf

台湾産。L-テアニンを含むが、L-テアニンは現在シンガポール食品規制の認可食品添加物リストに掲載されていない。

[]テトロドトキシン中毒、フグ 中国:(香港)

Tetrodotoxin poisoning, puffer fish - China: (Hong Kong)

2016-08-22

http://www.promedmail.org/post/4432069

Date: Sun 21 Aug 2016 Source: 7th Space News [edited]

香港衛生署と健康保護センターが67才の男性のフグ中毒疑い事例を調査中で、人々に対してフグを食べないように再確認する。

患者は2016年8月19日自宅で夕食に乾燥フグを食べて3時間後にめまい、知覚障害、口のまわりや指の無感覚、吐き気、嘔吐になり翌日United Christian病院救急に行き入院は必要なかった。現在は安定している。乾燥フグはNgau Tau Kokの屋台から購入した

(フグの種類不明)

[]ヘルスカナダはカナダ人に対して1年以上前のマラチオン製品を使わないよう助言

Health Canada is advising Canadians to not use malathion products older than one year

August 23, 2016

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2016/59926a-eng.php

ヘルスカナダはカナダ人に対して、1年以上前のマラチオン製品は時間とともに製品中の化合物が変化するため使わないよう助言する。カナダではマラチオンは主に農業での昆虫管理に登録されているが、家庭周辺でも使われている。表示されている通りに使えば、マラチオンは、ヒト健康や環境に許容できないリスクとなることなく蚊やその他の害虫を殺すのに有効である。

しかしながら時間が経つと、特に高温で保管された場合、マラチオンが自然に有毒なイソマラチオンに変化する。1年以上貯蔵するとイソマラチオンの濃度が懸念となる量になる可能性がある。

マラチオンを含む製品は20-23℃の、乾燥した換気の良い場所で種子や肥料やその他殺虫剤とは離して1年以内保管する。

イソマラチオン濃度を測定することは可能であるが個人にとっては可能ではないため1年以上経ったものは使わないよう助言する。破棄方法については地元規制機関に尋ねること。

[]マクドナルドが"Step-iT"アクティビティリストバンドをリコール

McDonald's recalls "Step-iT" Activity Wristbands

August 23, 2016

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2016/59920r-eng.php

ハッピーセットのおまけになっていたもの。

消費者の皮膚のかゆみややけどの原因となる可能性があるため。マクドナルドはこれまで70以上の軽いかゆみややけどの事故報告を受け取っていて、少なくとも8件はカナダで報告されている。

[]北アイルランドの消費者の食品表示をめぐるニーズを理解する

FSA北アイルランド

Understanding NI Consumer Needs Around Food Labelling

15 August 2016

http://www.food.gov.uk/northern-ireland/news-updates/news/2016/15424/understanding-ni-consumer-needs-around-food-labelling

TNS BMRBが北アイルランドの消費者の小売り食品表示情報の理解、それがどう行動に影響するか、表示する情報の優先順位についての懸念について研究を行った。

全体として、参加者の表示されている情報への注目は参加者のニーズ、例えば特定の食事療法をしている、アレルゲンなど、に依存するようだ。そういう状況でなければ消費期限や賞味期限のみをチェックし、新しいものや見慣れないものを買う場合には表示をチェックする傾向がある。ラベルを見ない理由としてはいつも買っているので必要性を感じないこと、さらなる障害は現在の表示の理解や解釈について、で数字が多いとか複雑な計算が必要だと感じている。その一方で情報を増やすことを要求してもいる。

[]警告文書

Warning Letters

  • O. Scott Wayment Dairy, Inc. 8/10/16

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2016/ucm516640.htm

食用に販売された乳牛の残留動物用医薬品ペニシリン

  • Phillip Thompson 8/10/16

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2016/ucm516155.htm

食用に販売された乳牛の残留動物用医薬品フルニキシン

  • Aloe Farms, Inc 7/15/16

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2016/ucm516593.htm

アロエ製品の酸性食品と食品CGMP違反、ダイエタリーサプリメントCGMP違反、未承認新規医薬品、不正商標表示

(雨漏りがするとか機器にヒビが入っているとか製品の分析をしていないとか、何にでも効くcures everythingとか指摘事項が膨大)

[]FDAはある種のFSMA法令遵守日時を延長;ガイダンス案を発表

FDA Extends Certain FSMA Compliance Dates; Issues Draft Guidance

August 23, 2016

http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm517556.htm

FDAの食品安全近代化法の履行に向けた動きのなかで、大規模食品施設については来月から最初の主要法令遵守が始まる。FSMA規則の大きな条項については計画通り履行されているが、7つの基本規則のうちの4つの一部の条項についての法令遵守期限を延長して明確にする最終規則を発表した。これはこれらの規則が公衆衛生を保護しつつ可能な限り実行可能であるようにするFDAの継続的努力の一環である。

本日発表されたガイドライン案はハザード分析とリスクに基づく予防的管理の要求を満たす方法についての現在のFDAの考えを説明したもので食品安全計画を作ることについての議論を含み、8月24日からパブリックコメントを募集する。

企業向けガイドライン案:ヒト食品のハザード分析とリスクに基づいた予防計画

Draft Guidance for Industry: Hazard Analysis and Risk-Based Preventive Controls for Human Food

http://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/GuidanceDocumentsRegulatoryInformation/ucm517412.htm

(企業の人は読んだ方がいいと思うよ。これが全部できる企業ってどのくらいあるんだろう?

HACCPと食品安全計画(FSP)の違いなども書いてある

HACCPは一部の製品で義務化されていて比較的定型に従うのだけれどFSPはそれに乗り切らない部分もカバーする。基本的考え方は同じ。FSPには経済的動機による異物混入の可能性についての考察も含まれている

ハザード分析の手順も説明してあり、参照する情報源も記載。ちなみにGoogle scholarも入っている

考慮すべきハザードの例もある。アレルゲンは日本とはちょっと違うのだが。)

その他

  • オバマの科学遺産:生命医学に大きく賭ける

Natureニュース

Obama’s science legacy: betting big on biomedical science

Heidi Ledford 22 August 2016

http://www.nature.com/news/obama-s-science-legacy-betting-big-on-biomedical-science-1.20465

野心的な脳のマップとがん治療への大きな賭けは研究全体への資金増加にはならなかった

大統領が退任準備をする中、Natureは彼の任期中の科学の浮き沈みを検討した。

  • 専門家に聞こう 電子レンジポップコーンの危険性

Ask the Experts

A Microwave Popcorn Danger

by Jeanine Barone | August 22, 2016

http://www.berkeleywellness.com/healthy-community/environmental-health/article/microwave-popcorn-danger

Q:電子レンジポップコーンに発がん物質が含まれるって本当?

A:ノー、しかし少なくとも一成分は定期的に吸入すると肺に傷害をもたらす−それは「ポップコーン肺」と言われている。疑われている化合物は天然にヨーグルトやワインやバターやチーズなどの食品に含まれるが、問題となるのはバター風味のために添加された合成ジアセチルを嗅いだときである。ジアセチルは電子タバコやタバコにも使われている。

ポップコーン肺は不可逆的で消耗性で死亡することもある肺疾患である。この用語はポップコーンや香料の製造工場で働いている人が呼吸器症状、医学的には閉塞性細気管支炎として知られる、を発症したことによる。この炎症性の病気は肺の小さな気道を詰まらせ慢性の咳や息苦しさをおこす。

一般の人がポップコーン肺について初めて聞いたのはポップコーンが大好きな中年男性がこの病気になって、製造業者と小売り業者を訴えて700万ドルを得た時であろう。原告はほぼ毎日10年にわたってエクストラバター風味電子レンジポップコーン2袋のバター風味の蒸気を吸入していたと報道されている。

CSPIが最近主要電子レンジポップコーン製造業者に尋ねたところ、全てがジアセチルを類似の化合物である2,3-ペンタジオンに切り替えたと主張した。この化合物も吸入すれば安全ではない可能性がある、少なくとも動物実験では。これら化合物は「合成香料」とのみ表示され個別の化合物名は記載されていない。

電子レンジポップコーンの袋には最近FDAが使用を禁止したPFOSが使用されている可能性がある。PFOSやジアセチルのような化合物が最も問題になるのは職業暴露である。時々電子レンジポップコーンを食べることについてパニックになる理由はない。それでも、調理の際に出る煙やフュームには多くのリスクのある化合物が含まれるため、キッチンの換気を良くするのは良いことである。CSPIは電子レンジポップコーンの袋を空ける前に冷ましたり換気扇のもとで開けたりすることを薦めている。買うときにはカロリーやナトリウムを比較しよう。

  • Elizabeth M. Whelan博士を追悼する公衆衛生エッセイ集

Standing With Giants

A Collection of Public Health Essays in Memoriam to Dr. Elizabeth M. Whelan

https://www.createspace.com/6286768

1978年にACSHを創設して2014年9月11日に亡くなるまで努めたElizabeth M. Whelan博士の追悼エッセイ集

  • 実験室で育てた肉やミルクが米国市場に少し近づき、企業は誰が規制するのか疑問に思う

Scienceニュース

As lab-grown meat and milk inch closer to U.S. market, industry wonders who will regulate?

By Elizabeth DevittAug. 23, 2016

http://www.sciencemag.org/news/2016/08/lab-grown-meat-inches-closer-us-market-industry-wonders-who-will-regulate

実験室で作った肉のハンバーガーは味についてはあまり誉められなかったが、米国政府がこの分野、動物を使わずバイオテクノロジーで肉やミルクや卵白を作る細胞農業、をどう規制するのかについての疑問を明るみに出した。

これまでこのような合成食品は市販されていない。しかし十程度のベンチャー企業が生産の規模拡大を試みている。サンフランシスコベイエリアではMemphis Meatsが細胞培養ミートボール、ソーセージなどを5年程度で販売したいと希望していて、Perfect Dayは2017年末までに乳牛を使わない乳製品を販売したい。しかしこのような新しい食品をどの政府機関が規制するのかは明確ではない。

歴史的には肉や家禽や卵はUSDAが、食品添加物はFDAが安全性を監視している。またヒトの組織や血液由来の生物製剤や遺伝子治療はFDAが監視している。しかし新しいバイオテクノロジーはこれらの境界を曖昧にする可能性がある。

微生物やその他のバイオテクノロジーを使って食品に加える酵素やタンパク質を作ることは既に行われている。そのような製品はGRASであることを証明できなければFDAによる市販前の認可を必要とする。このシナリオはPerfect Dayにも使えるだろう。ただしその製品をミルクと呼ぶことはできないだろう。

細胞培養肉については事態はもっと複雑で、食品添加物とは違う。FDAの医薬品製造監視の制度になるかもしれない。

バイオテクノロジーは新しい食品製品の定義を難しくするかもしれないがより正確な安全対策を可能にするかもしれない。将来的には単一の規制機関を作るのが理想かもしれない

  • 動脈の爆発を予防するために緑茶を飲む

Drinking green tea to prevent artery explosion

23-Aug-2016

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-08/ku-dgt082316.php

京都大学がポリフェノール摂取はラットの腹部大動脈瘤拡大を減らすことを示す

腹部大動脈瘤を誘発する酵素で処理したラットに緑茶ポリフェノールを飲ませると発症が抑制されることをJournal of Vascular Surgeryに発表した。

共著者のHidetoshi Masumotoは「日本人は世界で最も寿命が長く、約80%が毎日緑茶を飲んでいる。我々は新しい腹部大動脈瘤予防法として緑茶を飲むことを検討すべきだと信じる;将来の研究課題は最適用量を調べること」という。

(このプレスリリースには実験方法の具体的記載無し、やたらファンシーなイラスト。これで京都大学の専門家内での評価が上がるわけはなく、一般の人向けの誤解を狙ったアピールとしか。ちなみに実験方法はラット30匹に管腔内からエラスターゼと管腔外から塩化カルシウムを投与して腹部大動脈瘤を誘発するモデル。処置の2週間前から処置後4週間までEGCG 20 mg/dを投与。評価したのは28日目の腹部大動脈の直径や壁の厚さやエラスチン含量等。当然のことながら腹部大動脈は破裂していない。ラットの体重150gくらいだとするとヒト50kgに換算すると 20 x 50000/150 =6667 mg。ペットボトルのお茶500mLでカテキン含量が多いと宣伝しているもので360 mgだそうだから18.5本分。普通のお茶だとその2倍くらい)

  • NHSのホメオパシー:瀕死

Homeopathy on the NHS: at death's door

07 April 2016

http://www.nightingale-collaboration.org/news/183-homeopathy-on-the-nhs-at-death-s-door.html

NHSのホメオパシーは18年連続低下

新しいデータによるとイングランドのNHSでのホメオパシーが底値を更新した。20年前のピーク時に比べて処方は95%減少、費用では90%減少。

2015年の処方は8894で2014年の10238から減少、総費用は94313ポンドと初めて10万ポンドを割った。

  • ホメオパシー:究極のいかさま

Quackwatch

Homeopathy: The Ultimate Fake

Stephen Barrett, M.D.

revised on August 22, 2016.

http://www.quackwatch.org/01QuackeryRelatedTopics/homeo.html

(長い記事。主に米国の状況について)

  • 小規模研究が微量の周産期BPA暴露が男の子で鬱を引き起こすと主張する

Science 2.0

Small Study Claims Trace Prenatal BPA Exposure Causes Depression In Boys

By News Staff | August 16th 2016

http://www.science20.com/news_articles/small_study_claims_trace_prenatal_bpa_exposure_causes_depression_in_boys-178560

BPAは一部のプラスチックの成分で食品容器や水ボトルや歯のシーラント、感熱紙に存在する。人体では弱いエストロゲン作用があり「内分泌撹乱物質」に分類され、エストロゲンの2万分の1の受容体結合活性がある。

環境保護主義者らはFDAが4年かけて徹底的に調べても、妊娠マウスでも、ヒトの暴露量の1000倍でも、何の影響も見つけられず、さらにヒトは齧歯類より遥かに効率的にBPAを代謝し排泄することを確認したのに、不思議なホルミシス作用でヒトに問題を引き起こしていると主張している。BPA反対者は毒性学を使えないので、疫学研究による示唆を使う。この場合は241人の妊娠女性で尿中に極微量のBPAが検出され、子どもは3-5才で痕跡程度に検出されると7-9才と10-12才の男の子の鬱になる可能性が高いという。

もしあなたが統計について知っていたらこのEnvironmental Researchに発表されたMailman School of Public Healthの研究の欠陥がわかるだろう。女の子では関連が見られない

  • 甲状腺がんになった?ほとんどは放っておくべき

NYT

Got a Thyroid Tumor? Most Should Be Left Alone.

By GINA KOLATAAUG. 22, 2016

http://www.nytimes.com/2016/08/23/health/got-a-thyroid-tumor-most-should-be-left-alone.html?_r=0

甲状腺がんについての新しい報告書の数字はぼう然とするようなものである。2003年から2007年の間に甲状腺がんだと言われて甲状腺を切除した米国、フランス、イタリア、オーストラリア女性の70-80%もが実際には放っておくべきものだった。韓国ではもっとひどくて、甲状腺がん女性の90%が手術は必要なかった可能性が高い。

(中略)

病理学者は甲状腺がんは、特に小さいものは、悪化しないことをずっと前から知っていた。解剖で1/3の人は甲状腺がんがあっても気がついていないことが示されていた。米国甲状腺学会は最近、小さな腫瘍が見つかったら最良の方法は経過観察で放っておくことだと助言している。

もちろん危険なものもあるがそれは大きくて症状がある。

(わかりやすい図が引用されている。)

Fentanyl found at Prince's estate mislabelled as weaker opioid

Aug 22, 2016

http://www.cbc.ca/news/arts/prince-fentanyl-overdose-1.3730477

プリンスは死亡する12ヶ月前にミネソタで規制対象薬物を処方されてはいない

匿名でAssociated Press の取材に答えた担当者によると、ひとつのAleve(アメリカで市販されているナプロキセン系の解熱・鎮痛剤)のボトルに入っていた約2ダースの錠剤には"Watson 385"と誤表示されていた。このスタンプはアセトアミノフェンとヒドロコドンの混合物を含む錠剤に使われるものであるが、少なくともその1つからはフェンタニルが検出されている。

当局はプリンスがどうやってこの薬物を入手したのかをまだ捜査している。

プリンスの住居からはたくさんの錠剤が発見され、オキシコドンやコデイン、規制対象ではない薬物など様々だった。1ダースはドレスルームのボトルから発見されたが多くはアスピリンやビタミンCのボトルに入っていてプリンスが良く持ち歩いているスーツケースやバッグに入れられていた。一部の錠剤は裸でバッグに入っていた。

"Watson 385"と表示されているある錠剤からはフェンタニル、リドカイン、その他の薬物が検出された。別のアスピリンのボトルには60錠以上の偽の錠剤が入っていた。

一部の錠剤はフェンタニル、リドカイン、U-47700が含まれる。

別人の名前で処方されたオキシコドン錠剤の入ったボトルも見つかっている。

  • Chipotleは従業員がtweetすると罰を与えることを禁止される

Chipotle is banned from punishing employees for tweeting

http://www.businessinsider.com/chipotle-banned-from-punishing-employees-for-tweeting-2016-8

全国労働関係委員会が先週、従業員にオンラインで同社の名誉を傷つけることを禁止したChipotleのソーシャルメディア規則は連邦労働法違反だと裁定した。2015年に従業員が休憩できないという請願をツイートしたことで解雇されたことに対応してNLRBが命令を出した。

(またChipotleがニュースになっていると思ったら・・。会社の秘密をばらすとかではなく、労働条件についてソーシャルメディアで文句を言うのは禁止してはいけないらしい。)

  • カナダよ、照射牛肉はどう?

Beach Beat: Oh Canada, what’s the beef with irradiated beef?

By Coral Beach | August 23, 2016

http://www.foodsafetynews.com/2016/08/beach-beat-oh-canada-whats-the-beef-with-irradiated-beef/#.V70tVtMkpaQ

カナダでは牛挽肉に放射線照射を認めるべきかどうかについての意見募集があと10日でおわる。ヘルスカナダがこの点で意見を募集したのは二回目で、2002年には一般からの意見のバックラッシュにあって挽肉と冷凍肉に照射を認める計画を諦めている。2002年の状況は「人々は単純にそれが嫌いだった」。ヘルスカナダの2002年の提案には1700の意見が寄せられほとんどの反対は「照射食品への誤解と照射の科学と安全性をとりまく不信であった」

9月1日に締め切られる現在の意見募集について、ヘルスカナダは何の情報も提供していない。家族経営の農家からなる全国農業者組合は照射は大規模農業者の望むものだとして反対している。また照射により安全管理をしなくなる、失業する、等と主張している。

労働問題や家族経営はともかく照射は食品の安全性の問題である。そしてヘルスカナダは明確にイエスと答えなければならない。挽肉の照射は食品安全ツールの一つとして加えられるべきである。

2008年に加工肉のリステリア汚染、2012年には大腸菌汚染による大規模回収があった。

米国では既に照射挽肉が使われている。

  • 英国肥満計画は砂糖を攻撃−しかしヨーグルトと乳飲料の砂糖を計算するのは難しい

UK obesity plan attacks sugar- but calculating sugar in yogurt and dairy beverages is tough

By Jim Cornall 23-Aug-2016

http://www.dairyreporter.com/Regulation-Safety/UK-obesity-plan-Calculating-sugar-in-yogurt-and-beverages-is-tough

肥満報告書によると政府は子どもが最もよく食べる製品から砂糖を排除するために。広範で構造的な砂糖削減計画を開始する。現在の砂糖税には乳製品は除外されているが一部の風味つきミルクは炭酸飲料並の砂糖が含まれる。現時点で乳製品が対象外でもやがて対象になる可能性はある。

ヨーグルトやジュースには天然の糖が含まれる。英国の食品表示では糖は単純に糖で、添加されたかどうかは関係ない。米国では添加された糖が表示される。どちらにも賛否はある。

2016-08-23

[]RASFF Week33-2016

警報通知(Alert Notifications)

イタリア産リンゴのクロルピリホス(0.11 mg/kg)、イタリア産フランス経由有機トウモロコシ粉のフモニシン(1770 µg/kg;1944 µg/kg;1537 µg/kg;1435 µg/kg)、ドイツ産有機フルーツバーの亜硫酸塩非表示(23.3 mg/kg)、英国産食品サプリメントのベンゾ(a)ピレン(12.6 µg/kg)、ルーマニア産殻をとった麻の実の未承認物質テトラヒドロカンナビノール(THC) (2.73 mg/kg)、ベトナム産冷凍メカジキステーキの水銀(1.6 mg/kg)、ブルガリア産馬肉のカドミウム(1.31 mg/kg)、スペイン産チルドアンチョビのヒスタミン(489 mg/kg)、オランダ産生きたカキにテトロドトキシンの存在する可能性、

注意喚起情報(information for attention)

インド産冷凍全形バラクーダのシガトキシン(ポジティブ)、スペイン産チルドサバのヒスタミン(302 mg/kg)、米国産食品サプリメントの未承認物質1,3-ジメチルアミルアミン(DMAA) (9500 mg/kg)、産出国不明蓋つきプラスチックボウルからのホルムアルデヒドの溶出(100.11 mg/kg)、中国産蓋つきプラスチックボウルからのホルムアルデヒドの溶出(95.78; 102.71 mg/kg)、中国産装飾したプラスチック製の浅い皿からのホルムアルデヒドの溶出(33.1 mg/kg)、中国産食品サプリメントの鉛高含有(11 mg/kg)、カンボジア産未承認遺伝子組換えパパイヤ、スペイン産チルドマグロロインのヒスタミン(>2500 mg/kg)、チュニジア産チルドイセエビの水銀(1.3 mg/kg)、ベトナム産レッドチリの未承認物質カルボフラン(0.19 mg/kg)、タイ産塩水保存した白菜のプロチオホス(0.01 mg/kg)・未承認物質カルボフラン(0.02 mg/kg)及びトリアゾホス(0.13 mg/kg)、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

米国産英国経由運動する人用栄養食品の未承認物質1,3-ジメチルブチルアミン (nor-DMAA) (300 mg/item)、スペイン産冷凍マグロロインのポリリン塩酸(E452)高含有(5947 mg/kg)、ベトナム産フランス経由冷凍エビのオキシテトラサイクリン(288 µg/kg)、米国産栄養フルーツポンチの未承認物質ヨヒンビン、

通関拒否通知(Border Rejections)

ボリビア産ピーナッツのアフラトキシン(B1 = 48; Tot. = 64 µg/kg)、中国産未承認遺伝子組換え(postive for CrylAb-gene SYBR green)有機紅麹、インドネシア産ナツメグのオクラトキシンA (43 µg/kg)、その他アフラトキシン等多数

[]FVO査察報告書

ドイツ―輸送中の積送品についての公的管理評価

DE Germany - evaluate the official controls on consignments in transit

17/08/2016

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3661

2015年10月27日〜11月6日にドイツで実施されたEUに輸送する特定積送品の公的管理システムを評価するための査察。当局の責任が明確に示され、獣医当局と国や州レベルの慣習にはコミュニケーション、協調、協力がある。3つの州が、ふさわしい積送品だけがEU領域への導入を許可されていることを確かめる公的管理システムをたてた。輸送中の公的出口管理システムは制定されただけで、国境検疫所は3つのうち2つが変更されたためその効果は完全に評価できなかった。法律順守と公的管理効果は訪れた倉庫間で異なる。改善しようとしているものの、まだ実行されていない。

[]母乳率は上昇し続けている

Breastfeeding Rates Continue To Rise

Monday, August 22, 2016

http://www.cdc.gov/media/releases/2016/p0822-breastfeeding-rates.html

母親が助言通りに母乳を与えるには継続するコミュニティ支援が必要

本日CDCが発表した2016年母乳報告カードによると、米国では10人中8人以上の母親(81.1%)が生まれたときに母乳を与えている−しかし多くが薦められているより早く止めている。栄養と最適の健康のためには約6ヶ月間母乳のみで育てることが米国小児科学会により薦められているが、6ヶ月時点で母乳を与えているのは51.8%である。

Breastfeeding Report Cards

http://www.cdc.gov/breastfeeding/data/reportcard.htm

[]包装済み食品2つが誤表示

Two prepackaged food mislabeled

August 22, 2016

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2016/08/20160822_185943.shtml

オーストラリア産Red Kellys Tasmania Aromatic Lemon Myrtle ドレッシングのナトリウム含量が100mLあたり78mgと表示されていたのに測定したら130mg、Bibere Gold乳児用ミルクのビタミンEが100gあたり10.8mg α-TEと表示されていたのに6.5 mg α-TE。

食品安全センターは直ちに販売を中止するよう指示した。

[]汚染豚の調査結果発表

Tainted pork probe result released

August 19, 2016

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2016/08/20160819_164938.shtml

食品衛生長官Ko Wing-man博士が本日輸入豚の尿から動物用医薬品が検出された事件の調査結果についての記者会見を行った。

今月初め、動物用医薬品汚染のある豚肉が販売されたことは政府の失敗であり心配した小売業者や消費者に謝罪した。彼がレポーターに語ったところによると、食物環境衛生署の職員に中国本国から輸入した豚の一部に動物用医薬品汚染陽性の結果が報告されたが、彼らはその情報を豚の処理と販売の認可に携わっているSheung Shuiの畜肉処理場の職員に伝えなかった。結果として汚染のないものも含む3トン以上の豚肉が押収され破棄された。

政府は影響を受けた小売店の損害を補償する。

Ko博士は問題の職員が衛生署の作業ガイドラインに従わなかったことを懸念し、規定に従って処理されるだろうと言った。

ガイドラインの遵守強化や職員の訓練と啓発増強、豚業者の記録確保など販売される豚肉の安全性を確保するための供給チェーンの状況を改善するための対策を実施するだろう。

動画あり

[]適切な時に正しい場所に:ヒト細胞でのアリール炭化水素受容体の活性化

At the right place for an appropriate time: Activation of the aryl hydrocarbon receptor in human cells

http://www.bfr.bund.de/en/at_the_right_place_for_an_appropriate_time__activation_of_the_aryl_hydrocarbon_receptor_in_human_cells-198353.html

アリール炭化水素受容体(AhR)はベンゾ[a]ピレンのようないくつかの重要な異物代謝を調節する。同時に免疫や分化などに中心的生理的機能をもつ。最近のBfRの研究で、活性化メカニズムは核からの受容体複合体の輸送に強く依存することが示された。この新しい活性化モデルは外来異物が内因性受容体機能にどう影響するのかを調べるのに使えるだろう。

BfRの研究が8月18日にScientific Reportsに掲載された。

The Q-rich/PST domain of the AHR regulates both ligand-induced nuclear transport and nucleocytoplasmic shuttling.

Anna Tkachenko, Frank Henkler, Joep Brinkmann, Juliane Sowada, Doris Genkinger, Christian Kern, Tewes Tralau & Andreas Luch

Scientific Reports

Published online: 18 August 2016

Link: www.nature.com/articles/srep32009

[]「食品の真正性のための非標的法の標準化」国際シンポジウム

International Symposium “Standardisation of non-targeted methods for food authentication“

28.11.2016 - 29.11.2016

http://www.bfr.bund.de/en/event/international_symposium_standardisation_of_non_targeted_methods_for_food_authentication-198363.html

食品や飼料の真正性を調べる−異物混入したり不正確な表示のような詐欺的行為の検出−は食品監視や業界が直面している重要で困難な課題である。迅速検出法について世界中で研究が行われている。最近スクリーニングに採用されているのは少なくとも一つの分光分析法を用いた、特定のものを標的としない分析でデータを取得し、それから一つまたはそれ異境の計量化学法で多変量統計学的評価を行うことである。分析法開発のためにいろいろな努力が行われているが、重要な問題はそのような目的に適した標準化法および妥当性評価法がないということである。このことが研究段階からルーチン検査への採用が進まない理由の一つであろう。

このシンポジウムはこの分野の科学的知見の交換や議論のプラットフォームを提供する。実験室毎のデータの交換可能性、分析法と統計モデルの妥当性評価と標準化、品質保証対策などが検討される。シンポジウムは英語で行われる。

[]家族向けの新しいMyPlateリソース

New MyPlate Resources for Families

August 22, 2016

http://blogs.usda.gov/2016/08/22/new-myplate-resources-for-families/

もうすぐ新学期、新しい経験と新しい友人との出会いがある。また家庭ではより健康的な新しい習慣を作るきっかけにもなる。. ChooseMyPlate.govと栄養チームは新しいリソースを発表した。

MyPlate, MyWins for Families

https://www.choosemyplate.gov/Families

動画やレシピ等家族向けにアレンジ

子どもの年代別学習資料など

[]戦略計画

Strategic Plan

https://ods.od.nih.gov/About/StrategicPlan.aspx

2016-2021のODS戦略計画作成の最終段階として、9月30日までパブリックコメントを募集する。

[]食品安全基準法2006の10周年記念

Commemorate the 10th Anniversary of the Food Safety and Standards Act, 2006

http://www.fssai.gov.in/Decade.aspx

特集ページ

FSSAIも設立10周年

[]論文

  • 子どもは添加された砂糖を食べる量を一日25g以下にすべき

Children should eat less than 25 grams of added sugars daily

22-Aug-2016

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-08/aha-cse081916.php

Circulationに発表された科学声明。2-18才の子どもは1日に飲んだり食べたりする添加された砂糖をティースプーン6杯以内にすべき。

主著者のEmory医科大学小児科准教授と栄養科学者のMiriam Vos医師・公衆衛生学修士は「保護者や公衆衛生提唱者のために、単純な、全ての年齢で同じ量の助言にした」という。添加された糖には全ての糖を含み−卓上の砂糖、果糖、ハチミツ、など−加工時や調理中に使うものや卓上で加えるものを含む。

最も多い添加された砂糖の摂取源は炭酸飲料やフルーツ風味飲料、スポーツ飲料、エネルギードリンクなどの飲料である。「子どもは8オンスの砂糖入り飲料は1週間に1本以上飲むべきではない」

人工甘味料については賛成でも反対でもなく、100%フルーツジュースに含まれる砂糖についてはわからない。

AHAのサイトにインフォグラフィクス等あり

http://newsroom.heart.org/news/children-should-eat-less-than-25-grams-of-added-sugars-daily?preview=cc29

  • 都市部の汲み上げが東南アジアのヒ素リスクを上げる

Urban pumping raises arsenic risk in Southeast Asia

22-Aug-2016

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-08/teia-upr081916.php

大規模な地下水の汲み上げが一部の東南アジアの帯水層に危険な量のヒ素が入る原因になり、安全基準の100倍以上のヒ素濃度(1,000 micrograms per liter)が川床に浸出している。コロンビア大学とハノイ科学大学のWater Resources Researchに発表された新しい研究。

  • ホルモン補充療法は乳がんリスクを三倍にする、過去最長の研究が示す

HRT triples the risk of breast cancer, longest ever study shows

23 August 2016

http://www.telegraph.co.uk/science/2016/08/22/hrt-triples-the-risk-of-breast-cancer-longest-ever-study-shows/

British Journal of Cancer.に発表された10万人の女性を40年以上調べた研究。エストロゲンとプロゲステロンの複合療法を約5年使用した人は全く使用していない人あるいはエストロゲンのみの人に比べて2.7倍がんになる。15年以上だと3.3倍。

(閉経期治療15年!)

その他

  • Joe MercolaはジカがビタミンA欠乏によると言うことで新たな底値に達する

ACSH

Joe Mercola Hits a New Low Saying Zika Is Caused By Vitamin A Deficiency

August 17, 2016 by Josh Bloom

http://acsh.org/news/2016/08/17/joe-mercola-hits-a-new-low-saying-zika-is-caused-by-vitamin-a-deficiency/

インチキの販売者がどうやって科学の単語を歪めてサプリメントを販売するかの良い例がみられた。Joe Mercolaのサイトに8月16日「ジカ:ブラジルがそれはウイルスが原因ではないことを認める」という記事が掲載された。Mercolaは法に触れないような巧妙な文章で先天性障害はジカのせいではなくビタミンAと亜鉛の欠乏であると誤解させるよう導く。

その文章改変の紹介。Mercolaは亜鉛サプリメントを売っている

  • スムージーについて賢くなろう:何を入手し何を避けるべきか

Smoothie Smarts: What to Get, What to Avoid

by Berkeley Wellness | August 19, 2016

http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/nutrition/article/smoothie-smarts-what-get-what-avoid

スムージーが健康の流行でますます強くなっている。よくあるスムージーは野菜や果物やジュース、ミルク、ヨーグルト、ソルベなどの組み合わせである。近年スムージーは「健康」や「機能性」飲料に変容し、ハーブやビタミンや繊維やタンパク質やその他の物質を加えて「強化」されている。それらはしばしばエネルギーレベルを上げるとか心臓を健康にする、気分を良くする、記憶力を上げる、ストレスを緩和する、体重を管理する、免疫を強化する、デトックスするなどその他たくさんの健康強調宣伝をする。

果物や野菜のスムージーはビタミンやミネラルや食物繊維などが豊富で乳製品を含むとタンパク質やカルシウムの摂取源になる。

注意すべきこと

・アロエやイチョウやエキナセアやカルニチンなどの「強化剤」にはあまり意味はない。ほとんどの場合効果をもたらすほどの量は含まれない。一方一部の成分の安全性はわからない。エネルギー強化を謳う製品にはカフェインやその他の興奮剤が含まれる。

・ほとんどのスムージーはカロリーが多い。Jamba JuiceのStrawberry Surf Riderは中サイズで450カロリー、Peanut Butter Moo’dは770である。大きいサイズだと600から1000近くある。

・アサイーやザクロやその他いわゆるスーパーフードを含むスムージーは特に抗酸化物質が多いと言われるが他の果物のスムージーより健康的だということはない。

・市販のスムージーは4-7ドルと安くはない。長期投資ならジューサーを買って自分で作るほうがいいかもしれない。

  • 気候変動は公衆衛生にとって相当な脅威、カナダ医師会員が聞く

Climate change a significant threat to public health, CMA members hear

The Globe and Mail Published Monday, Aug. 22, 2016

http://www.theglobeandmail.com/news/national/climate-change-a-significant-threat-to-public-health-cma-members-hear/article31501589/

国境無き医師団の創立メンバーJames Orbinskiが月曜日にバンクーバーで開催されたカナダ医師会の総会で気候変動が21世紀最大の世界的健康の脅威だと述べた。カナダ医師会長Cindy Forbesはそのメッセージを医師達ははっきりと聞いた、と述べた。

  • ヘロイン死亡が急増し南オーストラリアで「強いバッチ」への調査開始

ABCニュース

Heroin deaths spike as investigations begin into 'strong batch' in South Australia

http://www.abc.net.au/news/2016-08-23/warning-issued-as-heroin-deaths-spike-in-sa/7775542

7月初めから、南オーストラリアでヘロインあるいは合成鎮痛剤フェンタニルの過剰使用で10人が死亡し、公衆衛生警告が発行された。精神衛生薬物濫用大臣Leesa Vlahosが、この州では通常は一ヶ月あたり平均1-2人がヘロイン関連で死亡するという。死亡が急増しそのうち2例はフェンタニルに関連する。年齢は31-65才。

薬物は死に至ることがあることを再確認することが重要。違法薬物は何が入っているかわからずたとえ少量でも死亡することがある。