なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。
参考食品安全情報ナビbyましゅうさん
2005-10-14
EurekAlert (http://www.eurekalert.org)より
■痛みがカナダの若者に代替医療を求めさせる
Pain drives Canadian youth to seek alternative medical treatment
Thursday October 13, 2005
http://qnc.queensu.ca/story_loader.php?id=434ec30270e8f
カナダの青年が代替医療を求める最もよくある理由は腰痛や慢性の痛みである。
Queen’s大学によるカナダの若者による補完・代替医療(CAM)使用状況調査で明らかになった。CAMにはメッセージ治療・鍼・ホメオパシー・自然療法が含まれる。
200-2001年に行われたカナダ健康調査の一環として得られた12-19才の17,545人のデータを解析した。
・12ヶ月以内にCAM治療者を訪問したカナダ人青年は4.9%で、女の子の方が男の子より2:1以上多い。
・最も多い理由は腰痛(16.7%)、障害(9%)次いで喘息とアレルギー(7%)だった。
・CAMの使用はカナダ西部で多く(人口あたり6%)、大西洋と北部で少ない(3%)。
・CAM使用者の75%は家庭の収入が高い方の2/4の階層の家庭である
・最も多いCAMの種類はメッセージ治療である
この報告書の要約のPDFは請求すればもらえる
■補完医療はコストに見合うか?
Is complementary medicine cost effective?
13-Oct-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-10/bmj-icm101305.php
BMJ Volume 331, pp 880-1
BMJに掲載された英国における補完医療の有効性に関する系統的レビュー2005年4月までに英国で行われた補完代替医療についての研究はわずか5つで、1つは頭痛に対する鍼治療、残りは腰痛に対するせき髄操作である。著者等はこれらの処置は疑わしい臨床効果のために通常の医療の他にさらなる費用を上乗せしただけである結論している。
■ロシアのアルコール代用品は殺人犯
Russian 'surrogate' alcohols are a killer
13-Oct-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-10/ace-ra100505.php
Alcoholism: Clinical & Experimental Researchの10月号に発表された研究。
ロシアにおいては大量の飲酒が高い死亡率の主な原因である。調査により、多くのロシア人がアルコール代用品として"サモゴンsamogon"(密造酒)や密造酒、医薬品、アフターシェーブローション等の蒸留酒を飲んでいることがわかった。これらの製品はアルコール濃度も高いが有害物質も多い。
■中程度のアルコール摂取は「血液を薄める作用」を示す
Moderate alcohol consumption can act as a 'blood thinner'
13-Oct-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-10/ace-mac100505.php
Alcoholism: Clinical & Experimental Researchの10月号に発表された研究で、 Mukamal医師らは中程度の飲酒をするヒトは飲まないヒトより心疾患の率は低いが出血性脳卒中の率は高いことを示した。
1971年に心血管系疾患リスク因子調査のためのFramingham Offspring Studyに5,124人の男女が参加した。参加者は1971年から4年(一部8年)毎に調査された。この研究では1991年4月1日から1994年3月1日までに調査された3,798人のデータを使用した。
男女いずれにおいても週に3-6杯又はそれ以上のお酒を飲む人は血小板凝集能が低かった。さらに男性ではアルコールの摂取は血小板活性化レベルが低かった。これらの結果はアルコールが血液を固まりにくくしていることを示す。
フィンランド食品庁
■子ども向け食品販売についての新しい勧告
New recommendation lays down principles on food marketing aimed at children
12.10.2005
フィンランド消費者庁と消費者オンブズマンと国立公衆衛生研究所が広告主に対して“Children and Foodstuffs Marketing”と題する新しい勧告を作成した。
本文
http://www.kuluttajavirasto.fi/user/loadFile.asp?id=5934
子どもの定義は18才以下。内容としては子どもに直接宣伝しないこと、間違って受け取られるような広告はしないことなど。
NZFSA ニュージーランド
■太平洋の人々のための食品安全情報
UMU Pasifika - Food Safety for Pacific Peoples
14 October 2005
http://www.nzfsa.govt.nz/consumers/food-safety-topics/umu-pasifika/index.htm
昨日紹介の小冊子がPDFでアップされている。
http://www.nzfsa.govt.nz/consumers/food-safety-topics/umu-pasifika/scinzfsaumubook.pdf
PDF 3.2M
ヘルスカナダ
■ベトナム産水産養殖魚中のクロラムフェニコールに対する輸入国警報の取り下げ
Removal of the Country Import Alert for Chloramphenicol in Aquacultured Fish Products from Vietnam
30 September 2005
http://www.inspection.gc.ca/english/anima/fispoi/commun/20050930e.shtml
魚及びシーフード輸入業者へ向けた文書
ベトナム産全水産養殖製品に対するクロラムフェニコール検出試験を義務づけた輸入国警報を解除する。過去2年間の調査結果からはベトナム産水産養殖魚のクロラムフェニコールに対する法令遵守状況には改善が見られる。但しクロラムフェニコール輸入警報リストに入っているベトナム産魚製品については検査の義務は継続する。
■限定的健康強調表示 施行の自由裁量を通知
カルシウムと高血圧;妊娠誘発性高血圧;及び子かん前症
Qualified Health Claims: Letter of Enforcement Discretion - Calcium and Hypertension; Pregnancy-Induced Hypertension; and Preeclampsia
October 12, 2005
http://www.cfsan.fda.gov/~dms/qhcca3.html
2003年10月9日に申請のあった以下のヘルスクレームについて。
1.カルシウムは本態性高血圧のリスクを減らすかもしれない
2.カルシウムは妊娠性高血圧のリスクを減らすかもしれない
3.カルシウムは子かん前症のリスクを減らすかもしれない
FDAは科学的根拠を精査した結果、これらのヘルスクレームには消費者を誤解させないような適切な用語で限定的健康強調表示を行ういくらかの根拠はあると結論した。
FDAは以下のようなヘルスクレームの施行の自由裁量行使exercising enforcement discretionを考慮する。
1.カルシウムサプリメントが高血圧のリスクを下げるかもしれないということを示唆する若干の科学的根拠がある。しかしFDAはその根拠は相反するもので結論を出すことはできないと決定した。
2.大規模臨床研究1つを含む4つの研究でカルシウムサプリメントが妊娠中の妊娠誘発性高血圧のリスクを下げることは示されていない。しかし他の3つの研究でカルシウムサプリメントがリスクを下げるかもしれないことを示唆している。これらの研究に基づき、FDAはカルシウムサプリメントが妊娠中誘発性高血圧のリスクを下げる可能性は非常に低いと結論した。
3.1つの大規模臨床研究を含む3つの研究でカルシウムサプリメントが妊娠中の子かん前症のリスクを下げることは示されていない。しかし他の2つの研究でカルシウムサプリメントがリスクを下げるかもしれないことを示唆している。これらの研究に基づき、FDAはカルシウムサプリメントが妊娠中の子かん前症のリスクを下げる可能性は非常に低いと結論した。
agra-netから出版物の紹介
■FDAとバイオテロ Q&A
FDA and Bioterrorism - Your Questions Answered
Publication Date: September 2005
http://www.agra-net.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=agra/puboptions&PageName=menu&pubId=ag095
2005年1月13日から2月1日まで、記録保持条項について食品産業からの質問に答えるためにFDAが開催した公開会合での質疑応答をまとめたもの。トピック毎に230以上の質問がリストアップされている。
値段175ドル (このサイトから注文できる)
FSA 英国
■FSAニュース10月号がオンライン発行された
October FSA News published and online
Thursday, 13 October 2005
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2005/oct/fsanewsoct05
今月号のトップ記事は減塩キャンペーン
FSA NEWS 51