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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2006-01-17

EurekAlert(http://www.eurekalert.org/)より

小児白血病リスクと家庭での殺虫剤使用

Household insecticides associated with increased risk of childhood leukaemia

16-Jan-2006

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2006-01/bsj-hia011606.php

Household exposure to pesticides and risk of childhood acute leukaemia Occup Environ Med 2006; 63: 131-4

280人の新たに小児白血病と診断された患者と、その対照288人(の親)にインタビューした報告である。妊娠中や生後長い間に家庭で殺虫剤を使用した場合の急性白血病リスクは約2倍で、他に庭用殺虫剤や防カビ剤への暴露、アタマジラミ用殺虫剤入りシャンプーの使用などがリスクと関連する。

(一部マスメディアが取り上げたので。あまり信頼性は高くないけど)

カナダにおける肥満傾向の新しいデータ

New data on trends in obesity in Canada

16-Jan-2006

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2006-01/cmaj-ndo011306.php

1985年から2003年の肥満及び過体重の割合変化についてのデータ。肥満全体が増えていることはよく知られているが、クラスII及びIIIの肥満(BMI 35以上)は1985年の1%から2004年の4.3%に増えている。

本文

http://www.cmaj.ca/pressrelease/pg156.pdf


ヘルスカナダ

全国禁煙週間 我々はタバコなしでも生きられる

Go Smoke Free!  Tobacco. We can live without it.

2006-01-16

http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/nr-cp/2006/nnsw-snsf_e.html

1月の第3週は全国禁煙週間である。この目的はカナダ人を喫煙の危険性から守り、非喫煙者が喫煙を開始することを抑制し、禁煙を助け、個人がタバコの煙に汚染されていない空気を吸う権利を促進することなどである。



EFSA EU

GM食品及び飼料の申請状況更新

Applications under Regulation (EC) 1829/2003 on Genetically Modified Food and Feed [GM Food Feed applications]

16 January 2006

http://www.efsa.eu.int/science/gmo/gm_ff_applications/catindex_en.html

1507 x 59122 トウモロコシ、59122 x NK603トウモロコシ、59122 x 1507 x NK603トウモロコシが新たに加わっている。

家禽屠体を二酸化塩素・酸性化亜塩素酸ナトリウム・リン酸三ナトリウム・ペルオキシ酸で処理することに関するAFCパネルの意見

Opinion of the AFC Panel on a request from the Commission related to Treatment of poultry carcasses with chlorine dioxide, acidified sodium chloride, trisodium phosphate and peroxyacids

16 January 2006

http://www.efsa.eu.int/science/afc/afc_opinions/1304_en.html

AFCパネルは標題物質の使用による反応産物(セミカルバジドなど)の毒性学的リスクについての2003年4月のSCVPHによる意見を更新するよう依頼された。

反応産物の生成可能性について精査を行い、水中での二酸化塩素処理ではハロメタン類の生成は報告されていない。家禽屠体を酸性化亜塩素酸ナトリウムで処理することによる塩素化有機化合物は検出されていない。家禽屠体のペルオキシ酸処理による脂肪酸の酸化状態への検出可能な影響はない。酸性化亜塩素酸ナトリウムに浸すことによるセミカルバジドの生成は検出されなかった(検出限界1microg/kg)。当初のセミカルバジドの健康影響に関する懸念はもはや問題ではない。新しいデータではセミカルバジドはin vivoでは遺伝毒性はない。

ヨーロッパにおける成人の家禽消費量の保守的推定に基づき、AFCパネルはこうした処理により生じる残留物質の暴露量を推定した。入手可能なデータと家禽屠体の加工工程(洗浄や調理)を考慮すると、リン酸三ナトリウム・酸性化亜塩素酸ナトリウム・ 二酸化塩素・ペルオキシ酸処理は提示された条件下では安全性に懸念はない。

AFCパネルは家禽屠体に抗菌剤を噴霧する方が抗菌剤溶液に家禽死体を浸すより反応生成物への暴露量は減るだろうことを付け加える。また抗菌溶液の使用は家禽屠体を取り扱う際の衛生的扱いに代わるものではないこと、冷却水の定期的交換は必要であることを強調する。

(タイトルではacidified sodium chlorideなのだけれど多分間違い)

この意見については以下のBIOHAZパネルの意見も参照するようにとの注有り

「家禽屠体への抗菌剤としてのペルオキシ酸の使用の有効性評価」に関するBIOHAZパネルの意見

Opinion of the Scientific Panel BIOHAZ on “Evaluation of the efficacy of peroxyacids for use as an antimicrobial substance applied on poultry carcasses”

16 January 2006

http://www.efsa.eu.int/science/biohaz/biohaz_opinions/1308_en.html

家禽屠体へのペルオキシ酸の使用による微生物や病原体の増殖や検出頻度への影響について評価を行った。

ペルオキシ酸の有効性については、企業により提出されたプロトコールが完全でないため評価が困難であった。家禽屠体の除染は一般的に病原性微生物の数や頻度を削減するために行われる。しかしながらSCVPHの意見によれば、除染は通常の優良衛生規範に代わるものとして使用されてはならず、追加の方法としてのみ使用されるべきである。さらにペルオキシ酸処理の有効性評価実験はヨーロッパの実際の加工工程と同様の条件で行われるべきである。


EU

食品獣医局 監査報告書

Food and Veterinary Office - Inspection reports

ポーランドの残留農薬

PL Poland - Pesticides

16-01-2006

http://europa.eu.int/comm/food/fvo/ir_search_en.cfm?stype=insp_nbr&showResults=Y&REP_INSPECTION_REF=7665/2005

EU規制を導入しており制御システムも構築しているが、検査機関に検査能力がないため現在機器導入から努力中であるなどさらなる改善と深化が求められるとしている。

ハンガリーの残留農薬

HU Hungary Pesticides

16-01-2006

http://europa.eu.int/comm/food/fvo/ir_search_en.cfm?stype=insp_nbr&showResults=Y&REP_INSPECTION_REF=7564/2005

制御システムは良くできている。いくつか改善すべき点があるので指摘している。


ACNFP (新規食品と加工工程に関する助言委員会) 英国

新生ラットに与えるGM大豆の影響に関するACNFPの声明

ACNFP statement on the effect of GM soya on newborn rats

5 December 2005

http://www.acnfp.gov.uk/acnfppapers/gmissues/acnfpgmsoya

2005年11月24日の会合において、ACNFPはロシアでIrina Ermakova博士により行われた予備的試験の報告について検討するよう依頼された。コメントは以下。

http://food.gov.uk/multimedia/pdfs/acnfpgmsoya.pdf

遺伝子組換え(除草剤耐性)大豆に関するIrina Ermakova博士による報告を検討した。この報告ではGM大豆粉を与えたラットから生まれた子どもは、非GM大豆や対照餌を与えたラットの場合に比較して死亡率が高く成長が遅いことが述べられていた。

この報告には結果を評価するのに必要な情報が欠けており、特に試験飼料に関する重要な情報がない。さらにこれは予備的実験でありピアレビュー過程も経ていない。

齧歯類は大量の生の大豆を食べさせられると多数の栄養バランス不良による成長阻害などの有害影響が出ることがよく知られている。これは大豆がGMだろうが非GMだろうが同様である。さらに大豆はGMでも非GMでも生産地により蛋白質含量が異なる。従って種類の異なる大豆を大量に与える場合には、栄養価や非栄養成分が等価となるよう充分注意してバランスをとらなければならない。今回の実験ではこれがどのように行われたのかが不明である。

さらに普通でないことには、大豆の粉が動物に普通の飼料ペレットと同時に与えられている。この研究では母ラットは試験期間中毎日最大20gの大豆粉末を与えられており、このため通常必要なビタミンやミネラルを含む餌を食べられなかった可能性が高い。個々の動物が食べた大豆の量や通常飼料の摂取量データがない。さらに死因に関するデータもない。

GMと非GM大豆検体は異なる場所から供給されており、マイコトキシンや汚染物質などの存在に関する情報もない。

結論として、この予備的研究の結果を説明可能な理由はGMか非GMか以外にもたくさんあり、そうした重要な情報がない限り何ら結論は下せない。委員会はErmakova博士に接触してさらなる情報を得ることを試みており、この研究についてはピアレビューされて雑誌にフルレポートが発行されたら評価を行う。

委員会は2004年にピアレビューされて発表された論文で、良く行われた実験では21%のGM除草剤耐性大豆を含む餌を与えられたマウスで最大4世代まで何ら有害影響はなかったことが報告されていることを付け加える。


(英国で今年になってから一部メディアが騒いでいるようである。騒ぎの元になっているのはこれ)

http://eco-irina-ermakova.narod.ru/eng/index.htm