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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2006-09-11

Afssa フランス

海産毒についての9月6日の情報

http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=37104&Pge=0&CCH=060905:26:4&cwSID=5E97CA0462604616B840CC4DA4D81E87&AID=0

9月4日の海産毒のサイト更新されている

プレスリリースとQ &A追加

海産毒と消費者保護についてのプレスリリース

http://www.afssa.fr/ftp/afssa/37126-37127.pdf

Afssaはマウスでのバイオアッセイが脂溶性毒素(現在4つのグループが規制されている)の信頼できる検出法であると再確認する。消費者の安全を守るためにはマウスバイオアッセイしかない。もしマウスバイオアッセイで陽性(24時間以内に2又は3匹死亡)の結果が出ればその製品は消費者にリスクがあると見なされ必要な措置が執られる。

一方バイオアッセイを化学分析に代替する努力も行われている。ヨーロッパは動物保護のため代替法を要求している。代替法については2002年から研究を始め、標準品が入手できる毒素については化学的方法も採用できる。しかし化学的方法のみでは新たに生じる毒素を検出できないため現状の消費者保護のレベルを維持できない。


海産毒バイオアッセイについてのQ & A

http://www.afssa.fr/ftp/afssa/37121-37124.pdf

何故脂溶性毒素にマウスバイオアッセイを使うのか?

現在脂溶性毒素についてはヨーロッパの規制で採用されている検査方法がマウスバイオアッセイである

マウスバイオアッセイはどのようにして行われるのか?

検査は3段階からなる。

・貝の消化腺から脂肪画分を抽出する

・この画分を生理的溶媒に溶かす

・抽出物を3匹のマウスに腹腔内投与する

24時間以内に2-3匹が死亡すると陽性とみなす。

陽性になるとどうなるのか?

マウスバイオアッセイ陽性の場合、その地域は消費者にリスクとなるレベルに汚染されているとみなされ、担当機関により適切な措置が執られる。その海域が再度開かれるのは、続けて二回陰性の結果がでた後である。

マウスのバイオアッセイは引き続き行われるのか?

現時点で認証検査法が無い以上マウスバイオアッセイのみが消費者の安全を守る唯一の方法である。しかしながら代替法の開発は推進している。



EurekAlert(http://www.eurekalert.org/)より

9月10-13日、米国化学会シンポジウム「機能性食品」の健康影響

Health effects of 'functional foods' featured during four-day symposium, Sept. 10-13

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2006-09/acs-heo082806.php

シンポジウムのお知らせ

このハイライトに日本のみかんについての発表が二つ取りあげられている。

一つは京都県立医大Hoyoku Nishino博士らによる毎日1カップのみかんジュースが慢性ウイルス性肝炎患者の肝癌発症リスクを下げるというもの。

もう一つは農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所のMinoru Sugiura博士らによるみかんをたくさん食べる人にいくつかの疾患が少ないという疫学研究。

さらに日大のHitomi Kumagai博士らによるカルシウムを吸収しやすくした新しい大豆についての発表も取りあげられている。

学会のサイト

http://acswebcontent.acs.org/nationalmeeting/sf06/home.html



WHO

農薬は最も多い自殺法

Pesticides are a leading suicide method

9 SEPTEMBER 2006

http://www.who.int/mediacentre/news/notes/2006/np24/en/index.html

WHOと国際自殺予防協会IASPは9月10日の世界自殺予防デーに、対策を呼びかける。

今年のテーマは、自殺に関する現状の科学的知識を実際の計画に役立てる「理解による新しい希望」である。

毎年世界では90万人が自殺により死亡しており、この数は殺人と戦争の合計より多い。自殺は報告されないことが多いためこの数値は過小であると考えられている。

最も多い自殺方法は農薬を飲むことで、毎年農薬中毒は300万症例、過剰な死亡は25万件と推定されている。特にアジア諸国の地方で重大な要因である。

中国・マレーシア・スリランカ・トリニダードの自殺の60-90%が農薬によると推定される。またアジアや中央及び南アメリカなどの他の国でも農薬による自殺の増加が報告されている。

WHOは農薬の入手方法規制や管理方法の教育などを呼びかけている。



PMRA カナダ

トコジラミBed Bugの有効な駆除

Effective Control of Bed Bugs

2006-09-06

http://www.pmra-arla.gc.ca/english/consum/bed_bugs-e.html

はじめに

都市部で根絶したと考えられていたトコジラミが再興している。全国の都市で、ホームレスのシェルターから五つ星ホテルまで、どこからでも見つかっている。一般に信じられていることとは違ってトコジラミは不衛生だからいるわけではない。

・何故再興したのか?

過去に置いてDDTのような持続性のある農薬散布がトコジラミの数を抑えてきた。今日では広域殺虫剤の散布より、アリやゴキブリなど特定害虫を対象にした捕虫器の使用が増えており、トコジラミは駆除されなくなった。さらに人々の移動が盛んになりホテルなどのような人の出入りの多いところではトコジラミが移動して新しい住処を見つける機会が増えた。

・何故トコジラミが問題なのか?

トコジラミは一般的に不快であるが特に大きな健康リスクにはならない。蚊のよう

に、シラミアレルギーの場合は刺されると腫れてかゆくなり、時に感染をもたらす。 ただし血液を介する疾患を運ぶことはない。

トコジラミは主に夜活動する。咬むのは人が眠っている時なのですぐにはわからない。トコジラミの一種は主にヒトを宿主にしているが、他のほ乳類や鳥を宿主にするものもある。

・トコジラミとは

トコジラミは楕円形の体に小さな幅広の頭を持ち、全体として平べったい。成虫は

6-10 mmの大きさで褐色で羽はない。血を吸うと少し大きくなって色はクロっぽく血の色になる。若虫は形は成虫と同じで色が黄白色である。

皮膚にかゆいみみず腫れがあったり、シーツやマットレスなどに血の点や褐色の染みがある場合はトコジラミがいることを示す。また別名カベジラミwall louse、house bug、mahogany flat、 red coat、crimson ramblersなどとも呼ばれる。

・どうすればよいか

トコジラミは小さいのでいろいろなところに隠れられる。最大30メートル移動でき、衣類や荷物にくっついて移動するので駆除には隣接する部屋も処置する必要がある。

もしトコジラミがいる場合には、自分で駆除するか専門家に任せるか選択することができる。ほとんどの場合駆除は一回では終わらない。

いる場所は丹念にブラシで掃除機をかけ、吸った虫は直ちに破棄する。ベッドの処理は非常に難しい。洗濯できないものは50°以上に加熱又は2日以上冷凍する。

殺虫剤を使うときには使用方法を確認する。一度の散布で対応できることは少なく、繰り返し処理する必要がある。

その他注意事項を加えてPDFパンフレットとしてもダウンロードできる。



FSA 英国

毒素量の多いイガイ

Mussels with high toxin levels

Friday 08 September 2006

http://www.foodstandards.gov.uk/news/newsarchive/2006/sep/mussels

FSAは9月8日、有害なレベルの毒素を含む可能性のあるイガイを食べないよう警告を行った。

問題の商品は9月4日から6日にかけてTesco、Morrisons及び Asdaスーパーマーケットで販売されていたネット入り1kgの生鮮イガイである。これらの貝は食べずに破棄するか購入した店に返却するように。

Scottish Shellfish Marketing Group (SSMG)による独自検査の結果、許容量を超える麻痺性貝毒PSPが検出されている。PSPは天然の藻類が作る毒素である。



BfR ドイツ

ナノテクノロジー:ナノ粒子の健康リスクと環境リスク(研究戦略案)

07.09.2006

http://www.bfr.bund.de/cm/220/nanotechnologie_gesundheits_und_umweltrisiken_von_nanopartikeln_forschungsstrategie_entwurf.pdf

ナノテクノロジーのリスクに関する報告書。

ドイツ語。引用文献リストは英語のものが多い



EFSA EU

EFSA討論会7- 農薬のヒト健康に対する累積リスクアセスメント:今後の道筋

EFSA Colloquium 7 - Cumulative Risk Assessment of pesticides to human health: The Way forward

8 September 2006

http://www.efsa.europa.eu/en/science/colloquium_series/colloquium_7.html

2006年11月28-29日、イタリアのパルマで標題討論会が開催される。

背景

食品や飼料中の残留農薬によるヒト健康への累積作用や相互作用のリスクアセスメント方法については一般的に合意された方法はまだ無い。しかしながらヨーロッパや国際レベルでは共通の作用メカニズムを持つ農薬の累積リスク評価についてはいくらかの進展がある。

目的

この討論会の目的は、以下のようなものである。(i)この共通作用メカニズムを持つ農薬の累積リスク評価を行うことのメリットやデメリット、必要なデータについて議論する、(ii)共通メカニズムを持たない農薬のハザード評価を統合する際の科学的根拠を探る、(iii)累積暴露評価のためのデータの選択や方法について議論する、(iv)EU加盟国やEFSAあるいはEU外の国や国際機関と、農薬の複合リスクアセスメントについてどういう協調アプローチを行うことができるか議論する。

専門家80名の参加を予定している。