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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2008-09-03

[]消費者をより良く守るための危険な化学物質の新しい警告表示

New warnings for dangerous chemicals aim to afford consumers better protection

02.09.2008

http://www.bfr.bund.de/cd/24842

9月3日に欧州議会は新しい化学製品の分類と表示と包装に関するヨーロッパ規制を採択する。これにより危険な製品や物質のリスクから消費者をより良く守るための新しいシンボルや情報提供への一歩が踏み出される。新しいハザードシンボルは12月から使用されるだろう。2012年には危険な物質への新しい表示が採用され2017年からはそれら化合物を含む全ての混合物に表示が採用されるだろう。

“Globally Harmonised System of Classification and Labelling of Chemicals”, GHS

参考:環境省のGHSサイト

http://www.env.go.jp/chemi/ghs/

50才以上のオーストラリア人は歩くことで記憶の問題が改善されるという世界初の試験

EurekAlert!(http://www.eurekalert.org/)より

Australian over-50s walk away memory problems in world-first trial

2-Sep-2008

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2008-09/uom-aow090108.php

週に2時間半歩くことで50才以上の記憶の問題が改善される。JAMAに9月3日発表された。

オープンアクセス

Effect of Physical Activity on Cognitive Function in Older Adults at Risk for Alzheimer Disease

JAMA. 2008;300(9):1027-1037.

http://jama.ama-assn.org/cgi/content/full/300/9/1027

認知症ではないが記憶に問題のある50才以上のボランティア170人を無作為に割りつけ、18ヶ月の試験評価を完了した138人のデータを解析した。

[][]新しいEC MRLデータベース

New EC Maximum Residue Levels Database

02 September 2008

http://www.pesticides.gov.uk/food_safety.asp?id=2525

EC 規制396/2005導入により新しいMRLデータベースを発表した。

PSDによるMRLデータベース

PSD Maximum Residue Level (MRL) Database

https://secure.pesticides.gov.uk/MRLs/

UK/EC MRLとCodex MRLが検索できる

[]月餅は安全性検査に合格

Mooncakes pass safety tests

September 2, 2008

http://www.news.gov.hk/en/category/healthandcommunity/080902/txt/080902en05006.htm

食品安全センターが月餅250検体を調べたところ、全て化学及び微生物検査に合格だった。

消費者は信頼できる店舗で、適切な包装のなされている月餅を購入し、消費期限内に食べるように。

[][]香水はあなたの胎児を不妊にするか?

Sense about science

Can perfume make your unborn baby infertile?

September 02 2008

http://www.senseaboutscience.org.uk/index.php/site/other/252

9月1日のScotland on Sundayは「妊娠中の女性に香水を使うなと警告」と題した記事を書き、Daily Telegraphや Daily Mail そして各種ネットニュースが、妊娠中の女性は、胎児が後で不妊になるリスクが増える可能性があるため香水や化粧品や各種香料入りクリームを避ける必要があるという報道を行った。記事はオンラインで読める(リンク)。

これらの報道はRichard Sharpe教授のエジンバラでのSimpson シンポジウムで行われた学会発表に基づくものである。Sharpe教授は男性の不妊について研究している。彼の研究は特定の香水や化粧品を対象にしたものではなく、彼は妊婦に香水などを避けるように警告してもいない。

ここにSharpe教授の研究と立場を説明する。

「我々の研究は、ピアレビューのある雑誌に発表されたもので9月2日にシンポジウムで発表され、生まれたばかりの男児(精巣下降不全、尿道下裂)や青年(精子数減少、不妊)によくある生殖器系の疾患が胎児の発育期に起源するものである可能性について新しい知見を提供するものである。妊娠8-12週、つまり極めて初期に起因する可能性がある。我々の研究は実験動物で、こうした疾患が胎児を男性化するためのホルモンであるアンドロゲンの欠乏による可能性を示したものである。我々の研究は生まれたときにその子が成人したとき精子数が少なくなるリスクがあるかどうかを予想する簡単な新しい方法についても提案している。

上述の実験動物で示された過程に、環境中化学物質が影響する可能性があり、それらはヒトにおいてもこれらの疾患に関与する可能性がある。現時点では我々はこの仮説が本当かどうかはわからないし決定的な証拠を得るのは極めて困難な仕事で数年はかかるだろう。

「不確実」であるというのが事実だが、しばしば妊婦から「有害な物質を避けるにはどうすればいいの?」と質問される。私の回答は、食品や住居などのほとんどの場合の環境暴露についてはあまりできることはない、しかしそんなに心配なら妊娠初期の3ヶ月間は化粧品などの日用品を避けることで不安が解消できるだろう、というものである。これはこれらの物質が赤ちゃんに有害であるという決定的根拠を我々が持っているからではない、ただ不安を感じることが妊婦や赤ちゃんに良くないからである。

しかしながら妊娠を計画している女性にとって赤ちゃんのためにできることとしてはるかに大切なことは煙草を吸わないこと、飲酒しないこと、賢明なバランスの良い食事を摂ること、である。喫煙や飲酒が赤ちゃんに悪いことは疑いがなく明確で、赤ちゃんの生涯にわたる健康のために母親としてできる最良のことは酒と煙草を避けることである。

私はScotland on Sundayの記事のような「警鐘」ジャーナリズムとは距離を置きたい。そうした記事はその根拠とする科学(常に不確実性がある)を正確に反映していない。そうしたジャーナリズムは一般人の良識を侮辱し、科学的にしっかりした根拠のある推奨事項を軽視させることにより人々に危害を与える。つまり人々が本当に必要なことを真剣に受け止めなくなってしまう。」

香料や化粧品についてのさらなる情報は化粧品、トイレタリー、香料製造業協会Cosmetic, Toiletry and Perfumery Associationのウェブサイトで。

Unfounded Fears Over Perfume

1st September 2008

http://www.thefactsabout.co.uk/news.asp?newsid=114&view=yes&pageid=99&menu=sub&menuname=News&menuid=36&submenuid=99

[][]オーストラリアにおけるホメオパシー及び人智学的医薬品の規制について意見募集

Regulation of homoeopathic and anthroposophic medicines in Australia

1 September 2008

http://www.tga.health.gov.au/cm/conshomoeo.htm

意見の提出は2008年10月1日まで。

2003年4月に医療制度における補完医薬品に関する専門家委員会(ECCMHS)が、以下のように助言した。

「治療効果を謳ったホメオパシー医薬品や関連医薬品は、安全性と品質と有効性の適切な基準に合致することが確保されるよう規制されるべきである。」

その後広範な意見募集が行われ、ホメオパシー医薬品とその他の補完代替医薬品の違いを明確にする必要性などを考慮して規制の枠組み案ができた。この案について意見を募集する。

案は以下

http://www.tga.health.gov.au/cm/conshomoeo.pdf

(とりあえず安全性はなんとかしたいという内容。疑似科学であっても一定数の支持者がいれば行政対応は必要になる。日本であまり広まっていないことが救い。)

[]リコール

MD Lash Factorまつげコンディショナー

MD Lash Factor Eyelash Conditioner

2 September 2008

http://www.tga.health.gov.au/recalls/2008/mdlash.htm

処方薬としてのみ使えるプロスタグランジン誘導体クロプロステノールを含む。

クラスIリコール(命に関わる、又は重大な健康リスクの原因となる)

(まつげを長く厚くするとして宣伝・販売されている

開発者は息子が自閉症と診断されて代替療法に目覚めて美容外科を経営しながらいろいろな製品を売っていて、利益は自閉症との闘いにあてている、とのことhttp://www.susanlinmd.com/index.php

[]緊急安全性警告 Thermoskin  ホット/コールド パック

Urgent safety advisory - Thermoskin hot/cold packs

2 September 2008

http://www.tga.health.gov.au/alerts/devices/thermoskin.htm

http://www.tga.health.gov.au/recalls/2008/thermoskin.htm

TGAはサーモスキンThermoskinブランドのゲル ホット/コールド パックにプロピレングリコールではなく毒性の高いエチレングリコールが含まれることを見いだし、リコールしている。TGAはニューサウスウェールズでサーモスキンの内容物を食べた子どもが中毒になった事故を受けて検査を行っていた。この事故の後、TGAは全てのホット/コールド パック製造業者にパックの内容物についての情報と検査のためのサンプルを要請する文書を送付した。他のブランドの製品にエチレングリコールが含まれることがわかった場合には直ちに公表する。

[]国家食品薬品監督管理局は2008年上半期の不法保健食品広告を発表

2008-09-01

ttp://www.cfs.gov.cn/cmsweb/webportal/W192/A64028584.html

非科学的で消費者を欺く宣伝について公表した。

その他ニュース

BBCから二つ

  • 生徒にエネルギードリンク警告

Pupils warned over energy drinks

2 September 2008

http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/7593854.stm

学生のRed Bullやその他のエネルギードリンク使用が問題化している

学校で薬物教育を行っているDrug Education UKのBob Taitは、エネルギードリンクが生徒を乱暴にしたり落ち着きが無くなったりさせる可能性があると警告している。大量に飲むと胸が痛くなったり頭痛がしたりするため、学校の看護師にそのような問題に注意するよう警告している。Red Bullのスポークスマンはこの飲料は子ども用ではないと言っている。


  • 保護者の飲酒習慣に警告

Parents warned over alcohol habit

Monday, 1 September

http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/7591381.stm

小さい子どもたちの保護者の飲酒習慣が危険なレベルに達しているため警告。

調査の結果、25-44才の半分がストレス解消のために飲酒している。別の母親対象の調査では母親の49%が家で週に3-4回以上飲酒していることがわかった。政府の薦める量である一日2-3ユニット以下を超えて飲酒している母親たちの飲酒理由は、81%がストレス解消のためと答えている。夫婦で一晩にワインを1本(約10ユニット)空けるという習慣は二人とも政府の助言を超える量を飲むことになる。その結果はがんや心疾患や脳卒中リスクの増加である。