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2008-09-27

雑記−「食育」

チキさんの「食育」冊子に関する記事がはてなのトップページに上がっていた日、

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20080924/p1

たまたま行った歯医者の待合室にLEEの10月号が置いてあって、めくっていたら大橋マキさんのコラムに真弓定夫の文字があったのです。真弓定夫というのは話題の食育冊子の監修者で、漫画のなかに出てくる「医院の先生」のモデルと思われる人物です。内容は、離乳食を始めたらウンチの様子が変わったので驚いた、真弓定夫「先生」によれば赤ちゃんは自分で食べるものや時期を決めるので型どおりに離乳食を始めなくてもいい、みたいな話でした。彼女のブログの9月5日の記述に取材に行ったという話があるのできっとその時のことなのでしょう。


はてなーの皆さんはこんなヘンな冊子の内容を本当のことだと思う人がいるなんて信じられない、という反応がほとんどのようですが、実際には結構いるんですよね。

大橋さんはマクロビオティックにも熱心で、以前は肉を食べないので妊娠中に鉄分が不足するため毎日ひじきを食べているという話をしていて驚いたことがあります。一般の人でも、妊婦や乳幼児ならなおさら、毎日ひじきを食べることは薦められません。汚染米とかメラミンとかで大騒ぎしていますが、(日本で生活している人の健康リスクの点では)そんなものよりはるかに問題が大きいです。


成長が止まった成人が、個人の責任で偏った食生活を選択するのは勝手にすればいいと思いますが、胎児や乳幼児の発育に悪影響が出るような食生活を薦めるのはほとんど犯罪でしょう。

残念ながらこの手の人たちは育児や教育現場には一定数いて、普通の人より声が大きくて目立つので、それなりの影響力があるのです。

小学校のPTAでも、こどもの喫煙対策にはあまり賛同が得られないのに(親や教師自身が喫煙者だったりするので)食育やゲーム脳の話はすぐに取り上げられる、という経験があります。

保育園や学童界隈だともっと強烈でした。

はてなーの皆さんには、配偶者や付き合ってる人がエコやロハスが好きだったりするとあっちの世界まであと一歩ですので、是非こどもだけは守ってください、とお願いしておきます。

くろうさぎくろうさぎ 2008/09/27 11:50 肝にめいじます。
でも、こっちの世界に連れ戻すのが以下に難しいことか。
あっちに行く前に何とかしないといけませんね。

uneyamauneyama 2008/09/27 20:02 ありがとうございます、宜しくお願いします。
突然全面的に「あっち」にいくことはそんなにないと思いますので、身近な人が時々牽制していれば多分大丈夫では・・。

erina0408erina0408 2008/09/27 21:56 はじめまして。
Googleリーダーに登録させていただいてます。

TVや雑誌の影響力は大きいと思います。
バナナがダイエットにいいと言えばそればかり食べてしまう。
だから、健康増進法や薬事法ができたのでしょう。

全てをうのみにはせず、冷静に判断したい
と思っています。

くむくむ 2008/09/28 17:31  こんにちは、いつも情報ありがとうございます。TB&引用をさせていただきました。

 学校給食に携わっていると、そんな「あっちの世界」の方に説得を受けることがときどきあります。
もちろん安全に関して特別の注意を払わなくてはならないのは当然ですが、明らかに事実ではないことを頭から鵜呑みにしてしまう人の対応には苦慮しています。

 「食育」って本来そういうものではないのに、なんだか誤ったイメージがつきそうで残念です。

漱石漱石 2008/09/28 20:21 偏った食事が健康に良くないのは当然ですが、汚染米やメラミンより問題が大きいというのはいかがでしょうか。

「問題」違いでは「問題」違いでは 2008/09/28 22:12 ひじきには微量のヒ素が含まれているので、普通に食べる分には問題ありませんが、妊婦が毎日食べ続けるのはハイリスクな行為です。
健康への影響という意味では比べものにならないほど問題であるという意味ではないでしょうか。私はそのように解釈しましたが。
社会的な問題という意味なら、汚染米やメラミンが大きな問題なのは当然のことです。

草々草々 2008/09/29 00:40 メラミンではすでに死者が何人か出ています。中国当局の調査が不鮮明なので
実際にもっと多いと予想してます。
死者の出ている犯罪的事件をひじきと単純に比較することが理解できません。
中国で生活をしている日本人も多く、中国人も含めその方々の気持ちを
考えると悲しくもなります。
私の知り合いには中国で実際に粉ミルクを飲んでいた人もいるんですよ。

uneyamauneyama 2008/09/29 06:16 (日本で生活している人の健康リスクの点では)を追記しました。

オサム.Kオサム.K 2008/09/29 12:30 国内では、ADIやTDIを超える摂取は考えにくい「事故米」や「メラミン」よりも、ADIを超える摂取をしている「野菜の硝酸塩」やADI近く摂取しそうな「マグロの水銀、ヒジキのヒ素」の方がリスキーなのに、なんであまり報道されないのかと言うことですんよね。マスコミは「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛むとニュースになる。」世界だから、当たり前のことは報道しない? ましてや「化学物質汚染」大好物だし・・・・

ましゅうましゅう 2008/09/29 21:31 雑記、、、とてもためになりました。m(u_u)m 

たまにこんな感じで先生のご意見も伺えると助かります。
(//▽//)

ネスラーネスラー 2008/09/30 00:39 まず、「野菜の硝酸塩」ADIそのものを超えても実は影響はそれほど深刻ではないようです。学会でのおえらさんの発言によれば。
マグロの水銀は特に気を付けるべきは妊婦であり、それは母親学級などでしっかり教育すれば「何ら」リスクにもなりません。それぐらい区役所や病院で教えているでしょう。厚生労働省関連ですからね。それ以前に私ら貧乏人には高くてあまり食べれないものにリスクって言われてもね(爆)。
ひじきについては、大量に食べなければ問題ないとの行政コメントあり。妊婦さんでも確か肝とか食べ過ぎないようにって言われた人もいると思いますが、ちゃんと情報提供を行政や産婦人科などがすれば避けられるリスクで何ら問題はないですね。
雑感では「驚かれた」ようですが、ちゃんと情報提供できる機会があるのに、それほど重要な優先度の高い情報なのに、伝えられない仕組みに逆に「驚かせられます」。
確か、糖尿病の簡易測定器の使い回しも行政はホームページや冊子のみで情報は公開された程度だったのが問題だったってことです。
結局避けられるリスクって、リスクではなくなるんですよ。