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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2009-08-25

EurekAlert(http://www.eurekalert.org/)より

[]低炭水化物ダイエットはアテローム性動脈硬化と血管成長不全に関連するかもしれない

Low-carb diets linked to atherosclerosis and impaired blood vessel growth

24-Aug-2009

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-08/bidm-ldl082109.php

人気のあるダイエット法が身体の回復能力に悪影響を与えるかもしれない

低炭水化物食の長期影響について。マウスでの実験。PNASに発表された。

[]新しい研究:砂糖代用品使用が長期体重コントロールを助ける

New research: Consumption of sugar substitutes assists in long-term weight control

24-Aug-2009

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-08/kc-nrc082409.php

International Journal of Obesityに発表された新しい研究によれば、低カロリー甘味料で甘味をつけた無糖飲料を飲むことは、体重管理に成功するために重要な食事の節制を増加させる。

研究者は300人以上のカロリー、蛋白質、炭水化物、脂肪、飲料摂取量と食事の節制を解析した。その結果体重管理戦略として人工甘味料を使った飲料が重要であることを示唆した。

この研究は2002年にAmerican Journal of Clinical Nutritionに発表された砂糖代用品を使っている人の方が使わない人より体重減少が大きいという知見にさらに付け加えるものである。最近合成甘味料についてのレビューをEuropean Journal of Clinical Nutrition に発表したDr. Adam Drewnowskiによれば、人工甘味料は特効薬ではないが他の方法と組み合わせてカロリー管理をすることで体重管理に役立てることができる。

[]消費者保護のための科学

Science for the protection of consumers

24.08.2009

http://www.bfr.bund.de/cd/30755

BfRは2008年年次報告書を発表した。

トナーは健康に悪影響を与えるか?豚肉のダイオキシンは消費者にとってリスクとなるか?香料はアレルギーの原因となるか?BfRは日常生活の多様な分野のリスクを評価している。

「危機が起こる前に避ける」をモットーに約700人のスタッフがドイツとヨーロッパの消費者の健康保護のために働いている。

年次報告書本文

http://www.bfr.bund.de/cm/255/bfr_annual_report_2008.pdf

[]FDAは現在進行中の体重減少用薬物Orlistatの安全性レビューについて初期情報を発表

処方薬XenicalとOTC薬Alliの両方をレビュー

FDA Issues Early Communication about Ongoing Safety Review of Weight Loss Drug Orlistat Review includes both prescription drug Xenical and OTC drug Alli

Aug. 24, 2009

http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm180057.htm

FDAは現在体重減少用医薬品Orlistat(処方薬XenicalとOTC薬Alliとして販売されている)を使用している患者の肝障害の有害事象報告についてレビューを行っていることを発表した。

1999-2008年の間にFDAは重大な肝障害の報告を32件受け取っている。そのうち27例は入院、6例が肝不全に至った。30件は米国以外での報告である。最もよく見られる有害事象は黄疸、衰弱、腹痛である。

FDAは製造業者からさらなるデータの提供を受けて検討している。

[][]USDAはバイオテクノロジー品質管理システム監視基準案について意見募集再開

USDA REOPENS COMMENT PERIOD ON BIOTECHNOLOGY QUALITY MANAGEMENT SYSTEM DRAFT AUDIT STANDARD

Aug. 24, 2009

http://www.aphis.usda.gov/newsroom/content/2009/08/bqmsaudit.shtml

ある種の遺伝子組換え生物の州間移動や野外試験についての法的規制を管理するためのバイオテクノロジー品質管理システム(BQMS)についてさらに60日間意見募集

[]コロニー崩壊疾患のあるミツバチの遺伝子

ARS

Honey Bees with Colony Collapse Disorder Show their Genes

August 24, 2009

http://www.ars.usda.gov/is/pr/2009/090824.2.htm

コロニー崩壊疾患(CCD)の際にミツバチの中で生理的に何が起こっているのかについての最初のしっかりした根拠がARSとイリノイ大学の研究でPNASに発表された。

ゲノムワイドマイクロアレイという方法を用いてCCDのミツバチの消化管には大量の異常なリボソームRNA(rRNA)があることを見つけた。リボソームはrRNAに導かれて蛋白質を作る細胞の工場で、異常なrRNAが大量にあるということは蛋白質を作るシステムが障害されていることを意味する。つまりCCDのあるコロニーにいるミツバチは新しい蛋白質を作る能力が低下している。

消化管は病原体や農薬がミツバチに入る主な入り口である。ミツバチのストレス応答も消化管で測定できる。ミツバチには2つの異なるストレス応答システムがあり、1つは農薬などの環境ストレス、もう1つはウイルスなどの病原体と反応するものである。

CCDコロニーでは病原体/免疫系応答システムに関する遺伝子が、単一の明確なパターンを示すことはないものの、CCDではないコロニーに比べて全体的活性化の程度が高く、ウイルスやその他の病原体のレベルも高い。

ほぼ全てのCCDコロニーはリボソームを破壊するピコルナ様ウイルスのレベルが高い。ミツバチに感染するピコルナ様ウイルスにはdeformed wingウイルス(DWV)やIsraeli acute paralysis virusなどがある。ミツバチの主要寄生生物であるvarroa mite(ダニ)はピコルナ様ウイルスを媒介することが知られている。

CCDコロニーのミツバチには農薬応答遺伝子の有意な活性化は見られなかった。

リボソーム機能の消失はCCDに関連する各種現象を説明できる。もしミツバチのリボソームが障害を受けていれば、農薬や真菌感染や細菌やその他栄養不良などに耐えられなくなる。

この研究は異常なrRNAとCCDの直接の因果関係を証明したものではないが、rRNAやその他のマーカー遺伝子の検査はCCDの初期徴候として利用できる可能性がある。

Reed M. Johnson et al.,

Changes in transcript abundance relating to colony collapse disorder in honey bees (Apis mellifera)

http://www.pnas.org/content/early/2009/08/21/0906970106.abstract


EurekAlertでは

ゲノム研究によりCCDの有望な原因が導き出された

Genomic study yields plausible cause of colony collapse disorder

24-Aug-2009

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-08/uoia-gsy082009.php

[][]動物用医薬品の誤用に記録的罰金

Record fines for veterinary medicine misuse

24 August 2009

http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2009/2009-08-21-bobby-calf-medicine-misuse.htm

昨年9月にCantley Developments Limited社が食肉処理場に出荷した子ウシからスルホンアミドが検出された。スルホンアミドは子ウシの細菌感染治療用に使われる薬物であるが食肉から検出されてはならない。この件についてTimaru地方裁判所が同社に6000ドルの罰金と裁判費用の支払いを命じた。これまでこの種の違反は1000ドル以下の罰金だった。

その他

グリシドール脂肪酸エステルで検索してくる人が多いので一応メモ

直接言及しているのは以下の記事ですが、

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090501#p3

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090415#p9

元はといえば3-MCPDエステルが先に見つかっていて、

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090514#p3

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090306#p5

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20080401#p7

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20071219#p4

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20071219#p5

それが実はグリシドールエステルに由来するものではないかということをILSIヨーロッパのワークショップでCUVAが発表している。

http://europe.ilsi.org/events/past/Workshop3MCPDesters.htm

http://europe.ilsi.org/NR/rdonlyres/A1D194E7-BFA2-4A23-A673-15F1905300D5/0/Speaker6Weisshaar.pdf

現時点ではこのILSIのワークショップの資料が最も充実した情報源ではないかと。

オサム.kオサム.k 2009/08/25 19:45 [BfR]消費者保護のための科学 おもしろそうですね。でも、ドイツ語だ!誰か訳して・・・・・

uneyamauneyama 2009/08/26 18:55 そのうち英語で出ないかな・・とは思うのですが・・。

ましゅうましゅう 2009/08/26 20:13
   [壁]ω〃)  … ましゅうも翻訳されたの、読みたいなあ