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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。
参考食品安全情報ナビbyましゅうさん

2009-09-03

[]RASFFから

2009.1130 ドイツ産サプリメントの未承認新規食品ステビア

2009.1132 英国産朝食シリアルの箱からの4-メチルベンゾフェノン (534g/kg)、メチル2-ベンゾイル安息香酸(128 g/kg) 、 1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン (31 g/kg )の溶出

2009.1121 オーストリア産ミネラル飲料のヒ素(15; 17 mg/kg)と鉛(5.2;5.4; 5.5 mg/kg)



[]「だらだら生活」によるがん

Behind the headlines

'Slob lifestyle' cancer claim

Wednesday September 2 2009

http://www.nhs.uk/news/2009/09September/Pages/LifestyleBreastCancerRisk.aspx

Daily Mirrorによれば「ずぼら生活」で乳がんリスクが増え、Daily Mailによれば運動と食生活改善で1年に18000人の女性ががんにならずに済む。The Timesは科学者が乳がんとライフスタイルについて「これまでで最も強力な根拠」をみつけ、節酒と健康的な体重維持と運動で乳がんの40%以上が予防できると報道している。

これはWCRFが2007年のレビューを更新したことによるものである。

この報告では以下のようなことを指摘している。

・ アルコールについては1日10g摂取する毎に8%のリスク増加。この関連については確実性が高い。

・ 赤身肉の摂取が多いとリスクが増加する傾向があるが有意ではない。加工肉についても傾向はあるが有意ではない。魚については一貫した傾向はない。

・ 野菜についてはリスク削減傾向はあるが有意ではない。食物繊維には有意な傾向はない。

・ 脂肪摂取量についてはリスク増加傾向があるが有意ではない。

・ 運動がリスク削減する傾向は閉経後の女性で一般的に見られる。閉経前では関連が弱い

BMIは2増加する毎に5%のリスク増加。ウエストとは関係ない。

・ 個別の食品やビタミン、ミネラルについては結論できない。

NHSは結論としては、乳がんリスク削減のためには、多様な食品からなるバランスの取れた食生活とアルコールを控えめにすることと運動するという健康的なライフスタイル薦めることを支持するものであるとしている。


WCRFのプレスリリース

Biggest ever review: how breast cancer can be prevented

1 September 2009

http://www.wcrf-uk.org/audience/media/press_release.php?recid=72



[]さらに多くの企業が多動と関連する色素を避ける

More food businesses avoiding colours associated with hyperactivity

Wednesday 2 September 2009

http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2009/sep/colupdate

リスト更新



[][]USDAは遺伝子組換え大豆の規制解除についてパブリックコメントを募集

USDA SEEKS PUBLIC COMMENT ON DEREGULATION OF GENETICALLY ENGINEERED SOYBEAN

Sept. 2, 2009

http://www.aphis.usda.gov/newsroom/content/2009/09/gesoybea.shtml

オリーブ油に含まれる単価不飽和オメガ9脂肪酸であるオレイン酸を多く含む遺伝子組換え大豆の規制解除についてパブリックコメントを募集する。

Pioneer Hi-Bred International, Inc社が申請したイベント305423で、意見は11月2日まで。


[][]USDAは遺伝子組換えパパイヤを規制解除

USDA DEREGULATES GENETICALLY ENGINEERED PAPAYA

Sept. 2, 2009

http://www.aphis.usda.gov/newsroom/content/2009/09/gepapaya.shtml

USDAとAPHISは科学的根拠を評価した結果、遺伝子組換えパパイヤX17-2を規制解除すると発表した。今後このパパイヤとその子孫はAPHISの監視無しに自由に移動できる。

このパパイヤはパパイヤ輪点ウイルスに耐性を持つものでフロリダ大学が規制解除を申請していたものである。



極めて高い懸念のある物質候補15について新しいパブリックコメント募集

欧州化学品庁European Chemicals Agency

NEW PUBLIC CONSULTATION ON 15 POTENTIAL SUBSTANCES OF VERY HIGH CONCERN

Helsinki, 01 September 2009

http://echa.europa.eu/doc/press/pr_09_12_second_consultation_svhc_identification_20090901.pdf

「Substances of Very High Concern」に分類する物質にアクリルアミドが含まれる。

意見募集は2009年10月15日まで。



[]企業への文書 無添加精白小麦粉及び無添加精白小麦粉を含む製品の販売禁止

Letter to Industry - Prohibition against the sale of unenriched white flour and products containing unenriched flour

June 29, 2009 Updated 2009-09-01

http://www.inspection.gc.ca/english/fssa/labeti/inform/flofare.shtml

小麦粉にビタミンB、鉄、葉酸を添加する義務はカナダの食品の栄養の質確保のために重要なものである。強化小麦は公衆衛生のために必要である。

全ての製造業者、輸入業者、販売業者には製品がカナダの規制を守っていることを確認する責任がある。

食品医薬品規制では全ての精白小麦粉と、パンやクッキーやパスタなどの精白小麦粉を含む製品は添加されていなければならない。

必ず添加しなければならないのはチアミンリボフラビンナイアシン葉酸、鉄で、オプションで添加するのはビタミンB6、パントテン酸マグネシウム、カルシウムである。

カナダでは無添加精白小麦粉の販売は認められていない。例外はグルテン又は澱粉製造用の精白小麦粉である。



[]WHO紀要

Bulletin of the World Health Organization (BLT)

Volume 87, Number 9, September 2009, 645-732

http://www.who.int/bulletin/volumes/87/9/en/index.html

・世界の健康リスク:進行状況と課題

WHOが現在作成中の報告書「世界の健康リスクGlobal health risks」について。

この報告書では室内での固形燃料燃焼による煙などの環境要因から高血圧などの代謝リスクまで合計24の健康リスクによる死亡率や疾患負荷を同定したものである。5つの主要リスク要因(子どもの低体重、安全でないセックス、アルコール、不衛生な水、高血圧)が世界の死亡の1/4、DALYsの1/5を占める。これら5つのリスク要因への暴露削減により世界の平均寿命は5年近く伸びる。

リスクプロファイルは時代とともに変化している。若年層での感染症による死亡が減る一方で運動や食事や酒や煙草の負荷が増えつつある。

・臓器移植の国内での自給自足に向けての前進

貧しい国から臓器を買うことを禁止するための各国の対応について

・ヨーロッパが健康強調表示を審査する

過去20年ほど、食品製造業者は健康によいという「機能性食品」の販売を増加させてきた。ヨーロッパ規制当局が根拠を示せと要求している。

これまでも食品の機能性の主張には根拠がないという指摘がなされてきた。

EFSAの審査状況にあまりにも厳しすぎると企業側は不満であるが消費者団体は歓迎している。



ミルク比較

Choice(AU)

Milk products compared

08/2009

http://www.choice.com.au/viewArticle.aspx?id=107009&catId=100286&tid=100008&p=1&title=Milk+products+compared

・ ほとんどのミルクは高度に加工されている

・ 一般的ミルクとブランド品の質はほとんど同じで値段が違う

・ いろいろなものを加えた高価な「ミルク」に実質的な健康上のメリットはない

・ ブランドに関わらず、全てのミルクのカルシウム含量は100mLあたり 115-120mgで「良いカルシウム源」である。

スーパーマーケットで販売されているいろいろな種類のミルクに混乱していませんか?全脂肪や低脂肪やスキムミルクや、カルシウムが多いとか飽和脂肪が少ないとかオメガ3が添加されているとかA2蛋白質とかオーガニックとかあらゆる種類の表示がある。それらは普通のミルクより高価だったりするが、それだ

けの価値があるのだろうか?

CHOICEは80以上の市販のミルクを購入して調査し、品質に差はないことを明らかにした。しかしブランド品は通常品の2倍の値段である。意味のある表示は乳脂肪分に関するもののみ。



自由の国、恐怖の家:Lenore Skenazyのインタビュー

STATS

Land of the free, home of the scared: An interview with Lenore Skenazy

Trevor Butterworth, September 2, 2009

http://stats.org/stories/2009/land_free_home_scared_sept2_09.html

「放し飼いの子どもたちFree Range Kids」を書いたLenore Skenazyへのインタビュー。

誘拐が怖くて子どもを外に出せない、怪我が心配だからヘルメットとサポーターでがんじがらめにしてはいはいをできなくしてしまう、おもちゃや食器の化学物質が恐ろしくて使えない・・という子育ての現状を批判し、本当のリスクの大きさを考えようという話。

長い記事。



英国のニュース2つ

  • 10人中9人の子どものランチボックスにチョコレートかケーキが入っている

Nine in 10 children have chocolate or cakes in lunchboxes

02 Sep 2009

http://www.telegraph.co.uk/foodanddrink/foodanddrinknews/6122375/Nine-in-10-children-have-chocolate-or-cakes-in-lunchboxes.html

回答者の子どもたちの3/4がランチを学校に持って行っているが、ランチボックスの93%に毎日のようにチョコレートバーやビスケットやケーキが入っている。

mySupermarket.co.ukウェブサイトでの購入アンケート調査。

入れているのは他にクリスプ、プロセスチーズ、サンドイッチ、パックのクリスプ、ヨーグルト、果物など。

(基本的に料理しないのだからしょうがないのでは?スキムミルクに何も塗らない全粒粉パンにリンゴや桃を丸ごと入れて健康的、とか言われても子どもが喜ばないのは当然のような。)

  • 刑務所の食事の方が病院より良い

Prison food is better than hospital food

1st September 2009

http://www.hc2d.co.uk/content.php?contentId=12520

Bournemouth 大学のJohn Edwards教授らの調査。病院の食事は量が不十分でかつ患者が食べられない条件でも介助がない。

(英国の健保の病院食がひどいのはわりと有名)