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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2011-08-17

[]ASA裁定

  • Biovea.co.uk

ASA Adjudication on Biovea.co.uk

17 August 2011

http://www.asa.org.uk/ASA-action/Adjudications/2011/8/Biovea,-d-,co,-d-,uk/SHP_ADJ_157469.aspx

男性用ノニ製品の宣伝をしているウェブサイトについて。

ノニジュースや男性用ノニ製品及びそれに含まれる成分に健康上の利益がある、勃起不全に役立つ、スタミナ増強などの作用があるという根拠がないので誤解を招くものであり、基準違反である。再び使用してはならない。

  • Birds Eye Ltd

ASA Adjudication on Birds Eye Ltd

17 August 2011

http://www.asa.org.uk/ASA-action/Adjudications/2011/8/Birds-Eye-Ltd/SHP_ADJ_152488.aspx

Birds Eye冷凍野菜のポスターと新聞広告に「生鮮野菜より30%ビタミンが多い」として引用文献が記載されている。引用文献で測定しているのは壊れやすいビタミンCのみで、その文献から他の全てのビタミン類の濃度がビタミンCと同様の変化をするとは限らない。さらに広告からは生鮮野菜がいつでも冷凍野菜よりビタミンが少ないかのように思えるが、文献は生鮮野菜が流通・貯蔵されたことによってビタミンC濃度が変化することを調べたものであり、宣伝文句の根拠とはならない。

[]食用昆虫について意見募集

Views wanted on edible insect consumption

Tuesday 16 August 2011

http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2011/aug/insects

FSAは関連団体から虫などの昆虫丸ごとを食べることや販売することについて、現在販売されている詳細な種などの情報を求めている。

これは欧州委員会が加盟国に対してEU市場に1997年5月15日以降に入ってきた昆虫を、将来新規食品として評価する可能性があるため、識別することを求めたためである。

[]食品への異物混入や安全でない食品の情報を提供した内部告発者への報奨金制度

Reward Scheme for Whistle Blowers for Information on Cases of Food Adulteration and Unsafe Food

(Dated: 16-08-2011)

http://www.fssai.gov.in/Outreach/DraftforConsultations.aspx#WhistleBlowers

現在案を作成中

http://www.fssai.gov.in/Portals/0/Pdf/Whistle%20Browers(16-08-2011).pdf

情報の種類によって報奨金の額が違う

[]カフェインは日焼け止めの効果を増やすか?

Behind the Headlines

Could caffeine boost sunscreen?

Tuesday August 16 2011

http://www.nhs.uk/news/2011/08August/Pages/caffeine-skin-cancer-lab-test.aspx

BBCニュースが「晴れた日には皮膚にカフェインを塗ると皮膚がんを予防するかもしれない」と報道した。このニュースはこれまでカフェイン摂取が悪性黒色腫ではない皮膚がんを含むある種のがんの発症率の低さと関連があるとされた原因を調べた研究に基づく。カフェインは、通常体内ではDNAの傷を感知し修復するのに使われるATRと呼ばれる酵素の働きを阻害することが知られている。ATRの機能を阻害した遺伝子組換えマウスを使って皮膚がん感受性を調べた。皮膚細胞にATRの活性がないマウスは正常ATRマウスに比べてUV照射による皮膚がんの発症に時間がかかり数も少なかった。これはATRが機能しない場合UV傷害を受けた細胞が死んでしまうためのように思える。

この研究は皮膚がん発症の細胞プロセスについての知見を提供するものであるが、皮膚がん予防とは直接関係ない。特にこの研究は皮膚がんを発症しやすい遺伝子組換えマウスで行われているものである。カフェイン入り日焼け止めが可能かどうかにはさらなる研究が必要である。

(もともと紫外線感受性の高いXpc(色素性乾皮症遺伝子)-/-マウスにさらにATR機能欠損)

[]乳児用乳飲料は牛乳より良くはない

Milk drinks for infants are not better than cow milk

16.08.2011

http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2011/29/milk_drinks_for_infants_are_not_better_than_cow_milk-126749.html

「赤ちゃんに必要な栄養に調整しました」のような文言が子ども用あるいは赤ちゃん用ミルク製品の包装に記載してあることがある。タンパク質や脂肪やビタミンやミネラル含量について言及している。牛乳に比べてタンパク質が少ないのであとあと肥満になることを予防する、ビタミンやミネラルを強化しているので知能の発育に最適などと主張する。しかしながらBfRによれば乳児用乳飲料は乳児の栄養科学者が推奨する低脂肪乳に比べて何らかの利点があるわけではない。栄養生理学的知見からはこのような特別な乳飲料は必要ない。ビタミンやミネラルの強化は一部の栄養素の摂りすぎにつながることがあり、さらに乳児期のタンパク質摂取量を減らすことがその後の肥満リスクを下げるという根拠は十分ではない。

[]人道主義的救出を強化する新しい精神的応急処置ガイド

New psychological first aid guide to strengthen humanitarian relief

16 August 2011

http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2011/humanitarian_relief_20110819/en/index.html

災害に影響された人々の精神衛生を改善する

地震や干ばつ、戦争などは人々の身体的健康のみならず精神的・社会的健康や福祉に影響する。

8月19日の世界人道の日World Humanitarian Dayに、WHOとWar Trauma Foundation (WTF) と World Vision International (WVI) が「精神的応急処置:フィールドワーカーのためのガイド」を発表する。

Psychological first aid: Guide for fieldworkers

http://whqlibdoc.who.int/publications/2011/9789241548205_eng.pdf

精神的応急処置(PFA)は効果がないことがわかった「心理的デブリーフィング」の代わりになるもの。

[]情報提供要請

エネルギードリンクの特定消費者集団の摂取量データ収集

Call for tender – CFT/EFSA/EMRISK/2011/03: Gathering consumption data on specific consumer groups of energy drinks

11 August 2011

http://www.efsa.europa.eu/en/tenders/tender/cftefsaemrisk201103.htm?WT.mc_id=EFSAHL01&emt=1

2011年9月19日締め切り

記録として ビシン:これは食品産業の聖杯か?

Sense about science

For the record

Bisin: Is this the food industry's Holy Grail?

16 August 2011

http://www.senseaboutscience.org/for_the_record.php/71/bisin-is-this-the-food-industrys-holy-grail

Telegraphが、ビシンと呼ばれる新しい保存料が食品をより長期間新鮮に保つことができるかもしれないという記事を掲載した。記事ではこれにより大腸菌やサルモネラによる食中毒を予防し、毎年家庭で廃棄されている50億ポンド相当の食品廃棄を減らすことができると説明している。記者は「賞賛すべきか−あるいは心配すべきか?」と書いている。記者は食品に「化学物質の混合物」を加えることは悪いことで、「食品に保存料を入れることに全く害がないという証明はない」と考えている。さらに記者は食品の照射を「あなたのラムカツレツに対する戦争」と記述している。

我々はこの記事について専門家に尋ねた

FSAの主任科学者Andrew Wadge博士

「カクテル」という用語は個別の物質が安全であっても組み合わせると相互作用して今まで見たこともない効果が現れる可能性があるということを意味する。しかし自然界はもともと「化学物質のカクテル」であり、我々の身体はそれに対応してきた。現在の研究からはある種の添加物は同じような影響を持っていることがわかっているため、リスク評価の際には考慮されている。今まで見たこともない影響が現れる可能性が最も高いのは安全でないもの同士の組み合わせであろうと考えられるが、そういうものは認可されない。

Loughborough大学放射化学上級講師Nick Evans博士

地球上の全てのものはいつだって天然のイオン化放射線に照射されてきた:つまりラムカツレツのもとになったヒツジは生まれたときからイオン化放射線とともにあった。実際全ての生き物はカリウムを含むためにイオン化放射線を出している。食品の照射がヒト健康に危険だという根拠はない。記者は食品に加えられる化学物質が良くわからない名称だから心配だと言う。成分リストにオルトフェニルフェノールなどという単語を見ると食べるより捨てたくなる。パラヒドロキシ安息香酸エチルナトリウム、ガンマトコフェロール、没食子酸ドデシルを含む食品はどうか?

化学者Derek Lohmannは、あなたの家に誰かが来て、あなたにブタノールとイソアミルアルコールとヘキサノールとフェニルエタノールとタンニンとベンジルアルコールとカフェインとゲラニオールとケルセチンと3-ガロイルエピカテキンと3-ガロイルエピガロカテキンと無機塩のカクテルを提供したら、それを飲みますか?恐ろしいことのように聞こえるかもしれないが、もしお茶を一杯だったらあなたは飲むだろう。お茶は栽培条件により濃度が異なる上記化学物質の複雑なカクテルである。

Telegraphの記事

http://www.telegraph.co.uk/foodanddrink/8702325/Bisin-Is-this-the-food-industrys-Holy-Grail.html

(目玉焼きに注射しているという写真が何を主張したいかを雄弁に物語っている。コメント欄には「いつまでも新鮮に保つ」化学物質を記者が自分の顔に注射する日を賭けようという意見など)

[]母親の肥満と思春期の喘息リスク

SMC

Experts on maternal obesity and risk of asthma in adolescence

August 16th, 2011.

http://www.sciencemediacentre.co.nz/2011/08/16/experts-on-maternal-obesity-and-risk-of-asthma-in-adolescence/

妊娠した過体重の女性はその子どもが10代になった時の喘息リスクを増やすというJournal of Epidemiology and Community Health.に発表された論文について。

ロンドン大学衛生熱帯医学校MRC国際栄養グループ長Andrew Prentice教授

関連があるということと因果関係があるということは別で、この研究から母親の肥満が子どもの喘息の原因であると確認することはできない。

マンチェスター大学医学部Alexander Heazell博士

肥満は既に多くの胎児発育影響との関連が報告されている。妊娠前に母親の健康状態を最適化することが優先的に取り組まれるべきだろう。

Barts and the London School of Medicineの女性健康臨床疫学教授Khalid Khan

女性の肥満と子どもの喘息はどちらも増加している。この手の観察研究は原因の可能性を示すものだがそれ以上でもそれ以下でもない。

その他ニュース

  • タイのホテルでの死亡に「有害化合物が関連」

BBCニュース

'Toxic chemical link' to Thailand hotel deaths

16 August 2011

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-14543759

チェンマイで外国人旅行客5人とタイのツアーガイド1人が死亡した謎の事件で、タイ政府は有害化合物暴露との関連を示唆

ニュージーランドの女性1人とタイ人女性1人は「有害化学物質または農薬またはガスに暴露された可能性が高い」。同じホテルでの英国人カップルの死亡は「関連があるかもしれない」。もう一つのホテルでの米国人女性の死亡も有害化学物質への暴露と関連する。

死亡が報告されたのは1月と2月で他に何人かの旅行客が病気になっている。WHOの協力で当局が捜査していてタイ疾病コントロール省が報告書を発表したが具体的な毒物は同定されていない。

ただしニュージーランドのテレビが、ニュージーランドからの旅行者が宿泊した部屋のトコジラミを退治するために使われたクロルピリホスが微量検出されたと報道している。

1月に死亡したフランス人女性はチェンマイ到着前に発熱やその他の症状があり、関連はないとされている。

(?)

  • 風評に惑わされるな! 「食品添加物は危険」のウソ

『無添加はかえって危ない』の著者・有路昌彦氏に聞く

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110810/222041/

中野さんだ

オサム.Kオサム.K 2011/08/17 18:35 『無添加はかえって危ない』早速注文しました。