食品安全情報blog RSSフィード

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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。
参考食品安全情報ナビbyましゅうさん

2013-03-29

[]アメリカ人の禁煙に役立つ強力な物語を持ち帰る教育キャンペーン

Education campaign returns with powerful stories to help Americans quit smoking

March 28, 2013

http://www.cdc.gov/media/releases/2013/p0328_TIPS_campaign.html

喫煙による悲劇的健康影響を暴くキャンペーン

昨年の全国教育キャンペーンの成功に引き続き、今日から第二段階の「かつて喫煙者だった人たちからのTIPS」キャンペーンを始める。

喫煙あるいは受動喫煙によってとりかえしのつかないことになった人たちの物語を伝える、情動に訴えるものである。

[]2食品が安全性検査に失格

2 foods fail safety tests

March 28, 2013

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2013/03/20130328_144622.shtml

2月は7100食品検体を調査し、合格率は99.7%だった。2100検体の化学検査、700検体の微生物検査、4300検体の放射能検査を行った。

不合格だったのは菜の花のカルボフラン(1.3 ppm)、グリーンパパイヤのサルモネラ

[]オーストラリアにおけるネオニコチノイドとミツバチの健康

Neonicotinoids and honey bee health in Australia

March 2013

http://www.apvma.gov.au/news_media/chemicals/neonics.php

2012年8月に、我々はオーストラリアにおけるネオニコチノイド殺虫剤の使用が、他の殺虫剤に比べてリスクが大きいかどうかを知るためのレビューを行うと発表した。また現在要求している殺虫剤の試験がネオニコチノイドのミツバチへの影響をみるのに適切かどうかについてもレビューしている。

このレビューの一環として、我々は、現在殺虫剤の試験として要求しているデータが、ネオニコチノイドやその他の殺虫剤がミツバチやその他の授粉媒介昆虫に与える微細な影響の可能性についての科学的懸念に適切に対応しているかどうかについての助言を提供することを独立した専門家に依頼した。さらに現在ミツバチの保護のための文章を添付している農薬への助言とその文言の整合性についても助言を求めた。依頼していた助言が提供され、そのなかでAPVMAのレビューについて5つの勧告が含まれている。

・殺虫剤のミツバチやその他の授粉媒介昆虫への暴露と影響についての知識を向上させる現在可能なあるいは開発中の試験法について検討し、それがAPVMAのガイドラインに反映されるようにする

・オーストラリアにおける授粉媒介昆虫の適切な保護目標を設定し、その目標と提出すべきデータとリスク評価を関連づける

・オーストラリア製品に表示されているミツバチ保護に関する文言の不一致をレビューする

・最初の3項目については関係者ワークショップを行う

・殺虫剤の授粉媒介昆虫への影響を知るための追加研究をより良く理解するために、既に申請の際に提出されている大量のデータを評価する

さらにEFSAの報告書のレビューなどもあわせ、APVMAは2013年半ばに報告書案を発表する予定である。

[]NEJM

  • 過剰なお茶摂取による骨格フッ素沈着症

Skeletal Fluorosis Due to Excessive Tea Drinking

Naveen Kakumanu, M.D and Sudhaker D. Rao, M.B., B.S

N Engl J Med 2013; 368:1140

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1200995

過去17年間毎日100-150個のティーバッグで作ったお茶を習慣的に飲んでいて(推定フッ素摂取量は1日20mg以上)骨の痛みとX線写真異常がみられる47才の女性の症例。彼女は5年ほど腰・腕・脚・臀部の痛みをもつ。歯がもろくなって全て抜いた。

  • レビュー 健康と疾患における塩−微妙なバランス

Salt in Health and Disease — A Delicate Balance

Theodore A. Kotchen, M.D et al.,

N Engl J Med 2013; 368:1229-123

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMra1212606

塩は必須であるが通常摂りすぎている。塩と高血圧及び心血管系疾患の関連についての現在の知見を概説する。

下限値は明確ではないが、塩の摂りすぎが高血圧や心血管系疾患増加に関連することと、現在塩を摂りすぎていることから、集団レベルでの減塩政策は正当化できるだろう、と結論。

その他

  • Science

29 March 2013 vol 339, issue 6127

がんゲノミクス特集

  • 健康食品の不適正な表示・広告にご注意!

平成24年度健康食品試買調査結果

平成25年3月28日 東京都

http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2013/03/60n3s200.htm

・販売店で購入した製品では、45品目中29品目に不適正な表示・広告がみられました。

・インターネット通信販売で購入した製品では、80品目中78品目に不適正な表示・広告がみられました

2013-03-28

[]MAYOR市長、GIBBS副市長、FARLEY保健局長は10周年を迎える禁煙法の地域や国や世界への影響を祝福する

MAYOR BLOOMBERG, DEPUTY MAYOR GIBBS AND HEALTH COMMISSIONER FARLEY CELEBRATE LOCAL, NATIONAL AND GLOBAL IMPACT OF SMOKE-FREE AIR ACT ON 10TH ANNIVERSARY

March 27, 2013

http://www.nyc.gov/portal/site/nycgov/menuitem.c0935b9a57bb4ef3daf2f1c701c789a0/index.jsp?pageID=mayor_press_release&catID=1194&doc_name=http%3A%2F%2Fwww.nyc.gov%2Fhtml%2Fom%2Fhtml%2F2013a%2Fpr114-13.html&cc=unused1978&rc=1194&ndi=1

ニューヨーク市が10年前に画期的な禁煙法(レストランやバーでの禁煙)を成立させ、その後国内外で同様の立法が行われた。NYCの喫煙率はこれまでで最低になり、寿命は延び、レストランは栄えている。

[]蚊帳で家畜をハエや蚊から守るとミルクの収量が増える

Netting flies and mosquitoes protects livestock, boosts milk yields

27 March 2013, Rome

http://www.fao.org/news/story/en/item/173224/icode/

殺虫剤処理蚊帳が動物の害虫をコントロールし家の中の蚊を減らす

殺虫剤を練り込んだネットの、単純だが革新的な使用法が、ケニアの小規模酪農家の家畜を守り乳量を2-3倍にしさらにヒトの蚊を媒介とする病気も減らす。FAOのパイロットプロジェクトの結果。

[]狩猟における無鉛銃弾と狩猟肉の鉛・銅・亜鉛汚染についてのBMELV – BfRシンポジウムのプレゼン概要

Overview of the presentations at the BMELV - BfR Symposium "Alle(s) Wild?" on 18 March 2013

http://www.bfr.bund.de/en/overview_of_the_presentations_at_the_bmelv___bfr_symposium__alle_s__wild___on_18_march_2013-133156.html

Overview of the presentations at the BMELV - BfR Symposium "Alle(s) Wild?" on 19 March 2013

http://www.bfr.bund.de/en/overview_of_the_presentations_at_the_bmelv___bfr_symposium__alle_s__wild___on_19_march_2013-133157.html

ほとんどドイツ語

スウェーデンの発表のみ英語

狩猟肉を食べることは血中鉛濃度の高さと関連する。鉛には安全な量はなくヨーロッパの子どもや妊婦の鉛暴露量は参照摂取量に近いあるいは超えている。

→子どもや女性は鉛の銃弾を使った傷の周辺の肉は食べないように

[]アフラトキシン、トウモロコシ、ミルク EU

Aflatoxin, maize, milk – EU

2013-03-25

http://www.promedmail.org/direct.php?id=20130325.1601564

[1] Germany ex Serbia 

Date: 7 Mar 2013 Source: The Local [edited]

ドイツ西部の農場由来ミルクに高濃度アフラトキシンが検出された。当局はセルビアから輸入した飼料の汚染を疑っている。汚染源のセルビアから輸入された1万トンのトウモロコシはLower Saxonyの3560の農場に配達されそのうち938が酪農である。

[2] Serbia 

14 Mar 2013 Source: b92 [edited]

農業大臣Goran Knezevicはアフラトキシン問題に愕然としている。Knezevic大臣はこの問題は3つの圧力団体によるものだと非難している、「有害なトウモロコシ」で儲けようとする輸入業者と、GMOの推進者と、農村や農家に問題をおこしたい一部の人たち。

[3] Serbia  

7 Mar 2013 Source: B92 [edited]

ミルク検体の69.75%のアフラトキシン濃度が高かったという分析結果を受けて、農業大臣は規制の変更を始めた。

セルビアやバルカン西部諸国の乳製品のアフラトキシン濃度が高いことは2月半ばに発見された。セルビア政府は「ミルク生産業者を守るために」ミルク中のアフラトキシン規制値を0.05microg/kg(EU規制値)から0.5 microg/kgに引き上げた。農業大臣はこれを数日以内に元に戻して「徐々に履行」することを検討するとした。農業大臣は販売されているミルクは安全で、アフラトキシン問題は政治的なものだと繰り返している。

[4] Netherlands ex Romania, Serbia, Hungary

22 Mar 2013 Source: Blackseagrain

ルーマニアとオランダでもミルクにアフラトキシンが検出された。オランダ農業団体は地元のトウモロコシや飼料を使わないように警告している。アフラトキシンは家畜にとって致死的でヒトや動物の発がん物質であると考えられている。昨夏のような熱く乾燥した夏にはアフラトキシン濃度が高くなる。オランダの食料保障機関NVWAはルーマニアとセルビアから輸入した飼料の高濃度アフラトキシンを検出している。一方ルーマニア当局は地元とハンガリーとセルビアのミルクのアフラトキシンを検出している。ハンガリー産の飼料からも高濃度アフラトキシンが検出されている。

[5] Europe

Date: 14 Mar 2013 Source: Romer Labs [edited]

欧州委員会のRASFFはヨーロッパ産のトウモロコシのアフラトキシンB1について2012年秋以来10件の通知を報告している。2001年から2011年の10年間でトウモロコシのアフラトキシンは合計で9件だった。これまでアフラトキシンは主に「輸入品の問題」だった。しかし地球温暖化でかび毒はヨーロッパに進出している。ヨーロッパ南部はAspergillusの増殖に好ましい条件になり、将来ヨーロッパ域内産のアフラトキシンが問題となるだろう。食品や飼料産業はこの新しい問題に取り組むためのリスク管理を採用しなければならない。汚染トウモロコシはヨーロッパ南部のブルガリア、ギリシャ、ルーマニア、セルビア、イタリアに由来する。アフラトキシンB1の平均濃度は59.28 ppbでセルビア産のものが最大で204ppbであり、飼料中の最大許容量の10倍である。EUの飼料中アフラトキシンB1規制値は20ppbであるが食品では5ppbである。

アフラトキシンB1は地球上に存在する最も強力な発がん物質の一つで、例えば農薬より100倍は毒性が高い。アルゼンチンやブラジル、米国のような主要トウモロコシ輸出国はアフラトキシンのリスクを管理するためのシステムを開発してきた。ヨーロッパもこれらを参考に新しいシステムを採用すべきである。

(セルビアの農業大臣は全くダメだということがわかった)

[]麦角、大麦 ニュージーランド(北島)

Ergot, barley - New Zealand: (North Island)

2013-03-25

http://www.promedmail.org/direct.php?id=20130325.1601562

Date: Thu 14 Mar 2013 Source: Manawatu Standard [edited]

ここ10年以上で最大の麦角アウトブレイクによりニュージーランド最大の麦芽製造工場が一部の大麦の受け入れを拒否している。

北島のRangitikeiと Manawatuで被害が大きくRangitikeiでは農家の25%が影響されている。南島は影響ない。

[]機械的に分離した肉:EFSAは公衆衛生上のリスクと検出法について助言

Mechanically separated meat: EFSA advises on public health risks and detection methods

27 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/130327a.htm

トリやブタの機械的に分離した肉の微生物学的および化学的ハザードは、機械的でなく分離された肉(生鮮肉、挽肉あるいは肉調整品)と同等である。しかしながら高圧製造工程を使った場合には微生物の増殖リスクが増える。

さらにEFSAのBIOHAZパネルは機械的に分離した肉の同定に役立つモデルを提示した。

「機械的に分離した肉」は、動物から主な肉を切り出した後に屠体に残った肉に由来する。これらの肉は機械的に回収して他の食品に使われる。主に「高圧」「低圧」の2種類の回収方法がある。高圧工程では筋繊維の分解が大きく栄養分が放出されるため細菌の増殖にとって好ましい。化学物質によるハザードについてはCONTAMパネルは特別な懸念はないと結論した。

Scientific Opinion on the public health risks related to mechanically separated meat (MSM) derived from poultry and swine

EFSA Journal 2013;11(3):3137 [78 pp.].

27 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3137.htm

EUでは現在ブタとトリの機械的に分離した肉の製造は認められているが、ウシ、ヒツジ、ヤギでは認められていない。機械的に分離した肉はその旨表示が必要で、製品の肉含量にいれてはならない。

[]新しいデータ要請で食品添加物再評価は加速

Food additive re-evaluations given fresh impetus with new call for data

27 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/130327.htm

EFSAは食品添加物再評価の最終化のために新しいデータ募集を開始した。51の食品添加物について企業に対して製品にどれだけ使っているかと、国の機関や研究機関に対してどれだけ検出されているかについてのデータを募集する。

[]ビスフェノールA:EFSAは意見案についてパブリックコメントを募集

Bisphenol A: EFSA will publicly consult on its draft opinion

26 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/130326.htm?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_content=feature&utm_campaign=20130327

EFSAは透明性と公開性を果たし続けるため、7月にビスフェノールAの公衆衛生上のリスクについての科学的意見案にパブリックコメントを募集する。最終的採択期限を2013年11月に延期することで、現在各国やヨーロッパレベルで行われているBPAについての科学的評価も検討することができる。

(要するに延期。)

[]全ての動物種用の飼料添加物としてのヨウ素化合物(E2):Doxal Italia S.p.Aの申請書に基づく無水ヨウ化カルシウム(コートされた顆粒状製剤)の安全性と有効性に関する科学的意見

Scientific Opinion on the safety and efficacy of Iodine compounds (E2) as feed additives for all species: calcium iodate anhydrous (coated granulated preparation), based on a dossier submitted by Doxal Italia S.p.A.

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3178.htm

最終飼料中の最大ヨウ素含量を、動物種ごとに引き下げることを薦める

[]EPAは2013年のリスク評価対象化学物質を発表、広く使われている難燃剤に重点を置く

EPA Announces Chemicals for Risk Assessment in 2013, Focus on Widely Used Flame Retardants

03/27/2013

http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/bd4379a92ceceeac8525735900400c27/c6be79994c3fd08785257b3b0054e2fa!OpenDocument

有害物質規制法(TSCA)作業計画の一環。

20の難燃剤の評価を開始しそのうち4つについては完全リスク評価を行う。さらに8つについては類似の性質をもつ難燃剤をグループ分けして完全リスク評価対象とする。

詳細は以下

TSCA Work Plan Chemicals

http://www.epa.gov/oppt/existingchemicals/pubs/workplans.html

完全リスク評価対象4物質は

・2-エチルヘキシル エステル 2,3,4,5-テトラブロモ安息香酸(TBB)

・1,2- エチルヘキシル3,4,5,6-テトラブロモ-ベンゼンジカルボン酸あるいは (2-エチルヘキシル)-3,4,5,6 テトラブロモフタル酸(TBPH)

・トリス(2-クロロエチル) リン酸 (TCEP)

・ヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)

難燃剤以外にはオクタメチルシクロテトラシロキサン(D4); 1-ブロモプロパン、 1,4 ジオキサンの3化合物のリスク評価を始める

[]論文等

Neuropsychological Effects of Konzo: A Neuromotor Disease Associated With Poorly Processed Cassava

Michael J. Boivin, et al.,

Pediatrics  doi: 10.1542/peds.2012-3011

http://pediatrics.aappublications.org/content/early/2013/03/18/peds.2012-3011

臨床症状として認識されない有害影響の根拠。

  • 乳児に早期に固形食を与える頻度と理由:与えるミルクの種類による多様性

Prevalence and Reasons for Introducing Infants Early to Solid Foods: Variations by Milk Feeding Type

Heather B. Clayton, et al.,

Pediatrics doi: 10.1542/peds.2012-2265

http://pediatrics.aappublications.org/content/early/2013/03/18/peds.2012-2265

4か月になる前に乳児に固形食を与える母親が40.4%。母乳で育てている場合は24.3%、ミルクの場合52.7%、混合で50.2%。与える理由は「もう大きくなった」「おなかがすいていそうに見えた」「ミルクや母乳以外のものを与えたかった」「私が食べているものを欲しがった」「医師や医療関係者が薦めた」「夜長く寝て欲しかった」など。

(メディアで早すぎると話題になっている)

  • 石けんの加水分解小麦タンパク質により感昨された小麦依存性運動誘発アナフィラキシー

Wheat-Dependent Exercise-Induced Anaphylaxis Sensitized with Hydrolyzed Wheat Protein in Soap

Yuko Chinuki and EishinMorita

Allergology International. 2012;61:529-537

http://ai.jsaweb.jp/pdf/061040529.pdf

  • 心筋梗塞既往患者の心血管系イベントに対するEDTA 2ナトリウムキレート療法の影響:TACT無作為化試験

Effect of Disodium EDTA Chelation Regimen on Cardiovascular Events in Patients With Previous Myocardial Infarction: The TACT Randomized Trial

March 27, 2013

Gervasio A. Lamas et al.,

JAMA. 2013;309(12):1241-1250.

http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1672238

ずっと話題になっていたTACT試験の論文。

EDTAが弱い効果があるという結果。ただし心筋梗塞患者にキレート療法を使うことを支持する根拠にはならないとしている

これについてのエディトリアル

・TACTの信頼性についての懸念

Concerns About Reliability in the Trial to Assess Chelation Therapy (TACT)

Steven E. Nissen, MD

JAMA. 2013;309(12):1293-1294.

http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1672219

TACTでは試験からの脱落者が対照群の方が多いという不思議な結果になっている、有意であるといっても全体1708人の試験で39人の差でP =.035、意図的に盲検になっていない懸念などたくさんの懸念がある

・TACTの評価

Evaluation of the Trial to Assess Chelation Therapy (TACT): The Scientific Process, Peer Review, and Editorial Scrutiny

Howard Bauchner et al.,

JAMA. 2013;309(12):1291-1292

http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1672221

発表した理由の説明。

Effect of Phosphodiesterase-5 Inhibition on Exercise Capacity and Clinical Status in Heart Failure With Preserved Ejection Fraction: A Randomized Clinical Trial

Margaret M. Redfield et al.,

JAMA. 2013;309(12):1268-1277

http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1663257

シルデナフィルを24週間投与したがプラセボと差はなかった

バイアグラが運動能力を高めるという噂があってスポーツ選手が使用しているようだ)

  • がん生物学者が普通の植物由来食品にDNAを傷害する毒素を発見

Cancer biologists find DNA-damaging toxins in common plant-based foods

27-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/jhm-cbf032713.php

実験室での研究で、燻煙液、紅茶、緑茶、コーヒーが、DNAが傷ついた時に活性化されるp53を最も強く活性化することを発見した。Food and Chemical Toxicology。

その他ニュース等

  • 膨大ながん研究で74のリスク要因遺伝子が明らかになった

Natureニュース

Huge cancer study uncovers 74 genetic risk factors

Erika Check Hayden

27 March 2013

http://www.nature.com/news/huge-cancer-study-uncovers-74-genetic-risk-factors-1.12675

しかし20万人の遺伝子検査では明確な因果関係は見つからなかった

これまで行われた中で最大規模のがん遺伝学研究で、この病気に関するたくさんの情報が提供されたが、同時にがんリスクを予想することの難しさも強調された。

研究者らは、腫瘍遺伝子環境共同研究(COGS)はがんの生物学的原因の理解を助けるだろうと言う。しかしこの研究で対象とした乳・前立腺・卵巣がんについて、遺伝子だけで誰ががんになるのかを予想するにはまだ十分ではないと注意する。COGSは今日5つの雑誌に13の論文を発表した。COGSのコーディネーターPer Hallは「、誰ががんになるかのリスクを知るために全てのヒトの遺伝子を調べればいいとよく言われるが、それは時期尚早である」という。

COGSは新たに74のがんと関連するSNPsを発見しこれまでの2倍になった。しかしこれは家族性の乳がんの28%、卵巣がんの4%、前立腺がんの30%のリスクにすぎないと推定している。SNPを調べるより、女性に身内に乳がんになった人はいますかと尋ねるほうが彼女のリスクについてより良く知ることができる。

  • 主要環境団体の科学者がFDAのBPAについての画期的研究を賞賛:論争の転機になるか?

Forbes

Leading Environmental Group Scientist Praises FDA's Ground-Breaking Research On BPA: A Tipping Point In The Controversy?

3/27/2013

Trevor Butterworth,

http://www.forbes.com/sites/trevorbutterworth/2013/03/27/leading-environmental-group-scientist-praises-fdas-ground-breaking-research-on-bpa-a-tipping-point-in-the-controversy/

2月にボストンで行われたAAASの年次会合でFDAの3人の科学者がBPAについてのNTPとの共同研究について発表した。FDAの科学者は激しい混乱した議論を予想していたが、Silent Spring InstituteのRuthann RudelがFDAのDaniel Doergeの発表を賞賛したことに発表者も聴衆も驚いた。Doergeの研究は薬物動態についてのもので、非常に複雑で実施するのも理解するのも困難なものである。結果は全ての動物種で母親、胎盤、胎児が効果的にBPAを失活させるというものであった。この研究は非常に重要であるにもかかわらず、メディアはほとんど報道していない。

以下はDoergeへのインタビュー

2013-03-27

[]食品基準ニュース102- 2013年3月

Food Standards News 102 - March 2013

http://us2.campaign-archive2.com/?u=700bf5d7b419cc12102524e87&id=44a6646015

アジア太平洋経済協力会議、新内閣、まもなくウェブサイトを一新、など

[]RASFF Week 12-2013

警報通知

ハンガリー産飼料用トウモロコシのアフラトキシン(B1 = 117.5 / B1 = 102.5 µg/kg)(注:片方Totの間違いだと思う)、インド産落花生のアフラトキシン(B1 = 7.4; Tot. = 7.8 µg/kg;B1 = 23.1; Tot. = 25.2 µg/kg;B1 = 14.0; Tot. = 14.8µg/kg)、スペイン産燻製マカジキの水銀(2.0 mg/kg)、ルーマニアとブルガリア産飼料用トウモロコシのアフラトキシン(20.1 <--> 46.8 µg/kg)、アルバニア産群生ニンジンのディルドリン(0.12 mg/kg)、スペイン産冷凍サメステーキの水銀(3.33 mg/kg)、イタリア産食用トウモロコシのアフラトキシン(B1 = 30.23 µg/kg)など

注意喚起情報

米国産豆のアセフェート(0.053 mg/kg)、チュニジア産チルドサーディンのヒスタミン(342; 260; 360; 322; 230; 477; 495; 370; 265 mg/kg)、ポルトガル産イチゴのアクリナトリン(0.8 mg/kg)、中国産ハニーポメロのトリアゾホス(0.035 mg/kg)、スペイン産オークリーフレタスのトリアジメノール(1.5 mg/kg)、スリランカ産ビンロウジの未承認販売、ルーマニア産田舎風サラミのウマDNA(100%)、ブルガリア産各種サラミやソーセージのDNA(0.4-10%)など

フォローアップ用情報

イタリア産肉詰めラビオリのウマDNA(>1%)、中国産原料イタリア産粗挽き胡椒の照射非表示、中国産冷凍調理済みザリガニの未承認照射、中国産メラミン皿からのホルムアルデヒドの溶出(7.2-24 mg/kg)、ハンガリー産角切り牛肉のウマDNA(100%)、英国産アサイーベリーのアマランス、ポーランド産牛肉ルラードのウマDNA(>1%)、ルーマニア産チルドサラミのウマDNA(>50%)、ルーマニア産冷凍牛肉のウマDNA(>10%)、フランス産コンビーフのウマDNA(>50%)、スペイン産真空パックマグロ切り身の一酸化炭素処理(800 µg/kg)など

通関拒否通知

トルコ産オーブンの焼き網からのニッケルの溶出(0.6 mg/kg)、米国産食品サプリメントのメラトニン、中国産フライヤーからのニッケルの溶出(9.1 mg/kg)、ケニア産エンドウのジメトエート(0.08 mg/kg)、中国産フキタンポポを含む食品サプリメントの未承認販売、インド産インドセンダン(ニーム)を含む食品サプリメントの未承認販売、ナイジェリア産oloマメのジクロルボス(0.07mg/kg)、エジプト産チルド唐辛子のオキサミル(0.09 mg/kg)、ガンビア産燻製冷凍sardinellaのベンゾ(a)ピレン (19.7 µg/kg) とクリセン(85 µg/kg)、インドネシア産冷凍スギ(魚)のヒスタミン(346 mg/kg)、香港産スチールロースターからのニッケルの溶出(0.3 mg/kg)、中国産乾燥ジャガイモ麺のアルミニウム(34.2 mg/kg)など

[]痩身用製品を購入しないよう強く要請

Public urged not to buy slimming product

March 26, 2013

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2013/03/20130326_170332.shtml

衛生署は表示されていない禁止薬物を含むConting Qianweisu痩身ハープカプセルを購入したり使用したりしないよう要請する。

23才の女性がこの製品を過剰に摂取して3月16日に錯乱と幻覚で入院した。検査の結果シブトラミンフェノールフタレインが検出された。

カプセルの写真有り

[]食品に警告

Alert issued on food products

March 26, 2013

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2013/03/20130326_184214.shtml

Korean soybean pasteのピーナッツ非表示とNestle Kit Kat Chunky Collection Giant Eggのプラスチックの破片混入の可能性

[]マダガスカルは飛蝗の大発生を押さえるために4100万ドル以上を必要とする

Madagascar needs more than $41 million to end locust plague

Rome, 26 March 2013

http://www.fao.org/news/story/en/item/173088/icode/

国の半分が飛蝗に襲われ、食料生産に重大なリスク

Madagascar locust crisis

http://www.fao.org/emergencies/crisis/madagascar-locust/en/

被害に遭っているのは稲

[]Pioneer Hi-Bred InternationalとDow AgroSciences LLC による遺伝子組換えトウモロコシ59122の食品及び飼料としての使用、輸入、加工、栽培申請(EFSA-GMO-NL-2005-23)に関する科学的意見

Scientific Opinion on an application from Pioneer Hi-Bred International and Dow AgroSciences LLC (EFSA-GMO-NL-2005-23) for placing on the market of genetically modified maize 59122 for food and feed uses, import, processing and cultivation under Regulation (EC) No 1829/2003

EFSA Journal 2013;11(3):3135 [103 pp.].

26 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3135.htm

59122について入手できる情報は加盟国から提示されたコメントにこたえるものであり、ヒトや環境への影響に置いて在来品種と同様である。

[]内分泌撹乱物質の同定と評価のための統一された科学的判断基準を求める

Appeal for harmonized scientific criteria for identification and assessment of endocrine disruptors

21.03.2013

http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2013/08/appeal_for_harmonized_scientific_criteria_for_identification_and_assessment_of_endocrine_disruptors-133131.html

BfRと英国化学物質規制委員会(CRD)は内分泌撹乱物質のヒト健康リスク評価のための概念を提案

内分泌活性物質Endocrine active substancesは生体のホルモン系に影響する物質のことを言う。この相互作用が健康障害のような有害影響をもたらす場合に内分泌撹乱物質endocrine disruptorsと呼ばれる。EUでは異なる法律の範囲で内分泌撹乱物質に対する特別な規制が成立している。しかしながらそのような物質を同定・性質決定するための科学的根拠が定義されていない。このため欧州委員会は物質の内分泌撹乱性を決定するためのしっかりした透明な基準を提示するよう立法者から求められている。現時点では異なるアプローチが議論されている。BfRはある物質の内分泌撹乱性を評価する際には、「一つの物質につき一つの評価」の基本原則が適用されるべきだという意見である。ある物質が異なる法律の適用範囲で使用されている場合に、評価は同一であるべきでその物質の本質的な性質のみを基準にして行われるべきである。同じ物質なのにバイオサイドや農薬や化学物質の法律分野で異なる毒性学的規制値が使われるような状況は許容できない。BfRは2011年に既にCRDと協力して内分泌撹乱物質のヒト健康影響について構造化された段階的評価概念を開発している。

最初のステップはハザードの同定で、WHOによる定義に基づく。ホルモン系に影響する外来物質で、ホルモンへの影響により無傷の生体に有害影響をもたらすものかどうかが評価される。

次の段階はハザードの性質決定で、この段階では影響の特異性、重症度、可逆性、一貫性、そして強さが検討される。

三番目に規制上の決定が下される。

[]FSAによる牛肉製品の全国調査の結果更新

Updated results of FSA UK-wide survey of beef products

26 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/survey

FSAによる牛肉製品の全国調査の最初の2段階の結果が確認された。362検体中352検体からウマやブタのDNAは検出されなかった。

残り10検体のうち3検体については3月8日の発表同様1%以上のブタDNAを含むことが確認された。さらに2検体は1%以上のウマDNAを含む。5検体については別の検査で確認中で(ウマについて3ブタについて2)、1%以上の汚染が確認され次第ウェブサイトで報告する。

[]FSAはFood and You 2012調査の結果を発表

FSA publishes Food and You 2012 survey results

26 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/foodandyou2

英国全国で3000人以上に面接で調査した結果、以下のようなことがわかった

・75才以上の高齢者は35-44才の集団に比べてFSAのガイドラインに従っていない食品安全上の行為をする率が2倍

・男性のほうが女性より1.5倍FSAのガイドラインに従っていない食品安全上の行為をする

・回答者の多くは家庭でFSAのガイドラインに従った食品安全対策を行っている。特に守っているのは洗浄と調理で、冷却はあまり守られていない。

・2010年の調査に比べると薦めに従っている率が増えた。

報告書は以下

Exploring food attitudes and behaviours: findings from the Food and You survey 2012

http://www.foodbase.org.uk/results.php?f_report_id=805

[]TVやテレビゲームは本当に子どもを悪い子にするか?

Behind the Headlines

Do TV and video games really make kids naughty?

Tuesday March 26 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/Do-TV-and-video-games-really-make-kids-naughty.aspx

Independentが「1日3時間テレビを見ることは子どもに悪影響はないだろう」と報道し、Daily Expressは逆に「テレビを見過ぎると子どもがモンスターになる」と言う。この場合はIndependentのほうが真実に近い。テレビやゲームは子どもに悪い、と長いこと言われてきた。この研究はこれが本当なのかを調べるために行われた。これは英国の大規模調査で、5-7才の子ども達のテレビやゲームの行動や注意、情動、友達関係への影響を追跡したものである。研究者らは1日3時間テレビを見ることが、たくさんの要因を調整した後、ほんの少しの「行動上の問題(やんちゃ)」の増加と関連することを発見した。これは研究者が検討したたくさんのアウトカムのうちのたった一つで、他動や情動、友達関係などの他の問題についてはテレビを見ることと関連はなかった。興味深いことにゲームをする時間と情動や行動との関連も見つからなかった。

残念ながらこの研究だけでテレビと心理的行動的問題との関連について結論することはできない。この研究からはそのような影響は小さいようである。子どもの情動や行動の発達には他の要因の方が重要であろう。

[]社会的孤立が高齢者の死亡リスクを増やす

Behind the Headlines

Social isolation increases death risk in older people

Tuesday March 26 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/social-isolation-increases-death-risk-in-older-people.aspx

BBCニュースが「社会的孤立が、彼ら自身が孤独だと考えているかどうかにかかわらず、高齢者の死亡リスクの高さと関連する」と報道した。これまでの研究では社会的接触が少ない人々は死亡リスクが増加することが示唆されていた。多くの研究者はそれが孤独の情動的影響−寂しいことは健康に悪い−だろうとしてきた。しかしこの大規模英国研究では、社会的孤立と寂しい気持ちと死亡リスクの関係はもっと複雑であることを示した。研究者らは英国の52才以上の成人でこれらの要因の関連を調査した。

この研究では社会的孤立と寂しさは死亡リスクの増加と関連することを見いだした。しかしながら最初の健康状態と人口動態的要因を考慮すると、寂しさは死亡リスクとは関連が無くなった。しかし孤立と死亡リスクには、寂しさを考慮してもなお関連が残った。

このことは寂しさ以外の要因−健康状態をチェックしてくれる人がいないなどの−が死亡リスクの増加に寄与することを示唆する。社会的孤立を減らすための努力が福祉や死亡率に良い影響を与えるだろう

[]消費者向け情報:一時的タトゥーはリスクになる

Temporary Tattoos May Put You at Risk

03/25/2013

http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm343932.htm

春が到来しやがて夏になり海に行こうと考える時期が来る。その時に一時的タトゥーをしてみるのはどうだろうか?それはあなたを傷つける可能性がある。一時的タトゥーは製品により通常3日から数週間もつ。皮膚内に注入する永久入れ墨とは違って一時的タトゥーはヘナと呼ばれる製品を皮膚の表面に塗る。しかし一時的だからといってリスクがないわけではない。消費者から重症な場合もある長く続く副作用の報告がある。

ヘナはアフリカやアジアの亜熱帯地域で育つ植物から作られる赤茶色の色素で、世界中で使われてきた。しかし今日販売されている「ブラックヘナ」はヘナとその他の成分の混合物、あるいは単純にヘアダイだけを含む。これは色を濃く長持ちさせるためであるが、ブラックヘナを使うことは有害な可能性がある。ブラックヘナにはしばしばp-フェニレンジアミン(PPD)を含むコールタールヘアダイが使われていてこれは一部の人に危険な皮膚反応を誘発する。PPDは皮膚に使用する化粧品への使用が法により認められていない。

(5才の子どもの赤くなった手の写真がある)

[]警告文書

Warning Letters

Posted on March 26, 2013

  • U.S.A Far Ocean Group LLC/Health & Beauty Group Inc. 10/24/12

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2012/ucm334727.htm

ダイエタリーサプリメントの宣伝が違法医薬品、シルデナフィル類似体を含む、CGMP違反など

  • Pallas S.A. Confections 11/27/12

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2012/ucm344586.htm

お菓子の表示違反(一回当たりの食べる量や食品添加物、ビタミンCの栄養強調表示など)

  • Foremost Foods International, Inc./Seafood City 3/13/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm344602.htm

魚の種類の誤表示

  • Lodato Gennaro & C S.p.A. 3/7/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm345041.htm

アレルギーや栄養表示などの不備

  • Stardell Farms Inc 3/19/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm344637.htm

食用に販売された乳牛の残留動物用医薬品デスフロイルセフチオフル

  • Kronebusch Farms, Inc. 3/15/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm344647.htm

食用に販売された乳牛の残留動物用医薬品ペニシリン

  • Ivy Farms, Inc. 3/4/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm344942.htm

食用に販売された子牛の残留動物用医薬品スルファメトキサゾール

  • Graham Dairy 2/21/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm343351.htm

食用に販売された乳牛の残留動物用医薬品ペニシリンとチルミコシン

  • Dream Farms 1/10/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm344658.htm

食用に販売された子牛の残留動物用医薬品ツラスロマイシン

  • Mitsutoyo Co. Ltd., Hakodate Plant 3/4/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm344956.htm

函館工場の重大なシーフードHACCP違反 一回目の指摘への回答が不十分。適切な回答がなければ輸入条件を厳しくするなどのさらなる対策をとる

(主に微生物問題なので普通はとりあげないが、日本企業だったことと、この企業のFDAへの回答がHACCPの精神を理解していないようだったので。「我々(FDA)は最終製品に病原性微生物が存在するかどうかを検査することを薦めてはいない」とある。日本ではいまだに検査だけを偏重していて、なにが最も重要なリスク要因であるかを理解しないまま最終製品を検査するだけでは安全性を確保できないことが理解できていないようだ。全頭検査とか全数検査で「安心」できるという思考方法では世界に通用しない。EUからも落第点をもらうのに、日本の食品が米国より安全だなどと根拠もなく主張している人たちは都合の悪い情報は無視しているようだ。)

[]病理の表更新

  • TR-587: テトラブロモビスフェノール A (TBBPA)

TR-587: Tetrabromobisphenol A (TBBPA)

http://ntp.niehs.nih.gov/?objectid=1AF3931A-FF57-C2F8-3948D37883F3B052

  • TOX-88: p-トルエンスルホンアミド

TOX-88: p-Toluenesulfonamide

http://ntp.niehs.nih.gov/?objectid=A6E63ECE-E92A-8B71-D289485A3980ABDA

その他ニュース

  • TVが子どもをモンスターにする

Sense about science

For the record

"TV turns kids into monsters"

26 March 2013

http://www.senseaboutscience.org/for_the_record.php/120/quottv-turns-kids-into-monstersquot

3月26日にTelegraphとDaily ExpressがArchives of Disease in Childhoodに発表された研究について「1日3時間TVを見ることと子どもの暴力が関連する」「TVが子どもをモンスターにする」と報道した。一方でBBC、Independent、Timesは1日3時間以上テレビを見る小さい子どもには情動に追加のリスクはないと報道した。

この研究の著者で医学研究評議会のグラスゴー公衆衛生科学ユニットのAlison Parkes博士は、3時間以上テレビを見る子ども達でほんの少し不品行が増加していたが意味のある関連と言うには小さすぎる、と説明した。もし家族からの影響要因をもっと上手にコントロールできていたら全く影響は見られなかったであろう。我々はこれは実際何の影響もなかったと考える。

(関連があったとしても因果関係は言えないし、統計学的有意差があったとしても意味がある差であるとは言えないという二重の意味で間違った報道を大衆紙がしている、といういつもの光景)

  • 英国の報告書は原子力研究ロードマップを提供する

ScienceInsider

U.K. Report Offers Nuclear Research Road Map

by Daniel Clery on 26 March 2013

http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2013/03/uk-report-offers-nuclear-researc.html?ref=hp

英国政府は英国やその他の国が二酸化炭素の排出量を削減するためのより多くの原子力発電所を建設し始めるために、企業が原子力エネルギーを多く産み出すことを援助するための産業戦略を発表した。原子力産業の急成長のためには政府の研究開発支援が必要で、英国の原子力研究開発の現状と将来の課題についてのレビューも同時に発表した。

Long-term partnership to help UK compete in £1 trillion global nuclear industry

26 March 2013

https://www.gov.uk/government/news/long-term-partnership-to-help-uk-compete-in-1-trillion-global-nuclear-industry

Ad Hoc Nuclear Research and Development Advisory Board: Summary of Recommendations and Work

March 2013

https://www.gov.uk/government/publications/ad-hoc-nuclear-research-and-development-advisory-board-summary-of-recommendations-and-work

  • 専門家に聞こう:銅の安全性

Ask the Experts: Copper Safety

by Berkeley Wellness | March 26, 2013

http://www.berkeleywellness.com/supplements/minerals/article/ask-experts-copper-safety

Q: 銅のとりすぎは有害だと聞いた。マルチビタミンに入っている量は安全か?

A: イエス。銅の代謝異常(希な遺伝病であるWilson病など)がなければ心配することはない。ただし摂りすぎないように。マルチビタミンからは一日摂取量の100%以上を摂るべきではない。健康的な食生活には多くの銅を含む食品が含まれるだろう。

2013-03-26

[]食べ物の安全管理で食品の安全大国の具現- '13年大統領業務報告

企画財政官 2013.03.21

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=56&pageNo=1&seq=19971&cmd=v

食品医薬品安全庁は、国民幸福実現の前提条件である食品の安全管理を強化する方策を骨子とする'13年の大統領業務報告を21日、大統領府迎賓館で行った。

今回の業務報告は"国民幸福、希望の新時代"という朴槿恵政府の国政ビジョンのもとで食品医薬品安全庁が掲げた4大公約を盛り込んだ。

4大公約は食品の安全管理一元化のために省庁間仕切りを取り除いて安全死角地帯を解消し、国民一人一人の幸福を実現するという大統領の強力な実践意志を反映した。

<国内•外不良食品、排除>

・汎政府不良食品根絶推進団は、過去の不良食品の事例を分析して、集中監視を強化して地方庁、農産物品質管理院、地方自治体と合同取り締まりを強化

・刑罰の強化

・輸出国現地実態調査を拡大

<子供たちの食生活の安全>

・子供の保護地域(School zone)と子供食品安全保護区域(Green food zone)を統合して学生の安全地域(Safe zone)に改編('13年)。学校周辺200m以外にも遊園地などを子どもの保護地域指定拡大、学校周辺文房具店などで食品販売行為の禁止、学校周辺のスーパー、コンビニエンスストア、うどん店、レストランなどは "優秀販売店"指定誘導と段階的義務化の推進('14年から)

・乳幼児食品をトレーサビリティ品目に指定してモデル事業の実施('13年6月)•義務化('14年)子供嗜好食品に段階的HACCP義務適用の実施('14年から)

・ "学校給食電子調達システム"を活用して、食中毒拡散早期対策('13年10月)

・50人未満の保育所などの栄養管理と低所得層の供給管理をサポートするための子供給食管理支援センター設置拡大※22カ所(2012年)→100箇所(’17年)

<国民安心体感指数を高める>

・10機関に分散されている食品の安全性情報を統合管理('14年)、構築された統合食品安全情報網をもとに、食品のリスク情報を天気予報のように毎日予報して緊急時の有害食品を警報するシステムの導入('14年から)

・国民に食品安全情報ワンストップサービスを提供し、省庁間の食品リスク情報共有と企画監視機能の強化

・レストランの衛生等級を看板やドアに掲載して衛生点検結果不十分な点などはホームページに公開する"レストランの衛生等級制"の導入('13年12月)

・食品用非食品用に混用されている容器類に"食品用"を区別•表示するように表示基準を改善('13年11月)

インターネット商取引の管理強化のための"食品販売仲介業"の新設('13年6月)、購買代行•通信販売する者が輸入製品を国内に搬入する場合、製品の安全性検査を受けるよう義務付け

・医薬品副作用被害救済モデル事業の実施('13年)-関連団体が医薬品の副作用補償センターの設立(以下医薬品)

<国民が直接参加し、評価>

・消費者•製造者の認識•行動を変える"不良食品根絶キャンペーン"開催-子ども、学生、主婦を対象に"不良食品根絶運動"を消費者団体、マスコミなどと共同で展開、不良食品政策に関する広範な意見や提案を募集するためのオンライン"国民提案センター"の設置、小学校保護者などが直接参加する市民監視団発足('13年4月)などにより、官民合同で取り締まり実施

・消費者5人以上や消費者団体長などが衛生検査を直接要求できるように、消費者衛生点検の要求改善('13年5月)-合同取り締まり•検査など希望する消費者を参加させる方法で消費者衛生点検参加制の導入拡大('13年12月)

・国民への窓口一本化('14年)-広報専門家、心理学者、消費者団体、関係省庁等が参加する官民合同リスクコミュニケーション改善協議体"の構成('13年4月)

食品医薬品安全庁は、国民中心、現場中心の緻密で透明な管理で不良食品根絶など食品•医薬品の安全大国を成し遂げ、国民の幸福の新しい時代を開いていく先導的な役割を果たすと発表した。

[]賞味期限の過ぎた製品使用した‘サバ加工品’回収措置 

釜山地方庁食品安全管理課2013.03.20

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=56&pageNo=1&seq=19961&cmd=v

食品医薬品安全庁釜山地方庁は食品製造加工業者が賞味期限が経過した製品を使用して製造•販売した3製品を販売禁止して回収している

調査の結果、賞味期限が最大64日が経過した製品を単純に再梱包した後、賞味期限を虚偽表示したことが分かった。この製品は、2013年1月11日から3月15日まで総1,175 kgを生産して、ソウル市内の有名デパートなどに販売している。

[]日本の原発関連食品医薬品安全庁の対応と管理の動向〔45〕

輸入食品課/危害情報課2013.03.20

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=56&pageNo=1&seq=19953&cmd=v

食品医薬品安全庁は日本の宮城県の米について2013年3月20日から暫定輸入中断措置対象とする。

この措置は日本政府が摂取または出荷制限対象とした品目について暫定輸入中断措置対象に含めることにして以来39番目に追加されたものである。宮城県の米が2011年3月以降勧告に輸入された実績はない

[]食品医薬品安全庁、黄砂備え分野の安全管理情報の提供!

食品管理課 2013.03.18

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=56&pageNo=1&seq=19930&cmd=v

食品医薬品安全庁は今年、平年より黄砂が頻繁に発生すると予測されるため、食品保管要領、コンタクトレンズと目薬の使用時の注意事項、黄砂防止用マスクの使用要領等"黄砂準備分野の安全管理情報"を提供する

黄砂は微細砂ほこりに重金属、ウィルス、微生物などを含んでおり、食品汚染の懸念が大きいため、より徹底した食品取扱い及び安全管理が要求される。

<食品保管時の注意事項>

梱包されていない果物•野菜とナッツは、プラスチック袋や密閉容器に保管し、おかずなど残った食べ物も蓋をして保存しなければならない。

白菜、大根などキムチの材料は、外部と密閉された場所に保管し、使用前にきれいな水で十分に洗うようにする。

麹、唐辛子など自然乾燥食品は、黄砂によって汚染されないように梱包をしたり、回収して密閉された場所に保管する。

<食品摂取時の注意事項>

体中に入った重金属などの有害物質がよく排出することができように水をよく飲む。微細なホコリが原因で重金属などの有害物質の含有量が高くなることがあり、なるべく地下水は飲用しない

梱包されていない果物や野菜は、2分間水に浸した後、流水で30秒間洗って、必要に応じて洗剤(野菜用や果物用)を用いて洗浄する

路上や屋外調理食品は、黄砂汚染の可能性が高いので、なるべく子供たちがべないように指導することが望ましい。

<調理注意事項>

調理の前に手をきれいに洗って、鍋、フライパン、スプーンは、使用前に再度洗浄するのがよい。

外部の空気がキッチンに入らないように窓を閉めて調理し、調理された食品は、ふたやラップで包装して保管する。

春には黄砂のためにアレルギー性結膜炎が発生することがあり、目の健康に格別の注意が必要であり、目薬やコンタクトレンズの使用時の注意事項は次のとおりである

(以下コンタクトと目薬について)

黄砂が原因で免疫力が弱い子供や高齢者は、呼吸器疾患が誘発されたり悪化することがあり注意が必要であり、健康な人でも呼吸器疾患の予防のためには黄砂防止用マスクを着用するのがよい。

<黄砂防止用マスクの使い方>

医薬部外品に許可された黄砂防止用マスクは、一般的なマスクとは異なり、微細粒子をろ過して、空気が漏れない性能を持っている。黄砂防止用マスクは使い捨てで、洗濯すると形が変形して機能を維持することができず、むしろほこりや細菌に汚染されることがあるので洗濯して再利用してはならない。特に、一部の女性の場合、化粧が落ちることを懸念してタオルやティッシュペーパーなどを重ねた後マスクを使用している場合があるが、密着力の減少により、黄砂防止効果が低下する。

食品医薬品安全庁は、春の黄砂がひどい時は外出をなるべく控え、外出時にはマスクを着用し、外出後に家に戻ってからは必ず顔や手足などをきれいに洗うなど生活習慣を守ることが重要であると呼びかけた。

[]食品医薬品安全庁、‘汁のない日’宣布!

栄養政策課 2013.03.13

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=56&pageNo=2&seq=19905&cmd=v

減塩汎国民参加週間記念式典開催

食品医薬品安全庁は、ナトリウム啓発週間(3.11〜15)を迎えて3月13日を"汁のない日"と宣布して、毎月第3水曜日を"汁のない日"に指定し、汁からのナトリウム摂取量を減らす方針だと発表した。

"汁のない日"は、韓国国民に汁、チゲ、麺類などスープ料理からのナトリウム摂取量の多さを知らせ汁の摂取を減らす食文化に改善するためのキャンペーンである。

※汁のない日:毎月第3水曜日は汁なしメニューを提供するという意味-今回の汁のない日のイベントは、食品企業や大型給食業者が参加し、それぞれの会社の加盟食堂は昼食一食に汁の代わりにおこげやフルーツジュースなどの代替メニューを提供する

韓国国民の75%が汁が好きで毎食スープを食べる食習慣を持っていて汁からのナトリウム摂取を減らしていく食生活の変化が必要である。

ナトリウム啓発週間を記念して、第1回"減塩汎国民参加週間記念式典"も同日、ソウル市中区のソウルプラザホテル、ソウル広場で開催される。

行事の主な内容は、▲減塩運動本部1周年の活動報告と計画を発表▲ナトリウムキャラクター公募展授賞式▲市民参加行事(ソウル広場)などで各界各層の専門家と減塩広報大使が参加する予定。

また、市民が参加できる行事▲外食産業減塩街頭キャンペーン(3.14)▲低塩料理本の出版記念料理試演会(3.15)などが開催され、各自治体(3.11〜15)別の地域の特性に合った多様なナトリウム削減キャンペーンが繰り広げられる予定だ。

食品医薬品安全庁は、今回の"汁のない日"宣布と"減塩汎国民参加週間"で減に対する国民の認識がさらに高まるものと期待する。

これまで、韓国の国民のナトリウム摂取低減化のための食品業界と自治体の自発的な参加と集中的広報を実施してきた結果、全国的な国民コンセンサスが形成され、'11年を基点に韓国国民のナトリウム摂取量が小幅減少した。

※我が国の国民ナトリウム1日平均摂取量:'10年4,878 mg→'11年4,831 mg

[]勃起不全治療剤成分含有‘偽健康機能食品’流通業者拘束 

京仁地方庁 危害師範調査チーム 2013.03.12

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=56&pageNo=2&seq=19896&cmd=v

食品医薬品安全庁京仁地方庁は食品に使用できない勃起不全治療剤成分が含有された偽の健康機能食品を流通した55歳を健康機能食品に関する法律違反の疑いで拘束送致したと発表した。また、同氏から偽の健康機能食品の供給を受け、新聞広告などで違法販売した男61歳と従業員男38歳も同じ容疑で非拘束送致した。

調査の結果2012年7月から2013年1月までに"シルデナフィル"成分を含む偽の健康機能食品3種を販売していた。これらにはシルデナフィル62mg /カプセル、119mg /カプセル90mg /カプセルが検出されている。

[]オランダの環境放射能:2010年の結果

Environmental radioactivity in the Netherlands : Results in 2010

2013-03-25

http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/610891003.html

1957年のEuratom条約により加盟国は毎年環境や食品の放射能を測定する義務がある。この測定は平時のバックグラウンド値を提供する。

2010年の測定結果はこれまでの範囲内であった。

http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/610891003.pdf

食品の中では蜂蜜・野菜・狩猟肉が137Csが3桁ベクレル/kgを超える値を記録しているが「全てEU基準値を十分下回る」。

[]安全でないクリームに警告

Warning issued on unsafe cream

March 22, 2013

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2013/03/20130322_171228.shtml

衛生署はYin Ni Whitener Repair Creamと呼ばれる美容クリームから過剰量の水銀が検出されたため購入したり使用したりしないよう警告する。

30才の女性が下肢の腫脹と腎疾患の水銀中毒で入院した。彼女はこのクリームを香港のインドネシアショップで購入した。検査の結果許容量の8349倍の水銀が検出された。

[]各種作物のジフェノコナゾールの既存MRL改訂についての理由付き意見

Reasoned opinion on the modification of the existing MRLs for difenoconazole in various crops

EFSA Journal 2013;11(3):3149 [37 pp.].

25 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3149.htm

[]主任科学者のデスクから 世界全体の食品の安全を構築する

Building food safety across the globe

March 2013

http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/scienceinfsanz/fromthedeskofthechiefscientist/

我々が今日食べている食品は世界中からやってくる。製品や成分は食卓に到着する前に多くの国境を越えてくる。このためFSANZは他の規制機関と経験を構築し情報を共有するために国際協力を行っている。

アジア太平洋経済協力食品安全協力フォーラム(APECフォーラム)はそのために2007年に作られた。これはオーストラリアと中国が食品の安全確保のために作り、その後まもなくこのフォーラムの技術的訓練のために米国によりパートナーシップ訓練機関ネットワーク(PTIN)が作られた。

4月に20のAPEC加盟国からの約100人の代表がインドネシアのSurabayaに集まり一連のワークショップを開催した。ワークショップでは、特に途上国の食品安全訓練プログラムについて焦点が当てられた。目的は途上国での公衆衛生の改善、生産者が食品を国内または国際的に取引することを手助けするなどで安全な食品の供給を確かなものにすることである。食品安全規制システム、食品安全上の自己管理、サプライチェーン管理を強化することが目的である。また情報共有ネットワークを構築し食品の安全上の危機を最小化し対応するために訓練を行う。

FSANZはAPECのパートナーと協力してワークショップの計画をし、APECの3年計画で行われる一連の行事が成功することを楽観視している。FSANZはこの種の国際協力に関与している。

[]ヨーロッパ迅速警報システムRAPEXの化学リスク評価ガイドラインの提案

Proposals for the guideline on the assessment of chemical risks in the European rapid alert system RAPEX

25.03.2013

http://www.bfr.bund.de/cm/349/proposals-for-the-guideline-on-the-assessment-of-chemical-risks-in-the-european-rapid-alert-system-rapex.pdf

RAPEXは消費者に有害な製品についての迅速で効果的情報交換のために導入された。しかしながら「重大なリスク」があると判断する基準が必ずしも十分定義されていない。既存のガイドラインでは火事や爆発のような短期のリスクと、微生物や化学物質による中−長期のリスクを区別していない。

BfRの視点ではRAPEXシステムは消費者製品や化粧品に含まれる化学物質による「重大な健康リスク」を適切にカバーしていない。そこでBfRは消費者製品の化学リスクを評価する方法を記述したRAPEX通知ガイドラインを採択することを薦める。リスク評価は以下の点を考慮すべきである:その物質のハザード、傷害の重症度、暴露評価。また作成したリスク評価は全ての加盟国がアクセスできるデータベースとして公表すべきである。

微生物学的リスクについてはこのペーパーでは扱わない

ドイツ語フルバージョンは以下から

http://www.bfr.bund.de/cm/343/vorschlaege-zum-leitfaden-zur-bewertung-chemischerrisiken-im-europaeischen-schnellwarnsystem-rapex.pdf

[]GM製品への規制機関のアプローチについての専門家の意見

SMC

Experts on regulatory bodies’ approach to GM products

March 26th, 2013.

http://www.sciencemediacentre.co.nz/2013/03/26/experts-on-regulatory-bodies-approach-to-gm-products/

規制が緩いためにニュージーランドとオーストラリアに安全でない可能性のある遺伝子組換え製品が入ることを許している、という非難に、独立した専門家が反応した

カンタベリー大学バイオセーフティ統合研究センターのJack Heinemann教授らによる、いくつかの規制機関の、他の遺伝子を阻害する可能性のある分子(二本鎖RNA;dsRNA)を含む遺伝子組換え生物の評価方法を批判的に解析した研究がEnvironmental Internationalに発表された。この研究杖はdsRNAを産生するGM製品のリスクが適切に評価されていないと結論している。

SMCはこれについて科学者のコメントを集めた。コメントは受け取り次第このサイトに付け加えられる。

FSANZはSMCに対して現在科学者がこの論文について検討中で、反応を準備中だと語った。

アデレード大学オーストラリア植物機能ゲノミクスセンター最高経営責任者Peter Langridge教授

著者らが膨大な科学文献を無視し続け、この事例では常識すら無視していることは残念である。規制機関がdsDNAについて検討していないという主張はばかげている。私は実際にオーストラリアとニュージーランドの規制機関が企画したdsRNAやその他の技術について詳細に検討するためのワークショップに参加してきた。規制機関はこの技術について十分承知しているだけではなく、活発に安全性評価に科学的知見を取り入れている。我々は史上最も安全な食品を確保できている効果的で専門技量のある規制方法をもつオーストラリアとニュージーランドに住んでいて幸運である。

これはイデオロギー的GM技術反対者が用いる典型的な怖がらせ戦略で、dsRNAが我々が普段食べているほとんどの食品中に存在し、基本的には害はないという事実を完全に無視する。この論文ではこのグループは、安全性ではなく技術を阻害するためにデザインされた規制を提案している。彼らの要求する情報は既にGM食品では得られているが著者らはそれを無視することを選んだ。私の意見ではこのグループの戦略は事実をゆがめ間違った情報を提供することである。彼らは情報を与えられた上での科学的議論には全く興味がないようである。オーストラリアでは、Carman博士が弁護士を使って科学的批判を封じ込めようとした。正しい情報が欲しい人はEFSAのウェブサイトを探すべきである。

メルボルン大学農業食料システム食品バイオテクノロジーと微生物学上級講師David Tribe博士

私の反応は極めて単純である:この論文で議論されているdsRNAは我々が食べている全ての食品に、多分全ての動物と全ての植物に、何千年も存在している。何故GM食品だけが特別に注目されるのか不思議である。全ての植物に同じ疑問が当てはまり、安全性が審査されていないGMでない作物の方がもっと大きな問題だろう。

[]FSAIは企業のウマ肉検査の最新結果を発表

FSAI Publishes Latest Results of Industry Tests for Horse Meat

Monday, 25 March 2013

http://www.fsai.ie/news_centre/press_releases/industry_tests_horse_meat_25.03.13.html

FSAIは企業による牛肉製品のウマ肉検査の結果第二弾を発表した。

1228の検査が行われそのうち1225件は陰性で2製品3検体が陽性だった。陽性の検体は全てこれまで発表されたもので市場からは回収されている。

Results of Industry Tests for Horse Meat from 2nd to 25th March 2013

http://www.fsai.ie/uploadedFiles/Enforcement_and_Audit/Horse_Meat/Industry_Tests_Horse_Meat_2.pdf

[]ハンガリー産ウマ肉が牛肉と表示されていた

Hungarian horse meat labelled as beef

22 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/hungary

FSAはLancashire郡評議会から、ハンガリーから輸入したウマ肉100kgが牛肉と表示されていたことを発見したという情報を受け取った。

この肉はプレストンにあるHungarian Food Ltd社が輸入したもので、40kgはプレストンの自社販売店とリバプールにあるTaste of Hungaryという販売店で販売された。残りの肉は回収された。この肉は1kgの袋で「角切り牛肉」と表示されて販売された。

FSAは欧州委員会とハンガリー当局に通知し、地元当局は調査中で、その肉のフェニルブタゾンも調べられる。

[]FSAは新しいアレルギープロジェクトを歓迎

Agency welcomes new allergy project

25 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/newallergyproject

FSAは欧州委員会が資金を提供してマンチェスター大学が主導し世界中の専門家が参加する「食物アレルゲンとアレルギーリスク管理の統合的アプローチ(iFAAM)」プロジェクトの開始を歓迎する。3年計画。

[]ウエーターさん、私のスープに虫が入ってるんだけど?

Waiter. Is that an insect in my soup?

Posted by Andrew Wadge on 22 March 2013

http://blogs.food.gov.uk/science/entry/waiter_is_that_an_insect

昨日BBCのウェブサイトに掲載されたニュースではイスラエルの市民が農場に大量発生するイナゴに、食べることで復讐しているという話を伝えた。報告によるとイナゴは「チキンカツ、焼いたひまわりの種とエビ」の間のような味がするという。特にごまを食べたイナゴが美味しいという。

これらの「空飛ぶエビ(オーストラリアでそう呼ばれている)」を食べることは想像できないわけではない。西洋では昆虫を食べることは禁忌であるが中国では唐の時代から昆虫を食べるしアジアやアフリカでは受容度が高い。今月号のFood Science & Technologyによると食用昆虫のタンパク価は多くの肉に相当する。また脂肪酸組成では魚油に近い。

飼料用に昆虫を育てることにはいくつかの課題もあるが管理可能だろう。昆虫の産生は少ない土地で可能でメタン排出量も減らせる。理論的には昆虫は食品や飼料源となりうる。

最初の疑問は、昆虫を飼料にするのは安全か?で、私はその答えは基本的にはイエスだと思う。冷凍で昆虫の代謝を遅くしたり止めたりでき、加熱で細菌を殺すことができ、乾燥することで最終製品を安定にできるだろう。昆虫が暴露された可能性のある農薬や昆虫が食べた可能性のある望ましくない物質に対する懸念はあるだろう。

二つ目の疑問は、食品としてはどうかということである。嫌悪感を克服できれば答えはイエスだろう。「ウエーターさん、私のスープに虫が入ってるんだけど?」という場合に喜んで追加料金を払うか、あるいは割引を要求する?あなたはどう思いますか?

[]FSA e-ニュース3月号発行

March issue of FSA e-News published today

21 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/fsaenewsmar13

http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/publication/fsaenewsmar13.pdf

ウマ肉問題、イースターに向けての注意など

[]ウマ肉

Horsemeat

http://ec.europa.eu/food/food/horsemeat/index_en.htm

Q & Aやこれまでの発表などをまとめた新しいサイトを作った

ウマ肉スキャンダルがここ数週間報道されている。ヨーロッパの食品加工産業は消費者の信頼の危機に瀕している。欧州委員会は各国当局および欧州警察と協力して、なぜ100%牛肉と表示されている食品にウマ肉が検出されたのかについて調査している。

[]FVO査察報告書

ハンガリー 農薬

HU Hungary - Pesticides

http://ec.europa.eu/food/fvo/rep_details_en.cfm?rep_inspection_ref=2012-6287

2012年6月4-8日に行われた、2008年の査察のフォローアップ。前回の指摘事項3つのうち2つが十分に対策されていない。公的検査機関1つが認証されていないなど。

[]Weekly overview report of RAPEX notifications -report 11 - 2013

http://ec.europa.eu/consumers/dyna/rapex/create_rapex.cfm?rx_id=512

パキスタン産革手袋のクロム(7.7 mg/kg)、中国産ズボンのアゾ色素からのベンジジン溶出(140 mg/kg)、中国産ジュエリーからのニッケル溶出(4.5 µg/cm²/week)、台湾産ナフタレンボールが食べものに似ている、中国産おもちゃのフタル酸類など

その他

  • 専門家に尋ねよう:カラギナンの安全性

Ask the Experts: Carrageenan Safety

by Berkeley Wellness | March 19, 2013

http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food-safety/article/ask-experts-carrageenan-safety

Q.インターネットでカラギナンはがんを含む腸の病気の原因になると読んだのだけど?

A.食品添加物の安全性は良く議論になる。カラギナンは海藻由来の増粘剤で、アイスクリームやプリン、豆乳、ヨーグルトなど多くの食品に使用されている。FDAやその他の世界中の保健機関はカラギナンが安全だとみなしているが、一部制限がある。

10年前にアイオワ大学の動物実験レビューで警鐘が鳴らされた。特に分解されたカラギナンがマウスで消化管潰瘍や腫瘍を作る可能性がある。分解型のカラギナンはIARCがヒト発がん物質である可能性があると分類している。その後いくつかの実験室の研究で食品グレードおよび分解型カラギナンが炎症を誘発しヒト大腸細胞の細胞死を増加させることが示された。他の科学者らはヒトと動物の消化管システムが違うことを指摘してこの研究はヒトのリスクにはあてはまらないとしている。カラギナンがヒトで有害な形態に分解されるという根拠はない。

我々はカラギナンを避ける必要があるとは考えていないが、もし慎重を期するのであれば成分表を見ればいい。2007年にJECFAはカラギナンを乳児用ミルクに使わないよう助言し、ヨーロッパでは乳児用ミルクへの使用は禁止されている。

  • 報告書が、中心的健康指標であるQALYについてのあら探しの引き金をひく

Nature Medicine

Report triggers quibbles over QALYs, a staple of health metrics

Nature Medicine

Volume:19,Page:248(2013)

David Holmes

http://www.nature.com/nm/journal/v19/n3/full/nm0313-248.html?WT.ec_id=NM-201303

NHSとNICEについてはよく論争が行われる。NICEによるNHSでカバーされる新しい医療の選択については、不可とされた場合にこれまでも何度も製薬会社や患者団体から批判があった。これまでの批判のほとんどは倫理的なものであったが、今回は欧州委員会の資金提供をうけて行われたQALY(質調整生存年)の基本原則への疑問である。

QALYは1970年代後半から1980年代初めに、限りある医療資源を客観的に比較する方法として提案された。現在はNICEおよびオーストラリア、カナダ、スコットランドの同様の機関により意志決定ガイドラインとして使用されている。QALYは治療による寿命延長とその質を評価して計算される。例えば質が0.6と評価される寿命を1.25年伸ばす医薬品は0.75QALYとされる。QALYあたりのコストが一定の閾値(現在3万ポンドに設定されている)を超える新しい医薬品はNHSで提供される医療になることはない。

(費用対効果が小さいと判断された治療法には保険がきかないということ)

問題は計算の正確さである。新しい報告では計算のもとになる推定が無効である主張している。報告書の著者らはヨーロッパ人の代表的1300人を対象に調査し、QALYの推定が人々の指向を正確に反映しているかどうかを調べた。例えば、車いすに乗って10年長く生きるのと5年生きるのでは、QALYの仮定では100%が10年長く生きる方がよいことになるが実際には72%しかそうしたいと回答しなかった。QALYの理論では人々の指向に一貫性があることを仮定しているが現実世界ではそうではない。

報告書はまだ公表されていないが1月にブリュッセルで発表され、NICEは速やかに反応した。

(費用対効果の低い治療は行わないという判断はお金がないなら仕方ない部分もある。それと指標の確からしさとはまた別の問題で、元気な人に障害を抱えても長生きしたいかと聞いたら生きたくないという回答だったとしてもいざ病気になったら長生きしたいというかもしれない。QALYの計算方法をより実態に即したものにする努力はあってしかるべき。)

  • エディトリアル:大サイズ炭酸飲料について

Lancet

Taking on Big Soda

Volume 381, Issue 9871, 23–29 March 2013, Pages 963

ニューヨークのレストランは2013年3月12日に発効予定だった16オンス(475mL)より大きいサイズの砂糖入り炭酸飲料提供禁止に準備をしていたが、直前に裁判所が「恣意的できまぐれ」であると判断した。このサイズ上限設定はNYCの肥満対策で、Lancetも肥満シリーズのなかで炭酸飲料禁止のようなより強力な公衆衛生対策を求めてきた。禁止の一時停止以降、メディアには市長が行き過ぎであるといった意見が溢れている。しかしこのようなバックラッシュにもかかわらず、市長は控訴する予定である。

同じ週に栄養へのアクセス指標報告書Access to Nutrition Index (ATNI) reportとランキングが発表された。

Global Access to Nutrition Index Launched

http://www.accesstonutrition.org/

世界の25食品や飲料大企業の栄養関連活動や情報開示などを評価したもの

ベスト3はダノン、ユニリーバ、ネスレ。日本の企業は味の素、日清が入っているが日清は調査に回答しなかったということで最下位にランクされている

(評価指標が適切かどうかはともかくお返事くらいはしたほうがいいのでは。カップヌードルは世界に受け入れられているんだなと改めて思う)

  • 社会的孤立が寿命を短くする

Natureニュース

Social isolation shortens lifespan

25 March 2013

Amanda Mascarelli

http://www.nature.com/news/social-isolation-shortens-lifespan-1.12673

加齢研究で一人でいることは健康リスクであることがわかった

これまで科学者は社会的孤立や孤独感が病気や死亡のリスクであることを知っていたが、影響するのは孤立なのか孤立と孤独感の両方なのかはそれほどはっきりしていなかった。PNASに発表された論文で、孤独感が伴うかどうかにかかわらず、家族や友人との接触の少なさが病気や早期死亡を予測することを報告した。

  • 密造酒を安全に飲めるようにする

ScienceNOW

ScienceShot: Making Moonshine Safe to Drink

byLizzie Wade on 22 March 2013

http://news.sciencemag.org/sciencenow/2013/03/scienceshot-detecting-moonshine.html?ref=hp

自家醸造の失敗や犯罪によりメタノールの混じったアルコール飲料を飲むと盲目や死亡の原因になる。メタノールが混じっていても飲料の風味や色は変わらないため識別は難しい。コロンビアの科学者らは飲料のメタノール/エタノール比を分析できる再利用可能なワイヤレスチップを開発した。

  • 何百万人もの命を救った男を記憶に留める

ScienceNOW

ScienceShot: Remembering a Man Who Saved Millions

byErik Stokstad on 25 March 2013

http://news.sciencemag.org/sciencenow/2013/03/scienceshot-remembering-a-man-wh.html?ref=hp

緑の革命の父であるNorman Borlaug(1914-2009)の誕生記念日を迎える。彼の生涯にわたる戦いを記念して、Scienceは3週間、彼の業績に無料でアクセスできるようにした。

  • 「統合栄養学研究所(IIN)」への懐疑的視線

Credential Watch

A Skeptical Look at the Institute for Integrative Nutrition

Stephen Barrett, M.D.

http://www.credentialwatch.org/reports/iin.shtml

ニューヨーク市に本社があるIINは「世界最大の栄養学校」を自称し、毎年1600人以上が入学しているとする。パートタイムや遠隔地用の講義を提供し卒業生は「健康カウンセラー」として働くことができると言っているが内容は疑問である。お金を払うと「健康カウンセラー認証」が与えられるがIINは教育機関として認証されておらず、栄養士の基準を満たさない。講義の中にはアーユルベーダやマクロビオティック、血液型ダイエットなどがある。2013年には3人の女性が雇用上差別されたと裁判をおこした。

(ホリスティック栄養学とか統合栄養学とかの勉強をしたとして健康アドバイザーなどを名乗ってインチキアドバイスを商売にしている人たちが日本にもたくさんいるので要注意。)

  • オーストラリア成人の虫歯に与える飲料水のフッ素添加の影響

Effects of fluoridated drinking water on dental caries in Australian adults.

Slade GD et al.,

J Dent Res. 2013 Apr;92(4):376-82

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23456704

フッ素添加が1%未満だった1960年代以前に生まれた2270人と、フッ素添加67%の1960-1990年に生まれた1509人を比較した研究。虫歯予防対策や社会経済状況等を調整後、フッ素への暴露用量依存的に虫歯が減少している

2013-03-22

[]CDC と HRSA(保健資源事業局)は学齢期の子ども達の保護者の報告による自閉スペクトラム疾患頻度の変化を報告

CDC and HRSA issue report on changes in prevalence of parent-reported Autism Spectrum Disorder in school-aged children

March 20, 2013

http://www.cdc.gov/media/releases/2013/a0320_autism_disorder.html

6-17才のASDの保護者の報告による頻度は2007年は1.2%だったが2011-2012年は2%になった。特に大きな変化は14-17才の男の子。2008年以降に初めてASDと診断された子どもは2007年以前に比べると症状が軽度である。増加の主な原因はそれまでASDとは診断されていなかった子ども達が診断された結果である。

[]違法医薬品に警告

Warning issued on illicit medicine

March 21, 2013

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2013/03/20130321_194821.shtml

衛生署は消費者に対し複数の表示されていない医薬品を含む可能性のあるCO Feng Shi Gu Tong Ning Jiao Nangを使用しないよう助言する。

83際の女性がこの製品を使用して副腎不全で入院した。検査の結果、プレドニゾン、ジクロフェナック、イブプロフェン、ヒドロクロロチアジド、メトクロプラミド、トリメトプリムが検出された。

[]広告についての苦情に関連する決定

Eco Child (Complaint No. 2011-09-019)

20 March 2013

http://www.tga.gov.au/industry/advertising-reg-9-2011-09-019-eco-child.htm

Eco Childによるインターネットでの琥珀のネックレス"Amber Teething Necklaces".の宣伝が違法である。

子どもの歯が生えるときのむずかりに対する鎮静効果、抗炎症作用などがあるナチュラルレメディと宣伝していた。その宣伝の根拠を何一つ提出できなかった。

(ネックレスで赤ちゃんがおとなしくなるというものなのだが、効果がないだけではなく赤ちゃんにネックレスをかけることが余分なリスクになるので。夜泣きする赤ちゃんに困っているのは世界中一緒。永遠に続くことはないので周りの助けも借りながらなんとか乗り切りましょう。赤ちゃんの泣き声がうるさいと文句をいうヒトもいるけれど、お母さん大変だな、助けてあげたいな、と思っている隣人もいます。)

[]CPSC と ACCCは液体洗剤パックの中毒の危険性に警告

CPSC and ACCC Warn of Poison Dangers with Liquid Laundry Packets

March 21, 2013

http://www.cpsc.gov/en/Newsroom/News-Releases/2013/CPSC-and-ACCC-Warn-of-Poison-Dangers-with-Liquid-Laundry-Packets/

米国CPSCとオーストラリアACCCは保護者に対し、液体洗剤パックによるハザードに家族が暴露されないよう緊急に対応することを強く求める。米国とオーストラリアで事故報告がある。子どもが洗剤を飲み込んで意識不明、嘔吐、眠気、喉の腫れ、呼吸困難などで治療が必要になっている。目に入って一時的失明なども報告されている。

見た目が子どもにとって魅力的な液体洗剤パックに関連する相談が短期間で急増している。

(製品の写真がある)

[]ファクトシート オーストラリアの食品の安全性は誰の責任か?

Who is responsible for food safety in Australia?

March 2013

http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/whoisresponsibleforf5832.cfm

オーストラリアでは、オーストラリア人を安全でない食品の暴露から守るための包括的コントロールが行われている。

その中にはオーストラリア・ニュージーランド食品基準があり、州や地方政府、輸入食品については農業林業水産省が執行している。

食品規制システムには政府で3つのレベルがあり、各レベルの政府が公衆衛生と安全性を守る役割を果たしている。

・連邦政府

・州や地域政府

・地方政府

食品表示についてはオーストラリア消費者法に基づきオーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)が関与する。

[]高齢の父親は自閉症の孫をもつ「可能性が高い」

Behind the Headlines

Older dads 'more likely' to have autistic grandkids

Thursday March 21 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/Older-dads-more-likely-to-have-autistic-grandkids.aspx

Daily Telegraphが、「高齢の祖父は自閉症リスクをあげる」と報道した。しかしながらこれは男性の家族計画を変えるべきだという意味ではない。父親の年齢と子どもの自閉症の関連は既にわかっている。このニュースはこの関連がさらに一世代遡る可能性を示唆する研究に基づく。年をとってから子どもをもった男性は、20代で子どもをもった場合と比べて孫が自閉症と診断される可能性が高い。この関連は特に50をすぎてから子どもを持った場合に明確で、子どもの父方の父で67%、母方の父で79%の増加となる。研究者らはこれは男性の精子の突然変異によると推測しているが、それでも高齢者は子どもをもつことを薦めないというわけではないと言う。自閉症が単一の原因で引き起こされるということはありそうにない。いくつかのリスク要因の相互作用が提唱されている。我々は自閉症の原因を正確に知っているわけではないので、この手の研究結果を根拠に子どもをもつ時期を計画する必要はない。

[]Vilsack農務長官はより健康的なアメリカ人世代を育てるためのUSDAの努力を説明:企業や経済にとってもメリットとなることを強調

Agriculture Secretary Vilsack Outlines USDA Efforts to Raise a Healthier Generation of Americans; Highlights Benefits for Business and the Economy

March 21, 2013

http://www.usda.gov/wps/portal/usda/usdahome?contentid=2013/03/0052.xml&contentidonly=true

全国栄養月間を機会に栄養についての全国的対話を

農務長官は子どもの栄養改善についての新しい対策の必要性を概説し、それはより健康的なアメリカ人世代とアメリカの経済成長のための生産的労働力につながるだろうと述べた。

子どもの肥満と栄養不足が二つの脅威である

USDAは、アメリカ人に対して科学的根拠のある情報と助言を提供し、健康的な食品を入手しやすくしてより健康的な食品選択ができるようにする。

ウェブ上のリソースは

http://www.choosemyplate.gov/index.html

[]公示:“Stiff Days”には表示されていない医薬品成分が含まれる

Public Notification: “Stiff Days” Contains Hidden Drug Ingredient

3-21-2013

http://www.fda.gov/Drugs/ResourcesForYou/Consumers/BuyingUsingMedicineSafely/MedicationHealthFraud/ucm344816.htm?source=govdelivery

FDAの検査で、ウェブサイトや小売店でオールナチュラル性機能増強用ハーブサプリメントとして宣伝・販売されている“Stiff Days”からシルデナフィルが検出されたため、消費者にはこの製品を購入したり使用したりしないよう助言する。

製品の写真有り

[]公示:“Rock-It Man”には表示されていない医薬品成分が含まれる

Public Notification: “Rock-It Man” Contains Hidden Drug Ingredient

3-21-2013

http://www.fda.gov/Drugs/ResourcesForYou/Consumers/BuyingUsingMedicineSafely/MedicationHealthFraud/ucm344806.htm?source=govdelivery

FDAの検査で、ウェブサイトや小売店でオールナチュラル性機能増強用サプリメントとして宣伝・販売されている“Rock-It Man”からヒドロキシチオホモシルデナフィルが検出されたため、消費者にはこの製品を購入したり使用したりしないよう助言する。

製品の写真有り

[]公示:“Libido Sexual Enhancer”には表示されていない医薬品成分が含まれる

Public Notification: “Libido Sexual Enhancer” Contains Hidden Drug Ingredient

3-21-2013

http://www.fda.gov/Drugs/ResourcesForYou/Consumers/BuyingUsingMedicineSafely/MedicationHealthFraud/ucm344810.htm?source=govdelivery

FDAの検査で、ウェブサイトで性機能増強用として宣伝・販売されている“Libido Sexual Enhancer”からヒドロキシチオホモシルデナフィル、ヒドロキシホモシルデナフィルシルデナフィルタダラフィルが検出されたため、消費者にはこの製品を購入したり使用したりしないよう助言する。

製品の写真有り

[]論文等

  • 健康的な食生活のための食生活全体アプローチ

Total Diet Approach to Healthy Eating

Volume 113, Issue 2, Pages 307-317 (February 2013)

http://www.eatright.org/About/Content.aspx?id=8356

米国栄養士会のポジションペーパー

健康的な食生活にとって最も大切なことは食生活全体で、どのような食品でも適度に適切な量を運動と組み合わせて食べることができる。特定の食品が良いとか悪いとかではなく、全体としてのバランスが大切。

特定の食品を良い食品や悪い食品に分類することはあまりにも単純で、むしろ不健康な食行動につながる。

  • 世界の成人はAHAの推奨1日摂取量の約2倍のナトリウムを食べている

Adults worldwide eat almost double daily AHA recommended amount of sodium

21-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/aha-awe031413.php

学会発表

2010年の世界平均ナトリウム摂取量は4000mg。WHOの推奨は2000mg以下、AHAの推奨は1500 mg以下。

最も多くナトリウムを摂っているのはカザフスタンの6000mg、次いでモーリシャスとウズベキスタンが6000mg弱。最も低いのはケニアとマラウイで2000mg、米国は3600mg。

2010 Global Burden of Diseases Studyの一環。

ニュースでは

さらに致命的な食品:塩の多い食事は毎年230万人の死亡につながっている

More fatal food: Salty diets leading to 2.3M deaths each year

Mar. 21, 2013

http://www.ctvnews.ca/health/more-fatal-food-salty-diets-leading-to-2-3m-deaths-each-year-1.1205611

今週初めにハーバードの研究者らが砂糖入り飲料が世界中で18万人の早期死亡の原因であると発表したが、こんどは塩がさらに大きな影響を与えていることが明らかになった。できる限り塩を減らす必要があるのは明確である、と研究者はいう。

  • 2013年3月22日は世界水デー

World Water Day 22 March 2013

http://www.unwater.org/water-cooperation-2013/home/en/

2013-03-21

[]保健大臣は中毒予防の重要性を強調

Minister of Health Stresses the Importance of Poison Prevention

March 19, 2013

http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/nr-cp/_2013/2013-37-eng.php

ヘルスカナダは米国とメキシコの安全担当部門と協調して3月17-23日の中毒予防週間に、保護者に対して中毒の危険性を再確認する。

子どもの怪我の主要原因は意図しない中毒で、ほとんどが家庭内あるいは家の近くでおこっている。

[]カフェインは交通事故のリスクを本当に減らせるか?

Behind the Headlines

Can caffeine really cut crash risk?

Wednesday March 20 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/Can-caffeine-really-cut-crash-risk.aspx

「コーヒーを飲む大型トラックドライバーは交通事故のリスクが低い」とBBCニュースが報道した。これはオーストラリアの長距離大型トラックドライバーの大規模研究に基づく。最近事故をおこしたドライバーは、目覚ましのためにコーヒーやカフェイン錠剤のようなカフェイン製品を使用することが事故をおこしていないドライバーより少なかった。研究者らは大胆にもカフェインを摂取することで事故リスクが減ると結論しているが、それは言い過ぎである。カフェインが目を覚まして注意を払うことで運転を安全にするかもしれないというのは常識的であるが、この結果には多くの他の説明が可能である。カフェインとの関連は偶然である可能性がある。思い出しバイアスもある。カフェイン摂取は長距離運転の際に定期的に休憩をとることの代わりにはならない。運輸省は長距離ドライブには2時間ごとに15分の休憩を助言している。

[]7つの健康的ライフスタイルでがんリスクが半分になる

Seven healthy lifestyle tips could 'halve cancer risk'

Tuesday March 19 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/Seven-heart-health-tips-halve-cancer-risk.aspx

「7つの健康的ライフスタイルゴールデンルールががんや心疾患を予防する」とMail Onlineがウェブサイトで報道している。これは新しい研究の正確な見出しである。アメリカ心臓協会が2010年に作った7つの要因は、心血管系疾患を避けるための簡単な方法としてデザインされたものだが、同時にがんのリスクも下げることがわかった。この長期研究では、例えば6つ以上の要因で目標を達成するとがんリスクが51%下がり、4つでも33%下がることを発見した。このニュースは歓迎すべきものだが、関連の大部分が喫煙によるようであることを注記しておく。しかしながら喫煙を除いても、より多くの目標が達成できることはがんリスクの低下と関連する。

7項目

・タバコを吸わない

・健康体重の維持

・健康的食生活

・運動

・コレステロール濃度が低い

・血糖値が正常

・血圧が正常

[]妊娠中のビタミンDのメリットに疑問が投じられた

Doubt cast on benefit of vitamin D in pregnancy

Tuesday March 19 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/doubt-cast-on-benefit-of-vitamin-D-in-pregnancy.aspx

「ガイドラインは、妊娠中のビタミンDサプリメント摂取の重要性について誇張している可能性がある」とIndependentが報道した。新聞は妊娠中のビタミンDサプリメントが赤ちゃんの骨を強くするのに役立つという助言と反するように見える英国の大規模研究について報道している。研究者らは母親のビタミンDレベルと子どもの骨のミネラル含量の関連を評価した。ビタミンDは強い骨をつくることとくる病予防に重要で、現在のガイドラインでは妊娠女性は毎日10 microgをサプリメントで摂ることを薦めている。しかしながらこの研究では母親のビタミンDレベルと子どもの骨ミネラル含量に何の関連もなかった。

この研究は子どもの骨のミネラル含量が少なくなることを予防するために妊娠女性がビタミンDサプリメントを摂るべきという強い根拠はないことを示唆する。しかしながらビタミンDにメリットがあるかもしれない他の理由については何も語っていない。妊娠中のビタミンDサプリメントが有益かどうかについてはさらなる試験が必要である。

[]警告文書

Warning Letters

Posted on March 19, 2013

  • Healthwest Minerals, Inc. dba Mt. Capra Products 2/28/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm343346.htm

ダイエタリーサプリメントCGMP違反

  • Oak Grove Farm 3/12/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm343702.htm

食用として販売された動物の残留動物用医薬品オキシテトラサイクリン

  • Machado Dairy Farms Dairy #2 3/7/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm343697.htm

乳牛の動物用医薬品フルニキシン、セフチオフルの適用外使用

  • Jerland Farm 3/6/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm343376.htm

食用として販売された乳牛の残留動物用医薬品フルニキシン、デスフロイルセフチオフル

  • Johann Dairy 3/6/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm343679.htm

食用として販売された動物の残留動物用医薬品ペニシリン、スルファメタジン

  • Robert A. Miller 2/25/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm343973.htm

乳牛の動物用医薬品ペニシリンGプロカインの適用外使用

  • Manchester Veal, LLC dba Calf Start 1/22/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm343851.htm

食用として販売された動物の残留動物用医薬品アンピシリン

[]EFSAは欧州委員会が内分泌撹乱物質の科学的基準を定義することを支援する

EFSA supports European Commission in defining scientific criteria for endocrine disruptors

20 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/130320.htm?utm_source=homepage&utm_medium=infocus&utm_campaign=easopinion

内分泌活性物質は正常なホルモン作用と相互作用あるいは干渉する化合物で、それが有害影響につながる場合に内分泌撹乱物質と呼ばれる。2012年の欧州委員会からの要請により、EFSAの科学委員会は内分泌撹乱物質を同定するための基準を明確にする意見を作成した。EFSAは内分泌撹乱物質についてのWHOの定義を支持し、全ての内分泌活性のある物質が内分泌撹乱物質ではないことを強調する。それはある物質が内分泌系と相互作用または干渉した結果、有害影響をもたらすという妥当な根拠があるかどうかによる。

EFSAの専門家は入手可能なあるいはまもなく入手可能になる国際的に合意された試験方法が、内分泌撹乱に感受性のあることがわかっている4つの重要なほ乳類と魚類の重要な内分泌系への化学物質の干渉を同定できると結論した。EFSAの意見では試験法や試験戦略についてのさらなる対応を助言している。EFSAは、内分泌活性物質の有害影響の可能性と暴露可能性を同時に考慮したリスク評価アプローチが、これらの使用を規制するための入手可能な情報の最良の使用法であると結論した。EFSAの科学的助言は、フードチェーンに存在する内分泌撹乱物質によるリスクから消費者と環境を守るためのEUのリスク管理者の意志決定に役立つだろう。

EFSAの科学戦略と協力部門長であるHubert Deluykerは述べた:「EFSAは各国やヨーロッパ、国際機関が内分泌活性のある物質の健康影響について最先端の科学的レビューを行っていることを知っている。EFSAの意見はそれらを補完するものである。EFSAは科学的基準を用いてどれが内分泌撹乱であるのかないのかを定義するためのリスク管理に役立つ現在入手可能な試験法をレビューした。我々の意見ではこれらの化合物を系統的に透明性を保って調べるための検査戦略の開発が必要であることも強調している。」

EFSAの試験法レビューについては、科学委員会の座長であるTony Hardy教授が「これは、我々の仕事の重要な部分で、この分野の国際的議論とEUに貢献する。我々は現行の試験法は一般的にはほ乳類と魚、そして程度は低いが鳥や両生類に対して概ね妥当で、4つの主要な内分泌経路をカバーしていると結論した。しかしながら内分泌撹乱物質かどうかを決めることのできる単一の試験法は無く、いくつかの試験を行って専門家が根拠の重要性についての重み付けを行って総合的に評価する必要がある。」

EFSAの意見ではさらに内分泌撹乱に限ったことではないが化学物質の試験に関連するいくつかの問題を簡単に議論している。「感受性の高い時期(受胎、妊娠、乳児期、子ども時代、思春期のような発達における重要な時期)、現在議論中の低用量影響や複合暴露などである。EFSAはこの意見のフォローアップとしてこれらの多様な課題がリスク評価にどう影響するのかについてのさらなる検討を薦めている。

(Hardy教授のインタビューの動画有り)

  • 内分泌撹乱物質のハザード評価に関する科学的意見:内分泌撹乱物質の同定のための科学的基準とこれらの物質によるヒト健康や環境影響を評価するための既存の試験法の妥当性

Scientific Opinion on the hazard assessment of endocrine disruptors: Scientific criteria for identification of endocrine disruptors and appropriateness of existing test methods for assessing effects mediated by these substances on human health and the environment

EFSA Journal 2013;11(3):3132 [84 pp.].

20 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3132.htm

内分泌撹乱物質(ED)は3つの基準で定義される:i)無傷の生体または(亜)集団に有害影響がある、ii)内分泌活性がある、 iii)この二つの間に妥当な因果関係がある。

有害影響についての科学的定義は一般的に存在しないため、内分泌撹乱に限定した特別な定義はできない。従って、ケースバイケースで専門家による判断が必要となる。エストロゲン様、アンドロゲン様、甲状腺ホルモン及びステロイド様活性を評価する標準試験法は存在する、あるいはまもなく利用できる。

  • Q & A

内分泌活性のある物質についてのFESAの作業についてのFAQ

FAQs on EFSA's work on Endocrine Active Substances

http://www.efsa.europa.eu/en/faqs/faqeas.htm

一部抜粋

1.内分泌系とは何か?何故健康に重要なのか?

2.内分泌活性物質とは何か?内分泌撹乱物質と同じか?

内分泌系に作用する物質を内分泌活性物質とよび、そのうち有害影響があるものを内分泌撹乱物質とよぶ

3.何故内分泌撹乱物物質が心配されているのか?

ヒトの内分泌系疾患の増加傾向などが観察されているが、内分泌撹乱物質が関与するかどうかはわかっていない

4.感受性の高い時期とは何か?

5.内分泌活性のある物質は食品やその他の製品中に存在するのか?

我々は天然物も含めて多様な内分泌活性物質に暴露されている。例えばイソフラボンやグリチルリチン。

6. 内分泌かく乱物質と内分泌活性物質についてEFSAは何を求められたのか?

欧州委員会が求めたのは主に3つで、内分泌撹乱物質を同定するための科学的定義、有害影響と正常の機能を区別する定義、適切な毒性試験があるかどうか、である

7.どうして今これを求められたのか?

EUの内分泌撹乱物質についての戦略の一環である。

8.EFSAの意見はこれらの物質についての議論に何を付け加えたか?

試験法をレビューした

9.どうやって科学者は「内分泌かく乱影響」を同定できるのか?

専門家によるケースバイケースの判断

10.現在の試験法はこれについて適切なデータを提供するか?

単一の試験では適切な情報を提供できないが一連の試験で同定できる

11.いわゆる「低用量影響」についてこの意見ではEFSAはどう言っている?

低用量影響があるかないかについても国際的コンセンサスはない。低用量影響と単相でない用量反応相関は違う

12.この意見は「化学物質混合物」問題に対応している?

別の問題である

13.消費者にとってこの助言は何を意味する?

将来的には消費者の保護レベルが上がることに寄与する

14.この仕事はどう使われる?

15.EFSAは内分泌撹乱物質を禁止するとかしないとかを決めたのか?

EFSAは食品中の物質について禁止したり認可したりはしない。それはリスク管理者の仕事である。

16.EFSAはどのような組織でこの意見を作ったのか?

17. EFSAはどのように必要な専門家を同定したのか?

18.専門家の選定プロセスはどのようなものだったのか?

19.ワーキンググループの構成は?

20.EFSAは内分泌活性物質についての作業をどのようにおこなっているか?

21. EFSAはどうやって科学的助言の独立性を確保しているか?

その他

  • コレステロールを下げるサプリメント

Berkeley Wellness

Cholesterol-Lowering Supplements

http://www.berkeleywellness.com/supplements/other-supplements/lists/cholesterol-lowering-supplements/slideid_474

もしコレステロールが高くて食事と運動だけでは十分下げることができず、スタチンを執りたくないなら、コレステロールを下げると宣伝するサプリメントを試したくなるかもしれない。一部の例を評価してみた

ナイアシン、スタノールまたはステロール、紅麹抽出物、可溶性繊維、魚油、ポリコサノール、ニンニク、Guggul抽出物、アーティチョーク葉抽出物、その他

基本

もしあなたのコレステロールが高く、サプリメントを試したいなら、医師に話すこと。そうすれば医師は効果を観察できる。もし既にスタチンを使用していたら、一部は医薬品の使用量を減らせるかもしれない。そのようなサプリメントについて、ナチュラルで処方箋がいらないから安全だと思わないこと。もし血中コレステロール濃度に影響するのであれば他の影響もある。コレステロールを下げるための医薬品と相互作用するかもしれない。至適濃度は不明で、もし効果があったとしても弱い。

  • GM真菌の違反調査

SMC

GM fungus breach investigated

March 20th, 2013.

http://www.sciencemediacentre.co.nz/2013/03/20/gm-fungus-breach-investigated/

遺伝子組換え真菌が認められた実験室以外で発見されたことから、Lincoln大学の規制違反の可能性について当局が調査している

3月7日にLincoln大学の研究者らから一次産業省と環境省に、研究用の野生型だと信じて使っていた真菌Beauveria bassianaが遺伝子組換えだったと通知した。野生型と信じていたためGM封じ込め範囲以外で使っていた。

この真菌は昆虫に感染し生物学的殺虫剤として使われている。EPA長官はヒトや動物へのリスクは極めて低いと述べている。

  • ウマ肉スキャンダルは食品産業への信頼を下落させた

Which?

Horsemeat scandal dents trust in food industry

13 March 2013

http://www.which.co.uk/news/2013/03/horsemeat-scandal-dents-trust-in-food-industry-313016/

消費者の信頼は1/4減った

Which?は政府に消費者の信頼回復のための対応を望む

Which?の調査によるとウマ肉スキャンダルにより消費者の食品産業への信頼は24%低下した。買い物をする人の30%が加工肉を買うことを減らし、24%が肉の入った調理済み食品を買うことを減らしたかあるいはベジタリアン用製品を選んでいる。

68%は政府が十分監視してきたとは思っておらず、47%は成分表示が正しいとは思えない。

食品の安全性への信頼も打撃を受けた。スキャンダル前はスーパーで購入する食品を信頼している人は10人中9人だったが10人中7人に低下した。

(安全性の問題ではないとしても信頼が損なわれたのは確かで、安全性も疑われるのは避けられない。)

〜糖尿病における食事療法の現状と課題〜

http://www.jds.or.jp/modules/important/index.php?page=article&storyid=40

(なんかいろいろ違和感のある内容。

脂肪からのエネルギーを総摂取量の25%以内にすべきという、他の国ではみられない低くしかもかなり厳しく要求することの科学的根拠をずっと探しているのだが、みあたらない。〜と言われています、とか日本人の寿命が世界一になったときにそうだったから、というのしか出てこない。PFC比という単語がほとんど日本人(たまに韓国人)の文献でしか出てこない。アトキンスダイエットのような極端なものではなく、フランスの適正脂肪エネルギー比率上限40%までの範囲で、カロリー摂取量が同じで脂肪からのエネルギーが25%や30%を超えたからといって糖尿病リスクが高いとか糖尿病に悪いとかいう根拠があるのだろうか?)

2013-03-19

[]安全性警告 Paiyoujiナチュラル痩身カプセル

Paiyouji natural slimming capsules

19 March 2013

http://www.tga.gov.au/safety/alerts-medicine-paiyouji-130319.htm

TGAの検査の結果表示されていないシルデナフィルフェノールフタレインが検出された。

製品の写真有り

[]蜂蜜の殺菌作用評価

Behind the Headlines

'Bug busting' properties of honey assessed

Monday March 18 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/Bug-busting-properties-of-honey-assessed.aspx

Mail Onlineウェブサイトが蜂蜜の殺菌作用を調べた新しい研究により「信じられないかも!マヌカ蜂蜜は薬剤耐性細菌をやっつけられる?」と言う。この研究はニュージーランドのいろいろな蜂蜜の各種細菌の増殖や出現に与える影響を実験室で調べたものである。その結果蜂蜜によって違う影響があり、細菌の増殖抑制作用はマヌカが最も大きく、次いでカヌカ、最後にクローバーの蜂蜜だった。研究者らは最近蜂蜜と抗生物質を合わせた場合のスーパー細菌MRSAへの影響を調べた別の研究を発表しているが、その研究は個々では取り上げられていない。抗生物質耐性が問題になっているため、細菌の増殖を抑制するのに役立つ何かのニュースはいつでも歓迎される。しかしニュースでは報道されていない重要な点は、この研究は「医療グレード蜂蜜」を製造しているComvitaという企業がお金を出し、一部を実施したものであるということである。それが必ずしも結果にバイアスがあることを意味しないが、独立した研究室での確認が望ましい。この研究は実験室での蜂蜜の作用についての情報を加えるものではあるが、真の試験は実際の患者での影響を評価するものである。コクラン共同計画の最近の系統的レビューによると蜂蜜に弱い影響がある可能性があるが傷の治癒に蜂蜜が良いというしっかりした根拠はない。

[]食品基準通知

Food Standards Notification Circular

19 March 2013

http://www.foodstandards.gov.au/foodstandards/changingthecode/notificationcirculars/current/notificationcircular5829.cfm

新規申請

・除草剤耐性大豆イベントSYHT0H2

・アレルゲンとしてのルーピン

認可とフォーラム通知

・トマトと唐辛子の照射

・乳児用ミルクのL-ヒスチジン最小量

など

[]新規食品サプリメントに意見募集

Views wanted on a novel food supplement

18 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/novel-food-supplement

日本の企業が酪酸菌Clostridium butyricumの一系統をサプリメント用の新規食品成分として市販することを申請した。ACNFPの意見案についてパブリックコメントを募集する。

Miyarisan Pharmaceutical CoがCBM 588系統をプロバイオティック食品サプリメントとして販売する計画である。今回は安全性評価で、プロバイオティック機能については健康強調表示として別途評価されなければならない。意見募集は3月28日まで。

[]肉処理工場の一時停止解除

Cutting plant suspension lifted

18 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/farmbox-update

肉の誤表示調査の一環として2月12日に一時操業停止とされていたAberystwythの肉処理工場に、4月5日まで条件付き操業を認めた。その後完全操業を認めるかどうかを判断する。

[]中毒予防週間に農薬や化学物質の安全性を確保/毎年農薬や殺菌剤に関係する145000以上の報告が中毒センターに寄せられる

Secure Pesticides and Chemicals during Poison Prevention Week/More than 145,000 reports made each year to poison centers involving pesticides and disinfectants

03/18/2013

http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/bd4379a92ceceeac8525735900400c27/e1da9aa90da3285485257b32004e84fc!OpenDocument

3月17-23日は全国中毒予防週間である。EPAは保護者に対して農薬やその他の家庭用化学物質を子どもの手の届かない鍵のかかった棚に保管するよう強く要請する。

毎年5才未満の65000人の子ども達が事故で農薬に暴露され、そのうち10000人以上は殺鼠剤が関係する。

90%以上の中毒事故は家庭でおこっている。中毒は予防できる。簡単なtipsを示す。

・農薬やその他の化学物質は常に鍵のかかった棚に保管する

・子どもやペットを守るために、殺鼠剤は開封できないえさ入れに入った製品を使う

・家の中に中毒の起こる余地がないか点検する

・子ども安全容器は使用後はしっかり閉める

・農薬や家庭用化学物質を食品や飲料容器に間違われるようなものには入れない

・電話に中毒センターの電話番号を覚えさせる

家の中のチェックリストは以下

Poison-proof Your Home: One Room at a Time Checklist

http://www.epa.gov/pesticides/factsheets/roombyroom-checklist.htm

[]EPAは有害物質データの革新的利用方法をみつける大学の挑戦を発表

EPA Announces University Challenge to Find Innovative Uses for Toxics Data

03/18/2013

http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/d0cf6618525a9efb85257359003fb69d/674c3adbbe6692bb85257b2f00785b4b!OpenDocument

EPAは、大学の研究者が有害物質排出一覧表(TRI)データの革新的利用方法を開発するためのTRI University Challengeを開始した。募集期間は3月18日から5月13日までで、資金援助はないがEPAのTRI専門家がサポートする。

[]乳児用ミルク代用品を使うことのリスクについて注意

L’Anses pointe les risques liés à l’alimentation des nourrissons avec des boissons autres que le lait maternel et substituts

14/03/2013

http://www.anses.fr/fr/content/l%E2%80%99anses-pointe-les-risques-li%C3%A9s-%C3%A0-l%E2%80%99alimentation-des-nourrissons-avec-des-boissons-autres-0

きっかけとなった報告は以下(本文はフランス語)

小児の栄養:植物飲料を用いたことによる重度欠乏と合併症、4例の報告

Pediatric nutrition: Severe deficiency complications by using vegetable beverages, four cases report

Fourreau D et al.,

Presse Med. 2013 Feb;42(2):e37-43. doi: 10.1016/j.lpm.2012.05.029. Epub 2012 Sep 28.

乳製品を忌避するフードファディズムにより、「植物由来のミルク」が、乳児に対してまで宣伝されている。そのため栄養欠乏になった乳児の症例報告。

・2ヶ月間ライスミルクを与えられた9か月の乳児:低アルブミン血症、クワシオルコル症候群、重度敗血症

・2ヶ月間ライスミルクを与えられた鉄とビタミンB12欠乏、貧血、高乳酸血症の14か月の子ども

・3週間アーモンド飲料を与えられナトリウムと塩素の欠乏で代謝性アルカローシスになり低換気だった13か月の子ども

・1か月半アーモンド、ナッツ、栗、大豆の飲料を与えられ誤嚥性肺炎による呼吸性アシドーシスと昏睡を伴う低ナトリウム血症とてんかん性脳症の2.5か月の乳児

これらはフードファディズムなどによる牛乳忌避と、しばしば代替医療施術者の助言に従って、善意で、ただし間違った情報を信じる保護者によってひきおこされる。

[]BLOOMBERG市長はさらに喫煙率を下げるための規制を発表

MAYOR BLOOMBERG ANNOUNCES NEW LEGISLATION TO FURTHER REDUCE SMOKING RATE

March 18, 2013

http://www.nyc.gov/portal/site/nycgov/menuitem.c0935b9a57bb4ef3daf2f1c701c789a0/index.jsp?pageID=mayor_press_release&catID=1194&doc_name=http%3A%2F%2Fwww.nyc.gov%2Fhtml%2Fom%2Fhtml%2F2013a%2Fpr102-13.html&cc=unused1978&rc=1194&ndi=1

NYCはタバコ製品を見えないところにおく最初の市になる

タバコ製品ディスプレイ制限“Tobacco Product Display Restriction”法案により、小売店ではタバコ製品は目に入らないところにおかれる。

[]EUのネオニコチノイドの使用を禁止しないという投票についての専門家の反応

expert reaction to EU vote not to suspend use of neonicotinoids

March 15, 2013

http://www.sciencemediacentre.org/xpert-reaction-to-eu-vote-not-to-suspend-use-of-neonicotinoids/

EUにおけるネオニコチノイドの2年間の禁止案は、棄権と反対票により成立しなかった

Cambridge大学の研究員でNERC Knowledge Exchange フェローのLynn Dicks博士

我々は英国の野生昆虫、ある種の蛾や蝶や甲虫が減っていることを知っている。同時に処理面積という意味で農業における殺虫剤の使用が増加している。殺虫剤が昆虫を殺すのは驚くことではない、そういうふうに作られている。昆虫の数や多様性が減少した唯一の原因であるとは考えられないが、複数の要因の一つではあろう。

EUの投票については、禁止することが長期の殺虫剤使用削減達成のためのステップになるかどうかが問題で、私はそうは思わない。既にEUは農薬使用の監視などの長期削減対策を始めている。長期的にはその方がよいように思われる。

Exeter大学環境毒性学者James Cresswell博士

人工的投与でネオニコチノイドがミツバチに悪いという研究はあるが現実の環境でどうなのかについては不確実性が残る。科学はその重篤さについて一致した答えを出していない。そのことが政策決定者にいろいろな立場をとらせ、注意深く対応する理由になっている。

Stirling大学生物科学教授David Goulson

投票が成立しなかったのは残念である。

Rothamsted Research生物化学と作物保護部門長Lin Field教授

審議に科学的根拠のあるリスク評価アプローチが執られたことは喜ばしい

(意見は割れている模様)

[]論文等

  • 母親の妊娠中のビタミンD状態と子どもの骨ミネラル含量の関連:前向きコホート研究

Association of maternal vitamin D status during pregnancy with bone-mineral content in offspring: a prospective cohort study

Debbie A Lawlor et al.,

The Lancet, Early Online Publication, 19 March 2013

http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(12)62203-X/fulltext

Longitudinal Study of Parents and Children参加3960母子について。子どもは9-10才で評価している。結論として、妊娠中のビタミンDの状態と子ども後期の骨ミネラル密度に関連はなかった。

これは現行の妊娠女性へのガイドラインに疑問を投じるもので、議論必須

妊娠中にビタミンDサプリメントを薦めることができるか?

Is vitamin D supplementation in pregnancy advisable?

Philip J Steer

The Lancet, Early Online Publication, 19 March 2013

  • 飲むミルクの種類と就学前の体重の縦断評価

Longitudinal evaluation of milk type consumed and weight status in preschoolers

Rebecca J Scharf et al.,

Arch Dis Child doi:10.1136/archdischild-2012-302941

http://adc.bmj.com/content/early/2013/02/13/archdischild-2012-302941.abstract

10700人の米国の子どもを2才と4才で評価した。脂肪含量の違う全乳や2%ミルク、1%ミルクにより体重が変わることはなかった。

(低脂肪乳を飲ませていれば太らない、などということはない。いつになったら特定の悪者を排除すればいいという思考から離れるんだろう?)

Long-Term Psychosocial Consequences of False-Positive Screening Mammography

John Brodersen, PhD and Volkert Dirk Siersma, PhD

Ann Fam Med March/April 2013 vol. 11 no. 2 106-115

http://annfammed.org/content/11/2/106.full

がんスクリーニングの負の影響、特に偽陽性だった場合の長期影響について。デンマークの454人の女性を3年フォローアップ。3年経っても精神的負の影響が残る

その他

何故遺伝子組換え食品を表示するのか?

NYT

Why Label Genetically Engineered Food?

By THE EDITORIAL BOAD

March 14, 2013

http://www.nytimes.com/2013/03/15/opinion/why-label-genetically-engineered-food.html?_r=1&

Whole Foodsが先週アメリカとカナダの店舗で販売されている全ての製品に遺伝子組換え成分を含むかどうかの表示を2018年までに義務づけると発表して物議を醸した。食品について主張している団体はこれを全ての企業が同様の表示を採択するように推進するためのゲームチェンジャーになる可能性があると賞賛している。

民間企業には供給業者に対して自主表示基準を満たすよう要求することができるし消費者は自分が購入しようとしている食品が何なのかを知る権利がある。しかし現在市販されている遺伝子組換え食品が消費者に何らかのリスクとなるという信頼できる根拠はない。

消費者は自主的表示やオーガニック認証表示によって既に遺伝子組換え成分を含まない製品を選ぶことができる。

2013-03-18

[]世界は食生活の変化に上手に対応していない、とFAOの長官は言う

World not coping well with change in diets, says FAO Director-General

15 March 2013

http://www.fao.org/news/story/en/item/172064/icode/

新しい栄養戦略のために社会の各部門が協力するよう要請

都市化、経済成長、その他の変化が世界の多くの部分で人々のライフスタイルや食生活を変えているが、各国はその変化に上手に対応できていない。オランダWageningen大学でのGraziano da Silva長官のスピーチ。

[]テンボトリオンの農薬リスク評価ピアレビューの結論

Conclusion on the peer review of the pesticide risk assessment of the active substance tembotrione

EFSA Journal 2013;11(3):3131 [81 pp.].

15 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3131.htm

[]ポリ塩化ビフェニルとポリ臭化ビフェニルの発がん性

Carcinogenicity of polychlorinated biphenyls and polybrominated biphenyls

The Lancet Oncology, Early Online Publication, 15 March 2013

IARCモノグラフワーキンググループ

http://www.lancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045%2813%2970104-9/fulltext

IARCモノグラフ Vol.107として刊行される内容。

PCBはダイオキシン様PCBもグループ1

PBBはグループ2Aに引き上げ

[]RASFF Week 11-2013

警報通知

コスタリカ産メロンのオキサミル(0.02 mg/kg)、オランダ産鳩用餌のダイオキシン(2.89 pg WHO TEQ/g)、ポルトガル産蝦の表示されていない亜硫酸(35 mg/kg)、ルーマニア産七面鳥胸肉のエンロフロキサシン(2771; 1832 µg/kg)など

注意喚起情報

インド産西洋スグリのモノクロトホス(0.26 mg/kg)・カルベンダジム(0.3 mg/kg)、スペイン産ツル付きトマトの過塩素酸(0.31; 0.4 mg/kg)、香港産ベビーパクチョイのジチオカルバメート(4.3 mg/kg)・ピリダベン(1.5 mg/kg)・アセタミプリド(3.9 mg/kg)・アバメクチン(0.05 mg/kg)など

フォローアップ用情報

スウェーデン産冷凍ソーセージのウマDNA(1%以上)、スウェーデン産ジャガイモと肉料理のウマDNA(1%以上)、オランダ産原料ドイツ産冷凍牛肉ラップのDNA(3.3; 4; 2.8; 7 %)、ポーランド産原料フランス産コンビーフのウマDNA(1%以上)、フランス産原料ドイツ産冷凍ラザニアボロネーズのウマDNA(1-3%)、ポーランド産冷凍牛肉のDNA(10 <--> 60 %)、オランダ産食品サプリメントの未承認新規食品成分イカリソウ、イタリア産各種パスタのウマDNA(1%以上)、スペイン産チェコ包装サフロンのタートラジン・アゾルビン・コチニール赤、など

通関拒否通知

タイ産痩身コーヒーのシブトラミン(1510; 1450 mg/kg)、中国産緑茶のブプロフェジン(0.124 mg/kg)・トリアゾホス(0.05 mg/kg)・イミダクロプリド(0.15 mg/kg)、中国産台湾経由全粒小麦麺のデオキシニバレノール(1600 µg/kg)、トルコ産生鮮ペッパーのクロフェンテジン(0.09 mg/kg)、産生鮮ペッパーのホルメタネート(0.225 mg/kg)、など

その他アフラトキシン等多数

[]ミツバチ/ネオニコチノイド−委員会への提案が多数決では決まらなかった

Bees/Neonicotinoids - No qualified majority for Commission proposal

15-03-2013

http://ec.europa.eu/food/animal/liveanimals/bees/neonicotinoids_en.htm

2012年3月15日のフードチェーンと動物の健康に関する専門家委員会に、ネオニコチノイド3農薬−クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサムの禁止案が提出された。これはEFSAの報告書に基づくもので、使用条件の厳格化などが含まれる。投票の結果、賛成も反対も多数にならなかった。

[]COTの2013年3月26日の議題とペーパー

COT agenda and papers: 26 March 2013

http://cot.food.gov.uk/cotmtgs/cotmeets/cotmeets2013/cormeet26march2013/cotagendaandpapers

ビタミンDの上限摂取量

アスパルテーム過敏症だと申告する人たちの症状についての研究。結果は論文投稿中のため公開されないが実験プロトコールが公表されている

・大豆植物エストロゲンと大豆製品をたくさん摂ることのリスクについて

・乳児の食事中の高アルミニウムによるリスクの可能性について二次案

 特に問題となるレベルではないが最も高濃度になるのは豆乳を飲ませた場合

・乳児の食事中の鉛によるリスクの可能性について三次案

・乳児のビタミンA過剰症について

ほとんどがサプリメントによるものだが一部鳥レバー。

・エンドスルファンとその異性体、ペンタクロロベンゼン、クロルデコンについて

[]FSAはパスカライトパウダーの鉛に警告

Agency warning on lead in Pascalite powder

15 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/pascalite-powder

Pascalite社がインターネットで販売しているパスカライトパウダーの一部バッチに鉛濃度が高い。

(カルシウムベントナイト/モンモリロナイトのクレイらしい。ナチュラルと称して化粧品などに使われているほかにデトックスと称してサプリメントが販売されている)

[]ケベックの販売店で未承認Libigrowが発見された

Unauthorized Libigrow Found on the Québec Market

March 15, 2013

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2013/26185a-eng.php

ケベックの2つの小売店で販売されていたナチュラルヘルス製品から、ヘルスカナダの検査で表示されていない成分シルデナフィルタダラフィルが検出された

[]緑茶やコーヒーを飲むと脳卒中リスクが減らせるか?

Behind the Headlines

Can drinking green tea or coffee cut stroke risk?

Friday March 15 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/Can-drinking-green-tea-or-coffee-cut-stroke-risk.aspx

Mail Onlineによると「脳卒中予防のために大事なこと?1日にコーヒー一杯と緑茶4杯、と科学者が言う」。Mailは、両飲料が脳卒中予防効果があるかもしれないという日本の長期大規模研究を報道している。見出しは研究の知見を反映してはいるが、このニュースは過剰表現である。研究者らは緑茶を1日に4杯以上飲む人たちはほとんど飲まない人たちに比べて20%脳卒中リスクが低く、コーヒーを少なくとも1杯飲む人はほとんど飲まない人に比べて同じく20%脳卒中リスクが低いことを発見した。これらの知見は興味深いものの、これだけでは緑茶やコーヒーが直接脳卒中リスクを下げることを証明できない。研究者らは脳卒中に影響する他の要因を考慮してはいるが何かを見逃している可能性がある。またこの研究は日本で行われたもので英国人とは違うかもしれない。

本論文はオープンアクセス

The Impact of Green Tea and Coffee Consumption on the Reduced Risk of Stroke Incidence in Japanese Population

The Japan Public Health Center-Based Study Cohort

http://stroke.ahajournals.org/content/early/2013/03/14/STROKEAHA.111.677500.full.pdf+html

(コーヒーや緑茶がどうこうというよりコーヒーも緑茶もほとんど飲まないという人たちだけリスクが高いという感じ。平均的日本人でコーヒーも緑茶もほとんど飲まないという人のライフスタイルってどういうものなんだろう?)

[]ボツリヌス症 アルゼンチン(第2報):背景

Botulism - Argentina (02): background

2013-03-17

http://www.promedmail.org/direct.php?id=20130317.1590119

Date: Sat 16 Mar 2013 Source: Gideon OnLine [edited]

アルゼンチンのボツリヌス症についての背景

・アルゼンチンのボツリヌス症例のほとんどは自家製野菜缶詰に関連する−エアロゾルと一緒に気密包装された食品の不適切な冷蔵

・過去20年間ボツリヌス症発症率はあまり変わっていない。乳児ボツリヌス症の方が多い

・乳児ボツリヌス症のほとんど全てがタイプAボツリヌス毒素による

・ボツリヌスの芽胞その存在率

市販のカモミールティーの7.5%

市販の蜂蜜の1.1%

Entre Rios州の土壌の14.6%

5つの地域の土壌の23.5%

家庭で赤ちゃんをおとなしくさせるのに使われている民間療法のリンデンフラワーティーが原因とされた事例がある

  • ボツリヌス症 アルゼンチン:缶詰食品

Botulism - Argentina: (MZ) canned food

2013-03-15

http://www.promedmail.org/direct.php?id=20130315.1588524

Date: Tue 12 Mar 2013 Source: Diario Uno

汚染缶詰食品を食べて69才の男性が死亡。

その他ニュース等

  • 大気汚染:ヨーロッパの避けられる健康リスク

Air pollution: Europe's avoidable health risk

THE LANCET Volume 381, Issue 9870, 16–22 March 2013, Pages 876

現在のEUのPM2.5規制値は年平均25 μg/m3でWHOのガイドライン10 μg/m3より高い。3月7日に健康環境連盟の発表した報告書「未払いの保健請求書:石炭火力発電がどうやって我々を病気にしているか」では、石炭火力発電由来の大気汚染が過小評価されていることを指摘している。年に18200人の早期死亡と428億ユーロの健康関連の費用が石炭火力発電所によると推定している。その健康影響の半分がドイツ、ポーランド、ルーマニアの石炭火力発電による。この報告書では2040年までにヨーロッパにおける石炭火力発電所の段階的廃止を提案している。

報告書

THE UNPAID HEALTH BILL  How coal power plants make us sick

http://www.env-health.org/IMG/pdf/heal_report_the_unpaid_health_bill_how_coal_power_plants_make_us_sick_final.pdf

  • 世界貿易規制グループが手の届く範囲を拡大

ScienceInsider

Global Trade Regulation Group Extends Reach

byDennis Normile on 15 March 2013

http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2013/03/global-trade-regulation-group-ex.html?ref=hp

バンコクで開催されたCITESの会議での決定。絶滅危惧があるフカヒレ、サメの肉、エイの鰓の需要が増加していることは問題である。CITESは持続不可能な採取をリストアップする以上のことを行う。

  • 「ヒーラー」がHIVを感染させた:スイスの男性が裁判をすっぽかして逮捕された

‘Healer’ Infects With HIV: Swiss Man Arrested After Skipping Trial

March 15, 2013

http://www.theepochtimes.com/n2/world/healer-infects-with-hiv-swiss-man-arrested-after-skipping-trial-363318.html

「自然医学のヒーラーで鍼師」と称する男が鍼で16人をHIV感染させたとして再び逮捕された。8月に保釈されて3月から裁判が始まる予定だったが裁判所に行かすに自宅に閉じこもって警察にも撃つと脅した。彼は音楽を教えていて被害者の多くは生徒。

  • 心臓に問題?避けるべき30のハーブレメディ

Health(アメリカの女性向け健康雑誌)

Heart Trouble? 30 Herbal Remedies to Avoid

http://www.health.com/health/gallery/0,,20340370_20,00.html

安全だとみなされているがハーブレメディは心臓病の医薬品を処方されている人たちに重大な相互作用を引き起こす可能性がある。

(大衆向け健康雑誌でも天然物のリスクが言及されるようになってきた)

  • Westminster小学校でハラルソーセージからブタDNA

BBC

Pork DNA in halal sausages at Westminster primary school

14 March 2013

http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-london-21791513

Westminster議会によると、Burdett Coutts学校の牛挽肉からヒツジとブタのDNAが検出された。

  • 恐怖対事実

Sydney Morning Herald

Fears v facts

March 18, 2013

Paula Goodyer

http://www.smh.com.au/lifestyle/diet-and-fitness/fears-v-facts-20130315-2g5sa.html

毎日使う化粧品が我々を殺している?

化粧品の保存料に使われるパラベンが乳がんの原因かもしれないという考えが発表されたのは10年前、その考えの提唱者であるDr Philippa Darbreはこつこつ研究を続けていて最近の論文では培養細胞がパラベンで増殖できることを発表している。これに心配すべきだろうか?Cancer AustraliaのDr Helen Zorbasは現時点ではパラベンと乳がんリスクの増加が関連するという強い根拠はないという。乳がんについては多くの理論があるが、根拠の明らかでないものに注目するよりよくわかっているリスク要因に注目する方がよい。乳がんについては過体重、閉経、アルコールがリスク要因である。1日に標準サイズのお酒1杯で7%のリスク増になる

一方環境団体のアドバイザーであるDr Mariann Lloyd-Smithはパラベンだけではなく他の環境化学物質も心配だという。

2013-03-15

[]ヒトの放射線感受性についての新しい報告書

New report on human sensitivity to radiation

14 March 2013

http://www.hpa.org.uk/NewsCentre/NationalPressReleases/2013PressReleases/130314Newreportonhumansensitivitytoradiation/

HPAの独立したイオン化放射線に関する助言委員会(AGIR)の報告書によると、イオン化放射線に暴露された後のがんの発症や組織の傷害リスクは遺伝要因やライフスタイル要因により多様である。

喫煙がイオン化放射線暴露による肺がん発症リスクを相当高くすることには強い根拠がある。特にこの影響はラドンガス暴露された人で顕著である。さらに確認のための研究が必要ではあるが遺伝要因が人々のイオン化放射線への反応に影響する。

Human Radiosensitivity - RCE 21

http://www.hpa.org.uk/webw/HPAweb&HPAwebStandard/HPAweb_C/1317138381727

関連遺伝子はまだ完全にはわかっていない。

(はっきりしているのはとにかく禁煙するのがいいということ。)

[]ASA裁定

  • ASA Adjudication on CNM The College of Naturopathic Medicine Ltd

13 March 2013

http://www.asa.org.uk/Rulings/Adjudications/2013/3/CNM-The-College-of-Naturopathic-Medicine-Ltd/SHP_ADJ_205099.aspx

ウェブサイトでナチュロパシーで病気の治療や予防ができる、およびナチュロパシープラクティショナーが医師の免許を持っているかのように誤解させる。

  • ASA Adjudication on Gallaher Ltd

13 March 2013

http://www.asa.org.uk/Rulings/Adjudications/2013/3/Gallaher-Ltd/SHP_ADJ_208266.aspx

政府のタバコ包装に関する規制導入提案に反対する意見広告が誤解を招くものである

  • ASA Adjudication on Pfizer Consumer Healthcare Ltd

13 March 2013

http://www.asa.org.uk/Rulings/Adjudications/2013/3/Pfizer-Consumer-Healthcare-Ltd/SHP_ADJ_212962.aspx

テレビでのサプリメントCMが誤解を招くものである

(ASAの判断基準ならば日本のいわゆる健康食品の宣伝がほとんどアウトになると思うんだけど)

[]運転中の携帯電話の使用は米国ではいくつかのヨーロッパの国より多い

Mobile device use while driving more common in the US than in several European countries

March 14, 2013

http://www.cdc.gov/media/releases/2013/p0314_driving_mobile_device_use.html

調査日の30日以内に運転中に携帯で話したことがある人は69%で英国の21%より多い。さらに運転中にメールを読んだり送ったりするヒトは31%でスペインの15%より多い。

[]交通事故防止のための5つの重要な要因全てに対応している国は少ない

Few countries have road safety laws addressing all five key risk factors

14 March 2013

http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2013/road_safety_20130314/en/index.html

5つとは、時速制限、飲酒運転対策、バイクのヘルメット、シーベルト、チャイルドシート。

[]EFSAは新しいデータに基づきネオニコチノイドの結論を明確化する

EFSA clarifies neonicotinoid conclusions in light of new data

14 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/130314a.htm

EFSAはネオニコチノイドであるチアメトキサムを含む農薬のミツバチへのリスクについての最近の評価を微修正する。この変更はひまわり、菜種、甜菜の種子処理剤としてのチアメトキサムの使用に関する2か国からの新しい情報提出によるものであるが、1月16日の結論全体には影響しない。

[]加工肉の誤表示調査報告書についてのCoveney TD大臣の声明

Statement by Minister Coveney TD on the Department's Report into Mislabelling of Processed Meat Investigation

Thursday, 14 March 2013

http://www.fsai.ie/news_centre/DAFM_statement_14032013.html

農業食料海洋省は2か月前の1月14日に、FSAIからCo MonaghanのSilvercrest工場で製造されてTescoが販売していたビーフバーガー1検体から29%のウマDNAが検出されたという情報を初めて受け取った。この知見により肉の真正性調査が始まった。この調査は最初はFSAIと農業食料海洋省の獣医監視団によるものだったが、省の特別調査ユニットとアイルランド警察犯罪捜査局も参加し拡大した。

アイルランドでの牛肉製品のウマDNA混入発見は他国出の調査につながり、ヨーロッパ全体に誤表示問題があることがわかった。さらにEU以外でも発見され一部のグローバル企業や国際的食品ブランドに影響する世界的問題になった。

本日アイルランドの件についての公的調査の報告書を発表する。

私は主に3つの主要分野について提案するが、その前に消費者の信頼が最も十四杖あることを強調したい。食品のサプライチェーンのどの分野に置いても消費者の信頼無しには未来はない。全ての関係者が安全で質の高い食品が販売されることを確保する責任がある。

調査の結果

ポーランド産冷凍ビーフと表示されていたものにウマDNAが検出された。このウマ肉混入がアイルランドで起こったという根拠はなく国の外での問題が明確に示唆されたため欧州警察と他の担当部署に情報を提供した。ポーランドとの直接取引のようだった。

Silvercrest と Rangeland Meatsでは彼らが意図的にウマ肉を購入したり使用したりしていた、あるいは表示を替えていたという根拠はなかった。

B&F Meatsはチェコ共和国への限られた量のウマ肉輸出の誤表示に関与していた。同社は騙す意図はなかったと主張しているが間違った表示についてはまだ検討中である。

EUの対応

EUは全域で牛肉製品のウマDNA検査とウマの屠体のフェニルブタゾン検査計画を設定した。それらの結果は4月中旬に発表されるであろう。

国の対応

EUの計画に加えて、FSAIと農業食料海洋省は牛肉製品のウマ肉混入とフェニルブタゾンの検査を行う。

確認された問題と今後の対応

調査は継続するがこの報告書は重大な問題と今後の対応について指摘している。

一つは食品の真正性検査の必要性について。さらに食品のサプライチェーンの複雑さが明らかになったことから、全ての中間取扱業者を食品事業者として登録することを決意した。最後にウマのトレーサビリティについて。全体として我々の調査ではアイルランドで違法なウマ肉の混入が行われたという根拠は発見できなかったが、ウマの同定やコントロール手法を見なおす必要がある。BSEに対応して整備されたウシのシステム同様のものが必要であろう。

報告書

Equine DNA & Mislabelling of Processed Beef Investigation Report March 2013

http://www.fsai.ie/uploadedFiles/Enforcement_and_Audit/Horse_Meat/Equine-DNA-DAFM-March-2013.pdf

[]ボネール島Goto湖の化学物質フォローアップ:測定とリスク評価

Follow-up study on the chemical status of Lake Goto, Bonaire : Measurements and risk assessment

2013-03-13

http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/609224001.html

2010年9月8-9日にボネール島BOPEC工場で大きな石油化学火災があった。RIVMの行った環境影響調査で、BOPEC工場近傍の二つの湖Lake GotoとSalina TamでPFOSの環境基準超過があった。これは消火に使われたもの由来で、環境影響については結論が出せなかった。その後2012年にフォローアップ調査を行い、PFOSの濃度は減ったもののまだ環境基準を超過している。2年間継続して暴露があることから環境影響は排除できないことを意味する。これがGoto湖のフラミンゴがいなくなったことの象徴される環境破壊の下人かどうかについては確実なことは言えない。この問題については生態学的研究が必要でIMARES研究所が行う。

[]メタノール中毒 リビア(トリポリ)致死的

Methanol poisoning - Libya: (Tripoli) fatal

2013-03-14

http://www.promedmail.org/direct.php?id=20130314.1586120

Date: Mon 11 Mar 2013 Source: BBC News [edited]

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20130312#p19

解説部分

メタノールは一般的に30mLが致死量とされるが死亡の報告は15mLあるいは40%溶液をティースプーン3杯飲んだ場合にみられる。積極的治療により500-600mL飲んだ場合でも生存できる。しかし個人差はあるが10mLでも盲目になる。

メタノールとエタノールが混ざっている場合には患者は異常に気がつくのが遅くなり治療手段が限られることになる

[]FVO査察報告書

  • スペイン 公衆衛生 ベビーフード

ES Spain - Public Health - Babyfood

http://ec.europa.eu/food/fvo/rep_details_en.cfm?rep_inspection_ref=2012-6335

2012年4月16-25日に行われた。乳児用ミルク、フォローアップミルク、ベビーフードの衛生状態についての査察。残留農薬の特別な基準への対応が不適切な事例があるなどのいくつかの改善点を指摘した。

  • フォークランド諸島 水産物

FK Falkland Islands (Malvinas) - Fishery products

http://ec.europa.eu/food/fvo/rep_details_en.cfm?rep_inspection_ref=2012-6519

2012年9月10-14日に行われた。先の査察における指摘を改善していて基本的にはEUに輸出する条件を満たしていると考えられるが、いくつかの欠点を指摘した。

おまけ

はてなブックマーク

ピロリ菌までも死滅させられる驚異の蜂蜜があった!

http://b.hatena.ne.jp/entry/news.mynavi.jp/news/2013/03/11/186/index.html

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20110414#p5

この記事の根拠とされる文献?が、マヌカハニーの販売をしている人の書いたものだけ、というのはどうなんですかね

ニュースを偽装した宣伝、というのは消費者を騙す行為にみえる。

http://www.manukashop.com/

2013-03-14

[]WHOヨーロッパ

新しいWHOの報告書はヨーロッパの改善が平等ではないことを明らかにし、進歩の指標として福祉の測定を求める

New WHO report reveals unequal improvements in health in Europe and calls for measurement of well-being as marker of progress

13 March 2013

http://www.euro.who.int/en/what-we-publish/information-for-the-media/sections/latest-press-releases/new-who-report-reveals-unequal-improvements-in-health-in-europe-and-calls-for-measurement-of-well-being-as-marker-of-progress

ヨーロッパ地域の全体の健康レベルは明確に改善しているものの、国の中及び国ごとの格差がある。

主要健康リスク要因はタバコと飲酒

  • ヨーロッパ健康報告2012

The European health report 2012: charting the way to well-being

http://www.euro.who.int/en/what-we-do/data-and-evidence/european-health-report-2012

[]連邦判事はニュージャージーの製パン所との同意判決を承認

Federal judge approves consent decree with New Jersey bakery

March 13, 2013

http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm343523.htm

違法の修正がなされるまで閉鎖

Butterfly Bakery Incのマフィンやスナックケーキの虚偽表示。たとえば「砂糖なし」と表示されているものに砂糖が入っている、表示されている量の3倍の砂糖が入っている、など。

[]乾燥した夏は蜂蜜に注意

Dry summer prompts honey caution

Thursday 14 March, 2013

http://www.foodsafety.govt.nz/elibrary/industry/dry-summer-prompts-honey-caution.htm

長く乾燥した夏が続くので一次産業大臣は蜂蜜のツチン濃度が高くなる可能性があることを警告する。蜂蜜を有害にするツチンは、ミツバチが有毒植物tutuの樹液を吸った昆虫passion-vine hoppersの分泌液を集めることにより蜂蜜に入る。オーストラリア・ニュージーランド食品基準には蜂蜜のツチン基準が設定されていて、養蜂業者にはこの基準を満たすための多数の選択肢がある。養蜂業者は販売する蜂蜜の安全性を確保する責任がある。

[]禁煙のメリットは体重増加リスクを上回る

Behind the Headlines

Quitting smoking benefits outweigh weight gain risk

Wednesday March 13 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/Quitting-smoking-benefits-outweigh-weight-gain-risk.aspx

「禁煙は体重が増えても心疾患のリスクを下げる」とBBCが報道した。禁煙が心血管系疾患のリスクを下げることはよく知られているが、禁煙すると太るヒトが多いこともまたよく知られている。BBCは研究者らによる、禁煙によるメリットが太ることで失われるかどうかを知るための努力を報道した。研究者らは大規模長期研究を行い、ほとんどのヒトで体重変化に関わりなく禁煙と心血管系疾患リスクの低下が関連することを発見した。ただしこの関連は糖尿病のないヒトに限る。糖尿病のヒトでは明確ではない。

この研究は喫煙者がよく使う「禁煙しても太ったら効果がない」という言い訳が事実ではないという暫定的根拠を提供する。

[]MAYOR市長、GIBBS副市長、FARLEY保健局長および支持者は自主的に砂糖入り飲料のサイズ規制を採用しているレストランを訪問

MAYOR BLOOMBERG, DEPUTY MAYOR GIBBS, HEALTH COMMISSIONER FARLEY AND SUPPORTERS VISIT RESTAURANT VOLUNTARILY ADOPTING CITY'S SUGARY BEVERAGE PORTION SIZE LIMIT

March 12, 2013

http://www.nyc.gov/portal/site/nycgov/menuitem.c0935b9a57bb4ef3daf2f1c701c789a0/index.jsp?pageID=mayor_press_release&catID=1194&doc_name=http%3A%2F%2Fwww.nyc.gov%2Fhtml%2Fom%2Fhtml%2F2013a%2Fpr091-13.html&cc=unused1978&rc=1194&ndi=1

砂糖入り飲料が肥満流行の主要因である

市長らは、砂糖入り飲料の健康影響を認識してサイズ規制を採用することにしたLucky’s Restaurantのオーナーに感謝の意を伝えるために訪問した。

関連

  • この広告が私を太らせる?

NYT

Does This Ad Make Me Fat?

By CHRISTOPHER CHABRIS and DANIEL SIMONS

Published: March 8, 2013

http://www.nytimes.com/2013/03/10/opinion/sunday/does-this-ad-make-me-fat.html?_r=1&

BMC Public Healthに発表された「戸外の宣伝、肥満、炭酸飲料摂取:横断研究」という論文で、ロサンゼルスとニューオーリンズの通りの戸外の広告と住人の身長体重を調べて「広告の数が多いと肥満率が上がる」と結論した。そして肥満の原因となる広告の禁止や警告表示や課税を議論している。我々はこの研究について著者の所属する研究所のプレスリリースで知った。この手の広報活動はしばしば誇張され研究の欠点は最小限にされる。しかしこの事例では研究者自身がデータから言えないことまで踏み込んでいる。関連を見いだしただけで原因であるとは言えない

(この記事の著者は「見えないゴリラ:いかにして我々の直感は我々を欺くか」という本を書いている心理学教授

言及されている論文は

Outdoor advertising, obesity, and soda consumption: a cross-sectional study

BMC Public Health 2013, 13:20

http://www.biomedcentral.com/1471-2458/13/20

[]EurekAlert(http://www.eurekalert.org)より

  • カナダ人は食事中の塩を減らすための介入を支持

Canadians support interventions to reduce dietary salt

13-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/ehs-csi031113.php

Canadian Journal of Cardiologyに発表された新しい研究によれば食品企業が塩を減らすべきことに80%が合意

カナダの減塩戦略では2016年までに平均ナトリウム摂取量を2300mgにすることを目指している。減塩のための介入のほぼ全てに高い支持が得られている。

  • 子どもの農薬暴露をコントロールする新しいアプローチ

New approaches for controlling pesticide exposure in children

13-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/acs-naf031313.php

Environmental Science & Technologyに発表された研究によると、家庭の農薬使用を減らすために、きれいにする、害虫が入ってくる亀裂を塞ぐなどの「統合的害虫管理(IPM)」を強調すべきである。都市部の低所得でたくさんの家族が住む公共住宅は害虫問題が深刻で殺虫剤の使用が多い。ボストンの公共住宅の20家族の子ども達の農薬暴露を調べたところ全ての家庭に殺虫剤があり生きた害虫や害虫の死体などを発見した。害虫の餌になるものや隠れ場所を最小化し亀裂を塞ぐ等の対策が必要である。

(新しい??)

  • 長期母乳のみを与えることの11.5才時点での肥満とインスリン様成長因子Iへの影響:無作為試験

Effects of Promoting Longer-term and Exclusive Breastfeeding on Adiposity and Insulin-like Growth Factor-I at Age 11.5 Years: A Randomized Trial

Richard M. Martin et al.,

JAMA. 2013;309(10):

http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1667089

ベラルーシの31の産院でのクラスター無作為対照化試験。参加者は17046ペアの母子。母乳を薦める群と普通の群に分けた。母乳を薦めることで母乳を与える期間は延びたが子どもの肥満やIFG-Iには関係なかった。

その他ニュース

  • 「乳腺の健康」サプリメントの宣伝は根拠薄弱、と専門家は言う

Globe and Mail

‘Breast health’ supplement claims are short on evidence, experts say

CARLY WEEKS

Mar. 13 2013

http://www.theglobeandmail.com/life/health-and-fitness/health/breast-health-supplement-claims-are-short-on-evidence-experts-say/article9745156/

女性達の乳がんへの不安につけこみ乳腺の健康やがん予防を宣伝するたくさんのサプリメントが販売されている。そのうちの一つFemMedが2月にヘルスカナダからナチュラルヘルス製品としての販売を認められたという報道発表をして注目された。彼らはエストロゲンの健康的代謝をサポートするという。FemMed Breast Healthは植物成分HMRlignan、インドール-3-カルビノール、グルカ酸カルシウム、アザミ、チョウセンゴミシ、ビタミンD、イラクサなどの混合物で、閉経後女性の臨床試験でこのサプリメントを摂った群はエストロゲンのC-2ヒドロキシル化代謝物濃度が高かったという。彼らはこれが「良い」代謝物だと主張するが、乳がんの専門家はそのような根拠はないという。根拠のない製品にお金を使うより体重管理・禁煙・運動などに投資した方が良い。

背景にあるのは乳がんリスクを過剰に宣伝し、できることを過小評価する社会だろう。

(詐欺師が不安を煽るのは基本)

  • オーナーが持ち帰り食品やポテトチップスやケーキを与えるのでたくさんのペットがリスクに曝されている

Mirror

Paw things: Millions of pets at risk as owners feed them takeaways, crisps and cakes

14 Mar 2013 00:59

http://www.mirror.co.uk/news/uk-news/overweight-pets-millions-dogs-cats-1762187

デブネコの写真が

ペットの減量計画の宣伝

http://www.pdsa.org.uk/pet-health-advice/pdsa-pet-fit-club

2013-03-13

[]AppliFish、ボタンをタッチして海の知識を得よう

AppliFish, marine knowledge at the touch of a button

12 March 2013, Rome -

http://www.fao.org/news/story/en/item/171646/icode/

550以上の海の種について情報を提供する新しいアプリ

これから食べようあるいは買おうとする魚についてもっと知りたいですか?それは絶滅危惧種かもしれない?AppliFishが教えてくれる。水産と生物多様性についての知識プラットフォームであるi-Marineが開発したこの無料のモバイルアプリは、水棲生物に関する情報をいつでもどこでも誰にでも利用できるようにする。

AppliFishはAndroid 用とiOS用両方がある。

(このサイトからそれぞれのダウンロードサイトへリンク)

[]Green Planet社は男性の性的能力を支持するダイエタリーサプリメントとして販売されているNight Bulletを、表示されていない有害な可能性のある有効成分を含むため全国で自主回収する

Green Planet, Inc. Issues a Voluntary Nationwide Recall of One Lot of "Night Bullet," a Product Marketed as a Dietary Supplement to Support Male Sexual Performance, Due to Undeclared, Potentially Hazardous Active Ingredient

March 12, 2013

http://www.fda.gov/Safety/Recalls/ucm343216.htm

FDAの検査によりスルホヒドロキシホモシルデナフィルとアミノタダラフィルが微量検出された。

[]警告文書

Warning Letters

Posted on March 12, 2013

  • Five Star Dairy #2 3/1/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm343137.htm

食用として販売された乳牛の残留動物用医薬品ペニシリン

  • Da Rosa Dairy 2/25/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm342154.htm

食用として販売された子牛の残留動物用医薬品ネオマイシン

  • Organics Corporation of America DBA Ambix Laboratories 2/22/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm342664.htm

ダイエタリーサプリメントCGMP違反

  • Liquid Health, Inc. 1/31/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm342866.htm

骨粗鬆症ADHDなどの疾患治療や予防宣伝が未承認新規医薬品である、 ダイエタリーサプリメントCGMP違反

[]我々の塩の摂取量を減らすための塩戦略

Salt strategy aims to help reduce our salt consumption by a quarter

12 March, 2013

http://www.dh.gov.uk/health/2013/03/salt-strategy/

公衆衛生責任協定ネットワークは、英国人の食事からの塩の摂取量を1日6gに減らすためのさらなる戦略を発表した。食品企業の目標設定などを含む。

[]年次農薬報告書は、残留農薬の法令遵守率は高いままであることを発見

Residue compliance rates remain high, annual pesticide report finds

12 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/130312.htm?utm_source=homepage&utm_medium=infocus&utm_campaign=pesticideresidues

全ヨーロッパ食品中の残留農薬検査計画の最新結果によると全体で97%以上の検体は許容濃度の範囲内だった。さらに食事からの暴露量を評価すると短期暴露による消費者へのリスクは99.6%の検体で排除できる。

これはEU加盟27か国とアイスランドとノルウェーの2010年の食品中残留農薬の概要をまとめた4回目の年次報告書である。このなかでEFSAは、毒性学的性質が類似した化合物の複合暴露を検討する累積リスク評価という新しいアプローチを試みている。

主な知見

残留農薬がEUのMRL以下だったのは97.2%。MRL超過が最も少なかったのは動物由来食品で0.1%。EU域内の違反率が1.5%に対してノルウェーとアイスランドは7.9%。オーガニック食品でもMRLは同じであるがMRL超過率は0.8%。作物別で超過が多かったのはオート麦5.3%、レタス3.4%、イチゴ2.8%、桃1.8%。

このモニタリングの結果から、EFSAは食事からの暴露による長期リスクはないと結論した。急性暴露によるリスクが排除できないものは0.4%、18243検体中79だった。

本文は以下から

The 2010 European Union Report on Pesticide Residues in Food

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3130.htm

EU協調プログラムによる検査が178農薬12168検体

国のプログラムによる検査結果は982農薬77075検体。検出された農薬の数は野菜で328、果物やナッツで301、穀物は88。

  • FAQ

FAQ on 2010 Report on Pesticide Residues in Food

http://www.efsa.europa.eu/en/faqs/2010reportpesticideresidues.htm?utm_source=homepage&utm_medium=infocus&utm_campaign=pesticideresidues

1. 2010 EU食品中残留農薬報告書とは何か

2.どの国が含まれる?

EU 27か国とアイスランドとノルウェーの29か国

3.残留農薬とは何か?

4.MRLとは何か?

5.MRLは毒性学的安全レベルのことか?

ノー。MRL超過は必ずしも安全上の懸念ではない

6.EFSAはMRL設定にどういう役割を果たしているか?

7.MRL遵守率の知見は?

8.動物由来食品については?

9.なぜ動物由来食品に残留農薬が検出されるのか?

飼料の残留農薬と環境汚染物質の2種類

10.なぜオーガニック食品に残留農薬が検出されるのか?

使用が認められている農薬があることと環境汚染物質

11.食事暴露とリスク評価とは何か

12.食事暴露評価の知見は?

13.食事累積リスク評価とは何か?

14.累積リスク評価の方法論は開発が完了しているのか?

現在進行中

15.何故まだ開発中の累積リスク評価を行ったのか?

必要なデータがどのようなものかなどを知るための試みである

16.EFSAの助言は?

モニタリング計画や規制の執行に関して一連の助言を行っている

[]提出された追加データを考慮したエリスリトール(E 968)の詳細食事暴露評価についての声明

Statement on a refined dietary exposure assessment of erythritol (E 968) taking into account additional data provided

EFSA Journal 2013;11(3):3121 [11 pp.].

12 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3121.htm

飲料に最大2.5%までの使用によるエリスリトールの安全性について評価した。子どもの平均摂取量は0-0.05 g/kg bw/day、高摂取群では0.13-0.76 g/kg bw/day、下痢のNOAELが0.71 g/kg bwなので安全性マージンが小さすぎると結論した。

[]ピラフルフェンエチルの既存MRLレビューについての理由付き意見

Reasoned opinion on the review of the existing maximum residue levels (MRLs) for pyraflufen-ethyl according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005

EFSA Journal 2013;11(3):3142 [37 pp.].

12 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3142.htm

[]モリネートの既存MRLレビューについての理由付き意見

Reasoned opinion on the review of the existing maximum residue levels (MRLs) for molinate according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005

EFSA Journal 2013;11(3):3140 [27 pp.].

12 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3140.htm

[]キノクラミンの既存MRLレビューについての理由付き意見

Reasoned opinion on the review of the existing maximum residue levels (MRLs) for quinoclamine according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005

EFSA Journal 2013;11(3):3141 [11 pp.].

12 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3141.htm

[]FSAの発表した最近の研究

Latest research published by the FSA

12 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/researchmarch13

2013年2月と3月に発表した研究の要約を作成した。

子牛の大腸菌や真空パック食品の安全性、食品由来疾患アウトブレイク管理のための新しいアプローチなど。

(ほとんど微生物)

その他

  • 新しい研究がレストランの食事に隠された塩を暴き、シェフに減塩を要請する

CASH

NEW RESEARCH EXPOSES THE SALT HIDDEN IN RESTAURANT MEALS AS NATIONAL CHARITIES URGE CHEFS TO USE LESS SALT

11th March 2013

http://www.actiononsalt.org.uk/news/surveys/2013/Chef%20Survey/92404.html

・調査した約700のメインメニューのうち50%以上が塩が多い

・13メニューは一食で6gを超過

・調査したセレブシェフのレストランのうちジェミーのイタリアンが最も塩が多い

・最良だったのはHeston’の ‘Dinner’で、全てのメニューが1.5g以下

2013年全国減塩啓発週間(3月11-17日)にあわせての発表

Lysine for Cold Sores?

by Berkeley Wellness | March 12, 2013

http://www.berkeleywellness.com/supplements/other-supplements/article/lysine-cold-sores

ヘルペスは通常痛くて醜く、伝染する。我々の60-90%はHSV1をもっている。ヘルペスに効果的な医薬品がなかった1980年代、アミノ酸のリジンが予防や治療に効果があるのではないかと見なされた。しかし高用量リジンの治療や予防効果についての研究結果は矛盾している。さらに問題なのは長期の高用量リジンは重大な有害影響が報告されているということである。我々はリジンサプリメントを薦めない。効果は証明されていないし、ヘルペスに効果のある医薬品があるからである。

[]EurekAlert(http://www.eurekalert.org)より

  • 生鮮食品のサプライチェーンのノロウイルス源の可能性としての農薬散布

Pesticide application as potential source of noroviruses in fresh food supply chains

12-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/e-paa031213.php

農薬を希釈するのに使う汚染水がフードチェーンのウイルス源の可能性があると科学者は警告

International Journal of Food Microbiologyに発表された論文。8つの農薬をノロウイルス汚染水で希釈したところ農薬によるノロウイルスへの影響はなかった。

(水が汚染されているのに農薬関係ないと思うんだけど。農薬を無理矢理悪者にしたいんだろうか)

  • 高用量経口ビタミン、ミネラルは心臓発作経験者の心臓イベント再発を減らさない

High-dose oral vitamins, minerals do not reduce recurrent cardiac events in heart attack patients

11-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/acoc-hov031113.php

学会発表。NIHが出資したキレート療法評価(TACT)試験の一部。患者1708人はキレート療法の有効成分入り/プラセボとビタミンの有効成分入り/プラセボの組み合わせで4群に割付た。ビタミン・ミネラル単独による差はなかったがキレート療法との組み合わせでメリットがあるかもしれないことが示唆されている。

(インチキキレート療法に悪用されるかもしれない)

  • 空腹だとメキシコ湾の藻は毒性が高くなる

When hungry, Gulf of Mexico algae go toxic

12-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/ncsu-whg031113.php

メキシコ湾の藻Karenia brevisはリンが少ないと毒性型かくなることがPLOS ONEに報告された

リンや窒素のような栄養素が増えると藻類の増殖がおこり赤潮などになる。大発生による密度の増加で利用できるリンが減ると増殖が遅くなり毒性が高くなる。

2013-03-12

[]健康で正しい食生活、絵で表現してみてください!

食の安全課 2013.03.08

http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=19871&cmd=v

第5回子供食生活安全ポスター公募展案内

食品医薬品安全庁は子供食生活安全管理に対する社会的関心を高めて子供たちの元気で正しい食生活実践意志を鼓吹するために「第5回子供食生活安全ポスター公募展」を開催すると発表した.

公募期間は3月 18日から 4月 12日まで、全国の小学生(4~6年生) 及び中学生(1~3年生)は誰でも参加可能で、食品医薬品安全庁ホームページ(www.kfda.go.kr)から参加申込書をダウンロードしてポスターとともに郵送で提出する。

公募テーマは ▲子供高カフェイン飲料摂取注意 ▲肥満予防のために高熱量低栄養食品を減らす ▲学校周辺の食品安全保護区域 ▲子供正しい食生活安全実践 ▲おやつ購買時子供嗜好食品品質認証製品確認などである

入賞作は小•中等部各最優秀賞 1編, 優秀賞 2編, 奨励賞 4編が選定される.

入賞者は 5月 1日以後食品医薬品安全庁ホームページ発表及び個別通知されて入賞作品は食品医薬品安全庁が主催する食品安全の日行事などに展示・活用される。

[]食品医薬品安全庁、輸入農産物の官能検査強化

輸入食品課 2013.02.28

http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=19808&cmd=v

食品医薬品安全庁は今年 3月から輸入農産物の品質及び安全性確保のため全国 14ヶ所に官能検査室を設置・運営して強化された官能検査基準を本格施行すると発表した.

まず, 今年上半期まで移動型官能検査車(5台) 及び X-線検査車を整備して現場でも官能検査を可能にする予定だ.

また豆, とうもろこし, ニンニクなど多消費農林産物に対する官能検査基準を強化した。

官能検査は 2~3人で構成された官能検査チームが ▲かび ▲汚物 ▲虫食い ▲腐敗 ▲異物などを検査して品質不良率によって適合, 選別措置, 不適と判定する.

※品質不良(例示): 唐辛子 100個中 1個未満(適合), 1 ~ 3個(選別措置), 3個以上(不適)

検査の結果 ‘選別措置’ と判定された製品は不良農産物を除去するなどして再検査を受け、 ‘非適合’ 判定製品は輸出国に返送及び廃棄措置となる

[]適切なアルミ食器の使用方法紹介!

添加物基準課 2013.02.27

http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=19797&cmd=v

食品医薬品安全庁は軽くて熱伝導性が高く実生活でよく使うアルミニウム鍋とホイルなどについて消費者に正しい情報を伝達するために Q&A 形式の ‘アルミニウム食器について調べましょう!’を製作してホームページに掲載する

このQ&A の主要内容は ▲アルミニウム食器の種類及び製造方法 ▲アルミニウム食器の安全性 ▲アルミニウム食器使用時アルミニウム溶出を減らす方法などである

〈正しいアルミニウム食器使用方法〉

トマト, キャベツなどpHの低い食品を料理する時には、アルミニウムが溶出する可能性があるので使わないほうがが良い.

梅づけ, 醤油, みそや塩分を多く含む食品はアルミニウム容器に長期間保管しないほうが良い

またアルミニウム鍋を洗う時は表面の酸化アルミニウム被膜がはがれないようなるべく金属束子など鋭い金属を使わない方が良い.

新しい製品購入時には水を一度沸かして使えば酸化アルミニウム被膜がさらに堅固になって耐久性が増す。料理時には被膜がはがれないように金属材質ではなく木材など柔らかい材質を使うのが薦められる.

長く使って色相が変化したアルミニウム鍋は酸化アルミニウム被膜がはがれてアルミニウムが溶出する可能性があるので替えて使うのが望ましい.

〈アルミニウム食器の安全性〉

アルミニウムは体内吸収が少なくて大部分腎臓によって体外排出される。過剰暴露では嘔吐, 下痢, むかつきなどを起こす

現在アルミニウム鍋などを料理に使った場合に食品に移行する恐れがある鉛, カドミウムなど重金属に対しては基準•規格を設定して管理している.

※アルミニウム基準•規格 : 鉛(0.4ppm以下), カドミウム(0.1ppm以下), ニッケル(0.1ppm)以下, 6価クロム(0.1ppm以下), ヒ素(0.2ppm以下)

〈アルミニウム食器の種類及び製造方法〉

アルミニウム食器類には鍋, アルミホイル, 使い捨てアルミ容器などがあり、 熱及び電気伝導率が高く食べ物が早く加熱でき軽くてさびない長所がある.

またアルミニウム鍋は陽極酸化(Anodizing)工程により酸化アルミニウム(Al2O3) 被膜を形成し、被膜堅固性を高めるために 95℃ 以上の水や加圧スチームでシーリング処理する工程を経て製造されている。鍋色は陽極酸化プロセスの温度と電圧, アルミニウム合金種類などによって白色, 黄色, 黒色などがある。 .

食品医薬品安全庁はこの情報提供で消費者たちがアルミニウム容器に対して抱いている漠然たる不安感を解消して正しい情報を得る機会になることを期待する

[]中国産冷凍さなぎ流通•販売禁止及び回収措置 

光州地方庁食品安全管理課 2013.02.26

http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=19795&cmd=v

食品医薬品安全庁光州地方庁は中国 DANDONG JUNAO FOODSTUFF CO., LTD社が製造したその他加工食品である「冷凍さなぎ」製品に食用で使うことができないヤママユガ(学名 Antheraea pernyi)'が原料に使われた事実が確認されたため該当製品を販売禁止及び回収すると発表した

(食用と非食用って何を基準にするんだろう?)

[]フタル酸エステル類(phthalates)の人体暴露、全年齢にわたって安全なレベル!

危害分析研究科 2013.02.26

http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=19786&cmd=v

食品医薬品安全庁食品医薬品安全評価院は韓国民のフタル酸類人体暴露量を評価した結果, 全年齢で安全な水準であり食品など(健康機能食品, 漢方薬)からの暴露量も非常に少ないと発表した.

※フタル酸類: PVC プラスチック可塑剤として工業用及び生活用品などに使われている

※種類 : フタル酸ジエチルヘキシル(DEHP), フタル酸ジブチル(DBP), フタル酸ベンジルブチル(BBP), アジピン酸ジエチルヘキシル (DEHA) など

この調査は去年我が国の全年齢相(0~83歳)の国民 2,491人を対象に尿中でフタル酸(DEHP) 代謝物濃度を測定して暴露量を推定し、 調査対象者が摂取した食品, 健康機能食品及び漢方薬膳所のフタル酸含有量分析により寄与度を分析したものである。

※DEHPは 24時間後約 70%が尿中に排出される

〈成人のフタル酸暴露量量, ‘10年より大きく減った〉

韓国国民のフタル酸(DEHP) 平均一日暴露量は 10.1ug/kgbw/dayで許容量(TDI, 50ug/kgbw/day)の 5分の 1 水準で非常に安全だった.

※耐容一日摂取量(Tolerable Daily Intake, TDI) : 環境汚染物質などのように食品に非意図的に混入される物質に対して一生の間摂取しても健康に有害な影響が現われないと判断される量

年令別では大人(19-83歳, 6.3ug/kgbw/day)に比べて幼児(満0-3歳, 15.8ug/kgbw/day)と児童及び青少年(4-18歳, 12.5ug/kgbw/day)の DEHP 暴露量が相対的に多かったが, それでもTDIの 31.7%, 25.1%, 12.6%で安全な水準だった.

特に, 大人の DEHP 暴露量は ‘10年(16ug/kgbw/day)の 40%の 6.3ug/kgbw/dayで、 2年前より大きく減少した.

DBP 暴露量は 1.8ug/kgbw/day, BBPは 0.3ug/kgbw/dayで人体暴露量に大きく影響を与えない。

〈食品, 漢方薬などからのフタル酸暴露量は非常に少ない〉

調査対象者の食生活調査で確認された食品(41個品目, 676 件), 漢方薬、 健康機能食品のフタル酸類含有量を調査した結果, 主に DEHPが検出され、その他のフタル酸類(DBP, BBP, DEHA)は検出されないあるいは非常にわずかな量検出された.

※ 食品中で DEHP モニタリング結果(mg/kg) : 油脂, 豚肉加工品(ハム, ソーセージ) など脂肪が多い食品や塩分が高いキムチやコチュジャン, みそ、醤油類で主に検出される

食品, 漢方薬, 健康機能食品からの DEHP 暴露量はそれぞれ 8.6%, 0.03%, 0.003%で食品などからのフタル酸類暴露の寄与度は非常に低いと分析された。

[]RASFF week 10-2013

警報通知

ベルギー産豚肉のスルファジメトキシン(200 microg/kg)、フランス産食品サプリメントの鉛(9.95; 5.73 mg/kg)、ルーマニアとセルビア産トウモロコシのアフラトキシン(B1: 1.9 <--> 158.5 µg/kg)、イタリア産ロメインレタスの殺鼠剤(raticide)など

注意喚起情報

タイ産ツナ缶詰のヒスタミン(100-200 mg/kg)、アルゼンチン産冷凍丸鶏のクロピドール(6.3 µg/kg)、エクアドル産チルド真空パックマグロ切り身の水銀(1.375 mg/kg)、ドミニカ共和国産ジュウロクササゲのジアジノン(0.1 mg/kg)、インド産オクラのメピコート(0.169 mg/kg)、米国産食品サプリメントのDMAA(13360;16870 mg/kg)、スウェーデン産生鮮バルト海サーモンのダイオキシンダイオキシン様PCB(超過)など

フォローアップ用情報

オランダ産原料ベルギー産牛肉製品のウマDNA(1%以上)、フランス産ラザニアボロネーズのウマDNA(1%以上)、アイルランド産コテージパイのDNA(50<--> 70 %)、ポーランド産冷凍ビーフグーラッシュのウマDNA(1%以上)、イタリア産チルドトルテッローニのウマDNA(1%以上)、ドイツ産スロバキア経由チルド子牛とターキーのケバブのウマDNA(2.8%)、ドイツ産調理済みウシ挽肉のウマDNA(1%以上)、スペイン産原料ドイツ産冷凍ビーフのウマDNA(1%以上)、デンマーク産豚肉のトリメトプリム(62 microg/kg)

、スペイン産チルドマグロの一酸化炭素処理(800 microg/kg)、ラトビア産牛肉とそばの煮込み缶詰のウマDNA(54.5%)、ラトビア産ビーフシチューのウマDNA(20-80%)、など

通関拒否通知

タイ産痩身コーヒーのフェノールフタレイン(950; 780 mg/kg)、中国産麺のアルミニウム(18.6 mg/kg)、中国産台所はさみからのクロムの溶出(1.0 mg/kg)、中国産痩身コーヒーのフェノールフタレイン(345; 264 mg/kg)、中国産ステンレススチールナイフからのクロムの溶出(2.9; 0.5 mg/kg)、米国産飼料添加物のダイオキシン(5.3 pg WHO TEQ/g)とダイオキシン様PCB(ダイオキシンとの合計で5.35 pg WHO TEQ/g)、中国産未承認遺伝子組換え(CrylAb/CrylAc detected /g)米麺や餅、エジプト産唐辛子のオメトエート(0.12 mg/kg)とジメトエート(0.08 mg/kg)、インド産オクラのエマメクチン(0.059 mg/kg)、アルゼンチン産ひよこ豆クロルピリホスメチル(0.15 mg/kg)など

その他アフラトキシン等多数

[]動物実験と化粧品についてのQ & A

Questions and Answers: Animal testing and cosmetics

11/03/2013

http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-13-188_en.htm

[]小屋飼育とオーガニックの卵生産拡大

Barn and organic egg production growing

11.03.2013 08:47

http://www.evira.fi/portal/en/food/current_issues/?bid=3382

フィンランド人のオーガニックまたは小屋で育てられた卵への需要が増加し、生産もそれに応えている。2012年には小屋での卵生産が1/5、オーガニックの生産が45%増加した。

2012年後半の実数としては小屋形式での卵生産は1/3、オーガニックは4%。

(少ないと率は大きくなるけど)

[]BLOOMBERG市長、GIBBS副市長、FARLEY保健長官は砂糖入り飲料の摂取と肥満に強い関連があることを強調する新しいデータを発表

MAYOR BLOOMBERG, DEPUTY MAYOR GIBBS AND HEALTH COMMISSIONER FARLEY RELEASE NEW DATA HIGHLIGHTING STRONG RELATIONSHIP BETWEEN SUGARY DRINK CONSUMPTION AND OBESITY

March 11, 2013

http://www.nyc.gov/portal/site/nycgov/menuitem.c0935b9a57bb4ef3daf2f1c701c789a0/index.jsp?pageID=mayor_press_release&catID=1194&doc_name=http%3A%2F%2Fwww.nyc.gov%2Fhtml%2Fom%2Fhtml%2F2013a%2Fpr088-13.html&cc=unused1978&rc=1194&ndi=1

ニューヨーク市の中で肥満率が最も高い10の地域のうち9つは砂糖入り飲料の摂取量も多い。

(因果関係なのか相関関係なのかが問われているのだろうと思うのだが?日本だと朝ご飯と成績の関係みたいな話)

  • 一回提供量上限設定についての判決についてのTHOMAS A. FARLEY保健長官の声明

STATEMENT OF HEALTH COMMISSIONER THOMAS A. FARLEY ON PORTION CAP DECISION

March 11, 2013

http://www.nyc.gov/html/doh/downloads/pdf/press/portion-cap-statement.pdf

砂糖入り飲料の上限規制がなければ、ニューヨーカーをたくさん殺している肥満の流行対策はより困難になるだろう。砂糖入り飲料は肥満の流行の主要原因である。今日の判決はニューヨーカーの健康を脅かす。しかし我々は控訴審で勝利することを確信している

  • ニューヨーク市のスーパーサイズの砂糖入り飲料禁止に裁判官が待ったをかけた

Not So Fast! Judge Halts New York City’s Super-Sized Sugary Drink Ban

March 11, 2013

http://newyork.cbslocal.com/2013/03/11/last-day-for-new-yorkers-to-buy-super-sized-sugary-drinks-in-nyc/

判決文がリンクされている

規制が特定の事業のみを対象にし、製品もほかにもっとカロリーや砂糖の多いものがあるのに、「気まぐれ」で「恣意的」であると判断された

[]産卵用に飼育されているニワトリの飼料添加物としてのジクラズリル(Clinacox® 0.5 %)の安全性と有効性に関する科学的意見

Scientific Opinion on the safety and efficacy of diclazuril (Clinacox® 0.5 %) as feed additive for chickens reared for laying

EFSA Journal 2013;11(3):3106 [15 pp.].

08 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3106.htm

[]電子タバコ

Electronic cigarettes

12 March 2013

http://www.tga.gov.au/consumers/ecigarettes.htm

・電子タバコとは?

・電子タバコの販売や輸入

禁煙効果を宣伝するものは治療用製品であり、TGAの認可が必要である。TGAが認可した電子タバコは存在しない

・電子タバコを購入することの危険性

[]アンチエイジングの魔法の錠剤という主張は根拠がない

Behind the Headlines

Anti-ageing miracle pill claims are unfounded

Monday March 11 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/Anti-ageing-miracle-pill-claims-unfounded.aspx

Daily TelegraphとDaily Mailに見出しによると、150才まで生きられる医薬品がもうすぐ実用化されるかもしれない。このニュースは、赤ワインやダークチョコレートに含まれるレスベラトロールの分子レベルでの研究によるもので、その研究ではレスベラトロールがサーチュインと呼ばれるタンパク質の活性を増やすことを発見したる。

この実験室レベルでの研究では合成レスベラトロールがサーチュインの活性を増加させるかどうかを調べた。研究者らは合成レスベラトロールがサーチュインタンパク質を直接活性化することを発見したが、これで150才まで生きられるという主張とはほど遠い。この研究は実験室での生物学的プロセスについては興味深いものであるがアンチエイジング薬を開発する話ではない。ヒトの寿命を延ばす薬はこれまでないし、150才という主張も見出しライターがつくったもののようだ。夢の錠剤は夢でしかない。

[]加工肉の多い食生活は「健康を脅かす」

Behind the Headlines

Diet high in processed meat 'threatens health'

Friday March 8 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/Diet-high-in-processed-meat-threatens-health.aspx

今週の大きな健康ニュースは、加工肉の多い食生活ががんや心疾患による早期死亡リスクを増やすという主張である。この話は食生活と死亡率について調査した、全ヨーロッパ50万人を平均12.7年フォローした研究に基づく。

主な知見の一つは、最も多く加工肉を食べていた人々(1日160g以上)の死亡リスクが最も少ない人々(20g以下)より44%高かったということである。赤身肉との関連はそれほど決定的ではなかった。研究者らはもし我々全てが1日に加工肉20g以下しか食べなければ、全ての死亡の3.3%が避けられると推定している。これをメディアが30人に1人の死亡と報道している。しかし重要な限界は(著者らは正しく強調している)、早期死亡に他のライフスタイル要因が関与している可能性があるということである。

しかしこの研究は健康的でバランスのとれた食生活の重要性を強調するものである。

Meat consumption and mortality - results from the European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition

BMC Medicine 2013, 11:63

http://www.biomedcentral.com/1741-7015/11/63/abstract

U字曲線になっていて、1日20g付近 が一番死亡リスクが低くて20gより少ないとかえって死亡リスクがあがる。

[]FSAの牛肉製品調査の進行状況更新

Update on progress of FSA beef product surveys

8 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/surveys-update

FSAによる全国調査の第一及び第二段階のサンプリングは完了し、最初の検査結果を発表する。第一段階で集めた224検体中212検体はウマやブタのDNAを1%以上は含んでいなかった。

第一段階ではブタDNAを1%以上含むものが2製品で、ウマDNAを1%以上含むことが確認されたものはない。予備的検査で7検体が1%以上のウマDNAを、3検体が1%以上のブタDNAを含む可能性があるがこの結果は確認が必要である。確認され次第、詳細を発表する。

第二段階については、1製品がブタDNAを1%以上含む。ウマDNAを1%以上含むものはない。

ブタDNAを1%以上含む3製品については企業のウェブサイトに掲載されている。それらはASDAのミートボールスパゲッティ、ASDAのビーフカネロニ、Apetitoのビーフラザニアである。

[]Dalgety湾のシーフードは放射性粒子を含まない

Dalgety Bay seafood now particle free

8 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/dalgetybayseafood

サンプリングが始まった2012年2月から、Dalgety湾のタマビキ、イガイ、ザルガイに放射性粒子は検出されていない

毎月のサンプリングは貝のいる地域の表面モニタリングに移行する。環境中の粒子の存在や移動についての調査は継続する。予防的措置としてのこの地域のシーフード採取の制限は継続する。

[]動物実験のデータの質評価についてのウェブセミナー

Webinar on the Assessment of Data Quality in Animal Studies

http://ntp.niehs.nih.gov/?objectid=27C7DBCB-C462-2B16-FFC315A4AE022937

2013年3月20日

  • ペンタクロロフェノールの発がん物質報告書についてのウェブセミナー

NTP Report on Carcinogens Webinar on Pentachlorophenol

http://ntp.niehs.nih.gov/?objectid=36C93664-D942-82DC-6D35FF7B5652996F

2013年4月9日

エネルギードリンクのカフェイン:騒動はここで終わる

Caffeine in Energy Drinks: The Buzz Stops Here

Berkeley Wellness | March 11, 2013

http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/article/caffeine-energy-drinks-buzz-stops-here

エネルギーショットやエネルギードリンクの製造業者は、あなたにエネルギーは彼らの製品に含まれるチロシンやタウリンやビタミンBなどから来ると思わせたい。これらの成分であなたがエネルギーを与えられたような気になるかもしれないが、たくさん入っているのは本当はカフェインである。

ほとんどのヒトにとって1-2杯(3杯でも)のコーヒーは悪いことはないが、大量の濃度の高いカフェインを摂るといらいらしたり胃の調子が悪くなったり不眠になったりする。特に空腹時に、普段カフェインを摂らないような人は。心疾患のある人や子ども、若者はカフェインの影響に感受性が高い。

近年カフェインを多く含むエネルギードリンクと関連する18件の死亡が報告されている(5-Hour Energy で13、 Monster Energyで5)。他の有害影響は100以上である。2012年10月にはMonster Energyを2本飲んで死亡した14才の少女の母親が企業を訴えた。彼女の弁護士はFDAにそのような製品を若年者に販売するのを禁止することを求めている。

これらの製品にどれだけカフェインが含まれるのか?FDAは表示を求めず、企業は口外しないので知るのは難しい。しかし最近のConsumerLabの調査でいくつかわかった。Monster Energy M-3は5オンスボトルに206mgのカフェインが含まれ(レギュラーコーヒー2杯分)、5-Hour Energyは2オンスボトルで同程度の量である。一方Consumer Reportsの27製品の調査では1回量当たり6(デカフェ製品)-240mgだった。

あなたはエネルギードリンクを飲むべきか?

エネルギードリンクは報告されている死亡の原因とは証明されていない。製造業者は指示通り使えば安全だと主張している。専門家は成人のほとんどは1日400 mgのカフェインを安全に摂ることができると言う。ただし感受性はヒトによって異なる。カフェイン感受性が高いなら避けた方が良いし、妊婦や子どもも避けるべきである。

理想的にはエネルギードリンクに添加できるカフェインの量に上限を設定して表示を義務化すべきである。消費者団体や議員がFDAに規制を強化することを求め、FDAはレビューをして必要なら対応するとしている。

[]論文等

  • 3才の男の子の磁石摂取

Magnet ingestion in a 3-year-old boy

CMAJ cmaj.121847; published ahead of print March 11, 2013

強力な磁石を複数個飲み込んだことによる傷害の事例

  • ニセ鹿製品を検出するにはDNAバーコーディングだけで十分

DNA barcoding alone sufficient to detect fraudulent deer products

11-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/v-dba031113.php

高度に加工された製品であっても鹿DNAを同定する方法を香港の科学者が提供

オープンアクセス

An integrated and validated DNA-based protocol developed to fight against commercial frauds – A case of fraudulent substitutions for deer products

DNA Barcodes. Volume 1, Pages 27–34

Sin, W.M. et al.,

http://www.degruyter.com/view/j/dna.2012.1.issue/dna-2013-0001/dna-2013-0001.xml?format=INT

(鹿の腱がウシの10倍くらいで取引される国ってそんなに無いと思うけど)

  • 福島2周年にHPSが放射線についての特別ペーパーを発表

Marking anniversary of Fukushima HPS publishes special paper on nuclear radiation

11-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/hps-mao031113.php

米国保健物理学会がRadiation and Risk: Expert Perspectivesをオンライン発表した。

http://www.hps.org/documents/radiation_and_risk.pdf

  • ミイラが、古代は詰まった血管に悩まされていたことを明らかにする

Natureニュース

Mummies reveal that clogged arteries plagued the ancient world

11 March 2013

http://www.nature.com/news/mummies-reveal-that-clogged-arteries-plagued-the-ancient-world-1.12568

スキャンの結果は現代的食生活より心疾患が多かったことを示唆する

詰まった血管は不健康な現代の食生活の象徴とされているが、古代でも、ジャンクフードなど食べていなかった活動的狩猟採集者でもよく見られることを、ミイラの研究が発見した。

この研究チームのメンバーであるカリフォルニア大学Irvine校の心臓専門医Greg Thomasは、「昔に戻れば何もかもうまくいくという信仰があるが、ミイラでも冠動脈疾患がある」という。論文はLancetに発表された。

エジプト人、ペルー人、南西アメリカプエブロ族の先祖、アラスカアリューシャン列島のUnanganという異なる4集団の137ミイラのCTスキャンを行った。エジプトは人工的にミイラを作ったがほかは乾燥あるいは低温により自然に保存されたものである。その結果47のミイラ(34%)がアテローム性動脈硬化症あるいは疑いと診断された。

  • ワールドレポート 惨事の2年後、福島の住人はいまだ苦闘中

Lancet

Fukushima residents still struggling 2 years after disaster

Justin McCurry

Volume 381, Issue 9869, 9–15 March 2013, Pages 791–792

3月11日で日本の北東海岸を襲った三重の惨劇から2年になる。Justin McCurryが今月福島を訪問しこの地域の苦戦の様子を伝える

津波に襲われた町や村の再建は緒についたばかりで何万人もの生存者がいつ帰れるのかわからないまま仮の住まいにいる。福島では壊れた発電所の20km圏内に住んでいた16万人が宙ぶらりんのままだと推定されている。

専門家は、突然の避難と低レベル放射線に継続して暴露されることの健康影響の可能性への恐怖が精神衛生上の危機をもたらし、この地域の医療インフラにダメージを与え続けているという。最近の、国際的科学者による、惨劇により放出された放射能による健康への影響は無視できる程度だという確約は、住人の恐怖を和らげるのに役にたたなかった。WHOは福島事故による放射能汚染の健康影響について楽観的予想を発表した。

専門家は1986年のチェルノブイリの事故により汚染ミルクを飲んだ子ども達に甲状腺がんが生じたため、子ども達のリスクが大人より大きいことについては合意している。しかしながら福島では乳製品の放射線量は厳密に監視され、最も大きな影響を受けた地域の乳児であっても生涯発がんリスクに1パーセント加えるだけだろうとWHOの報告書は言う。しかしデータの中にはより警鐘をならす数値があり、乳児の時に被曝した女性の生涯甲状腺がん発症リスクが70%高い。女性の通常の生涯甲状腺がん発症リスクが100人中0.75であることを考えるとこれが1.25になる。ベースラインの数値が小さいため相対リスクの増加率が大きくても絶対リスクの増加は小さい、とWHOは言う。

この報告書への反応は多様だった。日本の当局や何人かの専門家はWHOが過剰な線量推定を用いたために住人の不安を大きくしたと非難している。WHOはリスクを過剰に推定し誤解を招く可能性があると環境大臣は声明を発表した。

一方グリーンピースはWHOの報告書は欠陥があり避難するまでの期間に受けた放射線量を考慮していないという。

累積線量が100mSv以下の場合の健康影響については放射線の専門家の意見は一致していない。NIRSのKazuo Sakaiは、一般の人々の無知と有害な噂が福島住民に不必要な恐怖を与えているという。事故前はほとんどヒトが放射線については知らなかったのに事故後はあまりにも放射線のことだけがとりあげられているため混乱が生じている。事故の影響と放射線の影響は分けなければならない。放射線による健康影響は観察されていないが多くの避難者が死亡し病気になっている。一部の人たちは放射線について心配しすぎて子どもを外に出さない。

原子力発電所の安定化のために働いている労働者は最もリスクが高い。危険性にもかかわらず、労働者の急性放射線影響は報告されていない。

医療の専門家は避難者の精神的身体的状況が心配だという。惨劇の精神的影響のほうが放射線による影響より緊急性の高い懸念事項である。メディアではアルコールの濫用、家庭内暴力、自殺などが報道されている。防衛医大の災害心理学が専門のJun Shigemuraは言う。避難者は家、コミュニティ、仕事など全てを失い、戻れるかどうかもわからない。そして差別を経験している人たちもいる。福島住民としてのアイデンティティが弱体化し、それは彼らの福祉に悪影響を与える。さらに若い人たちがいなくなったことで福島の医療インフラが弱体化している。

お便りコーナーは「乳ガンスクリーニングの利益と害」

その他ニュース

  • リビアでアルコール中毒で51人死亡

Alcohol poisoning kills 51 in Libya

11 March 2013

http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-21747409

トリポリで自家製アルコールを飲んだ少なくとも51人が死亡

378人が病院に運ばれ、数はさらに増える可能性がある。メタノール中毒。

リビアではアルコールの販売や摂取は違法であるが闇市場で販売されている。それらは通常イチジクやデーツやブドウなどから作られるが時に工業用メタノールが使われる。

somebodyssinsomebodyssin 2013/03/13 21:55 スーパーサイズのソーダだけじゃなくてTVディナーもハンバーガーも、アメリカ社会って「そういう」モノを「このアメリカ」、ひいては「この世界」の「原因」だと思いこみたい前頭葉的なバイアスきついですね。そんなの「結果」のひとつにすぎないだろって思うんです。その「敬虔な倒錯」みたいなのが世界に災いをもたらし続けてきたんじゃないかと。(食育もスケール小さいけど似たようなものかもですが)

2013-03-08

[]PM2.5モニタリング戦略

PM2.5 monitoring strategie

2013-03-05

http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/680704018.html

EU規制では2008年からPM2.5の測定が求められていてオランダでは20箇所での測定が指示されている。しかしRIVMはオランダのPM10ネットワークと動揺の正確な結果をもたらす28箇所のモニタリングを薦める。

[]食事とADHD

Diet and ADHD

2013-03-05

http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/350021003.html

これまでの科学研究で栄養とADHDについての関連は見つかっていない。従ってADHDの症状改善のための食生活について明確な助言はできない。

さらなる研究をする場合には保護者と子どもが試験食かプラセボかを知らないことが重要である

本文オランダ語

(食事介入の場合の盲検ってほぼ不可能なのでは・・)

[]多くの若者にとって、ブラックベリーは果物ではなく電話である

A blackberry is a phone not a fruit, according to majority of young people

7 March 2013

http://www.defra.gov.uk/news/2013/03/07/a-blackberry-is-a-phone-not-a-fruit-according-to-majority-of-young-people/

本日発表された新しいオンライン YouGov世論調査の結果によると、ブラックベリーとは何だと尋ねると16-24才の85%は携帯電話だとこたえる。さらに英国人の55%は過去10年間で一度も農場に行ったことが無く、なりたい職業を聞くと農家は11%で先生や医師や弁護士は51%だった。

[]未登録医薬品で男性逮捕

Man arrested for unregistered drugs

March 07, 2013

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2013/03/20130307_192446.shtml

一般からの苦情により、ビタミンなどを含む未登録製品の販売で22才の男性が逮捕された。

製品の写真あり。

(ほとんどがビタミン剤などのサプリメントのようだ)

[]EUの機関がウマ肉のフェニルブタゾンによるリスクについて助言する

EU agencies to advise on risks from phenylbutazone in horsemeat

7 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/130307.htm

欧州委員会がEFSAとEMA(欧州医薬品局)にウマ肉に残留フェニルブタゾンが存在することによるヒト健康リスクについて共同評価を行うよう求めた。この要請は、最近牛肉製品にウマ肉の混入が見つかったことと、フードチェイン用のごく一部のウマ屠体からフェニルブタゾンが検出されたことによる。

2013年4月15日までに科学的助言を提供する予定である。

[]フェンネルのプロスルホカルブの既存MRL改訂についての理由付き意見

Reasoned opinion on the modification of the existing MRL(s) for prosulfocarb in fennel

EFSA Journal 2013;11(3):3133 [27 pp.].

07 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3133.htm

[]キュウリ、メロン、カボチャのアセキノシルの既存MRL改訂についての理由付き意見

Reasoned opinion on the modification of the existing MRLs for acequinocyl in cucumbers, melons and pumpkins

EFSA Journal 2013;11(3):3134 [23 pp.].

07 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3134.htm

[]食品に栄養目的で添加されるヨウ素源としてのポピーシードオイルのヨウ化エチルエステルの安全性についての声明

Statement on the safety of iodized ethyl esters of poppy seed oil as a source of iodine added for nutritional purposes to foodstuffs

EFSA Journal 2013;11(3):3120 [10 pp.].

07 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3120.htm

ANSパネルは、欧州委員会からの要請で、ポピーシードオイルのヨウ化エチルエステルであるEEIFAPSOの安全性とヨウ素の生物学的利用度について意見を発表する。全体としてデータ不足で安全性についても生物学的利用度についても結論できない。

[]美白化粧品に含まれるβアルブチンは健康リスクである

β−Arbutin in skin lighteners is a health risk

07.03.2013

http://www.bfr.bund.de/cm/349/arbutin-in-skin-lighteners-is-a-health-risk.pdf

βアルブチンは化粧品の美白成分として使われている。この物質は皮膚での代謝によりd-グルコースとヒドロキノンに分解される。ヒドロキノンは発がん性が疑われる物質で、ヨーロッパでは化粧品への使用を禁止されている。EUの科学委員会が現在再評価を行っている。

BfRの見解ではβアルブチンの使用はヒドロキノンを生じるため批判的に見るべきで、化粧品への使用は健康リスクの可能性がある。

BfRの意見のフルバージョンはドイツ語

http://www.bfr.bund.de/cm/343/arbutin-in-hautaufhellungsmitteln-ist-gesundheitlich-bedenklich.pdf

[]塩と多発性硬化症の関連は証明されていない

Behind the Headlines

Salt link to multiple sclerosis unproven

Thursday March 7 2013

http://www.nhs.uk/news/2013/03March/Pages/Salt-link-to-multiple-sclerosis-unproven.aspx

塩の多い食事と自己免疫疾患の関連が卿のニュースの見出しを飾り、BBCニュースは「我々の食事に含まれる塩が・・多発性硬化症などの病気につながる可能性がある」と報道した。しかしBBCの報道は、あなたが予想するような、ヒトが食べている塩の量を調べて多発性硬化症になるかどうかを調べた臨床試験に基づくものではなく、免疫細胞への塩の影響とマウスでの多発性硬化症のような状態への影響を調べた研究に基づく。

この研究は塩の多い食事の自己免疫疾患との関連についての検討材料にはなるが、ヒトで同じような結果になるかどうかは不明である。この研究から塩の摂りすぎが多発性硬化症の原因であると結論することはできない。しかしながら塩の摂りすぎは高血圧を引き起こす可能性があり、不健康であることは知っている。

ガイドラインでは1日6g以下。

[]残留農薬モニタリング 2012年第三四半期の報告書

Pesticide Residues Monitoring: Third Quarter 2012 Results

Report published 7 March 2013

http://www.pesticides.gov.uk/guidance/industries/pesticides/advisory-groups/PRiF/Latest+results+and+reports/2012_Results_and_Reports

25食品900検体を調査した。最大許容量を超過していたのは28検体だった。健康に影響を与える可能性のあるものは無かった。

超過があったのはケニアやインド産豆、エジプト産ブドウ、キプロスとインド産オクラ、英国やフランスやトルコ産クミン

MRL超過28検体のうちRASFFに通知されたのはエジプト産ブドウのエテホンとチオファネートメチル、エジプト産種なしブドウのエテホン、インド産ササゲのメソミル・チオファネートメチル・トリアゾホスの3件

[]FVO査察報告書

ニカラグア EU輸出用ピーナッツのアフラトキシン汚染

NI Nicaragua - Aflatoxin contamination in peanuts intended for export into the European Union

http://ec.europa.eu/food/fvo/rep_details_en.cfm?rep_inspection_ref=2012-6291

2012年9月19-27日に行われた。2007年から査察の行われた時期までにRASFFによる通知が23件ある。公的コントロールシステムに弱点がある。

[]病理の表更新

TR-587 – Tetrabromobisphenol A (rats)

http://ntp.niehs.nih.gov/?objectid=1AF3931A-FF57-C2F8-3948D37883F3B052

  • 研磨剤

TOX-91 – Abrasive Blasting Agents (Blasting Sand & Specular Hematite) –

http://ntp.niehs.nih.gov/?objectid=402F63D6-9511-761B-8C578857BE5F51C3

  • エタノン

TOX-92 - Ethanone, 1-(1,2,3,4,5,6,7,8-Octahydro-2,3,8,8-tetramethyl-2-naphthalenyl) (Iso E Super®; OTNE)

http://ntp.niehs.nih.gov/?objectid=183B4FA7-C986-9166-DD9305FD007829E2-

その他

  • アルコール:ほどほどの意味は

Alcohol: What Moderation Means

Berkeley Wellness | March 07, 2013

http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/article/alcohol-more-risks-benefits

人々はアルコールについては強い感情と信念を持ちがちである。イスラム教徒やモルモン教徒、一部のキリスト教教会は禁止している。仏教も認めていない。他の宗教では儀式に取り入れたりより寛大だったりする。調査結果は様々であるが、アメリカ人の成人の約35%が全く飲酒せず、55%が軽度から中程度に飲み、10%が適度以上に飲んでいる。アルコールは、交通事故による死亡11000人を含めて毎年9万人のアメリカ人を直接間接に殺している。アルコール依存症の治療には毎年莫大な費用が費やされている。

同時に飲酒にはいくらかのメリットもある。多くの人にとってそれや社会生活やビジネスや家族との生活の一部で、食事や祝宴に伝統的に伴う。医学はアルコールについてたくさん言うことがある。飲み過ぎが悪いことは昔からわかっていたが、何世紀もの間医療用にも使われてきた。過去には外科医の殺菌や麻酔にも使われた。

心臓にとって健康的である可能性はあるが混乱している

中略

適量飲酒の定義が国により異なる。オーストラリアやデンマーク、フィンランドでは男女両方に1日2杯、フランスでは最大1日3杯を示唆している。カナダは州により異なる。「1杯」の量も国により異なる。ほとんどの国では妊娠中は全く飲まないことを薦めている。

新しい研究では飲酒がアメリカ人のがんによる死亡の3-4%(毎年約19500人)の原因だと推定している。その30%は1日1.5杯より少ない量を飲む人たちである。

アルコールは明確に諸刃の剣である

  • 動く標的:感染症、害虫、がんの耐性獲得と戦う

ASM(米国微生物学会)

Moving Targets: Fighting the Evolution of Resistance in Infections, Pests, and Cancer

http://academy.asm.org/index.php/browse-all-reports/666-moving-targets-fighting-the-evolution-of-resistance-in-infections-pests-and-cancer?utm_source=pr&utm_medium=outreach&utm_campaign=targets

抗生物質耐性が心配?昆虫に農薬が効かなくなったら?細菌、ウイルス、がん細胞、雑草など全ての生物はそれらをコントロールしようとする化合物への耐性を進化させる。微生物学会の最新報告書はこれらの耐性獲得メカニズムについて探り、その対策を検討する

無料でダウンロードできる

  • Nature特集:科学における女性

Women in Science

http://www.nature.com/news/specials/women/index.html

  • 赤ワインと健康の関連に支持が得られる

Natureニュース

Red wine's link to health gains support

Heidi Ledford

07 March 2013

http://www.nature.com/news/red-wine-s-link-to-health-gains-support-1.12563

レスベラトロールの作用メカニズムに根拠が見つかった

Scienceに今週発表された報告で、レスベラトロールが直接細胞の代謝や炎症性疾患に関連するタンパク質に作用することを示した

Evidence for a Common Mechanism of SIRT1 Regulation by Allosteric Activators

Basil P. Hubbard et al.,

Science 8 March 2013: Vol. 339 no. 6124 pp. 1216-1219

高次構造が重要、と。

この論文についてScienceのパースペクティブでは

Science

赤ワイン、祝杯(再び)

Red Wine, Toast of the Town (Again)

Hua Yuan, Ronen Marmorstein

サーチュインはかつては酵母の転写調節を研究している遺伝学者の関心でしかなかった。それが酵母や線虫やハエの寿命を延ばす作用があることから注目され、ヒトの寿命を延ばす可能性にまで拡大した。そして天然に赤ワインに含まれるレスベラトロールがヒトのサーチュインファミリーの一つであるSIRT1を活性化すると報告された。しかし赤ワインが持ち上げられると同時にレスベラトロールやその他のサーチュイン活性化化合物(STACs)の同定に使われている生化学的測定方法に疑問が提示された。STACsの作用はSIRT1への直接的結合によるのではなく他のタンパク質によるのではという疑問がワインの熱狂に水を差した。しかし再び杯は掲げられた。HubbardらがSIRT1がレスベラトロールやその他のSTACsにより、in vitroで、ただし限られた条件で、活性化されることを示したのだ。

  • カフェインがミツバチの記憶を改善する

ScienceNOW

ScienceShot: Caffeine Improves Memory in Bees

byLizzie Wade on 7 March 2013

http://news.sciencemag.org/sciencenow/2013/03/scienceshot-caffeine-improves-me.html?ref=hp

ミツバチは、24時間後にカフェイン入りの蜜を持つ花を3倍良く覚えている。Scienceに発表された。

G. A. Wright et al.,

Caffeine in Floral Nectar Enhances a Pollinator's Memory of Reward

Science 8 March 2013: Vol. 339 no. 6124 pp. 1202-1204

コーヒーや柑橘類の蜜にはカフェインが0.003から0.253 mM含まれる。コーヒーの蜜はインスタントコーヒーと同じくらいのカフェイン濃度。


  • 栄養研

アマメシバに係わる健康被害の事例 (130308)

http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail182.html

健康食品で20代で死亡するなんて気の毒。でも周知されていない。

同じような時期に同じようなテーマで出た二つの本。内容は全く違う。著者を見ればわかるけれど。

Pandora's Lunchbox: How Processed Food Took Over the American Meal

Melanie Warner

Salt Sugar Fat: How the Food Giants Hooked Us

Michael Moss

guregure 2013/03/11 06:42 アマメシバのところのリンクが切れています。
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail182.html
かと思ったのですが、ちょっと古いですね。

uneyamauneyama 2013/03/12 09:11 ありがとうございます。
記事の更新、ということで改めていわゆる健康食品のリスクについて注意喚起されるといいと思います。

2013-03-07

[]「エネルギー」ドリンク報告書

“Energy” drinks report

6 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/130306.htm

EFSAはヨーロッパでの子どもや青少年を含む特定集団での「エネルギー」ドリンクの摂取量についてのデータを初めて収集した委託研究の報告書を発表した。この研究では「エネルギー」ドリンクに含まれる一部の成分−主にカフェイン、タウリン、D-グルクロノラクトン−の一時的及び慢性的摂取量推定も行っている。最も「エネルギー」ドリンクを消費している年齢集団は青年で、3-10際の子どもが摂取した場合には総カフェイン摂取量の43%になると推定されている。

主な知見は

・成人(18-65才):成人の約30%がエネルギードリンク消費者である。そのうち約12%が「大量慢性(週に4-5日以上)」摂取者で平均月に4.5L。約11%が「大量一時的(1回で1L以上)」摂取者である。

・青年(10-18才):約68%がエネルギードリンク消費者である。

・子ども(3-10才):約18%がエネルギードリンク消費者である。

・アルコールとの同時摂取:成人56%、青年53%

・スポーツの際の摂取:成人52%、青年41%

・総カフェイン摂取量への寄与:成人8%、青年13%、こども43%

[]フルロクロリドンの確認データについての農薬リスク評価ピアレビューの結論

Conclusion on the peer review of the pesticide risk assessment of confirmatory data submitted for the active substance flurochloridone

EFSA Journal 2013;11(3):3116 [9 pp.].

06 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3116.htm

[]未殺菌ミルクにアフラトキシン濃度の増加が検出された

Increased aflatoxin concentrations detected in raw milk

01 Mar. 2013

http://www.bfr.bund.de/cm/349/increased-aflatoxin-concentrations-detected-in-raw-milk.pdf

Lower Saxonyの食品業者の品質管理の際に未殺菌ミルクからアフラトキシンM1濃度が高いことが発見された。ヨーロッパのミルク中アフラトキシンB1の最大基準50 ng/kgよりわずかに高い57 ng/kgが検出された。原因は飼料のトウモロコシのアフラトキシン濃度が高かったことと推定される。50 ng/kgを超えたミルクは販売できない。超過はわずかなので消費者へのリスクはありそうにない。

Transfer of aflatoxins to milk, eggs, meat and offal

4 March 2013

http://www.bfr.bund.de/cm/349/transfer-of-aflatoxins-to-milk-eggs-meat-and-offal.pdf

飼料に含まれるアフラトキシンは動物が食べると動物由来食品に移行することがある。最も多く移行するのは乳である。BfRは200 microg/kgのアフラトキシン濃度の飼料用トウモロコシを20%または40%を含む場合に乳にどのくらいのアフラトキシンが予想されるかを計算した。その結果トウモロコシ40%でキャリーオーバー率が0.1%だと乳量の多い乳牛のミルクのアフラトキシンがヨーロッパ基準の0.05 microg/kgを超えるだろうと結論した。

卵や肉やレバーや腎臓では国の基準である2 microg/kgを超えることはない。

動物の健康に関しては200 microg/kgのアフラトキシン濃度の飼料用トウモロコシを食べることによる健康影響はない。

本文ドイツ語

[]栄養強調表示の条件

NUTRITION CLAIMS AND CONDITIONS APPLYING TO THEM AS LISTED IN THE ANNEX OF REGULATION (EC) N°1924/2006

http://ec.europa.eu/food/food/labellingnutrition/claims/community_register/nutrition_claims_en.htm#13b

ナトリウム/食塩を添加していない:の項目追加

[]FVO査察報告書

トルコ EU輸出向けのヘーゼルナッツと乾燥イチジクのアフラトキシン汚染

TR Turkey - Aflatoxin contamination in hazelnuts and dried figs intended for export to the EU

http://ec.europa.eu/food/fvo/rep_details_en.cfm?rep_inspection_ref=2012-6292

2012年10月9-16日に行われた。2009年から査察が行われた時期までにRASFFに通知された件数がヘーゼルナッツで97、乾燥イチジクで217件ある。全体としてはシステムはあり訓練も適切である。GAP履行の努力もなされている。一部欠陥があり改善を指摘した。

[]食品基準通知

Food Standards Notification Circular

7 March 2013

http://www.foodstandards.gov.au/foodstandards/changingthecode/notificationcirculars/current/notificationcircular5822.cfm

新規申請

手洗いの選択肢に電解水、ジカンバとグルホシネート耐性遺伝子組換え綿系統MON88701由来食品

その他

[]論文等

  • 加工肉は早期死亡と関連

Processed meat linked to premature death

6-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/bc-pm030513.php

BMC Medicineに発表された50万人の男女を対象にした大規模研究で、加工肉と心血管系疾患及びがんの関連が示された。

Meat consumption and mortality - results from the European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition

  • 塩が自己免疫疾患と関連

Natureニュース

Salt linked to autoimmune diseases

Katherine Harmon

06 March 2013

http://www.nature.com/news/salt-linked-to-autoimmune-diseases-1.12555

ナノワイヤが塩化ナトリウムが有害なT細胞の増殖を引き起こす可能性を示す

多発性硬化症1型糖尿病のような自己免疫疾患が禁煙先進国で増加している。本日Natureに発表された3つの研究で、研究者らは自己免疫疾患につながる可能性のある分子経路を説明し、その犯人の一つとして、塩を挙げた。

健康であるためには人体は絶妙なバランスが必要で、免疫機能が少なすぎれば感染症に負け、免疫活性が高すぎれば自己免疫疾患につながる。一部の自己免疫はTH17細胞の過剰産生に関連する。

今回発表された論文で、ナノワイヤを用いてTH17細胞の機能を解析し、ナトリウム濃度が高いとTH17細胞が増加すること、マウスの多発性硬化症モデルでは高塩食で疾患の進行が加速することなどが示された。ただしヒトの自己免疫疾患に関係しているかどうかは不明である。

ScienceNOWでも

しょっぱい食品が自己免疫疾患の犯人かもしれない

Salty Food May Be a Culprit in Autoimmune Diseases

byMitch Leslie on 6 March 2013

http://news.sciencemag.org/sciencenow/2013/03/salt-linked-to-autoimmune-diseas.html?ref=hp

その他ニュース

  • 我々は皆ローマ人、バイキング、エジプト人、フン族のアッティラ大王の親戚である

Sense about science

We are all "related" to Romans, Vikings, Egyptians & Attila the Hun

7 March 2013

http://www.senseaboutscience.org/news.php/306/we-are-all-related-to-romans-vikings-egyptians-attila-the-hun

科学者は人々に対して市販のDNA検査は「遺伝子を使った星占い」であることを警告

市販されているDNA検査で個人の先祖が誰かを正確に知ることはできない。約200ポンドで「遺伝的先祖検査」が市販されている。それらの検査はあなたの先祖がアボリジニーやバイキングだと言ったりしばしばナポレオンやクレオパトラのような有名人の子孫だとしたりする。しかし研究者らはそのようなことは意味のない推測に過ぎないと警告する。

以下解説と専門家のコメント

  • ゲルマニキュア(ジェルネイル)は爪に負荷になることがある

American Academy of Dermatology米国皮膚病学会

Gel manicures can be tough on nails

March 1, 2013

http://www.aad.org/stories-and-news/news-releases/gel-manicures-can-be-tough-on-nails

あまり頻繁にすると爪が薄くなったりはがれたり割れたりすることがある、あるいは爪の病気に気がつかないことがあるので注意を呼びかける。

たまに使うことによる重大なリスクはない

  • 津波が外来生物の侵入の懸念を引き起こす

Natureニュース

Tsunami triggers invasion concerns

06 March 2013

http://www.nature.com/news/tsunami-triggers-invasion-concerns-1.12538

生物学者が日本から米国の沿岸に到着した漂流物についている種を追跡

津波漂流物は滅多にない研究のチャンス。ただし津波の被害を考えると二度とあってはならない実験、とも。

  • ベジタリアンにはふさわしくない:Walkersの新しいポテトチップは肉を含む実際の成分を使う

Independent

Not suitable for vegetarians: Walkers' new potato crisps range uses real ingredients - including meat

Thursday 28 February 2013

http://www.independent.co.uk/life-style/food-and-drink/news/not-suitable-for-vegetarians-walkers-new-potato-crisps-range-uses-real-ingredients--including-meat-8513660.html

ポテトチップスの「スモーキーベーコン」や「ローストチキン」味の香料に、実際のベーコンやチキンの抽出物を使うことについて、ベジタリアンが反対している。

ベジタリアンなら肉嫌いなのかというとそうでもなくて超手間暇かけて肉もどきを要求したりする。)

  • Oceanaの調査は全国に広がるシーフード詐称を明らかにする

Oceana(海を守ることを目的とした団体)

Oceana Study Uncovers Widespread Seafood Fraud Nationwide

February 21, 2013

http://oceana.org/en/news-media/press-center/press-releases/oceana-study-uncovers-widespread-seafood-fraud-nationwide

食料品店やレストラン、寿司店の33%のシーフードは誤表示されている

21州674店から集めた1215の魚の33%がFDAのガイドラインに従って判断すると誤表示である。

誤表示率が高かったのはスナッパーの87%、まぐろの59%。店舗別では全体の44%が誤表示された魚を売っていたが、寿司店が最悪で74%だった。

ビンナガマグロと表示されていたものの84%がアブラソコムツで、消化管に問題を起こす可能性がある

FDAが妊娠女性や子どもに水銀量が多いため注意するように助言している魚が安全な魚として販売されていた:アマダイがレッドスナッパーやオヒョウとして、king mackerelがハタとして。

報告書がダウンロードできる

(寿司ネタの「誤表示」ってわりと回転寿司のようなところではよくあるような。でもそれって国際的には通用しないよね。)

  • 脂肪か作り話か?植物油は有害か?

ABC

Fat or fiction? Is vegetable oil toxic?

7 March, 2013

By Carol Duncan (Presenter, ABC Newcastle)

http://www.abc.net.au/local/stories/2013/03/06/3708514.htm

Toxic Oilという本を書いたDavid GillespieへのCarol Duncanのインタビュー

飽和脂肪より植物油のほうが有害だという主張に医師らから批判がある

2013-03-06

NSW食品局

8700KJキャンペーンの次の段階開始:スーパーマーケット

Next stage launched in 8700KJ campaign: supermarkets

5 March 2013

http://www.foodauthority.nsw.gov.au/news/news-05-Mar-13-next-stage-8700kJ-supermarkets/

スーパーマーケットで販売されているすぐ食べられる食品にキロジュール表示を義務づける

8700KJキャンペーン

http://www.8700.com.au/

[]騙されないように:健康詐欺に注意

Don’t Get Scammed: Beware of Health Fraud

Posted on March 5, 2013 by FDA Voice

http://blogs.fda.gov/fdavoice/index.php/2013/03/dont-get-scammed-beware-of-health-fraud/

3月3-9日は全国消費者保護週間。

この動画でFDAのMargaret A. Hamburg長官がFDAの全国健康詐欺コーディネーターGary Coodyと健康詐欺について議論し消費者に助言を与えている

内容はhttp://d.hatena.ne.jp/uneyama/20130305#p9

[]警告文書

Warning Letters

Posted on March 05, 2013

  • Ferry Brothers Partnership 2/20/13

http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2013/ucm341385.htm

食用として販売された乳牛の残留動物用医薬品セフチオフル、スルファメタジン、フルニキシン

[]避けられる死亡を減らすための対策を要請

Call to action on reducing avoidable deaths

5 March, 2013

http://www.dh.gov.uk/health/2013/03/mortality/

保健大臣が5つの主要疾患対策改善により2020年までに3万人の命を救うことができると発表した。5つとはがん、心臓、脳卒中、呼吸器系疾患及び肝疾患。

Living well for longer: a call to action on avoiding premature mortality

http://www.dh.gov.uk/health/files/2013/03/Living-well-for-longer1.pdf

医療、禁煙、食事、運動など

対象なのは75才以下での死亡(早期死亡)、と明確にして、貧富の差による死亡率の違いが極めて大きいことを指摘

(75才で切ると放射線含め発がんリスクは小さくなる。政策の優先順位付けには年齢を考慮する必要がある)

[]消費者が使用した後のPETを食品と接触する物質にリサイクルするための“Holfeld Diamat”工程の安全性評価に関する科学的意見

Scientific Opinion on the safety evaluation of the process “Holfeld Diamat”used to recycle post-consumer PET into food contact materials

EFSA Journal 2013;11(3):3118 [15 pp.].

05 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3118.htm

最大50%までこの工程でリサイクルされた材料を使ったトレーや容器は水以外の食品に室温で使う場合には消費者の安全上の懸念とはならない

[]FSA理事会

FSA Board meeting: 5 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/board-meeting

今回の議題にウマ肉混入問題が取り上げられている

現状の報告とこれからの課題が提示されている。企業や国による対応はそれなりに行われ、消費者へのリスクは確認されていないが、この問題は消費者の信頼を大きく損なった。信頼回復が大きな課題である。具体的な課題の一つに実用的閾値としての1%が消費者に受け入れられるかどうかということがある。これは複数の動物を扱っている施設の運営に関わる。

[]EurekAlert(http://www.eurekalert.org)より

  • 魚由来のオメガ3はマウスモデルで血圧維持に魚油サプリメントより良い

Omega-3s from fish vs. fish oil pills better at maintaining blood pressure in mouse model

5-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/uops-off030513.php

PNASに発表された二つの論文。ドコサヘキサエン酸(DHA)がマウスのカリウムイオンチャンネルの特定グループに特異的に作用し血圧を下げること、この作用はサプリメントに使われているDHAエチルエステルでは見られないまたはDHAの作用に拮抗すらする。

  • テレビゲームをする高齢者は感情的幸福度が高い

Seniors who play video games report better sense of emotional well-being

5-Mar-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-03/ncsu-swp030513.php

63才以上の140人に尋ねた研究。61%が少なくともたまにゲームをし、35%が少なくとも週に一度ゲームをする。ゲームをするヒトの方が幸福度が高かった。ゲームをしないほうが負の感情が多く鬱の傾向が高かった。Computers in Human Behavior。

(単に新しいものを拒否する頑固な高齢者は負の感情が多いのでは)

  • あなたの国はどれだけ健康的か?

ScienceInsider

How Healthy Is Your Country?

byGretchen Vogel on 5 March 2013

http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2013/03/how-healthy-is-your-country.html?ref=hp

エストニアとアルゼンチンの喫煙の影響を比べたい?本日ワシントン大学健康指標評価研究所(IHME)が公表した大量のデータは187か国の過去20年にわたる健康データの比較を可能にする。

Christopher Murray らによるGlobal Burden of Disease, Injuries, and Risk Factors Study2010の最新のデータで、世界中の20の年齢集団の291の疾患や傷害と67のリスク要因による死亡や障害についての国レベルでの解析を提供した。Webではたくさんの可視化ツールを提供していて、特定の条件や年齢集団や時期での統計を検討することができる。

Murrayはこれらのツールはこのプロジェクトの重大な部分であると述べている。健康についての議論に関与すべき幅広い人々に情報を入手可能な状態にするために多大な努力を行ってきた。世界の健康問題に適切に対応するために多くの疑問を巻き起こすことを期待している。

IHME

Global Burden of Diseases, Injuries, and Risk Factors Study 2010

http://www.healthmetricsandevaluation.org/gbd/research/project/global-burden-diseases-injuries-and-risk-factors-study-2010

Visualizations

http://www.healthmetricsandevaluation.org/gbd/visualizations/country

(これは是非じっくり見て欲しい

日本は恵まれている。この20年で日本で改善したのは交通事故。次に胃がん。)

その他

  • 殺虫剤とミツバチ:Q & A

Sense about science

Insecticides and bees: your questions answered

http://www.senseaboutscience.org/pages/insecticides-and-honeybees-your-questions-answered.html

3月19日2-3時にオンラインQ & A開催

メールなどで質問を募集中

  • プロバイオティクスについての賛否

Probiotics Pros and Cons

Berkeley Wellness | March 06, 2013

http://www.berkeleywellness.com/article/probiotics-pros-and-cons

プロバイオティクスは巨大で拡大しつづけるビジネスで、世界の年間販売額は2016年には420億ドルと予想される。プロバイオティクスという用語は「有益」または「友好的」細菌そのものやそれを含むサプリメントや食品のことを指す。それらは消化を助ける、免疫強化、減量、歯周病予防まで宣伝されている。サプリメントや食品に含まれる友好的細菌はあなたの健康を維持するのか?

支持者はプロバイオティクスは大腸の細菌叢のバランスを整えることで健康によいと主張する。プロバイオティクスに使われる細菌はいろいろで、多くの異なる種や系統がある。それらの生理作用はことなるので健康上のメリットやリスクは違う可能性がある。酵母もプロバイオティクスとして使われる。プロバイオティクス製品は単一系統または複数系統のの微生物を、1日10億から2500億個以上まで摂る。多くの製造業者が自社製品は独自のあるいは組み合わせのプロバイオティクスを含むと宣伝し、しばしば高価である。狂気のプロバイオティクスワールドである

プロバイオティクス入門

大腸には多数の細菌がいてほとんどは特に悪いこともしないか有用である。しかしプロバイオティクス製品を食べた場合に、既に健康であるあなたにとって何か違いがあるか?これは製造業者にあなたに信じて欲しいことではあるがいくつかの根拠を示そう

消化器系の問題

プロバイオティクスを最も良く支持するのは感染症や抗生物質の使用などの際の下痢を減らすことである。他に軽度から中程度炎症性腸疾患に一部の系統が役立つかもしれないという報告や便秘のヒトに役にたつかもしれないという報告がある。

免疫や感染

プロバイオティクスが風邪や上部気道感染役立つかどうかについての研究結果は一貫していない。

減量

効果があるという論文はほとんど無い

口腔の健康

ある種の系統が効果があるかもしれないという予備的根拠があるが市販製品にそれが含まれているとはかぎらない。歯磨きの代用になることは期待しない方が良い。

その他

血圧やコレステロールを下げるとかニキビ、潰瘍、尿路感染、がん予防、不安や鬱など多様な宣伝が行われている。しかし根拠は薄弱である。

信じがたい事実

プロバイオティクスがある特定の疾患に有用であったとしても、それには正しい系統を正しい量摂る必要があり、それは科学者ですらよくわかっていない。特定のプロバイオティクスへの反応は人により違うだろう−あなたの最初の腸内細菌や免疫状態などの要因による。さらに製品が表示されている数の微生物を含むという保証はなく、消化に耐えられるかどうかも不明である。生き残っていても腸で十分量のコロニーを作るかどうかはわからない

結論

プロバイオティクスは期待できる研究分野ではあるが、広く一般に薦められるような根拠はない。FDAはプロバイオティクスについて特定の健康強調表示を認めていないし一部の業者の宣伝を誤解を招くものだとしている。さらにEUはプロバイオティクスに関するどのような健康強調表示も認可せず法的対応対象とみなした。

  • グルテンフリーはライフスタイルの一つなのか流行のダイエット法なのか?

USA Today

Is gluten-free a lifestyle or a diet craze?

Nanci Hellmich

March 5, 2013

http://www.usatoday.com/story/news/nation/2013/03/05/gluten-free-diet-popularity/1963715/

多くのセレブがグルテンフリーダイエットについて語るのでアメリカ人のグルテンフリーへの興味が高まっている。市場リサーチ会社NPDグループの最新データによると米国成人の約1/3(29%)が食品のグルテン含量を減らすかグルテンフリーダイエットをしてみたいという。これは1月の最終週に1000人の成人にインタビューして得られた数字で、この会社が2009年に質問を始めてからの最高値である。

一部の人たちはセレブがそうしているのを聞いたからとしている。しかしグルテンフリーはダイエット法ではない。アメリカセリアック病連盟のAndrea Levarioによるとセリアック病患者は約1%である。患者にはグルテンフリー食が処方される。これは一生にわたる病気の治療法の一部で、「一つの選択肢」ではない。米国ではグルテンフリー表示に基準がないので、患者は近い将来定められることを望んでいる。一部の人々はグルテン不耐かもしれない。

実際にグルテンフリーが必要な人以上にグルテンフリーに興味を持つ人がいるのは明白である。これは人々の健康への関心についての最近の傾向を示すものだろう。多くの人は完全にパンを避けているわけではない

2013-03-05

[]Harper政権とカナダ小売業協会は購入する場所でカナダ人に健康的な食生活メッセージを送る−EAT WELLキャンペーンは忙しい家族のための実用的助言を提供

Harper Government and Retail Council of Canada bring healthy eating messages to Canadians where they shop - EAT WELL campaign delivers practical tips for busy families

March 4, 2013

http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/nr-cp/_2013/2013-30-eng.php

店舗内や小売店の配達用の車などでもメッセージを伝える

もう待てない:健康的な子ども戦略

オンタリオ州

No Time to Wait: The Healthy Kids Strategy

http://www.health.gov.on.ca/en/common/ministry/publications/reports/healthy_kids/healthy_kids.pdf

子どもの肥満対策のために12才未満の子どもに高カロリーで栄養価の低い食品や飲料の宣伝を禁止する、外食のメニューにカロリー表示義務化などの対策を提案している

妊娠する女性から始めて生涯にわたる健康的生活を促進するための一貫した対策を要請。

[]RASFF Week 9-2013

警報通知

ポルトガル産ヨシキリザメの水銀(1.25 mg/kg)、ルーマニア産トウモロコシのアフラトキシン(B1 = 57.6; Tot. = 71.3 µg/kg)、スロバキア産食品サプリメントのDMAA(2750 mg/kg)、ガーナ産パーム油のSudan 4(15 mg/kg)、トルコ産乾燥イチジクのアフラトキシン(B1 = 8.11; Tot. = 29.0 µg/kg)など

注意喚起情報

アルゼンチン産ポップコーンのフモニシン(B1=3679.2; B1+B2=4441.1 µg/kg)、カナダ産クリームソーダの安息香酸(220 mg/kg)、米国産グレープソーダの安息香酸(430 mg/L)など

フォローアップ用情報

アイルランド産原料冷凍ミートボールの異物混入(ウマDNA:1-5%)、イタリア産冷凍ラザニアボロネーゼの異物混入(ウマタンパク質検出)、ドイツ・オランダ・フィンランド・アイルランド・ポーランド産原料スウェーデン産冷凍ミートボールの異物混入(ウマDNA 2%)、アイルランド産原料ベルギー産チリコンカンの異物混入(ウマDNA:1-5%)、リヒテンシュタイン産トルティローニカルネの異物混入(ウマDNA 1%以上)、ルーマニア産キャンディ棒の色素非表示、フランス産ラザニアボロネーゼの異物混入(ウマDNA:5-30%)、ポーランド産冷凍ビーフバーガーの異物混入(ウマDNA:60-90%)、イタリア産ラザニアの異物混入(ウマDNA検出)、チェコ産グレープフルーツ種子抽出物の塩化ジデシルジメチルアンモニウム(DDAC)(3.9 mg/kg)、イタリア製造フランス産冷凍カネロニボロネーゼの異物混入(ウマDNA:1-5%)、ラトビア産コンビーフの異物混入(ウマDNA検出)、ハンガリー産ラザニアボロネーゼの異物混入(ウマDNA>50%)、オーストリア産ボロネーゼパスタソースの異物混入(ウマタンパク質検出: 3.5%)など

通関拒否通知

ドミニカ共和国産生鮮唐辛子のトリアゾホス(0.05 mg/kg)、台湾産フライパンからの総溶出量(50.1; 18.4 mg/dm²)、エジプト産チルドオレンジのフェントエート(0.05 mg/kg)、中国産カイランのピリダベン(6.7 mg/kg)、タイ産生鮮ホーリーバジルのアセタミプリド(9.1 mg/kg)・フィプロニル(0.04 mg/kg)、中国産キッチンばさみからのクロムの溶出(0.3 mg/kg)、中国産ステンレススチールざるからのクロム(32 mg/kg)・ニッケル(6.6 mg/kg)・マンガン(84 mg/kg)の溶出、中国産電子オーブントレーからのマンガンの溶出(0.8 mg/kg)、インド産オクラのモノクロトホス(0.06 mg/kg)、インド産オクラのジアフェンチウロン(0.02 mg/kg)など

その他アフラトキシン等多数

[]EFSAの科学者は食品と飼料の添加物評価で協力を強化

Scientists at EFSA further strengthen co-ordination of food and feed additive evaluations

1 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/130301.htm

EFSAの二つの科学委員会がPatent Blue V (E 131)は食品または飼料の添加物として使用された場合、現行の使用量ではヒトや動物の安全上の懸念はないと結論した。EUの規制では食品と飼料は別々の枠組みで規制されていてそれぞれ別途データを提出しなければならない。食品と飼料の両方に使用される色素のような添加物の安全性評価では、EFSAは一貫性を確保し続ける。

ANSパネルは食品添加物としてのPatent Blue VのADIを5 mg/kg体重/日とした。この評価においてANSパネルはFEEDAPパネルが飼料添加物としての安全性を評価したデータも含めて評価した。

  • 非食用動物の飼料添加物としてのPatent Blue V (E 131)の安全性と有効性に関する科学的意見

Scientific Opinion on the safety and efficacy of Patent Blue V (E 131) as feed additive for non food-producing animals

EFSA Journal 2013;11(3):3108 [13 pp.].

01 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3108.htm

  • 食品添加物としてのPatent Blue V (E 131)の再評価に関する科学的意見

Scientific Opinion on the re-evaluation of Patent Blue V (E 131) as a food additive

EFSA Journal 2013;11(3):2818 [35 pp.].

01 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/2818.htm

[]アスパルテームのウェブによる意見募集のフォローアップ会議

Follow-up meeting on the web-based Public Consultation on Aspartame

Brussels , 9 April 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/events/event/130409.htm?utm_source=homepage&utm_medium=infocus&utm_campaign=sweeteners

寄せられた意見について検討する会合。参加者は専門家や意見を提出した関係者などで、3月24日までに事前登録が必要。

[]作業計画2013

Work Plan 2013

Published: 1 March 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/corporate/pub/workplan13.htm

2013年の計画では約690の報告を予定

動物をもとにした福祉指標の使用や肉の監視、微量栄養素の食事参照摂取量やマイコトキシン、アクリルアミド、ミツバチの健康と農薬、ビスフェノールAアスパルテームなど

[]FSAIは企業によるウマ肉検査の結果を発表

FSAI Publishes Results of Industry Tests for Horse Meat

Monday, 4 March 2013

http://www.fsai.ie/news_centre/press_releases/industry_tests_horse_meat_04032013.html

FSAIは企業による牛肉製品中のウマ肉検査の最初の結果を発表した。

合計957件の検査が行われ、928件はウマ肉陰性で7製品についての29件の検査がウマ肉陽性だった。陽性の結果は全て既に公表されており製品は回収されている。

企業の調査に加えて欧州委員会が各国に公的コントロール計画を要請しており、アイルランドでは3月1-31日の間に50検体の牛肉製品を検査する。またウマ肉のフェニルブタゾン検査も行う。

2013年3月1日までの企業によるウマ肉検査の結果

http://www.fsai.ie/uploadedFiles/Enforcement_and_Audit/Horse_Meat/Industry_Tests_Horse_Meat.pdf

[]NAS 150年

NAS Celebrates 150 Years of Service to the Nation

March 1, 2013

http://www.nasonline.org/news-and-multimedia/news/nas-celebrates-150years.html

リンカーン大統領が1863年3月3日にNASを作るという議会憲章に署名した

  • 全米科学アカデミー:時代とともに進む

National Academy of Sciences: Move with the times

Marjory S. Blumenthal

Nature Volume:494,Pages:423–424

http://www.nature.com/nature/journal/v494/n7438/full/494423a.html

次の150年を生き残るために、さらに素早く対応する組織になる必要がある

  • US science academy celebrates 150 years

01 March 2013

http://www.nature.com/news/us-science-academy-celebrates-150-years-1.12530

NASの長であるRalph Ciceroneへのインタビュー

[]詐欺についての6つの警告:健康詐欺にひっかからないように

6 Tip-offs to Rip-offs: Don't Fall for Health Fraud Scams

03/04/2013

http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm341344.htm

インチキ製品!危険!健康詐欺警告!

あなたは健康製品にこんな警告を見たことはないだろうが、「魔法の治療法」「革新的科学的大発見」「薬や手術はいらない」などのような宣伝を見た時に、考えなければならないことである。

健康詐欺は数百年の歴史をもつ。昔の「蛇油のセールスマン」は今では詐欺的ハイテク製品の販売者に変身した。彼らは痩身やがんなどの困難な健康問題を簡単に解決したいという人々の願望を食い物にする。

FDAによると、安全性や有効性が科学的に証明されていないのに宣伝している場合には詐欺である。詐欺師は新聞や雑誌、テレビ、インフォマーシャル、ウェブで製品を宣伝している。小売店や無数のウェブサイト、ポップアップ広告やスパムメール、Facebookや Twitterのようなソーシャルメディアサイトに、健康詐欺は溢れている。

健康詐欺製品はお金の無駄にしかならない。ものによっては死亡を含む重大な有害影響がある。根拠のない治療法を使うことは効果のある治療や診断を遅らせる可能性がある。さらに詐欺製品には表示されていない医薬品成分が含まれる場合があってそれと知らずに使用した消費者に害をもたらす可能性がある。詐欺製品はしばしば、痩身、性機能、記憶障害、がんや糖尿病や心疾患などの重大な疾患に関連した宣伝をしている。

詐欺製品は効果がないだけではなく重大な傷害をもたらす。ここ数年、FDAは100以上のシブトラミンを含む痩身用製品が違法にダイエタリーサプリメントとして販売されているのを見つけている。シブトラミンは心臓発作や脳卒中リスクの高さと関連するために米国市場から排除されたものである。

市販されている詐欺製品は医薬品やサプリメントだけではない。FDAは多様な病気を治療すると宣伝されていた光治療装置も見つけている。FDAの認可を受けていない医療器具の健康表示は一般的に違法である。

健康詐欺は広範な問題である。特にそれがオンライン販売の場合は。責任者の追跡が困難で、違法であることがわかって通知をするとウェブサイトを閉鎖し別のウェブサイトで別の名前で再び販売する。

FDAは詐欺を見破るためのいくつかの警告を提供する:

・一つの製品でいろいろなことに効くという

・個人の体験談

・簡単に解決できる

・オールナチュラル

・ミラクルな治療法

・陰謀論

こうしたことを注意しても、詐欺製品を見分けるのは必ずしも簡単では無い。根拠のない製品を買いたくなったら、まず医師や専門家に相談するように。

(ナチュラルを売りにしているものは避けるだけでかなり引っかからなくなるんだけど・・これがまた伝わらない)

[]FSAは貝類研究の入札者を募集

Agency invites tenders for study on shellfish

4 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/shellfishtender

スコットランドの貝類生産地域でのバイオトキシンや化学汚染物質のモニタリングのための指標となる種のレビューを行う研究の入札者を募集する。

[]2013年授粉媒介者サミットとオンラインセミナー

2013 Pollinator Summit and Webinar - March 5, 2013

http://www.epa.gov/oppfead1/cb/csb_page/updates/2013/pollin-summit.html

EPAとUSDAがミツバチやその他の授粉媒介者を農薬リスクから守るための努力と最新知見についての公開会合を開催する。ウェブで見ることができる

[]NTPニュースレター

Environmental Factor

March 2013

http://www.niehs.nih.gov/news/newsletter/2013/3/

・BPA の研究費を受け取った研究者らが知見を共有する

1月28-29日にAmerican Recovery and Reinvestment Act による研究費を受け取った100人近くの研究者が集まってデータを発表した。BPAの研究に費やした金額は2-3年で3千万ドル以上。

バイオモニタリングのセッションでは血中濃度を正確に測定する方法の同定を検討。

疾患エンドポイントセッションでは動物実験からヒト疾患(がんや不安など多岐にわたる)まで幅広く扱われNTPディレクターのLinda Birnbaumは「これらの知見は個人の感受性が影響することを示唆している」と述べた。

(言い換えるとばらつきを有害影響だと主張しているだけということなんだけど)

・第14回Karen Wetterhahn Memorial Award 受賞者Ramirez-Andreottaによる野菜のヒ素プロジェクトのプレゼン

家庭菜園の野菜のヒ素濃度が高い

その他

  • スーパーマーケットのコレステロール検査に惑わされないように

Sense about science

Don't be tempted by supermarket cholesterol tests

26 February 2013

http://www.senseaboutscience.org/blog.php/40/dont-be-tempted-by-supermarket-cholesterol-tests

この季節になるとスーパーマーケットが(コレステロールを下げる効果を謳う製品の販売促進キャンペーンの一環として)顧客に無料の店内コレステロール検査を行う。良いことのように聞こえるかもしれないがこのような見境のない健康検査は、大通りでの血圧検査がストレスのもとになるように、必要のないパニックを引き起こす可能性がある。

この種の行為は健康な人々が将来の疾患リスクを予想できるという誤解を蔓延させる。多くの買い物客はコレステロールの検査が心疾患の初期かどうかあるいは今後数年でリスクがあるかを知るチャンスだとみなすだろう。検査を売る企業による誤解を招く宣伝が溢れていることを考えればこのように考えてしまうことを非難できない。

でははっきりさせておこう:簡単なコレステロール検査やその他DIY健康検査はそれのみではあなたの疾患リスクについて意味のあることを教えない。数値が高かったとしても家族歴やBMIのような他の要因を考慮しなければ意味がない。

Flora(コレステロールを下げる効果を謳う製品の販売業者)が糖尿病や肥満のヒトを対象にしていると言っていても意味のある結果の解釈にはその他のリスク要因の考慮が必要である。これは既にコレステロール管理を行っているであろう医師に不必要な労働を課す。

最悪ケースを考えてみよう:Flora Pro-Activのセールスマンがコレステロール濃度がなかなかよくて正常レンジまでほんのちょっとという肥満で糖尿病の顧客にコレステロール低下マーガリンを薦める。客は喜んでスタチンをやめてより「自然」な治療法に飛びつくだろう。

検査や健康助言はマーケティングや善意ではなく根拠に基づく必要がある。医師のグループはこの種の検査の安全性と倫理に疑問を抱き啓発ウェブサイトを作った。

PrivateHealthScreening

What to think about when you're thinking about screening tests

http://privatehealthscreen.org/

  • 英国の健康パフォーマンス:2010世界疾患負荷研究の知見

UK health performance: findings of the Global Burden of Disease Study 2010

Christopher JL Murray et al,

The Lancet, Early Online Publication, 5 March 2013

http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(13)60355-4/abstract

英国には60年以上無料の医療制度や公衆衛生計画がある。1990年以降医療費が増加し構造改革が行われている。GBD2010のデータを用いて英国の成果を他国と比較した。

英国は早期死亡についてEU15+平均以下でさらに対応すべきことがある。精神疾患、薬物使用、筋骨格疾患、転落に対応が必要。

  • 脳トレーニング:ゲームが役にたつ

Natureニュース

Brain training: Games to do you good

Daphne Bavelier& Richard J. Davidson

Nature Volume:494,Pages:425–426

Date published:(28 February 2013)

http://www.nature.com/nature/journal/v494/n7438/full/494425a.html

神経科学者は脳の機能増強と生活の質を改善するためのゲームの開発に協力すべき

2013-03-04

[]牛肉製品のウマDNA検査について3回目の更新

Third FSA update on testing of beef products for horse DNA

1 March 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/mar/third-update

FSAはこれまでの結果をあわせて全体として5430件の結果を受け取った。本日発表した1797の結果を含めた企業の自主検査の結果は以下である:

・99%以上は1%を超えてウマ肉DNAを含むものはない

・本日の結果でウマDNAを含むことが確認されたのはさらに4製品で、製品は回収されている(製品名は添付ファイル)

・これで、企業の検査で1%を超えてウマDNAを含むことが確認された製品は17。さらに2製品が別の検査で同定されている。

・これまでのところフェニルブタゾンが検出されたものはない。

Third summary report on results of industry testing of meat products

1 March 2013

http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/meat-test-130301.pdf

[]CSIで見るほど単純ではない

It’s not as simple as in CSI

Posted by Andrew Wadge on 01 March 2013

http://blogs.food.gov.uk/science/entry/it_s_not_as_simple

ウマ肉問題が拡大するにつれ、私は何回もDNA技術を用いて全ての製品の全てのDNAを簡単に検査しないのかと尋ねられた。DNA検査の概要を示すことが、テレビ番組のCSI(科学捜査班)で見るほど簡単ではないことを説明するのに役立つかもしれない。

最初に、DNAに基づく検査は多くの食品分析ラボでルーチンになっているものの高度な専門技術であると注意しておくのが重要であろう。二つ目は同時に2種類以上を検査するのは可能ではあるが、検査対象の種が多くなればなるほど複雑になり時間も努力も必要になる。

検査は通常2つのプロセスからなる。最初のステップでは検体に表示されていない肉が含まれるかどうかの定性分析を行う。ここではPCRという方法を使う。これは目的とする、動物種に特異的な微量のDNA配列を増幅して検出する。理論的にはもし検体に2つの動物種の肉が含まれていれば、それぞれの動物に特異的な配列を増幅してゲル状のバンドのサイズの違いとして可視化することができる。

第一段階の二つ目に使われるのは制限断片長多型(RFLP)解析と呼ばれる方法で、しばしばPCRと組み合わせて使われる(RFLP-PCR)。最も古典的にはRFLPは既知のDNA配列を制限酵素で切断し、いろいろな長さのいくつかの断片を作りだしそのパターンをゲル上のバンドとして確認する。理論的にはもし異なる種のDNAを比較したら種に特異的なバンドの違いがみられる。RFLPは民間ラボで速やかに実施できる。

これらの検査は比較的簡単で費用もそれほどかからないが検体中のDNAの量を決めることはできない。

表示されていないDNAが見つかったら二段階目として定量と種の確認の2つの確認検査を行う。これらは費用も時間もかかる。

基本的PCRでは定量が困難であるが、その応用型であるリアルタイムPCRでは複製が直線上になる時期を通常蛍光信号で検出する。

塩基配列を決めるにはDNAの配列決定が正確で信頼できる。ゲル状のバンドのみでは確認できない。塩基配列を決定したらデータベースと比較して種の同定を行う。

検査の感度

ほとんどのDNA検査は肉に1%以上の異なる種が入っていれば確実に検出できる。一部の市販キットは1%以下も検出可能であるが、この感度の違いは検体の調整や抽出などによる。組織の重量当たりのコピー数が多く耐熱性が高いという理由でミトコンドリアDNAが好んで使われるが、定量のためには核にある単一コピー遺伝子の方が適している。

CSIテレビシリーズをよく見ている人たちはこのような技術をよく知っているだろうが、DNA分析の実態は一話完結のドラマで表現されるより時間がかかると言っておくのが公平だろう。

(テレビだとあっというまに「犯人の遺伝子と一致しました」みたいなこと言うものね)

[]WHO紀要

Bulletin of the World Health Organization

Volume 91, Number 3, March 2013, 157-236

http://www.who.int/bulletin/volumes/91/3/en/index.html

[]福島のメルトダウンについてのWHOの報告書は架空の「統計」を提供する

WHO report on Fukushima meltdown provides imaginary “statistics”

March 1, 2013

http://www.acsh.org/who-report-on-fukushima-meltdown-provides-imaginary-statistics/

日本の2011年の地震と津波と原子力発電所のメルトダウンによる悲劇と狼狽の大きさにもかかわらず、WHOの報告書は福島近傍に住む人々のがんリスクの増加はほんのわずかと結論した。この166ページの報告書は事故による暴露量とリスクの2年間の包括的解析の締めくくりとなる。WHOが招集した専門家は住民でリスクが最も高いのは最も汚染の高い地域に住む乳児のようだと述べた。生涯にわたってがんになるリスクが4-7%高くなると推定している。日本では男性の生涯発がんリスクは41%、女性は29%である。事故後最も多く放射線暴露された人はそのリスクが約1%あがる。さらに日本以外の地域では確認できる健康リスクはないとも記している。

この研究は惨劇の心理的影響を直接扱ったものではないが、避難によるストレスも含めた心理的影響も健康に悪影響があると言っている。この報告書は地震と津波と事故の制せ印的影響を調べたものではない、しかし我々は心理的影響が極めて大きいことを知っている、とWHOの公衆衛生と環境ディレクターMaria Neira博士は述べている。

ACSHのJosh Bloom博士は、ここ(WHOの報告書)には実際のニュースは何もない。彼らの推定は全て仮定に基づく。彼はForbesで福島で14000人死亡の嘘という論説を書いている。http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20120116#p22

(コメントがついている。推定や数字そのものが悪いわけではない。それは他の数字と比べるためのもので現実の人間の数ではない。)

[]野生の授粉者が必須−専門家の反応

SMC

Wild pollinators crucial – experts respond

March 1st, 2013.

http://www.sciencemediacentre.co.nz/2013/03/01/wild-pollinators-crucial-experts-respond/

ニュージーランドを含む世界中600の野外試験からなる大規模国際研究が、農作物の花粉を拡散するには野生の昆虫が重要であることを強調し、ミツバチに過剰に依存することには警告した

この研究はScienceに発表されたもので、管理されたミツバチより野生の昆虫の方が作物をより効率よく授粉させることを見いだした。ミツバチは野生の昆虫の授粉パワーに付け加わるだけで代替可能ではない。

  • サメについてのQ & A

Shark questions answered – NZ Herald

March 4th, 2013.

http://www.sciencemediacentre.co.nz/2013/03/04/shark-questions-answered-nz-herald/

[]

  • 内分泌撹乱化学物質:どのくらい健康への脅威となるのか?

Endocrine-disrupting chemicals: how much of a health threat?

The Lancet エディトリアル

Volume 381, Issue 9868, 2–8 March 2013, Pages 700

先週大手メディアのいくつかの見出しで、人々がテフロンコートのフライパンが怖くなって台所で縮みあがったかもしれない。ある新聞は「日用品があなたを殺そうとしている」と報道し、別の新聞は「日々の生活で毒を盛られている」と言う。

メディアが報道したのはWHOとUNEPによる「内分泌撹乱化学物質の最新科学」という新しい報告書で、この報告書は合成化学物質が健康に相当影響している可能性があると警告しさらなる研究を求めている。

ホルモン受容体やホルモン系、代謝に干渉する可能性のある化学物質は約800で、一部は天然物、合成品は農薬や電子機器や化粧品に含まれる。この報告書はいくつか公平な指摘をしている−例えば多くの内分泌関連疾患が増加していて、複合暴露の健康影響がよくわかっていないためにEDCによる疾患リスクは過小推定されている可能性がある、などである。しかしそれはさらに飛躍して、単なる推測にすぎない根拠でも特定の疾患との関連を名指しするところまでいってしまっている。例えば甲状腺撹乱因子と甲状腺がんの増加について議論しているがEDCと甲状腺がんの関連については極めて限られた根拠しかない。甲状腺撹乱と自閉症の関連にも言及しているが単なる推測にすぎない。

最も重要な指摘は現在EDCを含む化学物質の暴露と有害健康影響の関連についての根拠の確からしさを評価するための広く合意されたシステムがないということであろう。

(そもそも「有害影響」の定義すらよくわからない。ジェンダーステレオタイプをあからさまに押しつけてくる人たちもいて。メスをみたら襲いかかるのがオスだ、そうでないのは異常だと言われたって全く合意できないんで。)

  • ハーブ肝毒性:報告事例の表によるまとめ

Herbal hepatotoxicity: a tabular compilation of reported cases.

Teschke R et al.,

Liver Int. 2012 Nov;32(10):1543-56

ハーブによる肝毒性の事例収集

Anaphylaxis to cow's milk formula containing short-chain galacto-oligosaccharide

Chiang WC et al.,

J Allergy Clin Immunol. 2012 Dec;130(6):1361-7

プレバイオティクスとしてミルクに添加してある短鎖ガラクトオリゴ糖がアナフィラキシーを誘発したと考えられる5事例

  • 高血圧に寄与する可能性のあるハーブ製品

Herbal products that may contribute to hypertension.

Jalili J et al.,

Plast Reconstr Surg. 2013 Jan;131(1):168-73.

美容整形の術後に影響する可能性のあるハーブ、という観点でのリストアップ。美容整形手術を受ける患者のハーブ使用率が多いので。アルニカ、ビターオレンジ、ブルーコホシュ、当帰、エフェドラ、イチョウ、ニンジン、ガラナ、リコリス、ハッカ油、エニシダ、センナ、southern bayberry 、セントジョーンズワート、ヨヒンビンをあげている

その他

  • ハーバライフがUCLAにすり寄る

LA Times

Herbalife cozies up with UCLA

February 22, 2013

http://www.latimes.com/business/la-fi-hiltzik-20130224,0,1163343.column

UCLAの医学部がハーバライフと異様に親密な関係をもっていることについて追求した記事

ハーバライフの栄養助言委員会座長を務めるをDavid Heber, M.D., Ph.Dのラボに150万ドルを寄付、座長としての謝金の他に株式を譲渡、彼の会社に年に30万ドル以上支払っている

ノーベル賞受賞者Louis Ignarro博士も関係。

ハーバライフの製品をIgnarro博士が宣伝していることについての批判は以下

The Dubious Promotion of Herbalife's Niteworks

Stephen Barrett, M.D.

http://www.mlmwatch.org/04C/Herbalife/niteworks.html

2013-03-01

[]食品とソフトドリンクの宣伝

Food and soft drink advertising

http://www.asa.org.uk/News-resources/Hot-Topics/Food-and-soft-drink.aspx

我々と食品との関係がますます複雑になっているようだ。高価なものあるいは安価なもの?オーガニックかそうでないか?放し飼いか集団飼育か?農家のために公正な取引か消費者のために低コストか?しかし宣伝移管しては、さらに複雑である。

広告は消費者に美味しい新しい選択肢、値段、栄養上のメリットについての情報を提供するが同時にこの国のウエストの拡大懸念を考えると腹立たしいものでもある。

宣伝が消費者に情報を与えて選択を促進するものであることにはほとんどの人が合意するだろうが、一部の食品や飲料の宣伝を全ての人が喜ぶわけではない。例えば「不健康な」食品の宣伝への批判者は宣伝の制限あるいは禁止すら求めている。特に子どもの健康への影響を引き合いに出す。

しかし食品や飲料の宣伝は子ども肥満の増加の原因だろうか?宣伝が健康的でないライフスタイルに意味のある寄与をしているのだろうか?これらについてはいまだ議論が続いている。

ASAはこれらの懸念については承知している。特に我々は宣伝が子どもに身体的・精神的・倫理的有害影響を与えないようにしている。しかし我々はソーシャルエンジニアではなく、合法的に販売されているものやサービスについて「良い」「悪い」を決めるのが仕事ではない。我々の責任は規則に則った宣伝がなされることを確保することである。そしてこの規則は強化されている。2007年に食品やソフトドリンクについては批判に対応して新しい規則を導入した。16才未満、あるいは小学生、それ以下の子どもにあてはまる規制がある。

もう一つの問題は食品の健康影響の宣伝である。宣伝は栄養価を表示できるが、その規則は厳しい。宣伝は宣伝規制に従うだけではなくEUの認可された健康強調表示にも従わなければならない。

ASA, CAPおよび BCAPは食品とソフトドリンク部門の監視を継続する。

ASA Hot Topic For Food and drink

http://www.asa.org.uk/News-resources/Hot-Topics/~/media/Files/ASA/Hot%20Topics/Food%20and%20drink%20hot%20topic.ashx

[]ASA裁定

  • ASA Adjudication on Yoplait UK Ltd

27 February 2013

http://www.asa.org.uk/Rulings/Adjudications/2013/2/Yoplait-UK-Ltd/SHP_ADJ_213535.aspx

TV CM「去年私のママが調子が悪くなって何ヶ月も家から出られなかった。彼女はカルシウムが重要だとは知っていたし私も彼女が骨に気をつけていると思っていた。でもわかってなかった。ビタミンDも大事だと知った。だからカルシウムとビタミンDの両方が摂れるCalin+(Yoplaitの商品名)を毎日摂ることにした」という内容。

EFSAが認めているのはカルシウムとビタミンDがそれぞれ正常な骨の維持に寄与するという表示である。一方宣伝は骨折をした人がCalin+をとれば骨折しなくなるだろうという意味に受け取れ、これは疾患削減強調表示であるである。現在欧州委員会は疾患削減強調表示については認可していないのでこの宣伝は基準違反である。

(結構厳密)

[]8食品が安全性検査に失格

8 foods fail safety tests

February 28, 2013

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2013/02/20130228_143710.shtml

食品安全センターが先月検査した10100食品中8食品が失格だった。

乾燥キノコの二酸化硫黄、芹菜のカドミウム、生牡蠣のノロウイルスDNA、未殺菌乳の大腸菌群、ココナツタルトのサルモネラなど。

[]菜種種子、亜麻仁、ポピーシード、マスタードシードのビキサフェンの既存MRL改訂についての理由付き意見

Reasoned opinion on the modification of the existing MRLs for bixafen in rape seed, linseed, poppy seed and mustard seed

EFSA Journal 2013;11(2):3127 [28 pp.].

28 February 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3127.htm

[]スパイスとキャラウェイの種子のジメトモルフの既存MRL改訂についての理由付き意見

Reasoned opinion on the modification of the existing MRLs for dimethomorph in seeds of spices and caraway

EFSA Journal 2013;11(2):3126 [27 pp.].

28 February 2013

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3126.htm

[]安全性助言

  • GNYオーストラリア製品:MSV ストロングバージョン、ESV エクストラストロングバージョン、 RL Rapid Lossソフトゲルカプセル

GNY Australia products: MSV Strong Version, ESV Extra Strong Version and RL Rapid Loss soft gel capsules

1 March 2013

http://www.tga.gov.au/safety/alerts-medicine-gny-australian-products-130301.htm

ハーブ成分からなり医薬品は含まないという表示にもかかわらず、TGAの検査により表示されていないシブトラミンが検出された。

製品の写真有り

  • My Slimmer Me (MSM) ソフトゲルカプセル

My Slimmer Me (MSM) soft gel capsules

1 March 2013

http://www.tga.gov.au/safety/alerts-medicine-my-slimmer-me-130301.htm

ハーブ成分からなり医薬品は含まないという表示にもかかわらず、TGAの検査により表示されていないシブトラミンが検出された。

製品の写真有り

[]ヨーロッパのがん頻度と死亡率パターン:2012年の40か国の推定

Cancer incidence and mortality patterns in Europe: Estimates for 40 countries in 2012

European Journal of Cancer

Available online 26 February 2013

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0959804913000075

国によって結構違う

[]EUサンプリング計画更新

Update on EU sampling programme

28 February 2013

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/feb/eu-sampling

FSAは先週発表し加盟国が合意したEUサンプリング計画の詳細について発表

英国では150検体を調査し、結果を報告する。

このEU計画による検査はFSAによる英国全国調査の第三段階で、第一と第二段階は364検体を地方当局が集めて最初の結果は来週発表予定である。

これは過去二週間でFSAが発表した企業による検査とは別である。

[]福島核事故の包括的報告書が健康リスクの詳細を記す

Global report on Fukushima nuclear accident details health risks

28 February 2013

http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2013/fukushima_report_20130228/en/index.html

福島第一原子力発電所の事故に関連する健康リスクの、国際的専門家による包括的評価は、日本の内外にいる一般人にとってリスクは低く、ベースラインを超えるがんの増加は予想されないと結論した。

同定された主な懸念は特定の地域の特定のがんについてのもので、一部を除き福島県内でもがんの観察できる増加は予想されない。

またこの報告書では心理的動揺が健康や福祉に影響するだろうと注記している。これらを無視すべきではない。

予備的線量推定に基づく2011年東日本大震災後の核事故による健康リスク評価

Health risk assessment from the nuclear accident after the 2011 Great East Japan earthquake and tsunami, based on a preliminary dose estimation

http://www.who.int/ionizing_radiation/pub_meet/fukushima_report/en/index.html

関連

  • ScienceInsider

WHOは福島事故によるがんリスクは最小限とみている

WHO Sees Minimal Cancer Risks From Fukushima Accident

byDennis Normile on 28 February 2013

http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2013/02/who-sees-minimal-cancer-risks-fr.html?ref=hp

WHOは福島核事故は他の地域の住人には観察可能ながんの増加はなく発電所の近傍住人には極最小限のがんリスクの増加だろうという報告書を発表した。施設で働く労働者は一部のがんのリスクが高い。

環境団体グリーンピースは直ちにこの報告書を非難した。しかし放射線の健康影響の専門家の少なくとも一人はこの報告書は一部のリスクを過剰推定していると言っている。

  • Natureニュース

福島の放射性降下物の多くは風に吹かれて消え去った

Much of Fukushima's fallout was gone with the wind

Declan Butler

28 February 2013

http://www.nature.com/news/much-of-fukushima-s-fallout-was-gone-with-the-wind-1.12528

核惨事によるがんリスクはわずかな放射線ホットスポットに集中

WHOが今朝、日本の福島第一原子力発電所事故による健康影響はほとんど無いという比較的安心する報告書を発表した。しかしごく少数の高線量暴露集団にはわずかだが有意ながんの増加があるだろう。

実際日本は天候に助けられた。事故があったときの風向きで放射性物質の多くが海に吹き流された。従ってこの結果は将来の核事故があったときの健康リスクについてはあまり参考にならない。もし風向きが良くなかったらもっと重大な事態になっていただろう。

本日の報告書のもとになっているのは昨年の被曝量推定である(注:これ自体実測値より遙かに高い過剰推定になっている)。この報告書では日本のほとんどで、福島県内やその近県でもほとんどの地域で追加のがんリスクはないと結論した。しかし飯舘村や浪江町のようなホットスポットではほんの少しリスクが増加する。ホットスポットでの甲状腺がんについては女性の生涯リスクが0.50%増加する。これは通常の疫学的アプローチでは検出できないだろう。

専門家はこの報告書について今後しばらく議論するだろう。多くの人はこの報告書を良くできているとしているものの、主にモデル計算により実測値ではないためデータはそれほど正確ではない。Imperial College Londonの放射線の健康影響専門家Geraldine Thomasはこの報告のがんリスクは著者が各種の仮定を安全側に倒しているため過剰指定であろうと言っている。生涯に一度だけ全身CTスキャンを受けるのと同じ程度の被曝を超えて暴露された人はごくわずかしかいない。

一方グリーンピースはこの報告書を欠陥があると非難している。

[]FVO査察報告書

  • トルコ 水産物と生きた二枚貝

TR Turkey - Fishery products and live bivalve molluscs

http://ec.europa.eu/food/fvo/rep_details_en.cfm?rep_inspection_ref=2012-6544

2012年9月17-28日に行われた、2011年の査察のフォローアップ。水産物については2011年の指摘事項に適切に対応している。二枚貝については改善が見られるもののまだ欠陥がある。

  • アルバニア 生きた動物と動物製品の、動物用医薬品のコントロールを含む残留物質や汚染物質のモニタリングの評価

AL Albania - evaluate the monitoring of residues and contaminants in live animals and animal products, including controls on veterinary medicinal products

http://ec.europa.eu/food/fvo/rep_details_en.cfm?rep_inspection_ref=2012-6536

2012年10月15-19日に行われた。2010年の査察時より改善は見られるがいくつかの欠陥がある。

  • チェコ 飼料チェーンのハザード同定とリスク管理対策の評価

CZ Czech Republic - evaluate measures in place for the identification of hazards and management of risks along the feed chain

http://ec.europa.eu/food/fvo/rep_details_en.cfm?rep_inspection_ref=2012-6487

過去に飼料へのダイオキシン汚染などの事例があったため飼料チェーンのハザード同定とリスク管理対策の貧弱さが問題となって規制が改定されている。

2012年10月9-17日に行われた。多くの改善点を指摘している。

[]不確実性のあるときの環境上の決定

Environmental Decisions in the Face of Uncertainty

2013

http://www.nap.edu/catalog.php?record_id=12568

EPAが環境政策上の意志決定を行う際に不確実性をどう取り扱うかについてIOMにガイドラインの提供を求めたことに対する回答。

その他

  • スイスがGM作物の安全な試験地域を作る

ScienceInsider

Switzerland Creates Secure Test Site for GM Crops

by Jop de Vrieze on 28 February 2013

http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2013/02/switzerland-creates-secure-test-.html?ref=hp

スイスがGM作物の実験をするための永久に保護された地域を作ろうとしている。これは研究者が破壊活動のリスクなしに、安全確保のための費用を減らして実験できるようにするのが目的である。

ヨーロッパではGM作物は議論の的で、ヨーロッパの法律では科学者が実験する場所を通知しなければならないために、100以上の試験で反対者による破壊活動が行われた。その結果1990年代には年に250あった実験が2011年には50以下に減った。

スイスの研究者はGM試験の資金の78%を警備などの安全確保に使っている。

  • GM作物の破壊活動に政府が保護する研究地域で戦う

Fighting GM crop vandalism with a government-protected research site

28-Feb-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-02/cp-fgc022213.php

Trends in Biotechnologyに発表された記事


  • 肉の同定に問題が?答えはバーコードをチェックすること

Problems with identifying meat? The answer is to check the barcode

28-Feb-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-02/bc-pw022713.php

あなたが何を食べているか知りたいですか?DNAバーコードが近縁種の同定に使えるかもしれない、という論文がInvestigative Geneticsに発表された。研究の結果、南アフリカの狩猟肉の表示は極めて不正確で、約80%が中身と表示が違う。

南アフリカでは切り干し肉が大きな産業で、1万以上の野生動物農場がありさらに個人の狩猟が加わる。この肉は脂肪やコレステロールが少なく添加物が少ないと見なされているため「健康的」とされる。

ミトコンドリアのCOI DNAバーコーディングとcytb配列決定により研究者らはスーパーマーケットや卸売り店の狩猟肉検体を調べた。146検体中100以上が誤表示されていた。

牛肉は全て正しかったがクーズーは92%別の種類だった。トビカモシカとダチョウの切り干し肉の24%しか正しくなかった。残りはウマ、インパラ、ハーテビースト、ウィルドビースト、ウォーターバック、エランド、オリックス、ダイカー、キリン、カンガルー、ヒツジ、ブタ、ウシだった。心配なのはシマウマと表示されていた検体の一つが実は絶滅危惧種のヤマシマウマだったことである。

(欧州がウマ肉の混入で大騒ぎしているのとスケールが違う)

  • カナダ肥満マップ更新:まだ流行は続く

Updating the Canadian Obesity Maps: An Epidemic in Progress

Carolyn C. Gotay et al.,

Canadian Journal of Public Health , Vol 104, No 1 (2013)

http://journal.cpha.ca/index.php/cjph/article/view/3513

地域ごとの肥満率データ

  • 風邪についての15のQ & A

Wellness Letter

Colds: 15 Expert Answers on Prevention, Relief and More –

by John Swartzberg, M.D. | February 28, 2013

http://www.berkeleywellness.com/self-care/preventive-care/preventive-care/article/colds-15-expert-answers-prevention-relief-and-more

風邪をひかないためにどうしているか?

実際手を洗う以外にできることは限られる。サプリメントに予防効果は証明されていない。ハーブやビタミン剤が風邪の予防や治療に役立つというしっかりした根拠はない

など

オサム.Kオサム.K 2013/03/02 13:21 ■[WHO]福島核事故の包括的報告書が健康リスクの詳細を記すなど
→一部の新聞で3面で載っている程度で、ほとんど報道されませんね???
こんな重要なことなのに、「危険じゃないから→報道しない、その価値がない!」と思っているのか?
とてもとても残念です