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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2013-09-24

[]調査の結果5才の27%には虫歯があることがわかった

Survey finds 27% of 5 year olds have tooth decay

20 September 2013

https://www.gov.uk/government/news/survey-finds-27-of-5-year-olds-have-tooth-decay

イングランドの口腔の健康調査。2008年に比べて2012年は30.9%から27.9%に減少。

[]子どもの虐待サイクルを断ち切るのにポジティブな関係が役にたつかもしれない

Positive relationship factors may help break cycle of child maltreatment

September 20, 2013

http://www.cdc.gov/media/releases/2013/a0920-child-maltreatment.html

Journal of Adolescent Healthの特別付録で、世代を超えた虐待の連鎖における安全で安定した養育関係(SSNRs)と社会的文脈の役割についての調査を発表した。親と子ども、親と他の成人とのSSNRが虐待の連鎖を防ぎ生涯にわたる健康に役立つかもしれない。

[]2013 もと喫煙者からのTIPSキャンペーンに15万回の禁煙電話への電話と280万件のウェブサイトアクセスがあった

2013 Tips From Former Smokers campaign generates 150,000 calls to quitlines and 2.8 million website visits

September 19, 2013

http://www.cdc.gov/media/releases/2013/p0919-tips-data.html

[]単花マヌカハチミツの定義オプション

Options for Defining Monofloral Manuka Honey

SEPTEMBER 2013

http://www.foodsafety.govt.nz/elibrary/industry/options-for-defining-monofloral-manuka-honey/index.htm

2013年9月30日まで意見募集

http://www.foodsafety.govt.nz/elibrary/industry/options-for-defining-monofloral-manuka-honey/2013-38-proposals-for-nz-manuka-honey-claims.pdf

ハチミツの表示、特にマヌカハニーについては虚偽表示がしばしば見られる

そこで消費者が誤解しないような定義と表示についてガイドラインを発行することを目的とする。

ニュージーランドは2012/13年に16000トンのハチミツを生産し、この部門は成長している。2012年の輸出額は1億2000万ドル相当でそのうち80-90%がマヌカハニーである。マヌカハニーは他のハチミツに比べて高値で売れる。

コーデックスにはハチミツの定義はある

マヌカハチミツを定義するのに、花粉の量によるかメチルグリオキサールの量によるかその両方によるか、などを検討

マヌカハニーに健康強調表示はできない

メチルグリオキサールの含量表示は可能かどうか

(遺伝毒性のある化合物をたくさん含むことが有り難がられるという不思議な食品。)

[]タトゥーインクについてのFAQ

FAQs on tattoo inks

19.09.2013

http://www.bfr.bund.de/en/faqs_on_tattoo_inks-187895.html

ドイツでは約9%が入れ墨をしていて、この数字は将来増加すると予想されている。16-29才では23%が入れ墨をしている。タトゥーインクはこの目的では評価されたことのない多数の個別物質の組み合わせからなる。通常有機色素が使われるが、永久入れ墨では酸化鉄やすすが使われる。例えば発がん性のある芳香族アミンなどがタトゥーインクに含まれることがある。さらにタトゥーインクにはよくわからない機能の重金属や添加物が含まれる。さらに最近では暗闇で光るタトゥーなどのような特別なものもある。タトゥーに関連する望ましくない影響としては、感染、異物反応、瘢痕形成、アレルギーなどがある。BfRはここにQ & Aをまとめた。

[]衣服繊維製品を取り巻く問題へのイントロダクション

Introduction to the problems surrounding garment textiles

12.09.2013

http://www.bfr.bund.de/cm/349/introduction-to-the-problems-surrounding-garment-textiles.pdf

衣服繊維製品には多数の化合物が含まれる可能性がある。洗濯で色落ちしないようにするためやしわになりにくいなどのための色素、助剤、最終化剤などがある。さらにバイオサイドが使われることもある。これまでメディアでは衣服に関連した健康ハザードについて多くの報道があった。消費者団体も服に使用する化合物の明示を求めてきた。BfRは色素や助剤などによる健康リスクの同定に努めてきた。以下に、おもに1992年に設立されたテキスタイルワーキンググループの結果に基づく衣服繊維製品を取り巻く問題へのイントロダクションを提示する。

(暴露評価のデフォルト値なども含むわりとまとまった報告書)

[]ILSI出版物

  • 水の回収と再利用:飲料製造や食品か公示の安全な節水法ガイドライン

Water Recovery and Reuse: Guideline for Safe Application of Water Conservation Methods in Beverage Production and Food Processing

http://www.ilsi.org/ResearchFoundation/Publications/Guideline%20for%20Water%20ReUse%20in%20Beverage%20Production%20and%20Food%20Processing.pdf

  • Cry1Fタンパク質の環境安全性レビュー

A Review of the Environmental Safety of the Cry1F Protein

http://www.ilsi.org/ResearchFoundation/Publications/Cry1f-monograph.pdf

  • Cry2Abタンパク質の環境安全性レビュー

A Review of the Environmental Safety of the Cry2Ab Protein

http://www.ilsi.org/ResearchFoundation/Documents/CERA/Cry2Ab_en8-30.pdf

[]イベント:科学コミュニケーションのサイエンスII

The Science of Science Communication II

http://www.nasonline.org/programs/sackler-colloquia/upcoming-colloquia/SSC2-agenda.html

2013年9月23-25日

コミュニケーションの科学(説話と認識論、聴衆のモチベーションを喚起する、不確実性を伝える、ソーシャルネットワーク、政治的コミュニケーションとしての科学コミュニケーション)、論争のある時の科学(科学についての個人や社会の認識:3つの事例、ソーシャルネットワークの影響、サイエンスコミュニケーションにおける物語)、コミュニケーションのための協力を作り上げる(気候変動、進化、肥満/栄養、ナノテクノロジーの4つのワークショップ)

[]USDAは農業の共存にパブリックコメント募集を発表

USDA Announces Request for Public Input on Agricultural Coexistence

September 20, 2013

http://www.aphis.usda.gov/newsroom/2013/09/ac21.shtml

Tom Vilsack農務長官はUSDAがまもなく米国における農業の共存についてのパブリックコメント募集を官報で告知すると発表した。バイオテクノロジーと21世紀の農業に関する助言委員会が、USDAは教育とアウトリーチを強化することで農業の共存を支持すべきだと助言した。これに対応して、我々は共存に関心のある全ての人たちに、共存の意味やどういう寄与をしているか、何が必要かを尋ねる。

共存とは、伝統的農法からオーガニック、分別生産、遺伝子組換え作物などの多様な農法による作物が同時に栽培されていることを指す。

[]原因不明の病気、子ども インド(第2報):ビハール

Undiagnosed illness, children - India (02): (BR) RFI

2013-09-23

http://www.promedmail.org/direct.php?id=20130923.1963903

Date: Sun 22 Sep 2013 Source: The Indian Express [summarized & edited]

毎年、モンスーンがやってくる3ヶ月前に、2-5才の子どもたち900-1200人が謎の病気になる。最初はだるさと微熱で始まり朝に向かって悪化し多くは病院に行く前に死亡する。ビハールでは2011年は44人、2012年は121人、2013年は39人死亡した。ビハールの保健大臣Sanjay Kumarは今年の数が少ない理由がわからないことを認めた。

今年は米国CDCのチームが招聘されて2013年9月の第一週に報告書を提出した。調査の結果既知のウイルスは陰性であった。昨年も複数の機関が検査しウイルスは検出されていない。10人の子どものMRI検査の結果、脳組織に炎症の兆候は認められなかった。感染の兆候は全くない。肝機能や腎機能による毒素の検査は陰性で毒物を吸収したという証拠もない。そのため環境因子を視野に入れている。一つは暑さで、暑さと湿度の増加が熱中症につながる可能性が示唆されている。子どもたちは全て栄養不良である。

(コメントで感染症は除外できそうであること、熱中症にもまだ疑問があるとしている)

[]テトロドトキシン中毒、ヒト フランス(レユニオン)

Tetrodotoxin poisoning, human - France: (Reunion

2013-09-22

http://www.promedmail.org/direct.php?id=20130922.1961870

Date: 20 Sep 2013 Source: Linfo.re [in French, trans. Corr.SB, edited]

2013年9月10日にふぐを食べて食中毒になった10人が全員退院した、と地方保健当局が9月20日に発表した。原因となった魚がふぐの仲間であることを確認し、食べ残しからテトロドトキシンを検出している。

フランス海洋研究開発機関(ARVAM)によるとレユニオンでのテトロドトキシン中毒は

1959年 患者13人、12人入院

1972年 患者7人 2人死亡

1980年 患者2人

1989年 患者1人

2009年12月24日付の法令により、ふぐは販売禁止の有毒魚リストに掲載されている

[]麻痺性貝毒中毒−オーストラリア(西オーストラリア)警告

PARALYTIC SHELLFISH POISONING - AUSTRALIA: (WESTERN AUSTRALIA) ALERT

2013-09-19

http://www.promedmail.org/direct.php?id=20130919.1954502

最近の検査でSouth Yunderupの野生貝類から有毒な可能性のある微少藻類が高濃度記録された。Murray州は住民や旅行者に対してPeel-Harvey 河口の全ての天然貝類を食べないよう警告している。

[]発がん物質報告書候補:情報を求める

Nominations to the Report on Carcinogens; Request for Information

Federal Register / Vol. 78, No. 183 / Friday, September 20, 2013 / Notices

http://ntp.niehs.nih.gov/NTP/PressCtr/FRN/2013/78FRN183ROC20130920_htm.pdf

http://ntp.niehs.nih.gov/?objectid=C3265922-AFC1-098A-6BDE6B05F18DE4AC

20のRoC候補についての情報を、2013年10月18日まで募集する。

候補物質としてはアロエ、イチョウ抽出物、ゴールデンシールルートパウダー、カバカバ抽出物、プレゴン、ニッケルナノ粒子、木が燃えて発生する煙、などが含まれる

その他

  • 雑誌の編集者たちが毒性について競り合う

Natureニュース

Journal editors trade blows over toxicology

Daniel Cressey

20 September 2013

http://www.nature.com/news/journal-editors-trade-blows-over-toxicology-1.13787

ヨーロッパのビスフェノールAやその他の内分泌撹乱物質の規制を巡って議論が燃え上がる

ビスフェノールAの規制を巡る乱闘にさらに数十人の研究者が加わった。この乱闘は欧州委員会の内分泌撹乱物質に関する政策レビュー報告書がリークされて7月にFood and Chemical Toxicologyにその報告書の提案の根底にある仮定について批判するDietrichらによるエディトリアルが発表されたことに端を発する。8月に41人の科学者がEnvironmental Healthにコメントを発表し、今回は別のグループがEndocrinologyにその批判を批判するエディトリアルを発表した。Toxicological Scienceには9月5日に、安全性についての議論に多くの毒性学者が「傍観者」であることを批判しつつもDietrichらを支持するエディトリアルが掲載されている。

内分泌撹乱物質についての政策決定は分野をまたがった科学に基づくべきである:Dietrichらへの反応

Policy Decisions on Endocrine Disruptors Should Be Based on Science Across Disciplines: A Response to Dietrich et al.

A.C. Gore et al.,

Endocrinology September 18, 2013 en.2013-1854

http://endo.endojournals.org/content/early/2013/09/18/en.2013-1854

安全第一のハザード:トキシコロジー学会がヒトと環境の安全性に関する議論にどのように貢献すべきかについての展望

The Hazards of Playing it Safe: Perspectives on How the Society of Toxicology Should Contribute to Discussions on Timely Issues of Human and Environmental Safety

http://toxsci.oxfordjournals.org/content/early/2013/09/05/toxsci.kft201

(先の記事は

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20130716#p7

各分野の専門家が協力する、ことと、専門でない分野への言及を専門家と同じ重みで扱えと主張することは違うけど。それって専門性軽視だし)

  • ストップノソーズ(ホメオパシー薬品)

Stop Nosodes

http://www.stopnosodes.org/

Stop Nosodesキャンペーンの結果として、ヘルスカナダはホメオパシーをワクチンの代用品として宣伝することをやめさせるための対応を行った。製品ラベルに「この製品はワクチンの代用品となるものではない」と警告表示する必要がある。

  • 関節リウマチ用の銅のブレスレットと磁石リストストラップ−鎮痛および抗炎症作用:無作為二重盲検対照化クロスオーバー試験

Copper Bracelets and Magnetic Wrist Straps for Rheumatoid Arthritis – Analgesic and Anti-Inflammatory Effects: A Randomised Double-Blind Placebo Controlled Crossover Trial

Stewart J. Richmond et al.,

PLoS ONE 8(9): e71529.

http://www.devicewatch.org/reports/bracelets.pdf

結論:意味のある効果はない

こららの装置は特に有害影響はないが早期診断と効果的治療法の選択が遅れるという機会費用とはなる

  • 大気汚染への対応

Action on ambient air pollution

The Lancet

Volume 382, Issue 9897, 21–27 September 2013, Pages 1000

今週号のLancetには大気汚染の健康への悪影響についてのさらなる根拠となる論文を掲載している。今や大気汚染が急性の心血管系イベントに悪影響があることは明確になった。

良い知らせは中国が石炭の使用量を減らし大気汚染を減らす計画を立てたことである。インドも続くべきであろう。欧米も粒子状物質の濃度規制値を引き下げるべきである。

Francesco Forastiere, Nera Agabiti

Assessing the link between air pollution and heart failure

The Lancet, Volume 382, Issue 9897, 21–27 September 2013, Pages 1008-1010

Anoop SV Shah, et al.,

Global association of air pollution and heart failure: a systematic review and meta-analysis

The Lancet, Volume 382, Issue 9897, 21–27 September 2013, Pages 1039-1048

  • ネガティブ思考の力

The Power of Negative Thinking

By Berkeley Wellness September 20, 2013

http://www.berkeleywellness.com/healthy-mind/mind-body/article/power-negative-thinking

期待や信仰は病気や健康に大きな力を持つ。これは人々がニセの錠剤や治療を行ったあとに症状が改善するプラセボ効果のもとであるが、その期待がネガティブなものだったらどうなるだろうか?プラセボの邪悪な双子であるノセボ効果が発動する。負の期待、恐怖、不安は現実に人を病気にする。

ノセボ効果はメディアが健康リスクについて報道すると、それに根拠が無くても、報道だけで実際に有害影響を引き起こしうることを説明する。これは最近Journal of Psychosomatic Researchに発表された電磁波過敏症についてのドイツの研究で見られる。

147人の参加者の半分に低エネルギー電磁場(EMF)の有害影響の可能性についてのドキュメンタリーを見せ、残り半分には無関係な映画を見せた。それからアンテナつきのヘッドバンドを装着され、それはWiFiルータにつながっていてできるだけ身体の近くに信号を送るためと言われた。しかし実際にはWiFiもEMF暴露も存在しない。それでもEMFのドキュメンタリーを見た人たちは、特に事前に不安スケールが高かった人は、動揺や集中できない、手足がぴりぴりする、などの症状を報告し、それがEMFのせいだとする可能性が高かった。2人は症状が酷くて実験を中断した。

何年もの間EMFはがんの原因になるのではという懸念が提示されているが研究結果はほとんどのばあい関係ないというものである。一方電磁波過敏症は立証されていない。電磁波過敏症だと主張する人々は本物の電磁波にもニセの電磁波にも同じように反応する。

ほとんどの人はいくらかは暗示にかかり、しかも無意識におこるので、ノセボ効果を避けるのは難しい。もちろん健康リスクについて知っておくことは重要であるが、特にあなたが心配性なら、ネガティブな期待については注意した方がよい。そして新たに発見された健康ハザードについてのメディアのセンセーショナルな報道には注意するように。

  • カリフォルニアの農薬規制は欠陥がある、とUCLAの報告は言う

Pesticide regulation in California is flawed, UCLA report says

23-Sep-2013

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-09/uoc--pri092313.php

イチゴにヨウ化メチルの使用を認めているから、とのこと。ヨウ化メチルはオゾン層の枯渇原因となるとされた臭化メチルの2015年までの段階的廃止のためにその代用品としてクロルピクリンと組み合わせて使われるようになった。ヨウ化メチルは発がん性や神経毒性があり、これの使用を2010年に認めたことが欠陥事例である。

Risk and Decision: Evaluating Pesticide Approval in California

http://www.stpp.ucla.edu/node/474