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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2014-03-28

[]医務部長が公衆衛生の年次報告書を発表

Chief Medical Officer publishes annual report on state of the public’s health

Published 27 March 2014

https://www.gov.uk/government/news/chief-medical-officer-publishes-annual-report-on-state-of-the-publics-health

過体重が普通になっていることへの懸念、耳が聞こえないことと目が見えないことの認知症との関連、歩行者と自転車の安全性

Sally Davies医務部長が最新報告書を発表した。「これまで私は特にファッション業界で過小体重が理想的とされることに懸念をもっていた。しかし社会が過体重であることを普通だとみなしている可能性に懸念を大きくしている。衣料品店ではマネキンのサイズが大きくなり同じサイズで表示される服が大きくなっている。」という。また砂糖とアルコールへの最小価格の導入も支持した。

[]ASA裁定

  • ASA Adjudication on Vitabiotics Ltd

26 March 2014

http://www.asa.org.uk/Rulings/Adjudications/2014/3/Vitabiotics-Ltd/SHP_ADJ_244070.aspx

"Diabetone"というサプリメントについて。「特に糖尿病のヒトに」、「正常血糖値の維持に役立つクロムを含む」(これ自体は認可された健康強調表示)、と製品の名称の組み合わせから製品が糖尿病を治療できると受け取られると判断されてこのような宣伝は基準違反となる。企業側は「特に糖尿病のヒトに」という文章は糖尿病のヒトでも使用できるという意味だと反論しているが却下。製品名そのものが誤解を招くという主張については2005年以前から使用しているため可。

(このへんの判断がASAと日本(消費者庁?)はかなり違う。)

  • ASA Adjudication on The Suntanz Company Ltd

12 March 2014

http://www.asa.org.uk/Rulings/Adjudications/2014/3/The-Suntanz-Company-Ltd/SHP_ADJ_250051.aspx

「日焼けについての真実」として日焼けマシンが皮膚がんの原因になるというのは神話で間違っていると宣伝。これは嘘。

[]ハーブ製品についてのヨーロッパと国の規制概要

Overview of European and national legislation on herbal preparations

2014-03-27

http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2014/maart/Overview_of_European_and_national_legislation_on_herbal_preparations

ハーブを含む食品サプリメントは無害なイメージがあってしばしば健康によいとされて使用されている。多くの異なるハーブ製品が販売されていて、インターネットでも販売されている。全てのハーブ製品はオランダ商品法によるハーブ製品指令に定める安全性の基準を満たさなければならないが、市販前の安全性や組成の評価は行われていない。市販の製品が公衆衛生上のリスクとなる情報があった場合にのみ評価が行われる。ハーブ製品の組成(例えば植物のどの部分が使われているのか、どのように抽出されているのか)に関する情報がほとんど無いためリスクの評価はしばしば困難である。

RIVMは現在、これらの製品の安全性を確保するためオランダのハーブの規制を改定する可能性について調査中である。最初のステップとして現在の欧州および国のハーブ製品規制の概要をまとめた

(オランダ語)

[]無機汚染物質の地下水漏出:地下水についてのオランダ土壌質指令の影響評価

Leaching of inorganic contaminants towards groundwater : Impact assessment of the Dutch Soil Quality Decree on groundwater

2014-03-27

http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2014/maart/Leaching_of_inorganic_contaminants_towards_groundwater_Impact_assessment_of_the_Dutch_Soil_Quality_Decree_on_groundwater

産業革命以降オランダの土壌は徐々に工業や農業や運輸などのヒト活動による広範な汚染が進んでいる。多くの土地は土壌の質に関する指令に定める閾値以内であるが、数百年という長期的には地下水の重金属濃度増加はリスクとなる可能性がある。RIVMは長期地下水汚染も考慮することを薦める。特に注意が必要なのはカドミウム、ニッケル、亜鉛である。

[]米国の侵襲的がんの率は2009年から2010年に少し下がった

U.S. invasive cancer rates slightly down from 2009 to 2010

Thursday, March 27, 2014

http://www.cdc.gov/media/releases/2014/p0327-cancer-rates.html

HPVワクチンや大腸がん検診のような予防対策が、がんを減らすのに重要なツールである

10万人あたりの年間がん診断数は2009年は459、2010年が446。男性503女性405。多いのは前立腺がん(126)、女性の乳がん(119)、肺や気管支(62)、直腸結腸(40)。

[]未登録漢方薬リコール

Unregistered Chinese medicine recalled

March 27, 2014

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2014/03/20140327_191156.shtml

衛生署は登録中国薬薬局問屋に未登録製品龍角散のリコールを命令した。

この製品は日本から輸入したもので中国薬に登録されていない

龍角散は第3類医薬品のようだが漢方薬?中国伝統医薬品ではないだろうけれど?)

[]ヒトがんのin vitro での突然変異の景観モデリング

Modelling mutational landscapes of human cancers in vitro

http://www.nature.com/srep/2014/140327/srep04482/full/srep04482.html

培養細胞に発がん物質を与えたときのDNA変異の様相を解析した

ゲノム解析とバイオインフォマティクスによる新しい方法

マウス胚線維芽細胞の初代培養が不死化する際に獲得する変異パターンとヒトがん細胞を比較。

発がん物質としてはアリストロキア酸、ベンゾ(a)ピレン、MNNG、UVC、そして自然発生。

[]外来製品警告

Foreign Product Alert: Zyrexin

March 27, 2014

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2014/38713a-eng.php

ヘルスカナダが国境で検査した未承認医薬品Zyrexinに表示されていない医薬品成分ヨヒンビンが検出された。米国産。製品(錠剤)の写真有り

[]ヤギのミルクは牛乳アレルギーの乳児の解決法ではない

Goats' milk formula not a solution for cows' milk allergic infants

27 March 2014

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2014/mar/goats-milk#.UzTCCaQ9JaQ

規制の変更により英国でヤギの乳児用ミルクやフォローアップミルクが認められるようになった。しかしながら、FSAはこれが牛乳アレルギーの乳児の代用品にはならないと警告する

牛とヤギの乳タンパク質は類似しているので一方にアレルギーがある場合にはもう一方にもアレルギーである可能性が高い。

[]電磁場と健康影響についてのワークショップ:科学から政策と一般啓発へ 科学的知見と不確実性を政策決定において調停する

Workshop on Electromagnetic fields and health effects: from science to policy and public awareness - Conciliating scientific findings and uncertainties in policy making. -- 28/03/2014 09:00

http://live.grnet.gr/ascsa/

ウェブストリーミング

その他

  • 公共の場所での禁煙が早産と小児喘息の減少と関連

Public smoking bans associated with reduction in premature births and childhood asthma

27-Mar-2014

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2014-03/bawh-psb032714.php

The Lancetメタ解析

  • 人々は炭酸飲料税やサイズ制限を歓迎しない

People unwilling to swallow soda tax, size restrictions

27-Mar-2014

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2014-03/cu-put032714.php

Preventive Medicineに発表された米国成人1319人を対象にしたアンケート調査

  • オーガニック食品を食べる女性はがんになりにくいことはない、研究が発見

The guardian

Women who eat organic foods no less likely to develop cancer, research finds

Friday 28 March 2014

http://www.theguardian.com/society/2014/mar/28/women-organic-foods-develop-cancer

ミリオンウーマンスタディは農薬を使って育てた食品を避けてもがん全体のリスクに差がないことを示した

英国最大の健康研究プロジェクトであるミリオンウーマンスタディの結果がBritish Journal of Cancer,に発表された。著者は「消費者がオーガニック食品を購入する主な理由は健康上の懸念であることから、この結果はとても役にたつ。答えは簡単でオーガニック食品を選んでもがんリスクに差はない。この研究は非常に大規模でしっかりしたものである。」

この研究では50才以上の623 080人の女性にオーガニック食品を食べるかどうかを尋ね、16種類のがんについて調べた。オーガニックを主に食べているヒトでは乳がんのわずかな増加と非ホジキンリンパ腫の21%減少が見られたが数が小さく偶然である可能性がある。

オーガニック食品を宣伝しているSoil Associationはオーガニックを食べることと非ホジキンリンパ腫の関連が無視されていると主張する

英国大規模前向き研究におけるオーガニック食品摂取とがん頻度

Organic food consumption and the incidence of cancer in a large prospective study of women in the United Kingdom

K E Bradbury et al.,

British Journal of Cancer advance online publication 27 March 2014

http://www.nature.com/bjc/journal/vaop/ncurrent/abs/bjc2014148a.html

英国623 080人の中年女性を9.3年フォロー。ベースラインではオーガニック食品を全く食べない30%、時々食べる63%、いつも食べる7%だった。オーガニック食品を食べることは非ホジキンリンパ腫以外についてはがん頻度と関連がなかった

  • 集中的保育が貧しい子どもの長期健康を改善するかもしれない

ScienceNOW

Intensive Day Care May Improve Long-Term Health of Poor Children

27 March 2014

http://news.sciencemag.org/education/2014/03/intensive-day-care-may-improve-long-term-health-poor-children

アメリカでは貧しい家庭に生まれた子どもは豊かな家庭で生まれた子どもより病気がちで早期に死亡する。ノースカロライナの早期教育研究n新しいデータは、そのような不平等が変えられることを示唆する。貧しい家庭でも集中的5年間の保育を受けた子どもは保育を受けていない子どもより30代半ばの健康状態がよい。この研究は1972年に始まった。

(週5日、6-8時間のデイケア、というと保育園よりちょっと短い)

  • ADHDは過剰に診断されているのか?

Is ADHD Overdiagnosed?

by David Tuller, Dr.ph. | March 27, 2014

http://www.berkeleywellness.com/healthy-mind/mood/article/adhd-overdiagnosed

CDCが昨年ADHDと診断される子どもが9人に1人と増加したことを報告した。このことはADHDの治療薬の販売が大きく増えたことも意味する。最近発表された注目の本で、2人のカリフォルニア大学バークレー校の教授がこの現象を、1990年代から2000年代に拡大した学校の業績評価と関連させている。

この本The ADHD Explosion: Myths, Medication, Money, and Today's Push for Performance (Oxford University Press, 2014),で、医療経済学と公衆衛生政策のRichard Scheffler教授と心理学のStephen Hinshaw博士は、ADHDの増加が少なくとも一部は教育政策の変化によるという驚くべき根拠を提示している。最近、早期教育ブームが極めて小さい子どものADHD診断を劇的に増加させているという著者の懸念について議論した記事がNYTに掲載されている。

(学校の業績評価によって学校にお金が支払われる仕組みになっているのだが成績の悪い子をADHDと診断することで除外できる、というのがひとつ。それからわずか4才の子どもを学校に入れておとなしく椅子に座っていられないとか宿題をきちんとできないからといってADHDと診断する)

  • 化学物質流出で500人がHSCビルから避難

Chemical spill forces 500 people to leave HSC building in evacuation

Thursday, March 27,

http://winnipeg.ctvnews.ca/chemical-spill-forces-500-people-to-leave-hsc-building-in-evacuation-1.1749536

ウィニペグのヘルスサイエンスセンター(HSC)ビルで木曜日に化学物質流出事故があり約500人が避難した。化学物質を運ぶパイプが壊れて4階に流出した。原因は工事関係者であろうとされ、浴びたのは1人のみ、既に除染して帰宅した。流出したのはホルマリンで、希釈液なので主な症状は目や喉や鼻の刺激。