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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2014-10-09

[]CDCは自動車事故による怪我が多く費用がかかることを報告

CDC report shows motor vehicle crash injuries are frequent and costly

Tuesday, October 7, 2014

http://www.cdc.gov/media/releases/2014/p1007-crash-injuries.html

アメリカ人は交通事故の怪我により毎年100万日以上入院している

Vital Signs報告書

十代の運転

Teen Driving

http://www.cdc.gov/healthcommunication/toolstemplates/entertainmented/tips/teendriving.html

米国では2011年に16-19才の2650人が交通事故で死亡している。特に16-19才のドライバーは20才以上に比べて致死的交通事故をおこす可能性が3倍高い。女性に比べて男性が2倍、特にハイリスクなのは免許取りたて1ヶ月以内。さらに飲酒。

[]台湾のラードの押収監視

Taiwan lard seizure monitored

October 08, 2014

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2014/10/20141008_211337.shtml

食品安全センターは、台湾当局が動物飼料用油脂と食用ラードを混ぜて作ったラード製品を押収したと発表した。

  • 台湾食品リコール

Taiwan food products recalled

October 08, 2014

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2014/10/20141008_232825.shtml

品質の悪いラードを使った台湾産食品について、リコール発表。Long Kow Foods社のTraditional Tiny NoodlesとChi Mei Frozen Food社のPork Cooked Dumpling

[]COT 会合:2014年9月2日

COT meeting: 2 September 2014

http://cot.food.gov.uk/cotmtgs/cotmeets/cotmeets2014/cot-agenda-and-papers-2-september-2014

2014年9月2日の議事録掲載

http://cot.food.gov.uk/sites/default/files/cot-mins-020914.pdf

・栄養に関する科学委員会(SACN)の母子栄養小委員会(SMCN)がCOTの声明を取り入れた乳児用食品中の化学物質についての報告書を2015年に発表する予定である

・航空機の客室の空気中の汚染物質に関する2013年の声明について照会があった。COTの結論は特に乳幼児や妊娠女性について言及していないが、これらの集団が短時間暴露で特に著しく感受性が高いと考える理由はない。多くの化合物がエンジンから出るが、重大な急性毒性をもたらすにはもっと高濃度が必要である。低濃度では臭いや軽い目や気道刺激はあるかもしれない。不確実性は残る。

・John Hoyte(もとパイロット)による本「航空機毒性症候群:航空機の秘密」でCOTの見解を不適切に紹介している。

・EFSAのアクリルアミド評価案には概ね賛成だがいくつかコメントがある。

[]ソフトウエアツールが一回のクリックでGMデータを解析する

Software tool delivers GM data analysis with a single click

6 October 2014

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/141006.htm

EFSAは関係者にGM植物のリスク評価の一環として複雑なデータ解析を行うツールを提供する。EFSAのウェブサイトから無料でダウンロード可能な利用しやすいプログラムは、ワンクリックで野外試験のデータを解析する。

(GMでない植物との比較を行う)

[]2014年10月17日までにチーア種子についての意見募集

Views on chia seeds wanted by 17 October 2014

8 October 2014

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2014/13127/views-sought-on-chia-seeds

南アメリカ産のチーア種子がオーストラリア産のチーア種子と同等であることの確認申請についてのACNFPの意見案に対するパブリックコメントを募集する

  • 2014年10月17日までに合成ジヒドロカプシエイトについての意見募集

Views wanted on synthetic dihydrocapsiate by 17 October 2014

8 October 2014

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2014/13130/views-wanted-on-synthetic-dihydrocapsiate

味の素からの天然の唐辛子成分であるジヒドロカプシエイトの合成品を使用できる製品の食品サプリメントへの拡大申請について意見を募集する。

その他

  • リークされたメモがDr. OzとConsumer Reportsの間の新しい疑似科学同盟を明るみに出す

Leaked memo highlights new axis of pseudoscience between Dr. Oz and Consumer Reports?

Marc Brazeau | October 8, 2014 | Genetic Literacy Project

http://www.geneticliteracyproject.org/2014/10/08/leaked-memo-highlights-new-axis-of-pseudoscience-between-dr-oz-and-consumer-reports/

Consumer Reports(CR)がどんどん疑似科学の方向に歩みを進めている件について、CR幹部がDr. Ozと接触していることについての内部文書を入手した。このメモはCRがあまりにも疑似科学的になってきたことにうんざりして袂を分かったもと編集者が我々に渡したものである。CRは例えば8月にはオーガニック認証あるいはGMOフリー認証のない豆乳は避けるべき、などと書いている。

(告発型の消費者運動はもう役割を終えたんだが・・)

  • パン焼きコンテストのBerryは「健康のロールモデル」

Bake Off Berry 'a healthy role model'

By David Wilcock

Thursday 9 October 2014

http://www.independent.ie/life/food-drink/food-news/bake-off-berry-a-healthy-role-model-30648903.html

高カロリーのケーキで有名な英国パン焼きコンテストプレゼンターのMary Berryは、健康的な食生活をしたい人たちにとってのロールモデルとなるべき、と科学者が言う

Mary Berryは79才のフードライターで、脂肪の多いケーキへの態度−そのような食品を少しだけ食べる−で賞賛される。

King's College LondonのTom Sanders栄養教授は「Mary Berryは我々が恐ろしいものと考えるあらゆるものを使ってケーキを作る−砂糖、飽和脂肪、クリーム−だが彼女はそれを少しだけ食べる−そしてこのことこそが重要だと考える」という。

ロンドンのScience Media Centreで話した科学者たちは、高カロリースナックやコーヒーのマーケティングに対応するにはもっとやるべきことがあると述べた。

40年前に比べると平均的食品の飽和脂肪含量は減ったが肥満は増加し続けている。これは人々の食べ方が変わったためで、運動しなくなりより大きなサイズのものを食べるようになった。特に影響されやすいのは薦められると断れない人たちで、コーヒーを買うと「一緒にマフィンはいかがですか」と薦められ雑誌を買うと必要もないのに100gのチョコレートバーを薦められる。これらは全てマーケティングの問題である。

体重を減らし心疾患や糖尿病リスクを減らすには、食事とアルコールの摂取量と運動量が重要である

(SMCのイベントの報告

dietary fat and health

http://www.sciencemediacentre.org/dietary-fat-and-health/

  • 食物アレルギー早期リスクに皮膚暴露が寄与している可能性

Skin exposure may contribute to early risk for food allergies

8-Oct-2014

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2014-10/tmsh-sem100814.php

Journal of Clinical Investigationに発表されたMount Sinaiの研究者らによるマウスでの研究によると、多くの子どもたちが初めてピーナッツを食べる前にピーナッツアレルギーになっていてこの早期感作に経皮暴露が関与している可能性がある。

マウスの皮膚にピーナッツタンパク質抽出物を局所暴露すると感作が成立し、重症の全身アレルギー反応がおこる。

(食べものを化粧や「お手あて」とかに使うの止めて欲しい)

  • Berkeleyの役人はへとへとだが炭酸飲料税については楽観的

NYT

Berkeley Officials Outspent but Optimistic in Battle Over Soda Tax

By ADAM NAGOURNEYOCT. 7, 2014

http://www.nytimes.com/2014/10/08/us/berkeley-officials-outspent-but-optimistic-in-battle-over-soda-tax.html

カリフォルニア州Berkeleyでの炭酸飲料税を導入しようという動きを報告した記事。

砂糖入り飲料1オンス当たり1セントの税について11月に投票が行われる

サンフランシスコでは2セントの課税案だが通過のためには2/3の賛成が必要

  • ミツバチやその他の授粉媒介者の減少は世界の栄養不良を悪化させる可能性がある

Scienceニュース

Decline of bees and other pollinators could worsen global malnutrition

By Jennifer Balmer 8 October 2014

http://news.sciencemag.org/biology/2014/10/decline-bees-and-other-pollinators-could-worsen-global-malnutrition

ミツバチや蝶などの自然界の授粉媒介者は世界の食糧生産の5-10%に寄与しているとされるが、そのヒト健康への役割は不均衡である。栄養不良の地域にとって必須栄養素を供給していて、授粉媒介者の減少は既に食糧不足に直面している地域への影響が大きい。

Proceedings of the Royal Society Bに先月発表された報告によると、米国、ヨーロッパ、中国、日本は経済的価値の高い作物を天然の授粉媒介者に頼り、インド、南アジア、サハラ以南のアフリカではより必須の栄養を供給する作物を天然の授粉媒介者に頼っている。

ただし食料の輸入やミツバチコロニーの導入など対応策はある。

  • 公衆衛生:マラリア戦争

Nature書評

Public health: The malaria wars

Robert Seder

Nature 514, 166 (09 October 2014)

http://www.nature.com/nature/journal/v514/n7521/full/514166a.html

Karen Mによる年代記「マラリアプロジェクト:魔法の治療法を探すための米国政府の秘密の任務」の書評

マラリアは現在でも大きな脅威であるが長い歴史をもつ。

第二次世界大戦中に米軍にとってマラリアは大問題で1940年代にホワイトハウスと米国陸軍省がマラリアプロジェクトという秘密計画を行っていた。科学ジャーナリストのKaren Mastersonは米国国立公文書館で2004年にこのプロジェクトを発見した。1943年に医師のGeorge Cardenがボストンの精神科病院でのマラリア治療薬候補物質の試験計画を書いている。マラリアは培養できないので医薬品はヒトで調べるしかない。マラリアプロジェクトの重要な研究はイリノイ州Stateville刑務所で受刑者を助手や被験者にして行われた。そしてAlf Alvingらによりマラリア治療薬SN-7618が発見された。

この本ではロックフェラー財団とロックフェラー医学研究所の役割についてもカバーしている。彼らは魔法の治療薬を探すより公衆衛生と費用対効果を探ってマラリアの根絶をしようとした。今日ではBill & Melinda Gates財団が同様に公衆衛生対策を使うことを計画している。

マラリア対策にとって蚊のコントロール、教育向上、経済発展が最重要であることに変わりはない。しかしAlvingの画期的発見から60年を過ぎ、重要な進歩は安全で効果的なマラリア予防ワクチンと、根絶のための薬物治療となるだろう。

  • 老年学:より優雅に老いる

Gerontology: Ageing more gracefully

Linda Geddes

Nature 514, 167 (09 October 2014)

http://www.nature.com/nature/journal/v514/n7521/full/514167a.html

Atul Gawandeによる「死すべき存在であること:終末期の医療」の書評

20世紀は死を医療化してきたがそれは間違っているので再考が必要という著者の主張。

老人ホームに犬猫鳥ウサギ鶏を導入してガーデニングをさせ保育園を併設することで高齢者に投与する薬が減ったというエピソードなどを紹介している。

(写真がとっても可愛いネコちゃんを抱く老人。高齢者が余命を気にせずペットを飼える仕組みがあるといい)