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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2014-10-21

[]世界のがん有病率と死亡率:GLOBOCAN 2012の情報源、方法、主要パターン

Cancer incidence and mortality worldwide: Sources, methods and major patterns in GLOBOCAN 2012

Jacques Ferlay et al.,

International Journal of Cancer

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ijc.29210/abstract

[]GACS公開会合

GACS open meeting

20 October 2014

http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2014/13157/general-advisory-committee-on-science-29-october-2014

2014年10月29日に公開会合。予約と質問を受け付ける。

[]FTCの要請により裁判所はサプリメントメーカーが詐欺的宣伝をすることと消費者の口座から違法に引き落としをすることを停止

At FTC’s Request, Court Stops Supplement Marketers From Deceptive Advertising and Illegally Debiting Consumers’ Accounts

October 20, 2014

http://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2014/10/ftcs-request-court-stops-supplement-marketers-deceptive

グリーンコーヒー抽出物やその他ダイエタリーサプリメントの詐欺的健康宣伝を行って「無料お試し」を提供していたネバダ州とカリフォルニア州の業者グループに対して米国地方裁判所が中止命令を出した。Health Formulas社とその関連会社は簡単に痩せる、運動しないで脂肪を燃やす、などの詐欺的宣伝で各種ダイエタリーサプリメントを販売した。さらに消費者を騙して許可無くネガティブオプションでクレジットカードに継続して課金していた。費用月60-210ドル。

[]幼稚園の子どもたちのワクチン接種率−米国2013–14年度

Vaccination Coverage Among Children in Kindergarten — United States, 2013–14 School Year

MMWR, October 17, 2014 / 63(41);913-920

http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6341a1.htm

州毎のワクチン接種率と、理由別ワクチン拒否の数。

医学的理由、宗教的理由と思想的理由で分けられている。ミシシッピ州などは医学的理由ではないワクチン接種拒否を認めていないので摂取率が高い。

ワクチン拒否クラスターがある

[]EPAは飲料水中のストロンチウムを規制する予備的決定を行う

EPA Makes Preliminary Determination to Regulate Strontium in Drinking Water

10/20/2014

http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/d0cf6618525a9efb85257359003fb69d/327f339e63facb5a85257d77005f4bf9!opendocument

ストロンチウムはカルシウムを十分摂っていないヒトの骨の強度に影響する。ストロンチウムを規制する決定は予備的なもので、60日間のパブリックコメント募集を経て最終決定する。最終決定後規制案を作るためのプロセスを開始し、最終規制は2015年に発表する。

詳細については以下から

汚染物質候補リスト3

Contaminant Candidate List 3 - CCL 3

http://water.epa.gov/scitech/drinkingwater/dws/ccl/ccl3.cfm

同時にジメトエート、1,3-ジニトロベンゼン、テルブホス、テルブホススルホンについては規制しないことを決定している

[]香料グループ評価9改訂5 (FGE.09Rev5):化学グループ 8 と 30 の第二脂環式アルコー

ルを含む第二脂環式飽和及び不飽和アルコール・ケトン・及びエステルと、化学グループ

25 のフェノール誘導体エステル

Scientific Opinion on Flavouring Group Evaluation 9, Revision 5 (FGE.09Rev5): Secondary alicyclic saturated and unsaturated alcohols, ketones and esters containing secondary alicyclic alcohols from chemical group 8 and 30, and an ester of a phenol derivative from chemical group 25

EFSA Journal 2014;12(10):3865 [78 pp.]. 17 October 2014

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3865.htm

この改訂には1つの追加化合物[FL-no: 07.109].の評価を含む。どの物質にも毒性の可能性はないとみなされた。21物質は食事摂取レベルでは安全性の懸念は生じないと結論した。

[]食品中の、特に野菜と果物の過塩素酸塩の存在に関連した公衆衛生リスクについての科学的意見

Scientific Opinion on the risks to public health related to the presence of perchlorate in food, in particular fruits and vegetables

EFSA Journal 2014;12(10):3869 [106 pp.]. 17 October 2014

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3869.htm

フードチェーンにおける汚染物質に関するEFSAのパネル(CONTAMパネル)は慢性及び「短期」暴露の両方の推定を行った。CONTAMパネルは健康的な成人での甲状腺ヨウ素摂取り込み抑制に基づき、0.3 µg/kg体重/日の耐容一日摂取量を設定した。過酸素酸塩への短期暴露はヨウ素摂取が少ない母乳で育っている乳児と小さな子供達には懸念の可能性がある。

[]RASFF Week42-2014

警報通知(Alert Notifications)

チェコ共和国産チョコレート&バニラデザートの過酸化水素高含有(> 25 mg/l)、ポルトガル産チルド馬の胴体の未承認ジクラズリル(77.8 µg/kg)、インドネシア産缶入り大豆油漬イワシのヒスタミン(<20 〜266 mg/kg)、ベルギー産生鮮エンダイブのクロロタロニル(0.16; 0.024 mg/kg)及びジメトエート(0.059; 0.11 mg/kg)、中国産ハート形の抜き型からの鉛の溶出(4.4 mg/kg)、フランス産食品サプリメントのヒ素(43 mg/kg)、スペイン産冷凍全形パタゴニアのイカのカドミウム(1.15 mg/kg)、イタリア産全エンマー小麦パスタのオクラトキシンA (14 µg/kg)、

注意喚起情報(information for attention)

エクアドル産生鮮メカジキの水銀(1.24 mg/kg)、セルビア産生鮮野生のシーザーキノコのタマゴテングタケにキノコ毒の存在、スペイン及びフランス経由ニカラグア産チルド調理済みエビの亜硫酸塩高含有(120 mg/kg)、中国産コーヒーミルの金属はがれ、中国産カボチャの種のオクラトキシンA (31 µg/kg)、インド産冷凍イカのカドミウム(2.32 mg/kg)、ケニア産ルッコラサラダのビフェントリン(11 mg/kg)、インド産チルドマグロのヒスタミン(9〜 1477 mg/kg)、ギリシャ経由アルゼンチン産レモンのイマザリル(6.9 mg/kg)、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

イタリア経由タイ産缶入りペットフードのヒスタミン(1159 mg/kg)、

通関拒否通知(Border Rejections)

ベトナム産冷凍カイヤンフィレの禁止物質ニトロフラン(代謝物質)ニトロフラゾン(SEM) (>10 µg/kg)、ベトナム産冷凍ナマズのセミカルバジド(SEM) (3.5 µg/kg)、中国産台所用品からのホルムアルデヒドの溶出( > 15 mg/kg)、カンボジア産生鮮セロリのカルベンダジム(0.25 mg/kg)・未承認物質ヘキサコナゾール(0.81 mg/kg)及びイソプロチオラン(0.056 mg/kg)、アフガニスタン産アーモンドのアフラトキシン(B1 = 66.9; Tot. = 73.3 µg/kg)、コートジボアール産飼料用未承認遺伝子組換え綿実(MON 15985>LMRR)、ロシア産ウオッカの未承認コハク酸(E363)、中国産グリル皿からのマンガンの溶出(0.2 mg/kg)、イラン産ピスタチオナッツのアフラトキシン(B1 = 76.7; Tot. = 87.0 / B1 = 34.7; Tot. = 37.8 µg/kg)、レバノン産リンゴジュースの未承認亜硫酸塩(26 mg/l)、ベトナム産レッドチリペッパーのメタミドホス(0.45 mg/kg)及びアセフェート(0.03 mg/kg)、ウクライナ産非精製大豆油のベンゾ(a)ピレン(3.11 µg/kg)及び多環芳香族炭化水素(15.7 µg/kg)、米国産食品サプリメントの未承認物質モリブデンキレート、その他アフラトキシン等多数

その他

  • DHEA:ビン入りアンチエイジング?

DHEA: Anti-Aging in a Bottle?

by Berkeley Wellness | October 20, 2014

http://www.berkeleywellness.com/self-care/over-counter-products/article/dhea-anti-aging-bottle

緊急避妊用ピルを除き、エストロゲンやテストステロンのようなステロイド性ホルモンを薬局で処方無しに買うことはできない。理由はそれらが危険だからである。例えば閉経期のホルモン補充療法を長期間行うと乳がんや脳卒中、血栓リスクが高くなり、テストステロン療法は心疾患リスクを上げ前立腺がんリスクも多分上げる。

それなのにダイエタリーサプリメントとして販売されているステロイドホルモンがある−DHEA、デヒドロエピアンドロステロンである。DHEAは「スーパーホルモン」「加齢への天然の解毒剤」などと宣伝されてアンチエイジング業界で販売されている。我々はDHEAについて、強力な企業のロビー活動により規制対象薬物分類から外された10年前に報告した。カナダやその他の国ではDHEAは処方でしか使えない。

この問題の多いサプリメントについてもう一度見てみよう。

若返りの薬としての希望

DHEAは人体で最も多いステロイドホルモンで主に副腎で作られる。サプリメントはヤムイモや大豆の成分を原料に合成される。DHEAはテストステロンやエストロゲンに変換されるので「親」あるいは「マスター」ホルモンと呼ばれる。しかしDHEAを飲んだ影響は誰でも同じというわけではない。生化学反応は複雑で結果は予想不可能である。DHEAには変換された他のホルモンではない独自の作用もあるようだ。

25才を過ぎるとDHEAの生産量は減り70才までには約80%減る。ある種の疾患があるとより早く減る傾向がある。他のホルモンや化合物も加齢とともに減り、それらもアンチエイジングサプリメントとして宣伝販売されている。しかし若いときに多いからといってそのサプリメントを摂れば若返るあるいは加齢が遅くなるとは限らない。

試験する

DHEAについては非常に多くの研究がある。全体として、骨ミネラル密度のほんの僅かな増加の可能性を除き、アンチエイジング宣伝を支持しない

(略)

基本

我々はDHEAサプリメントは摂らないよう強く薦める。メリットは証明されていないのにリスクの可能性は甚大だからだ。医療用に使える事例はあるかもしれないがその場合は医師が処方するだろう。DHEAが医薬品同様に規制されていないことに合理的理由はない。サプリメントとして販売されているので、もしそれを摂る場合にはその製品に含まれているものが本当にDEHAなのかどうかもその量も知ることはできない。

  • 魚の話(大げさな話):新しい研究は養殖魚の抗生物質含量を評価する

Fish tale: new study evaluates antibiotic content in farm-raised fish

October 20, 2014

http://www.biodesign.asu.edu/news/fish-tale-new-study-evaluates-antibiotic-content-in-farm-raised-fish

アリゾナ州立大学のHansa Done博士候補と Rolf Halden博士が11ヶ国のエビ、サーモン、ナマズ、マス、ティラピア、swaiなどの抗生物質を調べた。調べた47の抗生物質のうち、オキシテトラサイクリン、4-エポキシテトラサイクリン、スルファジメトキシン、オルメトプリム、バージニアマイシンの5つが検出可能だった。バージニアマイシンが検出された養殖サーモンには「抗生物質フリー」と書いてあった。最もよく検出されたのはオキシテトラサイクリンで、「メキシコ産天然エビ」と書いてある製品からも検出された。ただしFDA規制違反はなかった。

  • キャンペーンによりベトナムのサイの角需要が減った

NewScientist

Campaign blunts Vietnamese demand for rhino horn

20 October 2014 by Andy Coghlan

http://www.newscientist.com/article/dn26415-campaign-blunts-vietnamese-demand-for-rhino-horn.html#.VEW2R6TlpaQ

世界最大のサイの角の消費国であるベトナムで、徐々にその習慣を脱しつつある。今年8月にサイの角に医学的価値はないというキャンペーンを開始してから、世論調査でサイの角を使い続けるという人の割合が減った。2013年のCITESサミットではサイの角の販売に関与している国としてベトナム、南アフリカ、モザンビーク、チェコが名指しされた。そのためベトナム政府がサイの角の医療効果についての神話を否定するキャンペーンを行っている。サイの角はがんやリューマチに効くと信じられている。

  • 温め直したパスタは太りにくい?

BBC

Is reheated pasta less fattening?

15 October 2014 Last updated at 23:15

http://www.bbc.com/news/magazine-29629761

Trust Me, I'm a Doctorシリーズの実験で予期せぬ結果が出た。パスタは炭水化物で、炭水化物は消化されると単糖になって血糖値を上げる。するとインスリンが出て血糖値を下げ、またお腹がすく。でももしパスタやジャガイモの成分を食物繊維のようなものに変えられたらどうなるだろう?それができそうなのだ。パスタを調理して冷やすと構造が変わって「難消化性デンプン」と呼ばれるものになる。そうすると血糖値の上昇が緩やかになる。問題は多くの人は冷たいパスタが好きではないだろうことである。では温め直したらどうなる?このことを科学者に聞いたら多分もとの難消化性ではない形に戻るだろうと言う。でも実際にやってみた人はいなかったので実験してみた。

Chris van Tulleken博士が何人かのボランティアで実験をした。彼らは温かい・冷たい・温め直したパスタを食べて15分ごとに2時間血液を採取して血糖を調べた。

どうなったか?

冷たいパスタが最も消化が悪いというのは確かだった。でも予期せぬことがおこった。温め直したパスタは血糖値の上昇を50%下げたのだ。

Dr Denise Robertsonは現在糖尿病UKの研究資金を得て研究を継続している。

Chris博士はほんとうにびっくりした。残り物の方が健康的かも、なんて。

(冷たいパスタは料理してから一晩おいたもの)

  • ハワイでのGMOと農薬を巡る対決

米国農業会連合のサイト

The Showdown Over GMOs and Pesticides in Hawaii

October 15, 201  By Chris Manfredi (ハワイ農業会会長)

http://www.fb.org/index.php?action=newsroom.focus&id=174

バイオテクノロジーと農薬使用に反対する過熱したキャンペーンでハワイのよく働く農家や牧場主が活動家団体の標的とされている。栽培期間が長いことからハワイにはいくつかの種苗会社があり、そのおかげでかつてはパイナップルとサトウキビのプランテーションがメインだったこの地域がハイテク農業生産と研究施設の地域に代わってきた。全米の反農薬反GMO活動家団体はもしハワイのこれらの農場を閉鎖させることができれば米国の他の州のバイオテクノロジーにも影響できると認識している。ハワイでは恐怖キャンペーンと感情的宣伝と意図的な嘘の拡散により間違った法律が成立した。これらの攻撃的戦略は地域コミュニティーを分断し農家を世界的とまでは言わなくても国家的戦闘に引きずり込んでいる。

カウアイ郡、条例960

ハワイ郡、法案113

マウイ郡、11月投票

(いずれもハワイの農業に重大な影響)

終わりのないプロパガンダが問題を複雑にしているが、我々はハワイや本国の人々が農業を続けるために必要なツールを使い続けられるよう、農家を支援することを選ぶことを希望する。

  • ゲノム編集−それは遺伝子組換えか?

Senseaboutscience

Genome editing - is it genetic modification?

http://www.senseaboutscience.org/pages/gene-editing.html

最近のゲノム編集技術の進歩は生きた細胞でDNA配列を変えることを可能にした。ゲノム編集は慣行交配法や標準的遺伝子組換えより正確で、より少ない変異で、つまり不確実性が少なく、植物を変えられる。しかし規制については明確ではない。

10月28日にバイオテクノロジー&生物科学研究評議会のRobbie Waugh教授、 Glenn Bryan博士, Jonathan Jones教授およびHuw Tyson博士 がライブQ & Aを行う。聞きたいことがあればメールやTweet、Facebookで。