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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2015-04-07

[]RASFF Week14-2015

警報通知(Alert Notifications)

イタリア産オリーブオイルの多環芳香族炭化水素(PAH合計: 14,41 µg/kg)、ベトナム産冷凍マカジキステーキの水銀(2.5 mg/kg)、スペイン産冷凍キハダマグロロインのヒスタミン、オランダ産食品サプリメントの未承認物質γ-アミノ酪酸(GABA)、ハンガリー産雑穀ボールのトロパンアルカロイド、ギリシャ経由中国産ピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 50.2; Tot. = 59.9 µg/kg)、オーストリア産グルテンフリー有機雑穀のアトロピン(30 µg/kg)及びスコポラミン(24 µg/kg)、ドイツ産雑穀ハチミツポピーのアトロピン(26 µg/kg)及びスコポラミン(11 µg/kg)、その他アフラトキシン等多数

注意喚起情報(information for attention)

ウズベキスタン産種無しプルーンのソルビン酸(E200)非表示(230 mg/kg)、スペイン産チルドメカジキロインの水銀(1.4 mg/kg)、トルコ産メラミンまな板からのメラミンの溶出(3.7 mg/kg)、スリランカ産冷凍メカジキステーキの水銀(2 mg/kg)、インド産カレーの葉のエチオン(0.37 mg/kg)・トリアゾホス(1.37 mg/kg)・ビフェントリン(3.2 mg/kg)・テブコナゾール(1.99 mg/kg)及び未承認物質カルボフラン(0.5 mg/kg)・プロフェノホス(11.5 mg/kg)・カルベンダジム(2.64 mg/kg)、イタリア産ナシのクロルピリホス(0.075 mg/kg;0.11 mg/kg)及びエトキシキン(0.25 mg/kg)、トルコ産ゼリーの着色料タートラジン(E102)非表示(20.3 mg/kg)、エジプト産キュウリのプロシミドン(0.1 mg/kg)、トルコ産ゼリーの着色料サンセットイエローFCF(E110) (33.2 mg/kg)及び着色料アルラレッドAC(E129) (27.8 mg/kg)非表示、ベトナム産カイラン(タイ ブロッコリー)のシロマジン(0.09 mg/kg)・フルベンジアミド(0.03 mg/kg)・硝酸塩高含有(3375 mg/kg)及び未承認物質カルベンダジム(0.68 mg/kg)、中国産カバノキ抽出物の未承認照射、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

スペイン産チルドマグロの硝酸ナトリウム(E251)未承認(101 mg/kg)、

通関拒否通知(Border Rejections)

インド産オクラの未承認物質プロフェノホス(0.11 mg/kg)、中国産バーベキューグリル気体燃料からのクロム(0.6 mg/kg)・ニッケル(5.3 mg/kg)及びマンガン(6 mg/kg)の溶出、中国産ナイフからのクロムの溶出(0.3 mg/kg)、イラン産ピスタチオのアフラトキシン(B1 = 350; Tot. = 390 µg/kg)、インド産レッドチリのアフラトキシン(B1 = 91.4; Tot. = 94.5 µg/kg)、ケニア産緑豆の未承認物質ヘキサコナゾール(0.021 mg/kg)、トルコ産乾燥アプリコットの亜硫酸塩非表示(2363 mg/kg)、中国産ピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 157.9; Tot. = 172 / B1 = 7.8; Tot. = 21.1 µg/kg)、ケニア産豆の未承認物質カルベンダジム(1.2 mg/kg)、トルコ産ザクロの実のクロルピリホス-メチル(0.136 mg/kg)、イラン産乾燥レーズンのフェンプロパトリン(0.29 mg/kg)、ドミニカ共和国産ペッパーのフィプロニル(0.029 mg/kg)、中国産湯がいたピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 11.1; Tot. = 57 µg/kg)、トルコ産レモンのビフェニル(4.76 mg/kg)、中国産カボチャの種のマラチオン(0.20 mg/kg )及び未承認物質ホレート(0.052 mg/kg)、中国産ピーナッツのアフラトキシン(B1 = 59.52; Tot. = 64.11 µg/kg)、食品と接触する材料としての使用にふさわしくない中国産ステンレス台所用品(ステンレススチール AISI 201)からのさび及び高濃度の総溶出量(1266 mg/kg)、中国産ガスバーベキューセットからのマンガンの溶出(2.4 mg/kg)、中国産バーベキュー網からのマンガンの溶出(1.9 mg/kg)、中国産グラスからの高濃度の総溶出量(13.6 mg/kg)、香港産緑茶の未承認物質アントラキノン(0.049 mg/kg)、トルコ産乾燥アプリコットの亜硫酸塩高含有(2407 mg/kg)、トルコ産レモンのビフェニル(0.890 mg/kg)、その他アフラトキシン等多数

[]評価

  • Meihua Holdings Group Co. Ltd 代表HELM AGから提出された申請に基づく全ての動物種用の大腸菌の発酵により生産されたL-スレオニンの安全性と有効性に関する科学的意見

Scientific Opinion on the safety and efficacy of L-threonine produced by Escherichia coli for all animal species based on a dossier submitted by HELM AG on behalf of Meihua Holdings Group Co. Ltd

EFSA Journal 2015;13(3):4051[17 pp.]. 31 March 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4051.htm

アミノ酸L-スレオニン自体は対象動物、消費者と環境に安全だとみなせる。評価対象製品の菌種や抗生物質耐性遺伝子の有無を含む遺伝子組換えが十分に記述されていないので、大腸菌の組換え株の発酵によって生産されたL-スレオニン製品の対象動物、消費者、使用者及び環境への安全性を結論できない。

  • Meihua Holdings Group Co. Ltd 代表HELM AGから提出された申請に基づく全ての動物種用の大腸菌の発酵により生産されたL-リジン塩酸塩の安全性と有効性に関する科学的意見

Scientific Opinion on the safety and efficacy of L-lysine monohydrochloride produced by fermentation with Escherichia coli for all animal species based on a dossier submitted by HELM AG on behalf of Meihua Holdings Group Co. Ltd

EFSA Journal 2015;13(3):4052 [16 pp.]. 31 March 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4052.htm

アミノ酸L-リジン自体は対象動物、消費者と環境に安全だとみなされている。使用者への懸念はない。しかしながら評価対象となる製品の遺伝子組換えの内容などが十分説明されていない。エンドトキシンの吸入暴露への対策も必要。

  • 全ての動物種用の香料として使用する際の脂肪族及び芳香族炭化水素(化学グループ31)の安全性と有効性に関する科学的意見

Scientific Opinion on the safety and efficacy of aliphatic and aromatic hydrocarbons (chemical group 31) when used as flavourings for all animal species

EFSA Journal 2015;13(3):4053[22 pp.]. 31 March 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4053.htm

この意見では化学グループ31の9つの化合物の対象動物への適用量を評価した。安全性のマージンがないため、これらの物質の飲料水と飼料への同時投与は許されない。飼料に安全な最大量までこれらの化合物を使用しても消費者に安全性の懸念は生じない。これらの化合物は皮膚と目と気道の刺激物で、皮膚感作性があるとみなすべきである。環境への安全性のリスクはないと思われる。この全ての化合物は評価され香料として食品に使用されており、飼料での機能は食品と本質的に同じなので、これ以上有効性の証明は必要ない。

  • ニワトリ肥育用、産卵鶏育成用、マイナー鶏種肥育用、観賞鳥の産卵に対する飼料添加物としてのCibenza® EP150 (Bacillus licheniformis (ATCC 53757)とプロテアーゼ(EC 3.4.21.19)の調剤薬)の安全性と有効性に関する科学的意見

Scientific Opinion on the safety and efficacy of Cibenza® EP150 (a preparation of Bacillus licheniformis (ATCC 53757) and its protease (EC 3.4.21.19)) as a feed additive for chickens for fattening, chickens reared for laying and minor avian species for fattening and to point of lay and ornamental birds

EFSA Journal 2015;13(3):4055 [16 pp.]. 31 March 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4055.htm

ニワトリ肥育用として飼料原料に500 mg/kgの推奨用量で安全だと考えられる。これは産卵鶏育成用にも適用され、肉製品として使用されるマイナー鶏種や観賞用鳥にも外挿できる。この添加物は消費者に安全だとされたが、皮膚や呼吸感作性の可能性がある。タンパク質を減らした食事を与えた時にだけニワトリ肥育用で明らかな生産利益がみられた。

  • ニワトリ肥育用、他の全ての鳥肥育用、(離乳)子豚用飼料添加物としてのHostazym® C(エンド-1,4-β-グルカナーゼ)の安全性に関する科学的意見

Scientific Opinion on the safety of Hostazym® C (endo-1,4-beta-glucanase) as a feed additive for chickens for fattening, all other birds for fattening and piglets (weaned)

EFSA Journal 2015; 13(3):4054[9 pp.]. 31 March 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4054.htm

Hostazym® Cは対象動物と消費者には安全だと考えられる。使用者の安全性に関しては、皮膚と目の刺激物で皮膚と呼吸の感作性がある可能性が考えられるとする以前の意見が適用される。

  • ルリジサとムラサキの種のピクロラムの既存MRL改訂についての理由付き意見

Reasoned opinion on the modification of the existing maximum residue level (MRL) for picloram in borage and corn gromwell seeds

EFSA Journal 2015;13(3):4062[20 pp.]. 31 March 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4062.htm

公衆衛生の懸念を引き起こしそうもない。

  • アゾルビン/カルモイジン(E122)についての詳細暴露評価

Refined exposure assessment for Azorubine/Carmoisine (E 122)

EFSA Journal 2015;13(3):4072 31 March 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4072.htm

2009年のEFSAの意見で、最大許容量(MPLs)を用いると暴露推定量は1-10才の子供の95パーセンタイルの高暴露群でADIを越えたため詳細暴露評価を行った。詳細暴露評価のシナリオでは、どの年齢集団でも平均でも高暴露群でもADIを越えなかった。

[]論文

  • 市販の減量プログラムで有効性が示されているものはほとんどない、Johns Hopkinsの報告書

Few commercial weight-loss programs show evidence of effectiveness, Johns Hopkins reports

6-Apr-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-04/jhm-fcw033115.php

いくつかのプログラムは一部のダイエッターに役にたつかもしれないが、数千の研究のレビューでは長期の利益についての根拠はほとんどない

Annals of Internal Medicineに4月6日発表。

Efficacy of Commercial Weight-Loss Programs: An Updated Systematic Review

http://annals.org/article.aspx?articleid=2214178

市場でのシェアの大きいWeight Watchers, Jenny Craig,およびNutrisystemについての系統的レビュー。有効性については12週の以上の期間のRCT、有害性については最低12ヶ月の前向き症例シリーズ。

多くの試験は短期(1年以内)で脱落が多く盲検にはなっていない。

減量効果も僅か。

エディトリアル:市販の減量プログラムの役割

The Role of Commercial Weight-Loss Programs

http://annals.org/article.aspx?articleid=2214183

肥満の薬物や手術による治療法は進歩しているものの、食生活と運動の改善が重要であることに変わりはなく、残念ながら行動を変えるのに効果的な実行可能な治療法がない、あるいはカウンセリングや行動療法に必要なリソースや専門性が不足している。

  • 新しい研究はダイエットソーダ使用とウエスト増加を関連

New report links frequency of diet soda use to waist increases

6-Apr-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-04/uoth-nrl040615.php

サンアントニオ高齢者縦断研究(SALSA)は749人のメキシコ系や欧州系アメリカ人高齢者を追跡し466人が9年以上追跡できた。ダイエット飲料を飲まないと報告した人のフォローアップ期間のウエスト増加は1インチ以内だったが、1日1回以下飲む人は約2インチ、毎日一回以上飲む人は3インチ以上増加した。Journal of the American Geriatrics Societyに発表。また試験開始時に既に肥満や過体重だった人のウエストの増加のほうが顕著である。

(だからダイエットソーダを飲むと太る、と言っているのだが。そもそも摂取カロリーを調べていない。↑のもそうだけれどいろいろな減量法を試している人は普通減量なんてやったことのない人より太っている。だから減量法は太る、って言えるかという話。そもそもアメリカ人は太り続けていて、肥満対策は全て「失敗」している。)

  • 母乳に牛乳が加えられてオンラインで保護者に販売されていることを研究は発見

Study finds cow milk is added to breast milk and sold to parents online

6-Apr-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-04/nch-sfc040115.php

インターネットで販売されている母乳の安全性に関する研究で、10%には牛乳が加えられていることがわかった。意図的に牛乳あるいは乳児用ミルクが加えられている可能性があり、医学的理由で母乳を購入する場合には危険である。さらにこれまでの研究で細菌やウイルス汚染も確認されている。Pediatricsに発表。

オープンアクセス

Cow’s Milk Contamination of Human Milk Purchased via the Internet

(doi: 10.1542/peds.2014-3554)

http://pediatrics.aappublications.org/content/early/2015/03/31/peds.2014-3554.full.pdf+html

  • ストレスと肥満:あなたの家族があなたの脂肪をつくる可能性がある

Stress and obesity: Your family can make your fat

6-Apr-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-04/uoh-sao040615.php

全国若者縦断研究のデータを用いて、家族の決裂、経済的ストレス、母親の健康状態の悪さ、の3点が1975年から1990年に生まれた4700人の子どもの18才になったときの肥満や過体重に関連するかどうか調べた。少女については子ども時代の繰り返すストレス、特に家族の決裂と経済ストレスが肥満や過体重と関連したが、少年については母親の健康状態の悪さのみが関連した。Preventive Medicineの4月号。

  • イワシが乱獲で大きな影響を受ける

Scienceニュース

Sardines hit hard by overfishing

By Sarah C. P. Williams 6 April 2015

http://news.sciencemag.org/climate/2015/04/sardines-hit-hard-overfishing

イワシのように何百万という群れを作って泳ぐ魚は一度にたくさん捕れる。この種の魚7種の過去25年の状況を調査した研究で、乱獲が自然の増減周期を悪化させていることがわかった。マグロなどの大型の補食魚の乱獲には疑問の余地がないがもともと増減を繰り返している小さい魚への漁業の影響を知るのは難しい。PNASにオンライン発表されたこの研究で漁業管理の問題を強調する。餌となる魚を豊富なまま維持するためには気候変動と商業漁業の両方の調査が必要。

その他

  • ブリティッシュコロンビアの海岸線に沿って福島放射能が痕跡程度検出された

Trace Amounts of Fukushima Radioactivity Detected Along Shoreline of British Columbia

April 6, 2015

http://www.whoi.edu/news-release/fukushima-ucluelet

ウッズホール海洋学研究所の科学者が2011年の福島第一原子力発電所事故由来の放射能を北米海岸線の海水から初めて微量検出した。2月19日にブリティッシュコロンビアのUclueletで、Ucluelet水族館の協力で採取した検体からセシウム134を、ヒトや海洋の生命体に懸念となる量より遥かに少ない痕跡程度、検出した。

彼らは市民ボランティアの協力を得て米国やカナダの西海岸とハワイの60カ所以上で過去15ヶ月調べてきた。昨年11月に北カリフォルニアの150km沿岸で福島由来の放射能を初めて検出したが海岸ではまだ見つかっていなかった。Uclueletの検体はセシウム134が1.4 Bq/m3だった。

(クラウドファンディングでずっと調べているKen Buesselerら。成果は

http://www.ourradioactiveocean.org/。ちなみにチェルノブイリ後の海洋で検出された最高濃度はバルト海の1000 Bq/m3だそう。それでもEPAセシウム137の飲料水基準7400よりずっと低い)

  • サスカチュワンのMoose Jawの男性の過剰摂取による死亡にニセOxyContinの疑い

Fake OxyContin suspected in OD death of Moose Jaw, Sask., man

Apr 06, 2015

http://www.cbc.ca/news/canada/saskatchewan/fake-oxycontin-suspected-in-od-death-of-moose-jaw-sask-man-1.3022446

日曜日にOxyContin過剰使用により死亡した27才の男性の使用していた錠剤は偽物であると警察が言う。このことが死亡の原因になっている疑いがある。80という数字の刻印してある青緑色の錠剤がMoose Jawで出回っている。今年初めサスカトゥーンでの何人かの死亡にニセの鎮痛剤が関連している。OxyContinとして販売されている錠剤には実際には強力な合成オピエートであるフェンタニルが含まれている。

  • いわゆる「良心的兵役(予防接種)拒否者」が過去最高で政府は心配している

A record high in the number of so-called conscientious vaccination objectors is worrying the government

April 06, 2015

http://www.news.com.au/lifestyle/parenting/a-record-high-in-the-number-of-so-called-conscientious-vaccination-objectors-is-worrying-the-government/story-fnet08xa-1227293394191

オーストラリア保健省の新しいデータによるとワクチン拒否登録する保護者が2006年から2倍になった。2012年に課税上の優遇と子どものケアの補助金を受けるためには予防接種が必須になったが、「個人的宗教的医学的」理由で予防接種をしないという文書を提出すれば例外になるという抜け穴がある。2006年にこの文書を提出した保護者は18899人で7才以下の子どもの親の1.03%だったが2011年には29968人、1.14%、そして最新データでは昨年は39523人だった。予防接種率全体は低下していない。労働党はこの抜け穴を塞ぐようロビー活動をしている。

  • 学校は予防接種していない子どもを禁止すべきか?

Should Schools Ban Unvaccinated Kids?

by Berkeley Wellness | April 06, 2015

http://www.berkeleywellness.com/healthy-community/contagious-disease/article/should-schools-ban-unvaccinated-kids

Joint Medical Program at the University of California, Berkeley and University of California, San Franciscoの生命倫理教授Jodi Halpern, MD, PhD,からの返事

公立学校は子ども達に害を与える場所であってはならないので医学的な特別な理由がない限り予防接種を要求する義務がある。

  • 何故保護者らはワクチンを信頼しないのか?

Why Don't Parents Trust Vaccines?

by Berkeley Wellness | April 06, 2015

http://www.berkeleywellness.com/healthy-community/contagious-disease/article/why-dont-parents-trust-vaccines

California大学サインフランシスコ校の人類学歴史社会医学部長Sharon Kaufman博士は医学的知識と社会の健康への期待の交叉点のトピックスを探っている。特に関心をもっているのが科学的研究の知見への個人の信頼や不信である。最近のカリフォルニア州やその他の州でのはしかのアウトブレイクを受けて、Kaufman博士に今日の反ワクチンムーブメントについての知見を聞いた。質問者はBerkeley Wellnessの編集委員長John Swartzberg, MDとUC Berkeleyの公衆衛生大学院生Cecilie Bisgaard-Frantzenである。

反ワクチンムーブメントの原因は何だと思う?

反ワクチンムーブメントは1700年代に天然痘ワクチンが発見されたときから存在し、今日では反ワクチン活動(activism)が確実に関与している。しかしながら多くの保護者は本質的な反ワクチンではない。むしろ彼らは我々全てと同様に、リスク認知が高く、政府機関や製薬会社を信頼しない、そして疑わしいことを目にすることが非常に多い時代に生きている。彼らは多くの消費者製品や食品などに入っている(とみなされている)健康リスクや環境中有害物質から彼らの子ども達を守る責任があると感じている。そして我々は皆科学的知見は変わることを知っている。

このアメリカンライフの社会文化的構造は1980年代後半から1990年代初めに確立した。1990年代後半に相次いで起こった二つの事件が既に醸造されていた恐怖と懐疑を強化した。一つはThe Lancet (1998)の既に否定されたWakefieldのワクチンと自閉症を関連づけた論文、二つめはFDAが1999年に発表した推奨の予防接種を受けた子どもの累積エチル水銀(チメロサールに含まれる)暴露量が連邦の安全性ガイドラインを上回っている可能性があるという発表である。

散発事例が続いた15年後、米国ではしかがアウトブレイクしたのは、この期間に保護者の疑いがより深化した帰結である。多くの保護者が、全てのワクチンに反対しているわけではないので、推奨されているワクチン計画を「修正modify」してくれる小児科医を捜した。一度にたくさんの予防接種をすることでおこるかもしれないと思っている問題を心配している。ワクチンによる重大有害影響は極めて希であるがそれは実在し、保護者はそれについてはよく知っている。

ソーシャルネットワークやニュースメディアはどうやってワクチンへの疑いを育むのか?

ワクチンへの疑いを植え付けるのにソーシャルネットワークとメディアは大きな役割を果たす。ワクチンのせいで子どもに問題がおこったと信じる親はどこにでもいて避けることはできない。社会科学研究では科学的事実や統計より個人のドラマティックな物語の方が強力である。ワクチンの安全性に関する話は新米保護者にとっては避けられず彼らの中ではワクチンの安全性に関する圧倒的「情報」が出回っている。

Jimmy Kimmelが最近反ワクチン運動を揶揄したところ大量の批判メールが届いた。反ワクチンに反対する学者は生命への脅迫がなされた。何故この問題について一部の人はこれほど怒るのか?

現代社会には暴力(言葉による及び身体的)、いじめ、ヘイトスピーチが深く定着している。インターネットの匿名性はこの種のコミュニケーションの存在を許し増殖させる。科学者や医師を脅迫し怒るごく一部の人たちは強い自由主義的立場の象徴で反ワクチン運動の一要因でもある。彼らの支持するエスカレートした暴力は今日では自由に表現できる。そして不幸なことに彼らの大声が不信を強固にする。

もし保護者がワクチンの科学を信用しないなら、我々はどうやって彼らと話せるか?

百日咳やおたふく風邪に続くはしかのアウトブレイクは、医師との対話や医療コミュニティからの教育のみが乗り越える方法であることを再確認する。努力は続けるべきである。これらの危険な病気への社会の免疫を維持するためにはより広範でシステマティックな変化が必要で簡単ではない。

巨大製薬企業の市場優先についての公衆の懸念には対応が必要だし自閉症発達障害へのより良い理解も役立つだろう。個人の信仰を理由にしたワクチン除外はもっと厳しくすれば接種率は上がる可能性がある。全体として、小さな子どもをもつ保護者は我々の現代社会の苦難の最もよく可視化された人々である−リスク感度が非常に高く、疑い深く、多くのことで疑いを維持し知っていることの責任の重荷を負っている。