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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2015-04-14

[]香料グループ評価78改訂2 (FGE.78 Rev2) EFSAがFGE.25 Rev3で評価した脂肪族炭化水素に構造的に関連するJECFA(63回会合)で評価された脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水素の考察 

Scientific Opinion on Flavouring Group Evaluation 78, Revision 2 (FGE.78Rev2): Consideration of aliphatic and alicyclic and aromatic hydrocarbons evaluated by JECFA (63rd meeting) structurally related to aliphatic hydrocarbons evaluated by EFSA in FGE.25Rev3

EFSA Journal 2015;13(4):4067 [72 pp.]. 13 April 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4067.htm

香料グループ評価78改訂1では24の芳香族・脂肪族・脂環式炭化水素を検討したが、そのうち2物質はすでに欧州では香料物質として使用されておらず、1物質はリストから削除中である。この改訂ではβ-カリオフィレンの遺伝毒性データとβ-カリオフィレンとミルセンの90日間ラット実験を追加した。パネルはMSDIアプローチに基づいて推定した日常摂取量では21の芳香族・脂肪族・脂環式炭化水素に安全性の懸念は生じないと結論した。

[]FEFANA asb から提出された申請に基づく全ての動物種用飼料添加物(酢酸亜鉛・二水和物;塩化亜鉛・無水;酸化亜鉛;硫酸亜鉛・七水和物;硫酸亜鉛・一水和物;アミノ酸亜鉛キレート・水和物;グリシンの亜鉛キレート・水和物)としての銅化合物(E6)の安全性と有効性に関する科学的意見

Scientific Opinion on the safety and efficacy of zinc compounds (E6) as feed additives for all animal species (zinc acetate, dihydrate; zinc chloride, anhydrous; zinc oxide; zinc sulphate, heptahydrate; zinc sulphate, monohydrate; zinc chelate of amino acids, hydrate; zinc chelate of glycine, hydrate), based on a dossier submitted by FEFANA asbl

EFSA Journal 2015;13(4):4058 [45 pp.]. 07 April 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4058.htm

これらの化合物は飼料に認可された最大亜鉛濃度まで使用した時、全ての動物種の銅の安全な摂取源である。亜鉛を添加した飼料と水両方の同時使用は避けるべきである。申請された亜鉛化合物の使用による消費者の安全性への懸念はない。

[]メタラキシルとメタラキシル-Mの既存MRLの共同レビュー

Combined review of the existing maximum residue levels (MRLs) for the active substances metalaxyl and metalaxyl-M

EFSA Journal 2015;13(4):4076 [56 pp.]. 02 April 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4076.htm

リスク管理者によるさらなる検討が必要。

[]RASFF Week15-2015

警報通知(Alert Notifications)

ラトビア産ベジタブルオイル入り燻製ニシンのベンゾ(a)ピレン(4.69 µg/kg)及び多環芳香族炭化水素(PAHs合計 4: 154 µg/kg)、韓国産食品サプリメントの水銀(826 µg/kg)、フランス産冷凍ノルウェーロブスターの亜硫酸塩非表示(70 mg/kg)、フランス原料ベルギー産マスのアモキシシリン(394 µg/kg)、ポルトガル産冷凍サメステーキの水銀(1.835 mg/kg)、セネガル産アンコウフィレにフグ、米国産ビタミンD3&K2にビタミンD高含有(125 µg/カプセル)、

注意喚起情報(information for attention)

ブラジル産コンビーフのアルベンダゾール(167 µg/kg;415µg/kg)、中国産白いプラスチックティースプーンからの高濃度の総溶出量(21.2, 18.3 mg/dm²)、ギリシャ産チルドヨーロピアンシーバスのテトラサイクリン(666.4 µg/kg)、チリ産乾燥一口リンゴの亜硫酸塩高含有(890 mg/kg)、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

該当なし

通関拒否通知(Border Rejections)

エジプト産ピーナッツのアフラトキシン(B1 = 102.1; Tot. = 120.7 µg/kg)、香港産メラミンセット(皿、スプーン、フォーク)からのメラミンの溶出(5.06 mg/kg)、トルコ産生鮮パプリカの未承認物質モノクロトホス(0.038 mg/kg)、エクアドル産冷凍エビの亜硫酸塩高含有(184 mg/kg)、中国産フルーツ抽出物の未承認照射(ウコン抽出物:glow ratio 1,2 グレープシード抽出物:glow ratio 0,88)、ナイジェリア産乾燥豆のオメトエートとジメトエート(合計= 0.059 mg/kg)・未承認物質トリクロルホン(0.28 mg/kg)及びジクロルボス(0.26 mg/kg)、エジプト産豚の皮の禁止物質ニトロフラン(代謝物質)フラルタドン(AMOZ) (1.9 µg/kg)、トルコ産乾燥アプリコットの亜硫酸塩高含有(2516 mg/kg)、原料イラン産トルコ加工ピスタチオのアフラトキシン(B1 = 170; Tot. = 185 µg/kg)、中国産ピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 27; Tot. = 54 µg/kg)、トルコ産小キュウリのホルメタネート(0.749 mg/kg)、その他アフラトキシン等多数

[]FVO査察報告書

スペイン 動物の健康−ミツバチの健康

ES Spain - Animal health - bee health

http://ec.europa.eu/food/fvo/rep_details_en.cfm?rep_inspection_ref=2014-7053

2014年9-10月に行われた、トレーサビリティの確保や病原体管理などミツバチの健康保護のための対策が進んでいるスペインの実態調査。

養蜂場の70%以上が感染しているというVarroa対策のための年次計画や経済的支援を強力に行っている。

(Animal health関係は普段は取り上げていないのだが、ミツバチに関しては日本ではネオニコチノイドばかりが取り上げられるので。ミツバチの健康管理をろくにしないで農薬禁止のみを訴えるのは相当異端。この報告書では殺虫剤の話は出てこない。)

[]子宮内でのアフラトキシンB1暴露はガンビアの乳児の白血球のDNAメチル化と関連する

Exposure to aflatoxin B1 in utero is associated with DNA methylation in white blood cells of infants in The Gambia

13 April 2015

http://www.iarc.fr/en/media-centre/iarcnews/pdf/IJE-2015-AFLATOXIN.pdf

IARCとリーズ大学、ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院、ケンブリッジ大学、クィーンズ大学ベルファストの共同研究で、妊娠中のアフラトキシン暴露のメチローム(ゲノムDNAのメチル化パターン)への影響をしらべた。食品のアフラトキシン汚染がよくあるガンビアの新生児で行われた研究はInternational Journal of Epidemiologyにオンライン発表された。乳児の血液検体から得られたDNAのゲノムワイドメチル化解析で母親の妊娠初期のアフラトキシン暴露が子どもの遺伝子座位のメチル化の数と関連することが明らかになった。

Exposure to aflatoxin B1 in utero is associated with DNA methylation in white blood cells of infants in The Gambia

http://ije.oxfordjournals.org/content/early/2015/04/07/ije.dyv027

115人の母親、母親のアフラトキシン暴露は妊娠1-16週時のアフラトキシンアルブミン結合体をELISAで測定している

[]ヘルスカナダはグリホサートを含む害虫コントロール製品の表示の改訂を提案

Health Canada Proposes Updated Labelling of Pest Control Products Containing Glyphosate

April 13, 2015

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2015/52865a-eng.php

ヘルスカナダはグリホサートを含む害虫コントロール製品の再評価結果についてパブリックコメント募集を開始する。グリホサート(Roundup™や Vision™)はカナダで農業や非農業、林業の雑草管理のために広く使用されている。

決定案はこれらの製品の登録は継続するが製品の安全な使用法についてのさらなるガイドを加えてラベルを改訂するというものである。

意見募集は60日間

Consultation on Glyphosate, Proposed Re evaluation Decision PRVD2015-01

http://www.hc-sc.gc.ca/cps-spc/pest/part/consultations/_prvd2015-01/index-eng.php

表示されている通りに使えば健康への影響はありそうにない、と結論

IARCが最近「おそらくヒト発がん性」と分類したが、ハザード分類は健康リスク評価ではないことに注意が必要。IARCは、実際のリスクを決めるヒト暴露量を考慮していない。カナダでは農薬は暴露量ががんを含む有害影響を誘発しない場合のみ使用が登録される。

職業暴露でも指示通りに使えば懸念とはならない。

(カナダもIARCの判断をきっぱり却下。IARCは遺伝毒性ありと判断していたのでそこは完全に否定)

[]Ambrose大臣は新しい医薬品と健康製品の監視データベースを発表し透明性向上への寄与を強調

Minister Ambrose Launches New Drug and Health Product Inspections Database, Underlines Commitment to Transparency

April 13, 2015

http://news.gc.ca/web/article-en.do?nid=962459&tp=1

Ambrose大臣はカナダ市場で医薬品を製造・販売している企業への査察についての情報をオンラインで提供する医薬品と健康製品の監視データベースを発表した。カナダ人はこのサイトを検索してどの会社がこれまで安全基準を満たしてきたのか、どの会社がそうでないのかを知ることができる

Drug and Health Product Inspections

http://healthycanadians.gc.ca/drugs-products-medicaments-produits/inspections/index-eng.php?_ga=1.21693435.1521366454.1398652256

[]最新モニタリング結果

Latest Rolling Results

http://www.pesticides.gov.uk/guidance/industries/pesticides/advisory-groups/PRiF/Latest+results+and+reports/latest-rolling-results

13 April 2015

鞘付きマメ

バングラデシュ産1検体から安息香酸エマメクチン0.02 mg/kg(MRL 0.01)とヘキサコナゾール0.02 mg/kg(MRL 0.01)、バングラデシュ産1検体からジメトエート0.3 mg/kg(MRL 0.02)、インド産2検体からジメトエート0.04と0.3 mg/kg(MRL 0.02)、ドミニカ共和国産1検体からクロルピリホス0.2 mg/kg (MRL 0.05) とエンドスルファン0.2 mg/kg (MRL 0.05)、バングラデシュ産1検体からアバメクチン 0.03 mg/kg (MRL 0.01)とカルベンダジム0.3 mg/kg (MRL 0.2)とジメトエート0.8 mg/kg (MRL 0.02 ) と安息香酸エマメクチン0.04 mg/kg (MRL 0.01)、インド産1検体からジメトエート 0.03 mg/kg (MRL 0.02 ) とモノクロトホス 0.1 mg/kg (MRL 0.01 )、インド産1検体からカルベンダジム0.8 mg/kg (MRL 0.2) とジチオカルバメート2.4 mg/kg (MRL 1)、ドミニカ共和国産1検体からエンドスルファン、バングラデシュ産1検体からカルベンダジム0.4 mg/kg (MRL 0.2 ) とジメトエート0.2 mg/kg (MRL 0.02)。いずれも健康への影響は予測されない

ブドウ

ナミビア産の1検体からエテホン 2.2 mg/kg( MRL  0.7)、一部の消費者でARfDを超過するためRASFF通知

ミルク

超過無し

オクラ

インド産1検体からアバメクチン0.02 mg/kg(MRL 0.01)、ウガンダ産1検体からプロフェノホス0.02 mg/kg(MRL 0.01)、インド産1検体からアセフェート0.06 mg/kg (MRL 0.01)とアトラジン 0.4 mg/kg (MRL 0.05)とシフルトリン0.05 mg/kg (MRL 0.02) とモノクロトホス 0.02 mg/kg (MRL 0.01). いずれも健康への影響は予測されない

ジャガイモ

検出されなかった

[]FTCはアプリが悪性黒色腫のリスクを評価したり診断できるという誤解を招く宣伝を禁止する最終命令を認める

FTC Approves Final Order Barring Misleading Claims about App’s Ability to Diagnose or Assess the Risk of Melanoma

April 13, 2015

https://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2015/04/ftc-approves-final-order-barring-misleading-claims-about-apps

ヘルス・ディスカバリー・コーポレーションに対して根拠のないアプリMelAppの詐欺的宣伝を禁止する最終命令を認め、同社に17963ドルの支払いを命じる。

(これ

http://www.regnas.jp/press/internet/article0007901.html

胡散臭いアプリはたくさんあるし業界は売れれば何でもいいんだろう)

[]FDAは消費者に対しTri-Methyl Xtremeと呼ばれる筋肉増強製品を使用しないよう警告する

FDA warns consumers not to use muscle growth product called Tri-Methyl Xtreme

April 13, 2015

http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm442494.htm

重大な肝障害と関連する。ラスベガスのExtreme Productsグループが販売しているTri-Methyl Xtremeは蛋白同化ステロイドを含むと宣伝されていてインターネットや小売店やジムで販売されている。

カリフォルニア、ニュージャージー、ユタ州からそれぞれ1人の消費者の有害事象報告を受け取った。死亡事例は報告されていない。

FDAのCDERの法令遵守事務所の上級医学アドバイザーのCharles Lee医師は「蛋白同化ステロイドを含むサプリメントとして販売されている製品は消費者にとって現実的な危険がある」という。合成蛋白同化ステロイドを含む製品を使用した場合の結果として肝障害はよく知られている。

(とりあえず確からしい被害者が3人いれば警告はできるらしい)

[]FDAは食品成分安全性評価(レッドブック)更新のための意見を募集

FDA Encourages Comments to Help Update Food Ingredient Safety Assessment (Redbook)

April 13, 2015

http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm442415.htm

FDAは食品成分安全性評価のためのガイダンス、通称レッドブックの更新作業を始め、2015年5月11日までパブリックコメントを募集する。

[]論文

  • 農業用殺虫剤が世界的規模で地表水を脅かしている

Agricultural insecticides threaten surface waters at the global scale

Sebastian Stehle and Ralf Schulz

PNAS

http://www.pnas.org/content/early/2015/04/08/1500232112

73ヶ国2500カ所以上の地表水の殺虫剤濃度を報告した838の論文のメタ解析。報告されている濃度で規制上の閾値を超えていることが50%以上あり水棲生物の多様性にとって脅威となる可能性がある、としている。

(報告バイアスがあるとはいえ環境モニタリングは必要)

  • 研究が筋肉増強サプリメントと精巣がんの関連を発見

Study finds testicular cancer link for muscle-building supplements

13-Apr-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-04/bu-sft041315.php

British Journal of Cancerに発表された論文によるとクレアチンやアンドロステンジオンなどの筋肉増強サプリメントを使用していたと報告する男性は、使用していない男性より精巣がん発症率が有意に高い。特に25才より若い年齢でサプリメントを使用し始めた場合や複数のサプリメントを使っている人、何年も使用している人で高い。精巣がんは1975年は10万人中3.7人だったが2011年は5.9人と増加している。サプリメント使用者のオッズ比は1.65で、複数使用の場合は2.77、3年以上で2.56、25才未満で使用開始した場合は2.21だった。

  • 中国の医学研究の誠実さに疑問

エディトリアル

China's medical research integrity questioned

THE LANCET Volume 385, Issue 9976, 11–17 April 2015, Pages 1365

中国は英語での科学論文数で米国に次いで2番目である。しかしそれに質が伴っていない。研究不正、捏造、改ざん、盗作、ゴーストライターが中国の成果に影を落としている。今やゴーストライターに加えてゴーストレビューワーがいる。

3月26日から31日の間にBioMed Centralは中国の医学研究所の研究者らによる論文42報を取り下げた。これらの論文はピアレビュープロセスを不適切に操作したもので、著者が推薦したレビューワーは偽物(実在の人物を詐称して別のアドレス、あるいは全くのでっち上げ)だった。詳細な調査の結果、これらのニセピアレビューワーには特定の第三者機関(論文発表サービス会社)が関与することを示唆している。このような不正は、数が多いだけでなく有名な研究所から出ていることが残念である。このことは中国における不正は孤発例ではなく全体に蔓延していることを示唆する。

科学における不正行為は世界的に問題となってはいるが中国の問題は別にある可能性がある。このまま巨額の投資を続けても新しい発見には至らないだろう。

その他

  • 市、保健役人は砂糖入り飲料の警告表示を支持

City, health officials back warning labels on sugary drinks

By Nidhi Prakash 4:57 p.m. | Apr. 13, 2015

http://www.capitalnewyork.com/article/albany/2015/04/8565926/city-health-officials-back-warning-labels-sugary-drinks

月曜日のニューヨーク州議会で、市の役人や医療の専門家は、ニューヨーク州で販売される全ての添加された糖を含む飲料に糖尿病や高血圧を含む健康リスクについての警告表示を求める規制を支持した。企業は反対している。

最近の砂糖入り飲料への課税やサイズ制限導入の試みは失敗している。

  • 正しい食生活が強迫観念になるとき

When righteous eating becomes an obsession

Rebecca Charlotte Reynolds / The Conversation | 13 April 2015

http://indaily.com.au/food-and-wine/2015/04/13/when-righteous-eating-becomes-an-obsession/

「ローフード」や「クリーン」「パレオ(原始人)」などのライフスタイルムーブメントに従う人々の間で、特に食品に過剰に集中する正しい食事病Orthorexia nervosaがみられる。

Orthorexia nervosaはアメリカの医師Steven Bratmanが1997年にニューヨーク北部の共同体での経験をもとに造った言葉である。そこには「正しい」食生活をしなければならないという不健康な強迫観念ができていた。

「私は食べもののことしか考えられなかった。強迫観念になっていることに気がついてもそこから自由になるのが恐ろしく困難だった。正しい食生活にすっかりとりつかれていた」

Bratmanの記述は、医学的理由も科学的説明もなく特定の食品群を排除すればより健康になるという多くの食事に関する現代の流行と類似する。

ローフードの実践者は「身体を浄化し免疫を強化する」ローフードを食べて「身体や精神や魂を整える」。「食品の全てのリビングエンザイムを傷つけないよう」食品は決して44℃以上に加熱してはならない。グルテンや乳製品や砂糖は許されない。

「クリーン」も同様でグルテンや乳製品や肉を排除する。ヨガ教室の後で「スーパーフードグリーンスムージー」についての話を耳にしたことがあるかもしれない。

正しい食事病はどれだけよくあるのか?

「正常な」健康的食生活と正しい食事病の境界線は曖昧であるが、定義の一つとしては「健康的に」食べることがその人の人生にとって相当な苦痛になるあるいは負の結果になる、ことがある。パンを一かけ食べると落ち込んだり不安になったり、厳しい食事制限のために自宅以外では何も食べられなくなったりする。そのような行動は本人の精神衛生だけでなく家族や友人との関係にも影響する。

正しい食事病は臨床的に認められた摂食障害ではないが研究者らはいくつかの質問票を開発している。イタリアの研究者らは2005年にORTO-15質問票を開発した。質問には「1日3時間以上食品のことを考えたり心配したりしていますか?」「健康的な食事のルールを破ったときに罪悪感がありますか?」などがある。カットオフ値を40にした場合イタリアの研究者らが正しい食事病の有病率を57.6%、男女比2:1と報告している。カットオフを35にすると21%である。トルコの医師ではカットオフ40で有病率45.5%、トルコのパフォーマンスアーティストで56.4%、スペインのアシュタンガヨガ教師は86.0%と報告されている。

別の質問票Bratman Testを使うとオーストラリア栄養士は12.8%が正しい食事病である。

それは精神疾患か?

正しい食事病はDSM-5には掲載されていない。掲載を求める人もいれば同意しない人もいる。

バランスを保つ

栄養士で過去に過食症だった私からのアドバイスは

・健康の専門家だろうとセレブだろうと、その助言に科学的根拠がないなら信頼しないこと

・あなたの人生にとって食が最も大切なものだと考えないこと

なにごともほどほどに。